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それでもパレスチナに木を植える

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にたいも
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『ママとマハ』『パレスチナのちいさないとなみ』の彼らの笑顔を思い浮かぶ。白血病で治療が必要なのに病院に行くのに許可が要る、親なのに見舞いに行く許可がおりない、デモの人々への催涙弾、畑がつぶされてイスラエル人の入植地になる、学校を出たところで撃ち殺される、家にコンクリートを流し込まれる。それが、知らない誰かではなく、美香さんが親交を結んだ顔の見える大切な人々の身に起こっていること。畑を耕し、実りを収穫することに喜びをもつパレスチナの人々。2023年10月7日が始まりだと思っている人も読んでほしい。
0255文字
そら。
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日本ではほぼニュースで取り上げられる事のないパレスチナ問題。イスラエルによる分離壁や占領、入植地の拡大、封鎖、抑圧、不当な逮捕、人権侵害が常態化し悪化するばかり。 そんなパレスチナで「家族たち」の家で暮らし「日常」を追う事にこだわり続けた数年間の渾身のルポ。 読後、やりきれない気持ちと無力感でいっぱいになったが読んで良かった。
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愛希穂
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パレスチナのことに関心を抱いている日本人は少ないかもしれません。でも、ぜひ読んでもらいたい一冊。 パレスチナに生きる人々と一緒に生活をし、その彼らの日常を伝えている。 でも、その日常は私の日常とは大きく違う。死が隣りあわせと言っても言いすぎではない状況下に置かれている。 それでも、もてなす心を忘れず、またお互いを気にかけながら日常を生きている人々はすごい。この本に収められているパレス…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)
愛希穂

【感想1】パレスチナのことに関心を抱いている日本人は少ないかもしれません。でも、ぜひ読んでもらいたい一冊。 パレスチナに生きる人々と一緒に生活をし、その彼らの日常を伝えている。 でも、その日常は私の日常とは大きく違う。死が隣りあわせと言っても言いすぎではない状況下に置かれている。 それでも、もてなす心を忘れず、またお互いを気にかけながら日常を生きている人々はすごい。この本に収められているパレスチナの人々の笑顔も素適。 パレスチナの為に何もできない私だけど、知ることだけはこれからも続けて

06/09 09:35
愛希穂

【感想2】いきたいと思った、そんな一冊。 それにしても、イスラエルの残虐な行為が、人権無視の行為はあまりにも酷すぎる。 この本を読んで、同時に思ったのは沖縄のこと。そして、もしかしたらパレスチナで起きていることが、身近で起きないとは決して言い切れないのではないかとも思えた。

06/09 09:35
0255文字
かもめ通信
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写真家の高橋美香さんの最新刊。パレスチナに何度も足を運び、そこに暮らす人びとと寝食を共にするだけでなく、収穫作業を手伝ったり分離壁に抗議する非暴力デモに参加したりしてきた彼女は、自分の立ち位置をはっきりさせた上で、彼女の考える「真実」を真剣に語ってくれる信頼できる語り手だ。分離壁や入植地は増大し状況はますます厳しいものになっているが、この本の中に凄惨な写真は掲載されていない。写し出されているのは沢山の笑顔や真摯なまなざし。深い愛情や悲しみを全身で表現しながら営まれている人々の暮らしぶりだ。
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