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シャンデリア

感想・レビュー
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zephyr
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「わたし」が通うデパートには、3階分くらいの吹き抜けにシャンデリアが吊り下げられています。そのシャンデリアが落ちて、その真下にわたしがいて、シャンデリアの下敷きになってしまうことを想像します。わたしは、デパートの中に入っているいろいろなブランド店に行って買い物をしたりするのですが、この小説において随所に、このシャンデリアが落ちてくることに、思考が戻ってきます。シャンデリアが落ちてきて、私がそのシャンデリアの下敷きになることは、何を象徴しているのでしょうか。その意味合いを考えさせられました。
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ぎょうざ
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2025(3)★★★☆☆ お金があるけど心の中はぽっかりなんとなく寂しいのかな、主人公の人。お金じゃ満たせない人との会話や思い出の気持ちってあるよね。その価値って高いと思う。
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chanrisa
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短編。 全身ハイブランドで固めて百貨店内を練り歩くお婆さんをもし一目見たら表面的に憧れてしまうけど、タクシー運転手になった娘と楽しい交流を続ける母の方がいいなと思う。
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mimosa
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新年早々ゴージャスですさんだ気分に…トム・フォードのココアミラージュ、カルティエ、タンクアングレーズ、バーキン25のローズサクラ…逃れられない呪文のようによどみなく語りての口からこぼれ落ちていく
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kohei92468
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20分程度で読めるのに満足感が高かった。主人公の気持ちに共感できないけど、こう言う身分になれるといいなぁとは思った。自分でやってみることで、主人公がどう言う気持ちであの発言をしたのかわかるようになるかも。
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トコトコ
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思わぬお金が入ってきても元々が充実した気持ちが無かったら使い方も違ってくるのかな。寂しさが感じる
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きよし
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不思議な薄暗いお話。女性は淡々と百貨店を巡る。煌びやかな商品へのときめきも無ければ、自身の中の何かが満たされることもない。私の共感もなく、老婆への暴言も理解できない。闇を語るには短い作品で謎が多く、物足りない印象。
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minari
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ネタバレひかりがありありと溶け残った終わり方に、かえって自分ひとりが突き落とされるような気持ちにさせられたが、それで良かったと思った フナの漫画が読みたいね
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杪
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お金がたくさんあっても幸せとは限らないんだな。 「クソババア」にびっくりしたけど、爽快感!
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Sydney
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ネタバレもっと読んでいたいと思った。呆気ない短編だったのであまり深い感想も感情移入もなかったけど、美しいものを自分のものにしたくなるというか、一部にしたくなるあのトキメキを感じながら読んだ。“銀行口座から九百万円が引き落とされるだけのことなんだけれど、こんな小さな物と九百万円を交換するということの意味がだんだんわからなくなってくる”。私はここで衝動買いをしない方だけど、これを感じたことある女性は多いのでは。とはいえ、リテールセラピーはよく効く。
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凛
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孤独な中年女性の主人公が一日中デパートでハイブランド商品を爆買いする話。デパートでの爆買い描写はスピード感があって、また自分は一生できない経験なので読んでいて爽快感すらありますが、主人公はあくまで淡々としているところに心の闇の深さが垣間みえます。この虚無なお金しかない生活がある日、それこそデパートのシャンデリアが落ちるように終わりを待ち望んでるのが悲しい。お金があっても埋められない絶対的な孤独、読んでいて共感さえ覚えた。
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ゆいまある
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これ好き。主人公は46歳女性。金に困らない彼女は一日をデパートで過ごす。私、コロナ禍で旅行に行けない時に知ったのだが、高いものを買うと高揚する。そして一部ブランドは個室で発売前の商品を予約できるのである。現物も見ずに。必要だから買うのではない。娯楽としての買い物が存在する。店員にチヤホヤされると一時は嬉しい。だが褒められているのは私のお金だけ。楽しいのに寂しくて自分が馬鹿に思える。そんな遊びから抜け出したい。そう、シャンデリアが頭から落ちてくればいいのに。もっとずっと読んでいたかった。アンリミ
Sydney

ゆいまあるさんの感想を読んで読んでみたくなり今日読みました。私もこれすき、と思いました。

06/16 20:45
ゆいまある

退廃的で破滅願望があるのがいいですよね。ギャンブル依存みたいに馬鹿やってると思いながら買い物しすぎる感じ。

06/16 21:20
3件のコメントを全て見る
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うる
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そんなはずじゃなかった現実世界が、ある日、落ちてくるシャンデリアにより終わってくれる事を密かに願う中年女性。 でも、そんな事は起きない。 大切な人は去り、どうでも良い世界は続く。
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Shannon
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お金を手に入れた女が自分より持つものに対して見せる妬みや怒り、また持たぬものに対する与え。誰かの解説を読んでみたい。
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ヨルン
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川上さんは気になっていました。Kindleunlimitedにあったので読んでみました。あっという間に終わりました!なんとも言えない読後感でしたー!黄色い家とかはどうなんでしょうか🤔他の本も読んでみたいです🐤
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sss
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ネタバレ主人公が「くそばばあ」と声に出した瞬間の胸糞の悪さと、なにかが心の中でスッと溶ける感覚。ラストの情景の美しさとに挟まれて、短編なのに心をぎゅっと掴まれる話だった。
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なすび
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こんなに短いと思わずに読み始め、あっけなかった。デパート依存という状況から最後の老婆へのセリフまでまったく共感できなかったけれど、ハイブランドの描写は美しかった。
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黒わんこ
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30)足りんよ。足りん。3,000万なんかじゃ毎日開店からデパート行って買いまくり生活なんて出来んの。金持ちの1日の買い物金額にしかならない。憧れて憧れて、でも超えられない。主人公の狂気を感じるね。自分に何もないから、お金で示そうとする。
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とうり
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意味不明
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kaya
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昔Kindleで読んで、ここ最近続けてた山本文緒ターンを気軽に終わらせられるもの、と思ったらまだKindleにあった。短編だし暴言は気になるけど無になれる一冊。 デパコスかあ…大学のときは憧れてめちゃくちゃリップ買ってたな〜とか、ハイブラもすっかり興味を失ったけど昔付き合ってた人が表参道大好きマンでよく一緒に行って私は店員さんに出されたわけわからんくらいうまいリンゴジュースを飲みながら待ってたな、とか思い出しつつ…😂 はーあ!!私も昔の何かが評価されて急に口座に何千万も振り込まれないかなー!!
0255文字
大粒まろん
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親を亡くして、手に入るものの切なさが現れていた。欲しいのはそれでは無いのに。もう帰ってこない憤りを上手く描いていたと思う。「クソババア」とは、私は言わないけどね笑。健気なものに布施をしたくなる気持ちもわかる。良い短編でした。三毒にまみれる虚しさよ。
0255文字
けせぱせ
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【kindle unlimited 】不思議な読了感。もうどうにでもなれ〜の感覚のお金持ちバージョン??不幸そうでも、幸せそうなわけでもない。一見、目的のない人に見えるけど、誰しもがそういう一面をもっているような気もした
0255文字
鈴純
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虚無感と孤独を抱えた中年女性がデパートでハイブランドを爆買いする話。お金が欲しい、物が欲しいという時は何かしら自分が満たされている時で、もう人生何をしていいか分からないといくらお金があっても満たされないんだなあとしみじみ感じた。短編だが、面白かった。
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えつ
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久しぶりの川上未映子さん。Kindle Unlimitedにて。短編なので隙間時間で気分転換に読めて良かった〜。主人公に突如として大金が舞い込んできて…でもお金があっても全然幸せそうじゃなくて、 1日をデパートで過ごす日々。ただただ虚しい。老婆に向かって言い放った言葉は最低すぎて引いた。デパートやハイブランドの描写はちょっとワクワク出来たかな〜。ちょっと胸くそ悪い感じのお話だったから、軽く読める短編の物語で本当に良かったと思った。
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とはら
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お金が手に入るタイミングが違ったら、こんなに虚しいことはなかったのかな。 ハイブランドの描写はワクワクした。
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y
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お金があっても幸せとは限らないのかな
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Yuuki T
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別に誰が悪いとかしういうわけではないんだけど、なんかスカッとした。煌びやかなショッピングの光景が鮮やか。
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しまのさん
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Kindle無料にて。すらすら読める。それはただ何か自分に思考が似てるからか、自分が思ってることみたいな感じでそれが言葉になってるから身体に楽という呼吸感がある、という読みやすさ。妄想っぽさや妙な執着や、あの世からやってきたような暗さや嫌らしさがあって、全然好きじゃない人はいるだろうな。でも小説っていいな、と改めて思った。わかりやすくても、にくくても、他人と分かち合えるコンテンツなところ、それに楽しい ところ。二度美味しいみたいなやつ。小論文や仕事だと目的が違うから、好きに書くわけにもいかないし。。
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ぽちゃ
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ふだん短編は読まないのだけれど、思いつきで手に取った。デパートのつるつるした床と表情を変えないシャンデリア。その下で繰り広げられるやり取り。人間って相手に自分と似た部分を勝手に見出し、その人は自分と同じと思いがち。でも実際はそうじゃない。デパートが煌めきを絶やさず輝く中、主人公は同じ位の速度で落ちていく。 純文学というのかな。読みなれていないけれど、ぼんやりと思案させられる作品だった。
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ちづこ
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ネタバレ印税で生活できるなら、もっと楽しくお金を使えばいいのに。 後味の悪い話だった。
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にけ
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途中まで、ただ漫然と生きている「わたし」は偶然の死を願っているのかと思ってたけど、ちょっと違った。 直接的な感情表現があんまりないのは、きっとわたしがそのあたりに疎い(もしくはそうならざるを得なかった)からなのかなあ。 作中できらびやかなものがたくさん出てきたはずなのに、読み終えた後はシャンデリアが一番きれいで手が届かないものに思えた。たぶん一生、わたしは触れもしないんだろうな。 決して未来のある、華やかな終わり方じゃなかったけど、読了感が良かったです。
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N子
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ネタバレお金があってもあんなに満たされてないのなら人生つまんないだろうな。かと言って老婆に対して攻撃的になる意味も分かんないし。思ったより話が短くてびっくりした。
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kanabun48
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主人公が拗らせていた。 お金持ちになっても全然幸せそうじゃなかったのが印象的。
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ダイスケ
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ネタバレ川上未映子の短編。普通な印象の主人公の女性がデパートで高級な品物を次々と買っていく。“何でそんなことができるんだ?”と疑問に思ううちに、背景が明かされていく。一方で、主人公の心の空洞がどんどんと膨らんで見えてきた。よく分からないものに対する疑問、不安、怖い気持ちと一緒に読み進めた本だった。
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めん
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心に空白を抱えた女と、彼女が過ごすデパートでの一日の話。淡々としていながらも静かに狂っているような様がすごかった。何を着ても、何を買っても彼女の空白はずっと埋まらないのだろうと思う。お金では買えないものを、失ったしまったから。
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なをみ
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Kindle Unlimitedにて。要するに唐突に巨額の富を手に入れた女性がデパートで爆買いする話なのだけれども、静かに狂っていく様子が面白いような怖いような感じがした。貨幣経済において買い物というのは基本的にはモノ(時には体験だったりコト・サービスだったり目に見えないこともある)とカネの交換だ。そのモノにそのカネだけの価値があると思えば交換してもらえばいいだけの話なわけで。お金ってなんなんだろうな、と思ってしまう読後感。
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サンテ
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ネタバレ少し拗れた心を持つ女性から見たデパートの過ごし方を読んだ気がする。 主人公の行動全てに共感することはできないが、文中に出てくる印象的な比喩を下記にメモする。 道路を「わたしたちのために用意された誰もいない灰色の直線だ。」 そしてTwitterのネットサーフィンを「「疲れた、きれいになったらもう死にたい」。彼女たちの言葉のうえを、指がするすると滑っていく。」 言葉の上を指が滑るだなんて、現代風刺に近いものを感じるが個人的にとてもしっくりくる。なんでだろうね。
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せり
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ネタバレデパートとは豪華と優雅が凝縮した場所と改めて認識。シャンデリアはそんなキラキラの象徴。一方でそこにいる従業員や太客たちは、主人公バイアスで下衆で醜い存在として描かれる。描写の妙は秀逸。だけどシャンデリア落下=自死願望はじめ主人公の"妄想"が色んな意味で痛い。母娘関係にトラウマを抱えそのストレス解消が"デパート"ということなんだけど、諸々行動と思考がぶっ飛びすぎ。ちょっとよくわからなかった…タクシー運転手女は昔の純真無垢な主人公の投影か。終わりもやや唐突感あり。でも文章が柔らかく文体は好き。
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YUKA
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ネタバレ買いもの依存…というのか。お金を手にし、デパートで一日を過ごし、その後泣く女性の話。 女性はそのようにデパートで過ごすことを話すと、軽蔑に近い反応が返ってくることを不満に思っている様子。 だけど、あれこれ身の丈に合わない物を買い、罪のない老婆に暴言を浴びせ、買ったものは手放し、いつも泣く、というのは、やはり空しすぎて建設的ではない。 お金で幸せは買えないんだな、なんて思った。
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Ayano Murakami
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よくわからん。 奇抜な文章と、展開でよくわからん、と思わせて、センセーショナルなみずみずしい感覚!という作戦、もういいよ。。
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