形式:単行本
出版社:ポプラ社
形式:Kindle版
あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
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なんとなく、伝わって来ました。
オオカミ様の正体も面白かったが、時代違いはすぐに思ったことだったからなぜ気づかないんだろうとはオオカミ様の言葉通り少し思った。例えばスバルのイケメンとは?は疑問に思った時点で聞けばよかったし、アキがポケベルを持ち込んだり、チョベリバ〜みたいな言葉を使ってたらすぐ分かったんじゃないかなぁ。言葉の流行ってやっぱり違和感感じるし。リオン以外の記憶が無くなったのはショックだけど、こころとリオンはいい感じになりそうだし、ウレシノとフウカも気づきあって欲しい。そして喜多嶋先生が親身になってくれた理由もわかって良かった
ちょうど3/31に読み切りそうだったのに、少し時間かかってしまったのが残念だが、このタイミングで読めて本当に良かった。久々に読み応えがあり、続きが気になり、読み終わったあとも心にグッと沁みて泣ける本を読めた。辻村さんの作品でツナグより好きなものに出会えました。7人+オオカミ様の幸せなその後を思って。
辻村深月作品は順番が大切とは聞くのですが、ガン無視して読んじゃってます私。それでも面白いなんてえらいこっちゃですよね。盲目的な恋と友情、闇祓などダーク辻村おすすめです。
ガン無視して読んだ場合ある作品の本当の意味が分からなくなるしある文の意味も分からなくなります。また前の作品の主要人物がサプライズ登場しても読んでおけば「あ!〇〇にまた会えた!」と喜べるのに読んでいないと「この人誰?」で終わってしまってもったいないです。最低「ぼくのメジャースプーン」「スロウハイツの神様」だけは先に読んでおくほうが絶対に得した感は得られますよ。
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