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まいない節 献残屋佐吉御用帖 (PHP文芸文庫)

感想・レビュー
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ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
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主人公の献残屋の手代佐吉が、賄賂に対する幕府役人を咎める話し。物語が途中からどんどん拡がり、誰が主人公か分からなくなる程だった。私的にはもう少し佐吉を中心にしてほしかった。また、佐吉の想いがどんな生き方から来るのか、佐吉の生い立ちを書いて欲しかった。ただ、山本一力さんの作品としては、大作だったと思う。読み終わって満足、満足。 【4.2】
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大工のおかみさん
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江戸時代の物語は、一本筋の通った男達が出てきての話しが楽しみです🎶説明が長いなと思いながらも、その時代、職業、人間関係をつぶさに登場させ、佐吉に繋げて来るのが面白かったですね(✿。◡ ◡。)
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しん
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説明が多すぎ。話が多方面に広がり過ぎ。 もっと絞ってストーリー展開したら、一気にドキドキしながら読めたと思う。 もったいない!
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nakmas
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年末年始で読み終わる予定だったけど、 600ページの物語はそれほど容易くはなく。。 久々に小説の世界、一力さんの世界に浸れて満足している。 後半もだいぶ詰まってから、さらに新手の人物が出てきて、でもしっかり収束させる。この本もその型で、どう終わらせるのか、最後までドキドキでした。
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千日紅
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★★★☆☆大名や幕臣から進物を買い取り、転売するのが仕事だけに、役人たちの裏の裏を知り尽くしているのが献残屋。その手代佐吉は得意先である浦賀奉行所の役人が抜け荷に手を染めていることを知り、悪事を暴こうとする。壁にぶつかる佐吉の前に現れる肝の太い男、そして情の深い女。一本筋が通った男である佐吉は、彼らの力を借りつつ、敢然と悪徳役人に立ち向かう。
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黒柴アーモンド 豆もん部長
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命を懸けた男達の熱い生きざま、触れると火傷しちまうぜ!ってな感じでごぜぇやす。
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つきみのくま
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山本一力の小説なんだろうなと思いながら読み進めました。 正直なうどん屋の話かと思ったら、転売を生業とする手代が、開国前夜を背景に悪徳役人に毅然と立ち向かう話へと、何だか忙しく幕が下りてしまったような。結構厚い文庫本であったが、主題が何となく分からず、キツネにつままれたような。 文明開化の裏話的な背景の知識が深まったような気もしたが。
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jima
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焼津のカツオ漁から始まり、献残屋(進物を買い取り転売する)やら廻漕問屋やら、癖のある強面がいろいろ出てきて、鯨漁や黒船騒ぎまで盛りだくさんだった。
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ポーター
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ネタバレかなりのページ数でやっと読み終わりました(笑)やっぱり一力節はいいですね。佐吉の周りには男気溢れる人物が多くてよかったです。宅間捕縛のシーンがあっけなく、今でいう司法取引?みたいな形で終わっちゃったのは拍子抜けでしたが(笑)面白かったです。
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koba
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著者恒例の江戸時代のお仕事紹介小説。今回の職業は現代のいわばリサイクルショップの店員。リサイクル品の流れが現代と違うのは、販売、回収、リサイクルを1軒の店が行っていること。お話しはいつものとおり、男を売る侠客のような人物が多数登場。主人公がその生き方に打たれ、己もそれらの人々を見習って人生を歩もうとする。毎回違う職業を描き、登場人物も違うが、お決まりのキャラクターは懐の深い大店の旦那、任侠の親分、自分の職業、特技に誇りを持っている職人たち。小道具はお茶とお茶請け。お茶の入れ方、飲み方で人間の大きさを測る。
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marsa
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やっぱり山本作品は漢が惚れるような漢たちのストーリーがいいな。献残屋とは合理的なな商売かと思いきや怪しい商売に思えたがあと出てくる役者がもっと悪いやつらでナニコレと思っちゃう。正義は?黒船来襲のどさくさで一番悪い役人は逃げちゃうのか?とか胸に響く山本作品ではなく残念。登場人物多すぎ。お茶の講釈いつもながら多すぎ。
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トラジ
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ハードボイル調時代小説。正義感の強い献残屋の手代佐吉を中心に抜荷を企む悪徳商人と役人の悪事を暴いていく。登場人物の心情描写が少なく事象の積み重ねで淡々と進んでいく展開なのでページ数の割に薄い内容。冗長な感じ。
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まいない節 献残屋佐吉御用帖 (PHP文芸文庫)評価51感想・レビュー12