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おばちゃんたちのいるところ - Where the Wild Ladies Are

感想・レビュー
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TOMIKA306
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どなたかのレビューを拝見して「読みたい本」リストに入れていました。連作短編17本。全て歌舞伎や落語などをモチーフにしてあります。読み始めた時はトンデモ小説かと思いましたが、読み進める内によくわからないけどほんわかしてきました。最終ページに元になった落語などの題目がまとめて記載されているので、あらすじを調べて再読すると面白さが増しました。落語をよく知っていたら最初から楽しめたのになぁ...。
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き
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怪談を現代版にしたストーリー ショートストーリーがちょっとずつ世界線が繋がってるのが好き みんなすごく楽しそうでなんかよかった 外国語でも読みたい
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かっこちゃん
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ネタバレ正月なのに、図書館で選んできたこの本、なんだかこれも幽霊話。(笑)まあ、全然怖くないし、何処か聞いたことのあるお話だし、それぞれに微妙に繋がってるし、どれも、なんだかえらく軽ーいお話になってるし。本の最後に、(各作品のモチーフ一覧)が出ていて納得いきました。うーん。どれも同じ様な気もするけど、「クズハの一生」と「下りない」が好みかな
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七月
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女の情勢や考え方に寄り添えてる分、男の造詣がファンタジーだなと思った。序章みたいな尻切れの短編がいくつも続いて大丈夫かなと思ってたら話の繋がりも出てきて面白いスタイルだった。 ただここから本編が始まってほしいなというくらいなんか中途半端に終わった気分でした。
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てつろう
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幽霊の話が多い短編集。古典落語にありそうだと思ったら、最後に出典があった。
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くっきー
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ネタバレ亡くなった人たちが幽霊になって現代を生きている不思議な感覚の短編集。落語などにお話しのモチーフがあるようでした。
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yukiko.k
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ネタバレ初読み作家さんかな。繋がりある世界の短編集。 読み始めた一章目、自分を褒めるセリフが繰り返され読みづらい…と思っていたら、まさかのおばちゃん幽霊っていう面白設定におぉっ!と喜んでみたら、その後それ以上に不可解現象に訳がわからなくなり…ただ、続きの章を読み進めていくと何か癖になる面白さを感じてしまい、ちょっとハマってしまった。 バカリズムさん的シュールさを感じて面白かった。
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とり
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「女が死ぬ」から気になっている松田さん。タイトルや表紙からは想像していなかった、落語や歌舞伎のお話をモチーフにした短編集でした。お話を読んでから元ネタを探し、ふんふんこういう話なのね~と知るのも面白かったり。ちょっと不思議で、でもなんだかひっそり本当にありそうなところが好き。独り身な私としては、「ひなちゃん」のお話がうらやましかった。深夜の女子トーク、楽しそうじゃない?
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ばう
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ネタバレ★★★『スタッキング可能』を読んで以来気になる作家さんの1人である松田青子さんの作品。この世ならざる者たちが主人公の短編集。有名なところではお岩さんお菊さん八百屋お七などなど。彼女たちが現世を漂っていたらこんな感じなのかな?とにかくみんなとっても元気で生き生きしてる(死んでいるけれど)。各話はゆる〜く繋がっていてそれも楽しめました。生者と死者両方が働く会社って面白すぎる。この会社の話と亡くなった母親の幽霊の指導?によって死んだ人が見えるようになった茂を主人公にした別の話があれば読んでみたいです。
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ねこやなぎ
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やたらと幽霊や異形の者が登場して、タイトルから想像していた内容とは全然違いました。 各話が繋がっているようで、ただ同じ人物が登場しているだけだったりで、ちょっと中半端な印象でした。
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meg
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面白かった。短編集でいくつもお話があって、繋がっていないようでゆるく繋がりがある。すべて幽霊とか怪談の話が大元にある。そういう存在が現代を生きてみたら…みたいな話がたくさん。全然怖くないしゆるいしどの話も面白かった。元々の怪談話では冷遇されたり苦しんできた女性たちが現代で生き生き自分らしく楽しく生きる様が素敵だったし、共感する考えがたくさんあった。知らない怪談話もいくつかあったので元の話を知った上でもう一度読んでみたい。
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ぽん吉
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ネタバレ読みたい本がありすぎて何も読まないという愚行をしていた私ですが、母に勧められた本を少し読んだら一気に読み終わってしまいました。 めっちゃ面白かった!短編集だから読みやすいというのもあるし、不思議すぎない不思議感で、私には刺さりました。 最初の「みがきをかける」では、脱毛したら死んだおばちゃん見えるの?最後毛むくじゃらになるの?とツッコミところが最高で、読み終わる前から周りに共有したくなる本でした。 最後まで読んで、題材が落語だからこんなに面白いのか!と納得。本家の落語も聞いてみようと思います。
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toshi
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短編小説と言うかショートショートと言うかと言った感じの小説集。 ファンタジックでシュールな感じな作品が多い。 微妙に登場人物が重なっていたりするけれど、統一感は無い。
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イシュア
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換骨奪胎
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ととろ
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新聞で女性に関する評論を書いているのを読んで、作者に興味を持った。この本はゆるく内容がつながった短編ファンタジー?みたいで予想外だった。久々に小説読んで、やっぱり言いたいこと言いやすいのはフィクションなんだなと思ったけど、結局、女性が大活躍してても、それを管理するのは男?ってところがモヤっとした。なんで、女性だけの会社にしなかったんだろう。
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barcarola
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なんだか楽しそうなタイトルと思って読み始めたら、次々と登場する幽霊。落語などの怪談話をモチーフにした短編集でした。でも、怖い話というわけではない。……表面的には。
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Keiko  Miura
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一気読み こんな人や会社ごあったら 2024.4
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かなこLIED
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初めての作家さん。なんの先入観もなく読み始めた。生きる者と死者が半々で存在する世界になぜか笑みが溢れる。俯瞰でみるより下界に降りた方が未練がなくなるからかもしれない。作者は姫路のご出身なのか?姫路城のおはなし「下りない」がよかった。他の作品も読んでみたい。
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KEIKO YAMAYAMA
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ネタバレ自殺した叔母は死後も典型的な明るい大阪のおばちゃん。息子が墓参りに訪れる度に「千の風に乗って」を熱唱するコミカルなシーンもあれば、歌舞伎、落語などでお馴染みのお化けが登場する。彼女らはとてもファンキー 人間よりも前向きでむしろカッコいいなと感じる。彼女らが勤務する「我が社」では生きている人と霊が勤務。霊が見える汀という男性社員がパワーのある霊、人物をスカウトし業績アップに導いている。おばちゃんの息子 茂も社で働くようになり頼もしくなっておばちゃんもほっとしている事だろう。
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わさび
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ネタバレそろそろ金木犀の香りが感じられる季節になるのでタイムリーな内容もあった。化けて出るくらい後悔が多い人生を送るのではなく、女性が自分の人生を生きていける社会になっていかないとと思う。著者は姫路出身のようで、姫路モノレール跡や水族館、姫路城のお菊井戸などのエピソードが取り入れられていてご当地小説としても楽しめた。
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ごりぴー
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それぞれの話がなんとなくつながってるのが面白かった
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Theodore
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短編集。3話目の「ひなちゃん」が百合。…何も先入観がない状態で読んだので、2話目まで落語等がモチーフになってることに気がつかなかった。あまりそちらの方面には詳しくないが、話自体は概ね面白かった。元ネタに詳しければもっと楽しかったのだろうが…。なお個人的には「ひなちゃん」の他、「エノキの一生」が好き。残念なのは全体的に女のための物語っぽく仕上げておきながら重要人物が男性であること。1話のおばちゃんの息子とか男性会社員とかいらんがな。むしろおばちゃん自身を取り上げた方が本のコンセプトに合っていたかと。
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あんこ
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歌舞伎や落語の怪談をモチーフにした短編集。生きてる人や死んでる人が主人公になって、とある会社でゆるく繋がってる。元ネタの話を「子育て幽霊」「四谷怪談」「皿屋敷」ぐらいしか知らないけど、もっと知ってればもっと楽しめたのかな。でも面白かった。私も死んだらこの会社で働きたいな。表紙をぐるりと囲んでいる人たちの絵が各話の登場人物で、これがこの人か、と探すのが楽しかったです。
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Stasiia
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振り向けば隣にすぐありそうな、知ってる人だけが感じている日々
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chiro
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ほんわりにた独特な世界観の中にも女性の理不尽があちこちに滲み出ている。でもこの作者はもっととんがった方が好みかなぁ。
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Nan
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ネタバレ不思議なストーリーの短編集。死んだ人が普通に玄関からやってくる最初の短編。そして「牡丹柄の灯籠」では謎の女性2人組の押し売りセールス。そして表題作「おばちゃんたちのいるところ」はこの本の心臓部。お母さんを自殺で失った茂くんが勤め始めた謎の多いお線香の会社。ここで働くゆうれいたちがこの後のお話に出てきます。宝石の写真がたくさん載ってる新聞チラシのエピソードがあったんだが、すごく懐かしかった。はいはいハサミで切った、切った。宝石屋さんごっこに使うんだもの。現代版しゃばけみたいな感じで楽しめました
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てぶくろ
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★★★☆☆ 「悪い意味で平等になった。女が上がらず、男が下がってきた」←ここが切ない。
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かげろふ
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オマージュに溢れてるところなんかはおもしろいと思ったけれども、読みものを期待しちゃった自分にはちょっとタイミングが合わなかったかもしれない。丸括弧の中の補足文とかに遭遇すると地の文に混ぜて書き上げたものを読みたくなってしまうもの。松田さんってもっとラディカル(?)なのも書いてそうなので、そっちも読んでみたいと思います。
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marcy
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ネタバレ「女が死ぬ」を紹介されていて松田青子さんの本をまとめ買い。初めて読んだのがこの本でよかったと思う。特に気に入ったのは「エノキの一生」「クズハの一生」。「彼ら」と「彼女」の対比は翻訳家でもある著者の世界観を表していて、ざっと勢いよく読むだけではもったいない作品群だと痛感した。下敷きになっている落語や歌舞伎が分かればもっと深く楽しめそう。英文科卒の著者は、シェークスピアやギリシャ神話、マザーグースをベースにした英文学の技法なども大いに参考にして執筆されたのだろう。現代のフェミニズム文学ここにあり。
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miyuneko
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これは、ファンタジーと見せかけて女の置かれている窮状をさらりと、しかし確実に訴えかけてくる。語り口が軽快なので騙されてしまうかもしれないが、お菊さんにも八百屋お七にも負けない、女の恨みつらみが詰まった怖い一冊。
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かな
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落語とか民話、戯曲とかをモチーフに軽い感じで書かれた、軽い感じの連作短編集。自殺したおばちゃんや、幽霊としてさまよう者達が、有る会社に雇われ、私たちの前にひょっこり現れ心を癒していく。どんな小説、作品と言われてもよくわからんかったけど、自分から死を選んだ人、殺された人、いろんな理由で亡くなった人達がいるけど、死んだら自由。未練を残さず軽い気持ちで生きている。死んでるのに生きてるというのも変だけど。有名な幽霊も登場するけどみんなとにかく湿っぽさがなく自由奔放に生きてる。それよりスカウトの汀さんって何者。
かな

よくわからんかったけど、死を推奨している本じゃないのは確かで、単に軽いのりで書かれた幽霊たちの愉快なその後を書いた本なのかなぁ。作者の名前も松田聖子さんと読み間違えたら面白いという理由の軽いノリで読み方は「まつだあおこ」さんと読むらしいです。

01/24 10:24
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ジェナ@読書の秋
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おばちゃんたちが死ぬとおばちゃんたちの幽霊になり、おばちゃんたちの幽霊が死ぬと空気、土、水滴になり、重く鋭い文学の断片が次々と生まれる。古典怪談に登場する哀れな女性たちが現代にやってきて、外の世界から課せられた様々な足枷が残っていても、著者は彼女らが内なる力を見つけて、自分のやりたいことを生きられるようにさせる。どの話にも大きな力がある。無論、こんな強さは生まれ持ったものではなく、誰かから与えられたものでもなく、挫折や困難の中で自分自身が培ってきた鋼の鎧。おばちゃんたちのいるところはいたるところにあるよ。
ジェナ@読書の秋

えかさん、実際に地元の公共図書館からこの本の英訳版を借りました。私が図書館にいたとき、知り合いの司書は、悲しい日本の民話の女性についてのとても奇妙で暖かい本だとコメントしました。

01/14 08:10
サラとにきぴょん\( 'ω')/

しょええええ > カリフォルニア州の嵐 18万世帯が停電とか例年の4〜5倍(!)の降雨量とかひええ(°Д° ))))... そんな中でシェルター…… にきぴょんのお友達もDVから逃げてシェルターのお世話になった人いるですー。みんな安全になるといいね。安全じゃないとなあんにもできないからね……

01/15 07:20
10件のコメントを全て見る
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noribei
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もう少し 茂君や汀さんが前面に出てきた方が好きかも。趣向は好き。
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千頼
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おばけも死ぬことも全然怖くないじゃん!と思える一冊。あのおばけもこの幽霊も、すべてを忘れて無になるのではなくて、自分を保ったままで居場所と生き(?)甲斐を見つけているところがまたいい。強いて言えば、最初のおばちゃんたち家族について、もう少しだけ読みたかった。【図書館本】
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Matoka
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めっちゃ面白くて一気読みしてしまった。スタッキング可能でちょっと苦手意識もってしまってたけどとんでもない!しばらく積んでたのを後悔した。
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わたしは元気
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なんだか、不思議なお話。 この本を読み始めてから、変な夢をみます。
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ちぃ
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面白いよ!って言われて読んだ短編集 面白いのもあれば、???なのも… 元ネタが知らないせいもありそう もっと最初の話の家族を軸に進めてほしかったな
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チタカアオイ
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【図書館】
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あひるのふせん
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ネタバレ作中に『かいじゅうたちのいるところ』が登場することにもその象徴であるように、各編が落語や歌舞伎に元ネタがあるパスティーシュ短編集。ただし由緒正しい物語が下地にあろうとも、この作者にかかれば軽やかで、自殺した母親ですら軽い。サクサク食感。そこかしこに生前の苦しみを語る場面はあるのですが、いつまでも執着できるものじゃないという清々しさが読んでいて気持ちが良かった。元ネタのおかげだけではないでしょうけれど、どれもオチのある話で楽しく、どの編も驚きというより妙な親しみがわくような、後味の良い感覚を味わえました。
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基本読書は昼休み
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現代人のもとへおばちゃんたち(八百屋お七や皿屋敷のお菊)が一肌ぬぎにやってくる。歌舞伎や落語をモチーフとした怪談の連作短編集。 モチーフとされたものがイマイチわからないからなのか、面白いのもありつまらないというか何だかよくわからないのもあり。
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