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陣幕つむじ風 (光文社文庫 む 1-10 光文社時代小説文庫)

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Waterflow
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ネタバレ初の相撲物。主人公の陣幕久五郎は出雲を出て大阪相撲に入門、その後鳥取藩米子城代荒尾内蔵助と出会い江戸相撲へ進出。阿波、出雲、薩摩のお抱え力士にもなり慶応3年横綱まで上り詰めました。その後薩摩藩の倒幕運動に協力し活躍。維新後は力士の生活水準向上、大阪相撲再興に取り組み、東京・大阪、京都の三都合併相撲を開催し大日本相撲協会創設の基礎を築きました。村上先生が描く陣幕は情熱家で義理堅く真っ直ぐな人柄でとても魅力的でした。雲伯出身者の倒幕志士の歴史も知れて収穫でした。なお富岡八幡宮の横綱力士碑は貫禄あり必見です!
0255文字
不良牢人
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相撲の世界、こと昔の関取のことを書いた小説はそうそうないらしい。以前に「雷電本記」を読んだが会話が少なく面白くなかった。この「陣幕つむじ風」のほうが登場人物が生き生きとして書かれ面白いかもしれない。後に12代横綱陣幕となる、黒縅久五郎(後の陣幕)が大坂相撲と江戸相撲を往き来しながら横綱になって行く過程と、世が明治に移る流れと相撲界との関わりも少し書かれている。途中まで本気で読んでたが、どのくらい放っていたかしれない。分厚いわりには関係ないことを書きすぎか(笑)
0255文字
こたろう
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主人公が相撲に精進している部分の内容がなさすぎ。何故横綱までなれたのでしょう。
0255文字
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陣幕つむじ風 (光文社文庫 む 1-10 光文社時代小説文庫)評価67感想・レビュー3