形式:文庫
出版社:白泉社
淋しくて愛を求めるばかりだった葵が健気で不憫なシモンの弟テオに幼い頃の自分を重ねて、人を愛し慈しむ喜びを知っていく様に安堵。シモンが素っ気ないながらもテオだけは可愛がってる事実にも救われた。葵が日本に帰される経緯や帰国後身籠っていた息子空と隠れるように細々と暮らす様子も切なくて。早く何とかしてくれ!と焦れ焦れの極みなところで待ちに待った胸熱展開が。再会し、不器用無自覚に必死で葵達を守ろうとするシモンが本当に素敵。幼い空に背中を押されてシモンとの愛を選んだ葵に拍手!漸くスタートラインに立てた2人の続編へ。
ムシシリーズ⇒『愛の巣へ落ちろ!』(小説1冊&コミカライズ版①~③)→『愛の蜜に酔え!』→『愛の裁きを受けろ!』→『愛の罠にはまれ!』→『愛の本能に従え!』→『愛の在り処をさがせ!』→『愛の在り処に誓え!』→『愛の星をつかめ!』→『Love Celebrate! Gold-ムシシリーズ10th Anniversary-』&『Love Celebrate! Silver-ムシシリーズ10th Anniversary-』→『愛の夜明けを待て!』◆他、同人誌や冊子類多数。収集可能分のみ順次登録中。
このシリーズ、澄也の功績がデカすぎるので作品の中でノーベル賞とってもいいぐらいだと思うw
メモ : 並木葵(ナミアゲハ)/翔(レッドニータランチュラ)/シモン(グーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラ)/テオ(レディーバードスパイダー)(イワガネグモ)
大公の弟・テオが大事にしていた絵本は「星の王子様」かな?そして葵が持っていたのは「銀河鉄道の夜」? 「・・後じさっていた」とあって「後ずさっていた」じゃない?と思ったら間違いじゃなかった。ええ~そうなんだ、ひとつお勉強。
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