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ギレルモ・デル・トロの怪物の館 映画・創作ノート・コレクションの内なる世界

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ネタバレ完璧求めるが報いはない理不尽世界のはみだし者。完全の対極、生存が目的の怪物。怪物映画は聖人伝。怪物は欠陥の物語→人間の意味。全知へ警鐘。怪物の思慮と誠実。完璧さの基準は移ろうのに不完全は常に悪。怪物に悪意なく人間こそ危険/映画は支配と事故の均衡、カメラ演技セット/創作ノートは自分や過去との対話。アイデア。イメージの特異性や詳細/芸術は魂が動かされる事象に起因する。卑俗から高貴理想作る錬金術。低俗些事を職人技拡大し主題に迫る/過去に定義された自分に対処しないと未来がない。自分は家族に打ち砕かれ支えられてる。
0255文字
ぐうぐう
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限定3,000部の『AT HOME WITH MONSTERS』展公式ガイドブック翻訳版。部数が少ないのも頷ける。なぜなら、この展覧会、日本では開催されていないからだ。しかし、デル・トロのファンであるなら、買わずにはおれない、そんな充実の内容になっている。デル・トロの怪物コレクションを収納した、通称「荒涼館」。そこに蒐集された膨大なコレクションをお披露目した展覧会が『AT HOME WITH MONSTERS』だ。(つづく)
ぐうぐう

個人的に蒐集したモンスター関連の絵、人形、等身大の彫像を見ていると、デル・トロの創作の源泉を感じ取ることができる。異形なものへの偏愛は、一見、ティム・バートンのそれと重なって見える。しかし、バートンが異形のものにマイノリティの悲哀を感じるのに対し、デル・トロは社会を映す鏡を見ている。あるいは、創造主の想いを感じている。デル・トロが特にフランケンシュタインの怪物に惹かれるのは、たぶんそんな理由からだ。(つづく)

07/26 00:27
ぐうぐう

そう気付くと、バートンの映画がいつもパーソナルなものであるのに対し、デル・トロの映画は『パンズ・ラビリンス』にしろ、『パシフィック・リム』にしたって、個人的趣味を全開させているように思わせつつ、社会を感じさせるではないか。デル・トロの映画の怪物達が、ときに破壊的なのは、そんな理由からだろう。

07/26 00:28
0255文字
本の汚れは愛だよね。
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ネタバレパンズ・ラビリンスのナナフシ #虫の日
0255文字
本の汚れは愛だよね。
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ネタバレ伊藤潤二先生が描いたパンズ・ラビリンスのペイルマン
0255文字
本の汚れは愛だよね。
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ネタバレ◾︎ギレルモ・デル・トロの怪物の館 We Accept Her, One of Us! Gooble Gobble!
0255文字
本の汚れは愛だよね。
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ネタバレクラナッハによる子牛の怪物の木版画。 ルターが腐敗したカトリック教会の体現と解釈したそうです。
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