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終電の神様 (実業之日本社文庫)

感想・レビュー
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いっせい
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終電を共通のテーマにした短編集。それぞれの主人公の悲喜こもごもを味わいながら、最後はちょっと前向きになれる所が良かった。「高架下のタツ子」と「ホームドア」が好きです。
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ちーずかまぼこ
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ネタバレ妻が救急搬送されたと聞いて急ぐあまり化粧を落とし忘れて女装趣味が露見する『化粧ポーチ』、納期に追われるエンジニアがボクシングジム帰りに部下の結婚報告を聞いて吹っ切れる『ブレークポイント』、競輪選手を恋人にもつ女性が踏み込めない領域に寂しさをおぼえ別れを切り出す『スポーツばか』、父の死を前に床屋を継ぐ決心をする『閉じない鋏』、女装した男性のつらい過去が語られる『高架下のタツ子』、勘違いで自殺しかけたクラスメイトを止める『赤い絵の具』、三十三年越しに恩人に会えた『ホームドア』。最初の2作が特に好きです🫶🏻
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あっきー
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人身事故で止まった車内にいた乗客一人一人にいろんな背景があって、それぞれの人生の様子を垣間見た。 温かさをくれる短篇集だった。
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Eddie
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ちょうど1年ほど前、終電ではないですが人身事故になった電車に乗り合わせたことがありますが、当方には特に何も物語になるような事はなかったなぁ....。 実際に何かを胸に抱えて電車に乗ってる人って多いんでしょうね。 この本の話のようにみんなが明るい光のようなものを得られるようにと願います。
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いっちょめ
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短編集、少し話が繋がってるところもあり、ドラマのような作品が多かった。鋏やホームドアは心温まる話
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ちーちく
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終電にまつわる短編集。同じ時間、同じ空間を共にしてるけど、敢えて無関係であろうと意識する特異な電車の世界。知らないだけで、現実世界でも色々な物語があるんだろうな。好きな話もいくつかあったけど、後に残るかというとそうでもないかな。KIOSKの店員さん、常連さんにあだ名付けてそう!
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だい
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阿川大樹さんのエンタメ作品の短編集です。 夜の満員電車が事故で長時間運転を見合わせることになります。 各章の主人公達は、それぞれに悩みと問題を抱えつつも前に踏み出そうとします。 電車事故が主人公達に与える影響とは…ふと私の周りにも似たようなキャラクターと同じ事が起きそうな物語達でした。
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山本直樹
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おもしろかった。 内容としてはショートストーリーが7話あり、電車と電車の遅延がテーマに書かれている。 女装と命がサブテーマ的にあるところが興味を惹き付けた点と個人的には思います。
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ランボ
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時系列は考えなくていいのかな。登場人物の関係を考えたくなるけど、そこまでしなくてもそれぞれがじんわり染み入る物語。当たり前だけどたまたま乗り合わせた人それぞれに生活も物語もあって、それを少し覗かせてもらった気持ち。地味だけど良かった。
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ひろっぴー
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「ホームドア」が1番好きでした。キオスクとか駅の売店とかもう身近になくなったなー。
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きいち
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車社会の地方住みにとっては電車に乗る事も特別感があり、偶に乗ると平日昼間なのに何してる人なのかな制服着てるけどこんな時間から登校なのかな自分が乗る前から居るけど随分遠く迄行くんだなと中々興味深い。第三話の最後、火事かぁ火事じゃ仕方ないこんな事もあるもんなんだなからのそう来たかでやられた、お互いの気持ちが気になる。
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大宅世継がない
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ネタバレどれも電車が出てくるシーンは人身事故であるが、最後はホームドア設置の話でもあり、人身事故が激減する将来が提示されるという締めくくり方が非常に良かった。 さらに、前6編の主人公は急停車に巻き込まれる側であったが、最終1編は急停車を引き起こす側であり、対比的に描かれてたり、随所に前編の登場人物を思わせる描写があったり、繋がっているような気もして、「鉄道」という施設の特徴によく適っているとも感じた。
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ましあき
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当たり前のことだけど、同じ電車に乗っている人や街ですれ違う人たちはそれぞれ違った人生を歩んでいる。そんなことに改めて気付かされた。
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たかぃ
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2年前の登録忘れ。ま、フッー(*´꒳`*)
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annzuhime
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友人からの頂き物。夜の満員電車が人身事故で緊急停車。電車で運ばれる人たちのお話。同じタイミングで電車に乗った人たちの連作なのかと思ったら違いました。後半は電車に乗ってなかったし、違う事故が起きてるし。事後があったから気持ちが変わったとか決心できたとか。その時間が必要だった人たちのお話。だから終電の神様なのかな。その後どうなったんだろうと気になる終わり方のお話もあったけど、全体的に優しい気持ちで読めました。
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Ryoichi Ito
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通勤電車に乗らなくなって15年以上になる。本書は通勤電車にまつわる短編七話。みな面白かった。
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朝陽山 伸桜
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短編のうち、結末が無い話がいくつか。ITエンジニアのプロジェクトは納期に間に合ったのか?? もやもやが残ります。
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クーニー
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ずっと読んでられそう。とそう感じた[終電の神様]、ズッシリとはこないけれど、じんわりと静かに染み入ってくる物語ばかりの7話。全部好きですが、これと言われれば、私は(スポーツばか)です。このシリーズ、ハマリそう!
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Dai
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満員電車に乗り合わせる人にはそれぞれの生活があり、思い出がある。そんな事を考えながら読んだ。人身事故は日常的に起き、電車の遅延に困ったり苛立ったりすることがあるが、現場では生死の境に直面している人がいることを再認識した。物語としては所謂'感動もの'だが、短編集で話は割とあっさりめで深い共感や感動はなかった。ありきたりと思ってしまうのは自分が擦れ過ぎているせい?素直で読み易いが印象的な場面はあまりなかった。
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aya-ha
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最終電車に乗っている乗客の人生の一幕を描いたような話(終電じゃない話もあり)。7つの短編で構成されていて、どこかしらに電車が人身事故などで止まるシーンが入っています。電車が止まった時、大切な人のところへ急いでいる…という設定です(違う話もあったかな)。感動的な話が多かったし、全く違うタイプの人々の人生ドラマが楽しめます。個人的には四話、六話、七話が好きでした。
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あいあいあい
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今の自分が読みたい本にぴったりはまってすごくいい気分。シリーズ全部読み返したい。
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ぽった
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関連があるようなないようなオムニバス。面白かった。
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ミーママ
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図書館の本📕 初めての作家さん! 「閉じない鋏」と「ホームドア」が良かった。 シリーズもののようなので他も読みたい! 2024-66
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ゆき
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上京した時あまりにも多くの人が一気に電車に乗ろうとしていて驚いた記憶がある。その一人一人に物語があるんだなと思った。 最後の「ホームドア」が好きだった。
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だいぱぱ
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電車にまつわる短編集だけど、前の話の登場人物がちょっとだけ後の話に出てきたりする。最後の『ホームドア』が一番良かった。
0255文字
ロボット刑事K
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帯に煽られて、シリーズ4冊一気買いしました。が。つくづく私はこの手の本を楽しむ能力に欠けてるってことがよくわかりました。50万部を超えるベストセラーが面白くないハズないのに。終電車(正確には終電間際の電車ですが)にまつわる、市井の民草の私生活を切り取ったオムニバスですが、別に大した事件がおきるでもなく、私の感想は一言「それで?」あ~やだやだ、人生の機微を感じ取ることができない輩は。だってしょうがないじゃない。そんな歌もありました。☆2つ。問題は手元にある残りの3冊。読むや読まざるや。どうしようかなあ。
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黒まじ
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ネタバレ終電には様々なストーリーがある。 そんな最終電車にまつわる7つの短編集。 どの話もちょっと心が温まるようなお話で、お話の終わりはどの話も良かったです。 特に、高架下のタツ子、ホームドアは良かった。 スポーツばかの終わりもなんだか良いし、赤い絵の具も嫌いじゃない。 にしても、女装の方が多い(笑) 女装していると言うと、何かしら話が作りやすいのかな。
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まきときと
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夜に新幹線や飛行機に乗っていると、窓から幾つもの光が見えて、この光の数だけ人生があるんだよなぁって感覚に陥るんだけど、この本を読んで似たような気持ちになった。当たり前なんだけど、満員電車に乗ってる人 みんなそれぞれ人生や家庭があって時間が流れてるんだよなぁ。
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にいけいぱぱ
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ネタバレ終電の乗客にまつわる短編7つ。 最後の「ホームドア」は時代を感じさせる一編。 駅のホームに有人のキオスクがあって朝晩は新聞がタケノコ積みになっていてほとんど会話もせずに現金で買っていく。 10年くらい前までは当たり前の風景だったけどねぇ。 キオスクがなくなったのはホームドアによる混雑緩和の一環だったとは。 代わりに改札内外にコンビニができてるけど新聞を買っている人はあまりいないかも。 お話としても33年前に助けられた人に閉店最後の日に出会えるなんてドラマチックで、でもほんわりしていて面白かった。
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ue3104
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電車の緊急停車に絡めた短編集。微妙に一つ一つの物語が繋がっていて、一つの事件がたくさんの人の人生に影響する。ある人は幸せに、ある人は孤独に…現実もそうなのだろうと思う。世の中は、面白い。
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きのこきのこ
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腕自慢の父がお客さんに愛されていることを知って家業の床屋を継ぐ決心をする『閉じない鋏』と、あわやホームの接触事故で命の危機からとっさに救ってくれた恩人にやっと会うことが叶ったキヨスクで働く女性の話『ホームドア』が良かった。
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やじかな
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この前読んだのが2017年だとは思わなかった…。 電車にまつわる短編集。サクサク読み進められちゃいます。閉じない鋏、ホームドアが良かったですね。これは、前回と同じでした(笑) シリーズものだったんですね。またどこかで見つけたら、続きを読んでみてもいいかな、とは思いました。
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ベジベジ
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『阪急電車』のように各ストーリーが繋がるのかと思いきやそれぞれ単独の話。もしくは気づかなかっただけで少しだけ繋がりがあるような? 「満員電車以外でこれほど他人に密着したらそれは直ちに異常な行為だ。その異常行為を車両に乗っているほとんどの人間が、毎朝毎晩繰り返しながら生きている。」という言葉が妙に心に残った。 ストーリーとしては「赤い絵の具」嵯峨野の他人に左右されず独自の世界観を持っているところと、母娘の信頼関係が伝わってくる会話が好きだった。
0255文字
けえこ
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初読の作家さん。 人身事故で運転見合わせになった終電間近の私鉄に乗り合わせた人々のオムニバス作品。 最終話「ホームドア」がイチオシ。
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奈々さん
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なんとなくタイトルには惹かれて読んだら 各章に登場人物のニアミスも無く(短編集はそちらの方が好みなんだけど‥)‥もう少し続きを書いて欲しかったのが何編かあった。列車の運転停止がターニングポイントまでの強さは感じ無かったけど 偶然そこに居合わせた人達にもそれぞれの人生模様があるんだな(当たり前だけど)と再認識。短編集は少し苦手なんだけどこのシリーズ何冊か出てるみたいなので気が向いたら読んでみようかな。
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ウッシー
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ホームドアでちょっとだけ涙出た。
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きゅみ
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特に【閉じない鋏】【高架下のタツ子】と【ホームドア】が好きです。 緊急停車でこれだけのいくつもの物語が作られて しかも起こりそうなことでもあり…でもそれを知り得ることもなかなか当事者じゃなければないことを。 覗き見てホッコリするような切ないような…たくさんの人々がいる中の背景は改めていろいろな人生を背負っているのだろうと思う。 【終電の神様 台風の夜に】を併せて買ったので楽しみにしている。
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くぅ
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ネタバレ緊急停止された電車に関わる人(乗っていてたり、止める側だったり)の短編集。 ブレークポイント…どんなに忙しく休めないときでも、ちょっと息抜きする事により、リフレッシュされ流れが良くなる事ある。わかってるけど、期限あるとなかなか一度立ち止まるのは、勇気いる(¯―¯٥) 閉じない鋏…このタイミングで、人生を変えるきっかけになる人に会ったのは、偶然ではなく、必然なんだろうなぁ。 ホームドア…33年間待ち続けた人、実はあってた人だったけど、最後に気づけて良かった。
0255文字
よたろー
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閉じないハサミが好き。 赤い絵具はもう少し終わりをかいて欲しい。
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PEKO
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ネタバレ電車に纏わる短編集。どの話も良かったが、女装が趣味の夫が、化粧を落とさず妻の救急搬送先に飛んで行った『化粧ポーチ』、競輪選手に送った別れの手紙が火事で燃えたって?『スポーツばか』、父親の最期になんとか間に合い、床屋を継ぐと言えた『閉じない鋏』、33年前ホームから転落した時に助けてくれた人にやっとお礼が言えた『ホームドア』が好み。クスッと笑えたり、しんみりほっこりしたり、色んな感情が味わえた。そして女装する人が多そうな『K駅』がすごーく気になった。
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