形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:PHP研究所
形式:文庫
形式:Kindle版
従来の説とは違う思惑なんだ。大国の唐は、やはり強かったなあ。新羅の外交作戦に、上手くやられたね。
えにくすさん、従来言われてるのとは180度違う感じでした。ネタバレになっちゃうけど、新羅と秘密同盟を結んでいて百済はむしろ切り捨てた…というような筋でしたよ。なかなか面白かったです。
はくすきのえでしたっけ?
「はくそんこう」ねー! 美味しい「中華料理店」じゃないですよー!
おお!初読みなんで、他も読みましょう!!
カサスですか!?こういった歴史ものは、あまりやり過ぎると醒めてしまうのかもですね‥
チョイ悪イケメンな入鹿、お腹の底まで真っ黒な鎌足、個人的に登場が嬉しかった高向玄理♪楽しい~♪この作家さんのエロスとバイオレンスな聖徳太子ものはあまり頂けなかったけれど、この本はけっこう好きです(*^^*)
そうなんです、飛鳥奈良時代って酷いんです。私はこの時代の小説が好きですが、あまりないのが残念です。タイムスリップできるなら天智天皇 天武天皇に会ったみたい。
久し振りに、「日本史年表・地図」吉川弘文館刊、を引っ張り出して調べながら…。
百家や三国志キャラに比較しているので、ディープな三国志ファンは必読。呉のラストエンペラー孫皓の墓はどこにあるかが語られます。新羅キャラが仲達親子を参考にしていたと語られます。高句麗キャラは陰が薄い。高句麗のファン(居るのか?w)は読まなくていいでしょう。唐ファンは結構居ると思うが、宗主国唐と準宗主国倭と属国の三国(高句麗・新羅・百済)の戦いを知るテキストとしては良書。
穿ち過ぎです!と作家さんからコメントいただきましたw 推古紀三十一年七月条の田中臣の台詞「百済は是れ反覆多き国なり。道路の間も尚し詐く」と出典まで教えていただき恐縮。ちょっと得した気分。
たしかに「天平の甍」とか読むと、行き来するのは命がけという印象だったんですが、秘密の使者さんとかかんり頻繁に行き来してますもんね。
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