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バラ色の未来

感想・レビュー
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咲
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IR統合型リゾートを起爆剤にして地方を再生活性化したいと誘致する町長と、その利権に群がるカジノ業者、政治家、コンサル企業、裏切り等わんさかでてくる。地元の企業も土地の買いだめ、欲望に溺れて投機に走るが結局、総理大臣の地元に決まり、バラ色の未来だったはずが、踊らされて財産を失った欲深い人達。そしてカジノを開業した総理の地元都市でわギャンブル依存症の問題発生、それを暴こうとする新聞記者達の奮闘。 夢島でなくて今年大阪夢洲が正式にIR2029年開業認可がおりました。現実もそうなのかな? その前に大阪万博だ
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よし
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図書館本。8.6。いろいろなことを積み込みすぎの感。
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まつうら
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カジノ誘致に絡む政治家と利権に群がる業者たちを、アツい思いの記者が追いつめていく物語。カジノ誘致に負の側面があることは指摘されてきたが、それを暴く調査報道に賭けるジャーナリスト魂に、とても心を揺さぶられる。著者が新聞記者だったときの経験も織り込まれているようだ。そんな記者のなかで一番かっこいいのは、社会部のはみだし者の北原だ。四谷のバーで昼間からギムレットを勧めるシーンには痺れてしまった。「ギムレットには早すぎる」 解説の奥山氏もこのシーンに着目しており、チャンドラー愛好家ならとてもくすぐられる一冊だ。
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みずたく
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地方の最果ての町に、カジノを含む統合型リゾート施設を誘致しようと奮起する町長。香港の企業や代理店、総理大臣を巻き込み、町おこしという思いの裏で、様々な利権を巡り、取引がなされる。騙し騙されの駆け引きにワクワクさせられ、一気に読めた。最後は、政府対新聞社の構図に収まるが、果たして政府を敵に回して、記者としての意思を貫けるのか。
0255文字
Kaz
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ジリ貧に悩む地方都市の起死回生の策は統合型リゾート(IR)の誘致。しかし、その夢を首相の地元に奪われ、破滅する町長とその息子。カジノの運営ノウハウ不足により、集客に苦戦する奪った側。そして、甘い蜜を吸おうとビックプロジェクトに群がる財界人。読んでいて気分が悪くなるが、闇を暴く新聞記者たちの活躍がスカッとする。 情実で物事を決めると、そのツケは大きくなって自分に返ってくる。 ジャーナリズムは権力の暴走を抑えるのが使命。その結果、不都合な状況を招く場合もあるが見過ごしてはならない。結果はあくまで政治の責任。
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ykbstyle24
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マスコミの責務は権力の監視。IR誘致を巡る企業と自治体、そして政治家の闇を新聞社が暴く。
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99trough99
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東京と山口で起きた2つの事件、それらをつないでいくと北の果て青森の6年前にたどりついた。 新聞社の使命を「権力の監視」と心得るエース級の新聞記者たちが、「バラ色の未来」を約束してくれたはずのIR(カジノを含む統合型リゾート)に絡む巨悪を暴くミステリー。マスコミさんたちが正義感でお仕事なさっている部分がしっかり描かれており、読み進めるにつれすっかり浸ってしまいました。面白かったーっ。
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ほーりー
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人の情熱の前提条件に「生まれ故郷」があるはず。僕もその一人。一経営者として。そしてパチンコ屋として。自分の生まれ故郷を盛り上げ、皆の笑顔をどこまでも先へ繋ぎたいと思っている。けれど「故郷への思い」というだけで免罪符になるわけでは無い。国家というスケール感であれば、監視する存在は無数に存在するけれど、地域だとどうだろうか。僕は全員を一斉に幸福にできるとは信じていないけれども、胸の中にある情熱は、いつまでも信じて進み続けたい。鈴木一郎町長の生き様はまさに。そんな自分にとって、監視者は必要なのだろうと確信する。
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サックーマ
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IRなんていらないなと改めて思わされる一冊。 物語としては、うーん、まぁまぁかな。新聞記者がカッコ良い。
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chiho
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新聞記者達、どの人も嫌いだなぁ。権力の監視とか正義を語ってみても結局はIR絡みの金に溺れた人達と同じ人種にしか見えませんでした。IRかぁ。自分の住む町には出来て欲しくないですね…。
0255文字
meh_mmm_meh
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ネタバレ「それは乞うご期待ということで」
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RIN
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新聞記者出身の真山さんのメディアもの。『雨に泣いている』同様、赤裸々に描かれる新聞記者の劣化ぶりが何だか切なくなるほど。IRを巡るあれやこれやの悪いヤツらが暗躍するわけだが、それを追求する新聞記者も何だかなあ。一昔前の冤罪を生みかねない強権警察みたいなもので、スクープのためなら、市民の生活破壊も人権も遵法もお構いなし。それ以上にたちが悪く救いがたいのが、彼らがそれを「正義」「国民の知る権利への必要な犠牲」だと思っていること。ここ数年顕著になったメディアの惨状もむべなるかな、という点が興味深かった。
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友
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言葉選びが秀逸でハッとさせられる。またその表現が頭の中に情景を描かせてくれる。 ストーリーは数々の出来事が数年前と現代で結びついていき夢中になって読み進めてしまった。 ストーリーとは別に個人としては、若手の能力を評価され本社へ行きたいという強い気持ちは自分が忘れていた気持ちだなと感じさせられた。 自分も結果を出し評価されたいという気持ちを強く持っていたはずなのにいつの間にか失ってしまっている。 自分は次のステップとしてどう進みたいのだろうか? その為に必要なことは? 答えは出ないが考えるべきことである
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MI6
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独材(スクープ) 本田靖春『村が消えた』 ROSY FUTURE
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ひろを
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日本の製造業について語る時、メディアはものづくり大国と誇らしげに修辞する。だが、現実はそんな明るいものではなく、下請けや孫請けの汗と涙が支えている。安い賃金、危険と隣り合わせの作業という悪条件の中で、一体何に使われるのかさえも知ることもなく、ただ黙々と小さな一部品を作る。クリエイティブな喜びなんてものとは、一切縁がない。  とにかく愚直に注文を受けて納期を守る。そうすれば、少なくとも明日は生きていける――。
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hisaG
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IRに関わる思惑、疑惑、思い。まさにタイムリーな内容か。ベイジンにも通じる著者の先見性。何をもって安心というのか疑心暗鬼になる。
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達ちゃん
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タイムリーなIRがテーマなので気になって読みましたが、予想以上の面白さ。現実を予想していたかのような展開にびっくりです。やっぱり日本にはカジノはなじまない?
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さざなみ
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今、IR汚職で騒がれているニュースを2015年に題材として小説化されていたのにはビックリ。 その当時から今の首相夫妻を思い浮かべるシーンも所々出てくるのも興味深い。 ただ、登城人物が多く描かれる年が5年前、現代とアチコチ飛躍して読みずらいところもあった。
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ハマグリ
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ネタバレ面白い内容でした。同作者のマグマに人物の相関は似てたと思います。地熱にしろ原発にせやIRにせよ利権としか思ってない人達が近づくと酷いことになると言うことなんでしょう。現実にもオリンピックもそんな感じなんだろうなぁと思う。利権組はもうオリンピック同じような感じなんだろうな。そういうのはやっぱり仲間内でやるから庶民には利益がないんだろうな 色々と考えてさせられます
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ハメ・ドゥースト
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★☆☆
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PARU
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新聞記者、政治家、実業家、ともすると誰が誰やらわからなくなる。 でも本当に日本でカジノ開くのかな?
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leyan34
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主題か曖昧なままストーリーが進んでいく気持ち悪さがある本。色んな人が絡み合う群像劇の形をとっているのもまた話をややこしくしている。作者は、記者の使命を訴えたかったのか、それともカジノの弊害に目を向けて欲しかったのか、はたまた金儲けに熱をあげている社会に警鐘をならしたかったのか。「カジノ中毒」に対する解釈も一面的で深みがなく、「カジノ=悪」という前提が押しつけがましく感じられる。最後に、これだけ大風呂敷を広げておいて、この尻尾切れた終わり方は肩透かしを食らったようだった
0255文字
yasuuu
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まさにタイトル通りの物語。鈴木元町長のことを思うと、なんとも言えない。悔しい気持ちである。純粋に取り組む人がいる一方で、利権を貪り巨額の投資をする人も居たり… また、元新聞記者だけあって、新聞記者の思い、仕事の流れなどリアルに感じました。 次は、何を読もうか???
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utinopoti27
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カジノを核とした統合リゾート施設を青森に誘致しようとしていた元名物町長が、ホームレスになり果て死んだ。総理の指南役とまで言われていた彼の転落人生の裏には、巨大な利権に絡む醜い構図が潜んでいた・・。『ハゲタカ』に代表される経済小説には定評のある筆者ですが、本作に限っては、関連企業や大物政治家VS新聞マスコミの図式がはっきりとせず、テーマの掘り下げも甘い。ギャンブル依存症に政権のスキャンダルと、風呂敷を拡げすぎて、どれも中途半端に終わった印象。やはり、これといった主人公が不在では苦しいのかもしれません。
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ちゃーりー
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いかにもありそうな話、現実もたいして変わらない?、話の先は読み手しだい。
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アックマン
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鈴木一郎さんが哀れ。モリカケ問題を思い出しながら読んだ。政府にとって都合が悪い情報が消されることは日常茶飯事なんだろうなぁ。
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なぜか?カープファン
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私的には、いまひとつかな?真山さんの本にしては。
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たかひー
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★★★ もっと結末まで見たいと思うようなところで物語が終了。面白いはずなのだけどどこか物足りなさを感じてしまった。
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マル
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ネタバレカジノじゃなかった(笑)IRの話。 社会派の真山仁が、IRに群がる人々の欲望を描いている。 現総理の山口にIRを持ってくるのは安倍ちゃんへの牽制か?話は、香港資本のカジノが入る話。現実はに法案をゴリ押ししたのは、ユダヤ資本のトランプからの圧力があったと思うがそこは今回は無し。本の面白さからは、もう一歩か?!
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紫陽花
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今話題となっているIRを巡る話。 IRの問題点と効用を分かりやすく取り上げています。 政治の駆け引きも上手く表現されているのと、描かれている総理と実際の総理がダブルっており、どんどん読み込めました。
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マサキ@灯れ松明の火
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IR…パチンコ、競輪、競馬、競艇etc.博打と言われるものに依存症はつきものですね。ましてや、カジノ…泥沼化することは分かりきってますね。「権力の監視」の記者…本物といわれる方は、果たして居るのでしょうか?青森県円山町の鈴木町長のバカ息子!一番そばで奥様とお子さんを守らないとならないアナタが…金庫の金を持ち出して、愛人と海外逃亡をして…「僕は悪くない」って、もう一度、海外の刑務所に入ってください。一生出て来なくてもいいです。
0255文字
マロン
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まさに今の総理夫妻に当てはまるような話。相変わらずとてもタイムリーで面白い。 個人的にはカジノよりもパチンコを無くして欲しい。週末の朝から並んでる人達を見て、日本の将来が心配になる。韓国で出来たのなら日本でも出来るはず。警察の天下り先とか言われてるけど。
0255文字
キヨッピ
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初読みの作家さんだが大変面白く読んだ。大筋としてはIR法案によるカジノの地方誘致合戦と、そこに総理や地方自治体、広告代理店、海外のカジノリゾート会社、新聞社などが絡む構図。 読んでいる間は、総理夫妻は現職総理夫妻に、新聞社は読売に、広告代理店は電通に勝手に脳内変換され(笑)、また青森円山町はバブル崩壊で破綻した夕張を思わせたし、誘致合戦そのものが何となく五輪招致を連想させた。 「記者の存在意義は権力の監視」も印象的な言葉だけど、今やメディア自体が権力と化しネットに監視されてるのが現状だけどね(笑)
0255文字
Koji Hosoda
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今、話題のIR(統合型リゾート)を題材にした小説。 法案は通りましたが、 未だ我が国のIR議論では賛否両論あり、 カジノ論争になりがちですが、 IR導入の本来目的を見失うことなく、 建設的な議論がなされてほしいな〜と、思いますね。
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maru104
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今国会末に強引に成立したIR整備法。 なぜ急ぐ?なぜ反対派の意見を聞こうとしない? はてなが続く今の政権に対して物申す1冊のような気がする。総理 総理夫人 なかなかの形容詞で表現されて面白かった。賛成派の人はどう読むのかな?
0255文字
みぃくん
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完全な聖人はいない。誰もが正しく誰もが悪い。それぞれの立場で、思いが交錯しながら世の中は進む。ある意味今の実情をうまく切り取った作品。
0255文字
030314
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何もすることがない休日に読むのに最適な本。一気読みした。山口県の地図に本気でカジノ施設を探してしまったよ。フフ。カジノは絶対反対という民意を得て書いていると思う。「IRはカジノではない、」というのは詭弁だと,読んで再確認した。・・IRが出来れば、日本が中国に飲み込まれる日はきっと早くなると予想させる内容だ。
0255文字
Akio  Kudo
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★★★★ IR法案の危険性とそれに纏わる利権争いに、生々しいエゴと欲望を感じる。
0255文字
α0350α
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鈴木町長が一番まともな気がしました。IRの話は興味深く読めましたが、全体的には何か微妙ですね。
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