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まぬけなこよみ

感想・レビュー
229

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smile
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津村さんの小説が本当に好きで大方読んじゃったのだけどエッセイは初めてなのかな?やっぱりくすっと笑ってしまう部分が多くて楽しめた。彼女の来歴というか人となりを知ることもできた。他のも読もう
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紗世
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エッセイ。なんだけど、小説を読んでいるような、小説と同じトーンの文体で書かれているような読み応えを感じました。
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ズー
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津村さんはエッセイとコラムしか読んだことないけど、どれも面白ったので、結構過去作のこちらを読んでみたのだが、昔はほんわかした人だったんだな?なんか割と新しめの本しか読んでないからイメージが違った。こうゆうものを書く人全般に言える「よく覚えているな?」の驚き炸裂。津村さんの好きなものやこだわりに実に個性があり、私の知らない知識も沢山披露してくれて、楽しく読めた。
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快傑ソロ
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季節のことばから、思いついた思い出などを綴っている。季語ではなく、生活に密着したことばなのもおもしろい。熱く語っていても、暑苦しくも押しつけがましくもなく、ほほえましい文章が心地いい。鍋やおでんなど食べ物の話が、特にいい!私も野菜では玉ねぎが、最もエライと思っているので、野菜の王者について語り合いたいものだ。爆笑するようなおかしさではなく、力が抜けて、ニヤニヤしてしまうおかしさに病みつきになった。イラストもいいし。これからも毎週1話ずつくらいで、どこかに発表してほしいものだ。
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ルビ子
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連載のコラムみたいなもの。なんとなく、小説家の「小仕事」感があって、こういうのは好みじゃないかも。この人の小説はとても好きなのだけど。
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てん子(^_-)
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ネタバレ季節のことばがテーマのエッセイである。軽妙洒脱な文章!さらにマニアックな話題や趣味がぽんぽん飛び出す。幼い頃の記憶を今の自分が考える、そのかすかなずれ加減。どれも面白かった!この作家さんは、2024年の本屋大賞候補だ。直木賞作家でもある!だが肩書きをサラッと脱ぎ捨ててた身軽な等身大のエッセイ、味のある人だなぁ。そもそもこの本を読みたいと思ったきっかけは、どなたかの文で「点子ちゃんとアントン」のゆでジャガイモのことが載ってるから、だった。アントンをじゃがいも師匠と呼ぶセンスは最高だ。
てん子(^_-)

芥川賞でした💦

06/30 00:16
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さんさんさんしょん
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日常の起伏。
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ぱふぱふ
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芥川賞作家にしては私が読みやすいなと感じている作家さんのエッセイ。特に盛り上がりはないけれど,時々「津村さんってこんなことを考えているのか…ふむふむ」と思う内容が書かれている。季節を表す言葉がお題としてあって,それについて過去の出来事など記憶を総動員して書いたのだそうだ。ミノムシのようにくるくると布団でくるまる津村さんの姿を想像するとちょっと面白い。暖房器具はストーブ派で,エアコンの暖房機能は使わずにストーブの前で重ね着して温まるらしい。私もエアコンは使わないが,だんぜん床暖房派だなぁ。
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おにぎり
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ネタバレ「この世にたやすい仕事はない」を読んで、この方の書いたエッセイとかあったら読みたいなあ、と思ったので手に取る。高校受験に落ちたら死のうと思ってた話とか、どこに行っても浮いてる感じとか、布団でミノムシになるのが好きとか、色々共感しました。 小学一年生の二学期から三年生まで海の近きに住んでいたという話も印象的だった。 津村先生の作品をもっと読もう、と思った。
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tama
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☆☆☆☆☆
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Fondsaule
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★★★★☆ 年七十二候、元旦から大晦日までのエッセイ。 "衣替え”、"金木犀"、"新米"とかが季節のことばとしてお題になっていて、文章がつづられる。 6月には”??”ってのもあるな。
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かなで
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音声 二十四節七十二候をベースに季節をテーマとしたエッセイ。金木犀の件、知人が「金木犀ってトイレの匂い」と言うのがあまりピンと来なかったのだけど割とあるあるなのかと認識を新たにした。バレンタインにチョコ以外の方が嬉しいのではと吹き寄せを配る津村さん独創的で面白すぎる。馴染みのある関西の風景も盛り沢山で今宮戎や梅田ダンジョンは共感しきり。あまり触れたくなかったと仰る幼い頃の話しを書く事でわだかまりのあった父や父方の祖父母に対しての感情に変化を感じられたのは何よりだった。
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ayah
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季節のことを考えると、子どもの時のことを思い出しがち。それにしてもよく覚えているなあと感心する。津村さんの定額貯金が無事であることを祈ります。
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舞
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二十四節気七十二侯四季のことばをテーマに脱力系歳時期エッセイ。初詣から除夜の鐘の平等まで。歳時期と季節の思うことの関連が面白く、気張らずさらり。ちょい共感しつつちょいおもしろめ。季節感大切!思い出と共に、エモく、センチメンタルにもなるし…だが、全体的暗い。正月はマイナスイメージ、一年で一番好きな日は大晦日、とか笑 他共感→かるた、理想の風邪、咳と体、ペルシャ猫とはちみつトースト…、桜、四月の重い眠り、じゃがいも、たまねぎ、ぶらんこ、「非成果主義的GW」意味のないことを楽しめなくなってる,休み成果主義とか↓
舞

…プール、夏休みの黄昏、金木犀、秋の夜長を待ち望む、千歳飴、おでんのふところ、もらい手帳と手書きツイッターもよかった笑

09/04 19:19
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amanon
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俳句の季語にまつわるエピソードを収めたエッセイ。「へえ〜こんな言葉も季語になっているのか…」という軽い驚きと共に、ほぼあっという間に一気読み。日常あるある的なエピソードと共に、いくつか個人的に非常に刺さるものもあり、何とも言えない感慨に囚われることも。また、著者が後書きで述べている通り、家族のかなりディープな過去について触れている記述には、少なからず心が痛む。両親が離婚した後は、殆ど接触がないと思われる父親の人物像が非常に気になってしまう。後、著者が若い頃バイトをして買ったというストラトの顛末はいかに?
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もりぴー
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ネタバレ1年の季節にまつわる言葉に合わせて語られるエッセイ。 著者は関西出身・関西在住ということで関西の様々なスポットが登場する。 自分が関西に住んでいたことがあり、梅田のダンジョンや祇園祭などその情景が思い出されて懐かしくなった。 また、桜・藤・薔薇など季節ごとの花の美しさも多く語られる。朝顔のようなそんな人間に自分もなりたいと思う。 大人になると一年があっという間に過ぎ、変わり映えのしない毎日を送ってしまうが、幼い頃の思い出を作者と一緒に振り返りながら、ノスタルジックな気持ちになった。
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オフィス助け舟
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「それにしても、心とはいったいなんなのだろう。どんなはたらきをするのか。悲しむものか、喜ぶものか。悼むものか。勝ち誇るものか。わたしは、突き詰めると、人間の中の世界が通り抜けていく場所、そうして捕まえた光のようなものを記憶して撹拌し、反射する場所を心というのではないかと思う。」(イゴール・アントンと心の役割のこと)。ヘラヘラと脱力しているように見せかけて、不意打ちでこういう人間の深淵をのぞかせる文章をぶっこむ津村さんってばズルい。かっこいい。大好き。尊敬しています。
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モミ
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季節に合ったテーマの短編エッセイ。 風邪をひくのは悪くない、というものに共感。いいよね、早退してうどんを食べて寝るの。 感動や笑いは無くて、読むのに時間がかかってしまう本でした。
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momo
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初詣に行けばその帰り道で正月が終わった気がしてヘコみ、余計なことを考えずに寝ることに意識を集中できるから風邪をひくのは悪くないと考える、津村記久子さんのエッセイ。季節ごとに色々なエピソードがあり、そのどれもがおもしろかったです。初めて読む津村さんの世界観に、彼女のステキな人柄が滲み出ていて(しかしやさぐれた一面も垣間見えて)、私は津村記久子という人に大いに興味を引かれ、冒頭25Pで既に次は小説を読もうと誓ってしまっていました。
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ガラスのバラ
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二十四節気、七十二候の時期に合ったテーマに関する短編エッセイなのだが、津村記久子さんの人となりがよくわかるお話が多かった。これまで読んだことのある作品からは、ちょっとめんどくさがりな人見知りでおとなしい方であろうと想像していたけれど、案外積極的な面を垣間見た。桜の花見、大晦日正月等は思い入れのある楽しみ方をされているし、普通に活発な子供時代を過ごしていたような印象だ。「土日ダイヤお盆クラブ」のような妄想が面白い。
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ムジカペッコリーノ
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以前読もうとしたときは退屈に思って放置していたが、今回はスルスルと読めたし面白かった。子供の頃の思い出って確かに、季節との距離が今より近かったな。
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sigel
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七十二候をテーマにした思い出エッセイ。津村さんの繊細さが窺がえたような。まぬけじゃないよ、皆もありありの出来事。
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奏市
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そのときどきの季節の言葉に絡めて書かれたエッセイ。感激したり爆笑したりする事はないが、なんかほっとできる読書時間となった。休肝日に通勤バスで朝から気分乗らない中、帰ったらこれ読めると思うと気持ち上向いた稀有な本。著者と同じで自分もやはり断然夏よりは冬がいいなと再認識した。布団、こたつの単純な有り難み。自分の誕生日に近い時候のテーマがわかめであり、ちょうど少し前に食べ放題行って生わかめの美味しさに今更ながら気づいた身としてはピンポイントに良かった。おじいさんの好きだったカステラってどこのメーカーだろ。
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紅咲文庫
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プールで無くしたロッカーの鍵を拾ってくれた男の子に関しての”わたし一人だけが覚えていて、あんなに簡単で純粋なできごとはなかったなぁ“という思い出、七夕の短冊に書こうと夢想する”仲間がほしい“、呉服屋さんのおばあさんの話。どれもふっと心に残る。あとがきで、季節のエッセイを書くためにはこれまで生きてきた記憶を総動員しなければならなかったと語られている。子どもの頃の記憶を新しく考えなおすことで生まれたエッセイ。おもしろかった。
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まる
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季節を感じられるエッセイ集。特に京都の話は住んでいたことがあるので、地名の読み方など、わかる~!という感じで懐かしく思えた。あぁ、こんな行事あるよな~小さい頃こうだったよな~と思える一冊。題名が好きだな。
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baku
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図書館でみつけ、好きな作家なので手にとる。 斜め読み。 私は手帳が好きなので、「もらい手帳と手書きツイッター」が面白かった。
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やまもと
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おもしろいんやけど、あんまり読み進まなかった。 ぱっと手にとって、その時の季節に近い頃のページを読むっていうのが正解な感じがしました。
0255文字
Yamazaki
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季節にまつわる作者の思い出が綴られている。謙遜しているけれど、私から見ると十分に一年のイベントを満喫されているように思う。
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ブルーツ・リー
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津村記久子のエッセイ。 あれだけの奇譚を語る人だから、どんな人生を送っているのか?! と思ったら、何と、ごく普通の人生、どころではない。季節の出来事を探るために、子供の頃の記憶まで取り出してこないと書けないのだという。 どうも、殆どの季節を、小説以外の仕事ばかりしているか、小説家になってからは家にこもり勝ちらしい。 完全に、妄想型の作家だと思う。家に居ても、勝手に物語が浮かんでくるという。羨ましい…。。 作家がいかに小説を書くかが分かると同時に、作家の謙虚な人柄も伝わってくるようなエッセイだ。
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ようこ
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津村さんに対して、自分とはもちろんちがうけどなんとなく親和性のある考え方や感じ方の人だなと思っているので、このエッセイもやっぱりおもしろかった。
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還暦院erk
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図書館本。これは購入して「その季節ごと」に読んでいくのがイイかも。初詣、十日戎、骨正月、ひとり鍋、ストーブで暖を取る、あびこさんで厄除け、義理チョコ代わりの吹き寄せ(←笑いのツボ直撃!)、わかめ本当はアオサ、雛祭り、イタチの屁、桜咲きすぎ、春眠、新じゃがラブ、たけのこマンション、藤の良さ、休みに対する成果主義、花を食べる友人、バラに対して遠巻き、アサガオの気立ての良さ、嵐電は昆布、一人七夕、オシロイバナ怖い、土日ダイヤお盆クラブ(←ちょっとホロリ)、祖父母の墓所にお参りで「小説家になりましたよ」(←泣)
還暦院erk

いわし雲、ヒガンバナ、新米、キンモクセイ、蚯蚓鳴くは実はオケラ鳴くであり蜥蜴鳴くとも違う、秋と冬は夜なべ向き(←ここで夏の悪口が長いのが最高!)、定額貯金、募金で悪口思考を遮る工夫、わんこそばはスポーツ、フトニシャンのふとんコール、イゴール・アントン(←津村さんの愛と熱量が最大に発揮されてる!)、家にいることの幸せな感じ、掘りごたつ、そして大晦日。

07/08 13:39
還暦院erk

以上、ノート抜き書きの更に抜き書き。将来老人施設入所の際には、津村エッセイを是非何冊か携えて行きたい。本書もね。

07/08 13:44
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きのこきのこ
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津村記久子さん流の歳時記。津村さんの子ども時代や家族、好きなことや、ああそこ気になりましたかってのがたくさん載っていておトク。津村さん刺繍好きなんですねー作る前の夢想楽しいですよねー。カビの話がとても可笑しかった。「おい生えたぞ気を付けろよ」って、どんなキャラ付けなんでしょうね。
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くるみみ
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Web平凡に約3年間連載されていた暦エッセイ。津村さんの生活や幼少時の出来事などが季節のことばをテーマに語られている。その季節のことばからのタイトルが津村さんらしく、薔薇→『薔薇との距離感』、お盆→『土日ダイヤお盆クラブ』、などと読む前から肩の力が抜ける期待が高まる楽しさだった。津村さんファンとしては季節を感じる度など読み返し必須な1冊でした。
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ベーグル
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★★★☆☆楽しく、読みやすかった。小さく書かれてる七十二候もよかった。
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MASA123
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2012年~15年にウェブ平凡に連載された「まぬけなこよみ」というエッセイを集めた本。ぎりぎり、そう古くない話だ。エッセイは新年から大晦日の順番に並んでいるが、わたしは「秋から冬へ」の章から読んで「あとがき」を読んでから、最初のページにもどり新年から読み始めて、全部読み終えた。今読むなら、この順番のほうが季節感にあってるかなと思ったのです。「くよくよマネジメント」とか津村さんのほかのエッセイでもでてくる話とかぶるところがあって、そういえばそうだったねと、たのしく読み終えた。挿絵のイラストもいいね。
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さえこ
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再読に全く気付かず‥ 今のほうが、じっくり味わって読めた。それは確実。
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アウレリア
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一年を通して、季節感のあるもの、小学生の頃の思い出、ちょっとした趣味など、津村記久子ワールドを身近に感じてゆったりした気持ちで読めました。京都の藤棚のお気に入りの場所は、全く知らなかったので、帰省ついでにぜひ寄ってみたいです。ありがとうございました(^人^) PS:おしろい花の実を割って、中から粉を出して遊んでいましたが、匂いはほぼなく、全く気になりませんでした。笑笑
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ちさ
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ネタバレ再読。歳時記をテーマに津村さんの日常、幼い時の記憶に触れる。当たり前だけど季節の移ろいに合わせて、人間は日常を生きているんだなぁとふと思う。変化の少ない日々の中でも自分の中の小さな幸せを見つけて生きていきたいな。津村さんの四月を憎む気持ちと夏への怖さが強すぎて笑った。私も環境の変化や新しい人間関係が苦手なので、わかるわかると頷きつつ。たけのこの家への憧れ、布団にくるまる幸せ。トマトの悪役からの出世。読んでて楽しいエッセイである。
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みーこママ
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『せやせや』と言う言葉が思わず出てきそうなエッセイ。『そうだ、そうだ』でも無く『そやそや』でも無い。各エッセイの冒頭の『季節のことば』と各エッセイの文末の二十四節季、七十二候が、いい塩梅にお行儀よく配置されている。作者は私よりふたまわりお若いが昭和の大阪あるあるが懐かしい。
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ぺんぐぃん
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おっと、またやってしまった。というか、すっかり忘れていた(笑)著者独特のこだわりと、緩さが心地よいエッセイだったが、ほんとに3年前に読んだことをすっかり忘れて楽しんだ。ま、ゆるゆる過ぎていく時間にのんびり身を任せられるのがよかった。小学校、中学校時代の嫌だった思い出話も、骨抜きにされているようで、肩の力が抜けているところが著者らしい。
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