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オール・マイ・ラヴィング (小学館文庫 い 14-1)

感想・レビュー
9

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友蔵
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ビートルズ本なのかと思って読み始めたけれど何だか違う。。ビートルズに心を奪われて追い続けるも叶わず。母を早くに亡くし父と姉との三人暮らし。当時の時代背景を織り交ぜながら、物語は展開していく。ビートルズに会いに行く主人公の計画も敢え無く失敗に終わる。色んな人へのいろんな想いの詰まったさようなら。不器用でも何でも良い、皆んなそれぞれが一生懸命生きているからこそ、何気ない日常が一番素晴らしい。
melon.。.:*♡

友蔵さん、読了お疲れ様です😀たしかにここに出てくる人たち、みんな不器用で、それでも一生懸命に生きてる姿がとても愛おしくて。。良い小説ですよね😊何気ない日常が一番素晴らしいって気持ち、よくわかります😊

04/13 15:05
友蔵

なんか、私の知らない時期だけど、当時の日常を感じました。

04/13 16:37
0255文字
岬
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★★★
0255文字
KOU
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ビートルズに関わるものとして興味があって手に取った。丁寧に当時の時代を書き込む作品として、書き手の力量が感じられる。一つのストーリーを書くというよりも、うまく表現できないが当時の空気感を伝えたかったというような印象を受ける。当時を生きていたわけではないが、なぜか共感できる不思議な物語だった。
0255文字
Manon☆
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自分の気持ちをなぞってくれているような文章がたくさんありました。思い出に感謝したくなります。昔、島村洋子さんの『オール・マイ・ラヴィング』も好きでした。
0255文字
うっしー
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ネタバレ最初の内こそ、ビートルズ来日にわくわくする田舎の少女の物語だが、実は同時代の空気感たっぷりな「ひっそりとした」日常の出来事が語られる。登場人物のちょっとした仕草が丁寧に描かれていて、不思議な生々しさを感じながら読み終えた。舞台になっていると思しき町は、実はぼくが生まれ育った故郷の隣町であることや、この時代の風景を微かながら記憶していることが、その原因なのかもしれない。
0255文字
馨
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ビートルズの特集番組にて、作者ご本人がビートルズを好きすぎて本作品を書いた、とおっしゃられており興味が湧き読了。終始ビートルズの話題かと思っていたがそうでもなく、日々起きる出来事や同級生とのふれあい、よく行く文房具店のばあちゃん、時々ビートルズも絡みながらあの時代(進駐軍がおり、ベトナム戦争が始まっていた時代)の人の暮らしぶりがよくわかりました。レコードが高くてドーナツ盤を買うのがやっと、レコードプレーヤーの前に座って針を慎重に落として曲を聴く姿など、その時代生まれていないのに懐かしいと感じました。
0255文字
ひかる
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文章なのに、主人公である中学生の喜久子の周りが、関わるすべてのひとたちが、色づいている作品だった。色彩豊かな登場人物ばかりなのだ。もしかしたら、これは喜久子の感性から、そう見えてくるのかもしれない。父親、既に亡くなっているが母親、姉、ネコシマのニーさん、おばあさん、真山くん。そして、喜久子と同じくビートルズが好きな、白石さん。どの登場人物も自分の色を持っている。ゆるく、淡く、やわらかく続いていく話の中で、でも、1960年代の日本が、きちんと景色として見えてくる。勿論、ビートルズの曲達と共に。
0255文字
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