形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
出版社:情報なし
清朝は北方民族でありながら中華の領土を最大にしたわけだし、統治がうまかったと考えるべきと思います。
本書の内容と離れるが、在地在来の秩序を尊重したオスマンとも通じる「帝国」的統治を思い起こした。君主の尊厳(中華世界の天子、イスラムの庇護者(スルタン・カリフ))が逆におおらかな統治を可能としたのか。もっとも、蒙古を退けた民族主義と中国伝来の中華思想が結合した明代に範をとるかの現代中国の統治者はとても「おおらか」とはいえそうにもない。
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