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役に立たない読書 (インターナショナル新書)

感想・レビュー
97

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かりんとー
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昨日読んだ本と同じ雄略天皇の和歌が出てきてびっくり。古典を読もう。
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LaVieHeart
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ネタバレ役に立つ立たないの基準ではなく、流行に流されるのではなく、誰かに強制させるのでもなく、自分が読みたいかどうか、人生を豊かにする為に本を読む。意外と意識せずに、これまでそんな風に本を読んできたように思う。 この本自体が、普通の本では滅多に使われない言葉が沢山使われていて、流石国文学者と思った。 古典の読み方はナルホドと思ったけれど、余程ガチで読みたく思わないとなかなかそこまでの読み方はできないよね。。。
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なつ
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「役に立ちそうだから」という理由で行動を選択すると、"遊び"がなくなってしまうと思いました。選書に限らず「役に立たなそうだから選ぶ」という姿勢の方が、面白い発見に繋がる可能性を高められそう。そのためには時間の有限性を意識しつつも、心の余裕を持つことが大切ですね。現代日本では美しい本が減ってきているなぁと改めて感じました。*無用の用*好奇心は押しつけられるものではなく、覚醒されるもの*日本の古本屋/スーパー源氏/BOOK TOWN じんぼう*
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blue xx
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本中に源氏物語を読み比べるのも面白いとあり、積読していた全訳の与謝野晶子さんと、新訳での田辺聖子さんの空蝉を読み比べた。 雰囲気が変わりますね、田辺さんは男女の色恋がストレートでわかりやすい、与謝野さんは細やかな情景などおもむき深いように思えます。 学生の時は田辺さんの描く古典の恋愛模様にもドキドキさせられたのですが、与謝野さんの方は文に少し分かりづらい言葉もありますが、雰囲気はこちらの方が好きかもしれません。 以前は他の著者の古典訳で男女の恋愛模様が生々しく苦手な本もあったが(実は光源氏は好きではない)
blue xx

今回この林望さんの本を読んで古典を読む意識を少し変えて読んでみると、 女心などか今にも通じる様で、1000年昔も男女においては同じなのだと感じた。

04/02 00:48
blue xx

林さんの読書法や選び方なども書かれていますが、結構毒舌でしたが、共感できる部分もあり参考になりました。林さんの源氏物語もいつか読めたらいいな。 あ、光源氏より『蜻蛉日記』の藤原兼家の方が好きでした、、が、源氏物語最後まではまだ読んだ事がないので…。

04/02 01:27
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ランドック
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日本は書姿にこだわるので、書籍の電子化は難しいのではないか?
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わさび
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ネタバレ最近多忙で眺める読書が多いが、こういう本を読むとどういう読書スタイルがあっても良いと思える。やっぱり古典は良い、本は複数冊同時に読むことなど、自分もなんとなく心がけてきたことでもある。読書会のデメリットについても書かれていたけど、ここは完全同意できなかった。ゆるいつながりの読書会はメリットが多いと思うし、読書メーターでの他の方の感想もかなり参考になっているので。
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まんげきょう
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林望先生の読書論。林先生の読書愛が溢れてるなって思いました。「読みたい本を読む」読書の原点はこれですね。 先生と私の違いは、私は本は最近買わないようにしています。部屋が狭いので。図書館中心です。私もたくさんの蔵書を持ちたいのは山々ですが。それでも、読んだ本を読書メーターに記録したり、ほぼ日手帳に記録して足跡を残すようにしています。この足跡を残す意味でも、本の購入を勧めている。本は買いたし、置くところなしのジレンマです。
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koushi
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ネタバレ本は読みたい本を、購入して、処分せずに、自分のペースで、楽しむために。それと古書の利用についても。役に立たないどころか今まで読んだ読書法的な書籍の中で一番役に立った気がする。
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しめおん
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「読みたい本を読め」「できれば本は買って手元に残しておけ」「読書が人格を涵養するわけではない」など、著者の主張には共感できるところが多かった。また、古書店の使い方や古典の鑑賞という、あまり興味のなかった分野についても書かれていて、参考になった。 本を読めば教養があるという間違った考えに意義を唱え、あくまで読書は趣味であり、自由に楽しく読めば心が豊かになるという考えも納得できた。
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お抹茶
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ネタバレ著者の読書論。以下,主張の抜粋。図書館で借りた本の知識は借り物の知識に過ぎず,自分が読みたい本は買って読むべきで,「無駄」の経験も目や心を養うのに役立つ。最後まで読むことを強制するのは余計なことで,育ち方や読む速さや問題意識も違うため,読書会や課題図書も不要と考える。徒然草にもあるように,「なぐさむわざ」として書物を読むのが最も実り多い在り方で,役立てる方法を考えなくてよい。
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コトラー
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仕事や人間関係にすぐに役立てたい。そんなさもしい考えではなく、じっくりと本を味わう。月に○○冊読んだなとど誇る人間は、深みのない人物。『読書がその人の叡智の形成に作用を及ぼすとしたら、それはたくさん読んだからではなく、本にまつわる「考える営為」のゆえである。だから大切なのは、考え考えよんでいくこと』本は買う、捨てないという先生の蔵書はこのときで2万冊。『真髄は古典にあり』全集を幾つか読み、解釈の違いを知る。漱石、百閒、志賀直哉、荷風などは朗読向き。リンボウ先生おススメは『夢十夜』。
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dobrydenkrtek
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新書で読みやすいが、本の知識がちりばめられている。特に古典の読み方については、初めて聞く話でとても参考になった。また本の蒐集の様子も読んでいて楽しい。
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謙信公
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学校の授業で古典や現代国語は必要だろうか?一部分だけ切り取って語意や文法を学習したところで、心に残るものはない。興味のない課題図書など無意味。本嫌いを増殖させているだけではないか?まさに「役に立たない読書」だ。古典ならば古文、漢文、現代国語ならば小説、論説の各1編をじっくり読み込み、その中でも興味のもつ部分を深く切り込むことで読書人を育て、豊かな教養を得られるのではないか?本は自由に読み、ゆっくり味わい、そして深く考える。自由と自主が読書にとって最も大切なこと。心に残るものがなければ、読書は役に立たない。
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WhiteLotus
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「読書は役に立たない」と言ってるのではなく、役に立たないのは古典読書なのだと。しかしそれも逆説的な意味で。古典文学は表面的に実用といった面で言えば役に立たない。しかしだからこそ、「読む楽しみ」という純粋な意味でもっとも読書に相応しいのは古典なのである。好きなものを純粋に好きだと告白できない照れ屋で、皮肉屋さんで天の邪鬼な著者の論理展開が面白い。「読書会」は高級な暇つぶし、「課題図書」は意味がないなど辛辣な言葉が並ぶが、読めば納得させられるから不思議。
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ゆいまーる
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本と読書に対する著者の愛情がたっぷりと感じられる一冊。
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姉勤
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直木賞?ふーん、芥川賞?へぇーってのが著者のスタンス。十年前の受賞作をおぼているかと問われれれば、去年すら覚束ない。興味を持った本を、好きなだけ、自分のペースで。ただし、買って、 手元に置きましょう。詰まらなくても、読まなくても捨てるのはやめましょう。古典を読みましょう。そこまで読んだら、手放していいです。
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てんつく
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そういう考え方もあるよね。で良いと思う。読書は自由でイイのだ。
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大先生
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自分に合う本を自分のペースで読む、それが一番ですね。たくさん読むのが偉いわけでもない。ただ古典はいい。書物の価値は、畢竟「時間」が決めてゆくものですものね。P16参照。すぐには役に立たない読書っていうのも大切だと思います。
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takj
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これほど読書量に精通した読書を生業とする林氏だからこの題名かと思います。古典を推薦奨励するが学者には必要不可欠のものでしょうけど 一般的には近代小説・流行冊子と同じく知識を得る範疇かと思います。
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smatsu
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ネタバレ『kotoba』誌上で読書について連載したエッセイをまとめたもの。読書量と人格には関係がない、賞など関係なく内的な動機に従って読む、読書に実利を求めるべきではないといった読書観には概ね同意。匿名の文章には価値はない、読書会にも意味がない、本は買って読むべき、本の貸し借りはしないという話には著者のこだわりはわかりますが、自分はそのあたりはどうでもいいです。古典の話はさすが御専門だけあって勉強になる。源氏物語ってそんなにいいですかね…苦手な系統の話なのでこれまで何度も挫折してきたが、また挑戦するかなぁ
Fe

うき世の中の夢になしてよ  これは藤原俊成が、美福門院に仕へる女房、後に俊成の妻、定家の母となる人に言ひ寄つて拒まれたとき、贈つた歌(大意「仕方がない。それならせめて来世で、と約束して下さい。冷たい仕打ちに堪へられず死んでしまふといけないから」)と、それへの返歌(大意「ええ、来世でとお約束しませう。ただそのことだけを二人の契りとして下さいませ。これまでのことは現世で見た夢と諦めて」)で、実生活の恋歌のやりとりとしては日本文学最高のものかもしれない。殊に双方の一句切れの応酬がすごい。後鳥羽院が『新古今集』

09/08 12:33
Fe

巻第十三恋歌三の巻軸に据ゑたのももつともな話です。しかしかういふ名作が生まれるためには、男も女も『源氏物語』を日夜読みふけり、自分自身を物語の作中人物とすることに慣れてゐなければなりませんでした。」丸谷才一「むらさきの色こき時」『樹液そして果実』集英社 2011.7 p.135 https://bookmeter.com/reviews/12656735  丸谷才一(1925-1912)を読んでいると新古今和歌集を、源氏物語を読んでみたくなります。文庫版『打ちのめされるようなすごい本』巻末解説も丸谷才一。

09/08 12:37
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yabuhibi89
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林望先生流の読書の楽しみ方を書かれています。 古典を読む楽しさの所が良かったです。 先生は図書館が好きでないようですが、 川崎市の図書館で講演されています。
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三和音
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翻訳本は読まないだの、芥川直木賞作品は時間の無駄だの、読書会は無意味だのといった、著者の読書に対する拘りを披歴した、私にとってはこの本の内容が書名そのままの本でした。。
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bow
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図書館。役に立たないことはない。
yabuhibi89

絶版で、買いたくても買えない本は図書館で借りています。

03/20 12:48
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いむらんかーん
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基本リンボウ先生のファンなので贔屓目に見てしまいますが、「本は買って読む」は私にはできません。経済的なことと、保管(保存)場所の問題で、断然図書館で借りる派なので。ただ、利用している図書館は私の書庫と想像して使っています。自分の書庫の本だから、もちろん大切に扱います。いつも思うけど、古典にゆっくり親しみたいです。現実は、興味のある下世話なこと、10年後にはなくなってしまうかもしれない話に手が伸びてしまうのです。それもまた良し、それが読書の楽しみなのです。
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taka
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本読みの本の読み方。同じような読書方法の本で共通なのは「隙間時間に読む」「どこでも読めるように置いておく」「色々なジャンルを読む」「さりとて流行は追わない」
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かーくん
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私はリンボウ先生の著書が好きなので、バイアスが掛かっている事が前提となりますが。概ね(全面的にではない)読書家としての私の理想像です。読書が何の役に立つのか?読書なんて娯楽なんだから好きな時に好きなモン読ませろやというのがスタイル。勉強のために読むのは勉強であり読書ではない。私も本の山に囲まれることに幸せを感じる方なので、買った本は基本捨てない。電子書籍は本を買うほどではない、又は紙で入手が困難な場合に限る。Kindleは活用してますが、基本は紙の本です。思ったほどKindleに移行しませんでした。
かーくん

なお、タイトルについては「読書なんて役に立たない」という意味ではなく、「読書は役に立てようと思って行うことではない」という意味でしょう。リンボウ先生が最終的に古典に行き着くのは先生がそういう趣味趣向であっただけで、世にはミステリ狂もいますし、マンガしか読まない人もいますし、中には哲学書を娯楽(知識欲)の境地で読む人がいる。それでいいじゃないか。電子書籍がダメだとはイッていない。「自分には合わない」と言っているだけ。本は捨ててはいけない、ではなく「自分は捨てない」と言っているだけ。ただそれだけのこと。

06/25 03:38
かーくん

リンボウ先生は好きなだけで、信者というわけじゃないですけど、これここまで皆に叩かれないといけないような内容ですかね?というか、一体皆さんは何を求めてこの本を読まれたのでしょうかね?単に読書した結果に求めているものが異なっているだけなのでは?合わないなら合わないでいいし、賛同できないならそれでいいんだけど、「この人何を言ってるんだろう」ってのはどうかと。オタクなんてそんなもんだろう?理解できなきゃ放っておけばいいのに。

06/25 03:44
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nob
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読書術に関する本は、それぞれの人にそれぞれの本との付き合い方の形があることを知ることができ興味深い。本は自腹で買うそして捨てない、古典に親しむ、スローリーディング、書き込み推奨ただし保存用の本は別に買う。電子書籍には否定的。読書は楽しむためのものであり人格を涵養するものではない。
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ふゆ
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読書をすれば賢くなれるとか過大な期待をするのは間違ってる。子供に課題図書を強制的に読ませたりしなくていい。結局は本人の自発の意志に任せる事だよ。というところは同意。大体は著者の読書エッセイみたいなもの。
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TSUBASA
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日本国文学者の林望氏が考える読書のあり方。賛同できる所も少なくなかったけど、カタブツ臭くて好きになれない。「読書に制限を設けるな」とかオープンなことを主張する割に「翻訳書は読まない」とか「本は捨てない方が良い」とか「真髄は古典にあり」とかこだわりが強い感じなので、結句古典オタクの独り語りっぽい感じが。古典の面白みとか語る部分はまぁまぁ興味深かったけど、正直な所、筆者の主張は最後の章を一ページ読めばよろしい。あとは趣味を披瀝しているに過ぎない。
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amanon
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タイトルに惹かれて手に取ったが、興味深い箇所は少なからずあったものの、全体としては「何だかな…」感が拭えない。とにかく一般人には、とっつきにくいことをごく当たり前のことのように述べているのが、何とも鼻に付く。とりわけ、日本古典全集の読み比べについてのくだりなど、本気で「この人何言ってるんだろう?」という気になった。後、マニアックな古書との付き合い方とか、余程の物好きでしかしないようなことをさも当然のことのように述べるのは、いかがなものか?ただ、日本における独特の本文化についてのくだりは面白かったけど。
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め
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書店に行っても、図書館に行っても、そしてこの読書メーターをウロウロしても、「ああ、アレも読みたいコレも読みたい。でも死ぬまでにあと何冊読めるだろう。選ばなきゃ(´;ω;`)」となる。本が溢れかえっている日本で、興味ある本に絞ってさえ、全てを読めるわけがない。ならば、多読速読なんて諦めて、ゆっくり味わいながら考えながら読んだ方がいい。人生を楽しく豊かにするために自由に読書するべし、というリンボー先生には賛同するが、読みたい本がぞろぞろ増えていく、この焦りをどうしよう?
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カッパ
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【◯】読書しているひとは私も含めてどこか偉そう。でも、本当に偉いのか?と考えると別にそうでもないと思う。偉い人は読書により偉いわけではないですから。 ただ朗読をするという方法から得るものがあるということに痺れた。 そんなことをしてみたい。うずうず。やってみたい派なのでやろうと思う。 読書は私にとっては娯楽でもあり学びでもあり友達でもある。これからもよろしく。
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DualBlueMoon
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自由に読むことが大切なら、買って読もうが、図書館で借りて読もうが、電子書籍で読もうが、受賞作だろうが、古典だろうが、翻訳だろうが関係ないと思いますけどね。
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Susumu Kobayashi
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久しぶりにリンボー先生を読む。読書に対するスタンスはおおむね同意。しかし、翻訳本を敬遠するというのは――そう至った経緯は理解できるものの――自ら読書範囲を狭めてしまっていて残念だ(英文なら著者の場合は原書で読んでしまうのだろうが)。大藪春彦を読んで救われたという意外なエピソードを知る。
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ネコ虎
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読書は役に立つかどうかではないということはよくわかった。でも林さんの読書論は古典国文学に偏り過ぎて、素人向きではなく「役に立たない」もので少し残念だった。翻訳書の否定は外国ものや外国の古典を読ませなくさせてしまうので、賛成できない。
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