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殺意の対談 (角川文庫)

感想・レビュー
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Ree.
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★★★☆☆著者の「慣れるまでは多少読みづらいかと」という言葉があったが、そこはそれほどでも。ただ、いろいろ面倒なお話であった。(大ヒット『神様の裏の顔』著者が仕掛ける、もう一つのどんでん返しミステリ。人気作家・山中怜子と若手女優・井出夏希の誌上対談は、和やかに行われた。⋯表向きは。実は怜子も夏希も、恐ろしい犯罪者としての裏の顔を持っているのだ。対談と心の声で紡がれる、究極のエンタメミステリ)神様の~も読んだけど、つまり同じ感じなのね。
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カニック
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対談形式の作品ですが、特にストレスなく楽しめました。内容は凄惨なものですが、元お笑い芸人さんらしくユーモアセンスもたっぷりでした。
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ミロリ
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面白い対談だった。対談中なのに心の声の量が多すぎてちょっと笑える。毎回登場人物が変わる短編かと思いきや繋がっていて最後まで飽きずに楽しめた。1番最初の作家と女優対談は正統派、サッカー選手対談はコミカル、バンドメンバー対談からかなり不穏に。そして死者も続出。インタビュアーを疑いたくなる気持ちもわかる。作者が元お笑い芸人ということにも驚き。
0255文字
あんこ
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10年近く前に「私情対談」として発表それていた作品が改題され文庫化された。加筆、修正されているということで最後まで読む。昔読んだ時にはあまり響かなかったが、今回はなぜか最後まで楽しんで読めた。その当時の自分には合わなかったが、今の自分には合っていたということだろう。小説は不思議だ。
0255文字
オコチャ
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各章、対談形式で基本書かれています。 それぞれが本音と建前、表の顔と裏の顔を持ち合わせて本音の部分・裏の顔がチラチラ見えてくるのが面白い。 だけど裏の顔で最初は共感できたことも段々と過激なものが顔を出してきて… しかも各章が繋がっていくのは驚きでした。 ただ、ラストに向けて思ってた以上に話が大きくなっていった事が逆に冷めてしまいました。
0255文字
devil
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いやあ、惹き込まれました。登場人物が一瞬錯綜してしまいましたが。しっかりついて行けました。他の作品味わいたいですね。
0255文字
ドットジェピー
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面白かったです
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boichi40
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違う対談の関係者がつながっているという斬新な展開は面白かったです。ただ終盤はチョット複雑になりすぎたかな。
0255文字
rina
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雑誌の対談形式と心の声だけで進む本作。あまりリアリティはありませんが、それぞれの話が少しづつ繋がっていたり、色んな人の裏の顔がぶっ飛んでいて面白かったです。たくさん人が死にますが、暗い雰囲気はなく軽く読めます。私自身外見と中身にかなりのギャップがありよく驚かれますが、今隣にいる人だってこういう人だと思い込んでいるだけで、本当のところは誰にも分からないですね。
0255文字
WA HANI
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上手くまとまっているな、という印象です。テンポも良いです。 少し物足りない感じはありますが、面白かったです。
0255文字
まろまろ
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つい先日読んだ「私情対談」の文庫版だったとは。題名を変えられると騙されるー。せっかくなのでサラッと復習したら返って、わかっていたつもりの流れが混乱してきて。あーもー誰が誰だか。
0255文字
満月
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★★★(2024)
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ポコポッコ
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ネタバレ対談形式で心の声を楽しむ感じかと思っていたら当然それだけでなく登場人物のクセのある物語が展開しとても面白かった
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すむら
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雑誌の対談形式で書かれている珍しい構図でありながら、さくさく読めてしまう。この感じに既視感を覚えていると、神様の裏の顔、の著者だった。二転三転読者を弄び、そうきたか~~に投げ込む手腕、嫌いじゃない。神様の裏の顔のときはちょっとなーと思っていたが、大袈裟すぎないどんでん返しは読んでいて楽しい。
0255文字
からあげ
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ネタバレ対談と心の声が交互に出てくる形で物語が展開されています。 短編集かと思いきや次の話で同じ登場人物が出てきて、絶妙に繋がっていて面白い。 最後は爆弾やら何やら殺人計画が大集結でやりすぎな感じがありましたが全体的にはさくさく読めました。 個人的には「神様の裏の顔」の方が笑いもあり好みでした。
0255文字
こほ
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ネタバレバラバラな雑誌の対談記事(心の声つき)が並ぶ形で話が進む長編。大体皆人殺しクズだし三流記事の体だからか文章も冗長で快さもなく7割ぐらいはずっと読むのが苦痛だったけど後で絶対繋がるはずと我慢してたら最後思いの外複雑に絡み合ってきてちゃんと驚けた。よかった。特に車で焼死したのが夏希じゃなく莉奈だったのにびっくり。責任とったことになる…のか?周りに天使と思われたまま死ねて狡い気もする。夏希の逃亡以降はドラマやハロウィン、自転車等回収されたり面白かった。特にライターとの妙な協力関係から死に目に会う場面までが好き。
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KDS
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ずっと探していた作品。なかなか見つからないので電子書籍での購入を検討していたが、つい先日ブックオフで発見して即買い。著名人同士の対談形式の連作集だが、建前の対談の合間に各々の本音…心の声が挿入される。表と裏の私情がまるで逆だったりするのはあるあるだよな…なんて思っていたら、裏表どころか最初の二人はどちらも殺人者!しかも互いに相手の恋人や息子を殺していて…?結局宙ぶらりんのまま別の対談へと移るが、登場人物らの人間関係は全て繋がっており怒涛の疾走をみせる!ラストはどんでん返しの連続で楽しめた。めっちゃ面白い!
0255文字
okk
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Kindleで。面白く読めたけど全部が繋がっていて最後は理解が追い付かなくなってくる!(自分がアホなので)
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キムラシュン
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ネタバレ途中からどんどん面白くなって、最終的に やりすぎだろ!ってなった
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海星梨
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KU。『神様の裏の顔』の作者かぁ。うまくはなってるけど、描きすぎだよね。全部書く必要なくない? って思う。特に、SMLとかさ。「ごめんね、もう声が出なくなっちゃったんだ。みんなのこと愛してる。でも、もう続けられない。幸せのままに死のう。終わりから始まりへ。メッセージ、届け」くらいの短さで最後に書くだけでよくないか? 全体的に冗長なんだよな。二転三転を狙いすぎて、他の演出がない作家さんだよな。。。
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もと
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ネタバレ115 ★★★★☆ 【KU】「雑誌の対談記事+対談中の登場人物たちの心の声」で書かれているので読みづらいとあったが、読みづらさを感じるどころか興味津々でのめり込んでしまった。映画「ユージュアルサスペクト」みたいだなぁ~と次から次へと繋がる流れが面白かったです。最後はちょっと詰め込み過ぎだと思ったけど、娯楽として楽しむならこのくらいぶっ飛んだ展開でもいいのかもね。解説によると著者は元芸人なのだそうです。他の作品も是非読んでみたい。ゲテモノ味のジェリービーンズ貰ったことがある。鼻くそ味があったのを覚えてるわ。
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後ろのお兄さん
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「お梅は呪いたい」「神様の裏の顔」に続く3冊目の藤崎翔さん。雑誌の対談風の記事と独白からなるストーリーの連作集。 推理小説っぽいけど、ノックスの十則的に言って、厳密な推理小説とは違い、読者の予想・想像を裏切って行く、いえば、どんでん返し小説って感じ。 あー、あの時のあれはこれなのね、みたいな「スカイツリーの花嫁花婿」も彷彿とさせる感じでした。
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たけのうみ
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3
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桂 渓位
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 会話だけで話が進むミステリーは、過去にも見られましたが、会話の裏に秘めた、とても話せない過去と悪意がセットでつく作品は初めてだと思えました📕  ほとんどの人物が狂気を秘めているので、読むのにもエネルギーを費やしますが、全ての話に伏線と繋がりがあるので、間を開けずに読んで欲しい一冊ですね✨
0255文字
まめ
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評価 3.5 面白い。短編集みたいですが、全体的に話が繋がっています。対談形式で進んでいきますが、それぞれの心の声が腹黒な感じでヒドイ。藤崎翔さんっぽい書き方だな~と思いました。誰も幸せになれないお話しです。
0255文字
やなぎ
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作家と女優、サッカーのライバル同士、男女3人のバンド、等々、和やかに対談しているが心の中ではお互いを罵り合っている。現実もこんな感じなんだろう。顔にすぐ出る僕には無理だ。途中から複雑に絡み合って混乱した。え、誰?。どういうこと?。例えるなら、富士山の八合目までは楽しく登山できたが、霧が出て視界不良になって頂上に辿り着いたかわからない、みたいな。ふじさきさんだけに、ふじさん。素晴らしいセンス!。ナイス僕!。フジサキショウを並べ替えると富士山好きよ!(注)なりません。暑さで脳が沸騰してハイに(続く↓)
やなぎ

(続き→)なったか?。いいえ、これがデフォルト。相変わらずの読解力不足だが、すぐに読み返すことはしない。相関図プリーズ。神様より上、お隣さんより下、かな。75点。

06/14 23:08
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keshikun
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ネタバレ対談形式の連作短編だが、後半は心情よりもトリックの答え合わせみたいな独白が続く。ただそのトリック自体がひねりにひねっていたり一部グロい表現もあるので、歌野晶午作品の密室殺人ゲームシリーズを思い出した。基本的には登場人物ほぼ全員がサイコパスだが、整形を繰り返す強い復讐心をもつ女優の井出夏希にさえ最後まで真意を読ませなかった、江本莉奈の裏表っぷりが最も恐怖を感じるキャラクターだった。小説自体はテンポが良いうえ文体がライトで楽しく読み進めやすい作品ではあった。
0255文字
シネマクラブ
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対談形式と当人同士の心の声で成り立っている物語。登場人物は全員上っ面だけの、かなりサイコな人たち。まあ誰もが少なかれそういう建前をもって生きてるからね。サッカー選手同士の対談は爆笑もの。ただ後半は少しやりすぎちゃったかも。無理にピースを嵌めようとしてとっ散らかってしまった印象。おしいかな。
0255文字
nn
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ネタバレインタビュー形式での発言と心の声で進んで行く。それぞれ独立した短編かと思いきや、少しづつ人物が繋がっていき、面白さが加速した。人を呪わば……的な結末で良かった。
0255文字
✡奈々✡
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ネタバレ藤崎作品に外れなし!だったから、期待値上げすぎたかも。 ちょっと対談の最中に心の声や回想の内容を盛り込み過ぎかな。 読んでいくうちに少し混乱してしまったし、ラストの結末もどうも不完全燃焼。 変化球だし、独特なので好き嫌いが激しく分かれそう。 もう少しスッキリした内容と結末だと気持ちよく読み切れたけれど、ドロドロし過ぎの上にあの結末だから集中出来ない時が多くて読むのが辛かった。
0255文字
ふつ村
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ネタバレKindle Unlimitedで。読み進めていくにつれてどんどん先が気になる展開になっていって、なかなかおもしろかった。上田さんが一番可哀想。
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じーつー
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なんと地の文がなく、対談形式の会話と登場人物の心情だけで成り立つ1冊。 浅い視点で見ると、外から見える姿と本当の心の内って全然違うんだなって。 本音と建前。 最初の対談が終わって2つ目の対談に移ると全く別の話になって、微かな繋がりがちらっと浮き出るくらいの関連性。 そんな話が続くのかなぁと油断してたら、後半から怒濤の展開が待ち受けていた。 全部が全部複雑に絡み合うから頭で整理するのは大変だったけど、言い替えたらそれくらい面白かったってこと。 最後は後出しジャンケン感が強く感じてしまった事は否めないが。
0255文字
knockknock
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80-対談形式の連作集。相変わらずリーダビリティが高い。最初はかつての清水義範のギャグ小説みたいな感じかと思ったら、少しずつ繋がって…からの最終章での収束とどんでん返しはお見事。藤崎翔は3作目だけど3作とも仕掛けがレベル高い。文体がやや幼い気もするけどそれもそれで悪くないというか…。こういうのに特化した?作家というのも凄いな・・・。
0255文字
ソフィア
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雑誌の対談の合間に対談者の心の声が挟まり、心の声に殺人や殺意の独白をしていくという異色のミステリー。作者が冒頭に「慣れるまでは多少読みづらいかと思いますが」と注書きをいれられていますが、とんでもない!読みづらさより面白さが勝ります。解説を読むと、作者は元芸人とのことで、前職がこんな鮮やかに面白いエッセンスとなって作品に落とし込むことができるのかと驚きました。作者の他の作品も読んでみたいです。
0255文字
ちゃあぼう
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初めてのパターンの作品だったが、すごくよかった。最初は短編集かと思えたが各章が最後までつながっていて、お互いのだましあいが、どの様に展開していくのか予想がつかずに、どんどん読み進めていった。最終的には誰も勝者にはならなくて自分としては特定の登場人物に対して肩入れはせずに読んだので終わり方としては良かった。しかし、このタイトルには深い意味が込められているなと感心しました。各登場人物たちの真意が恐ろしかった。
0255文字
mae.dat
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ネタバレ情緒不安定。この小説の設定上、致し方ないですけど。本編に入る前に「読み難くいかもだけどごめんね」って書いてあってさ。何か仕掛ける気満々じゃないのってなりますよね。緩やかにはじまり、話が進むに連れて豹変するの。ちょっと前との整合性( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。最初の3話は薄らと繋がりを持つけど、基本は短篇なのかな。と思ったら、4話目からは物凄く強く繋がって行ってね。凄いよ。明後日の方に転がって行くし、後は伏線も回収し放題さ。欲望・欲求が渦巻くんだけど、男性のそれが画一的で、総じて薄っぺらいんだよな。世界は狭い。
0255文字
fuku
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いろいろなものがつながっており、エンタメとして楽しく読める1冊(繋がりすぎて、ちょっと誰が誰だっけ?みたいなのもあったが)。他の本も読んでみたいな→と思いきや、この方の本は他にも読んでた。「逆転美人」の人か〜!逆転美人はちょっとお腹いっぱいだったんだった!それよりかは、こちらの方が良きでした。2023/37
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練りようかん
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ネタバレ相変わらず設定が面白い。対談記事と対談中の心の声が同時進行で描写される。作家と女優に始まり、サッカー選手にドラマキャスト等、短編がいつの間にか連作短編に姿を変えるのも楽しく、聞き手で文を担当する人物が同じなのも最後のまくりを期待させた。過去の自供が未来の殺人計画に転がっていく中で、本職と悪さと犯行をがっちりつなぐ小道具の流用が素晴らしい。特に薬が元で殺したのに薬を飲んで遺体処理の作業効率をあげる場面が笑ってはいけないのだけどツボだった。入り組んでるけどテンポの良さで読みづらさを感じさせないスキルが素敵。
0255文字
いづむ
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対談形式で進む会話の途中に挟み込まれる話者の心中を同時に読めるのが、いわゆる神の視点を得られたようで楽しい。が、読み進めるうちに判明する話者の裏の顔や人間関係の不穏さが増幅されていく怖さが加わって、ぐいぐいと読了。ほぼ一気読みしたけれど、途中時間をあけたり細切れに読む人は、人物相関図を自作して読むことをおすすめします。
0255文字
KOD
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胸糞悪くなりましたが、でも面白いんです😖 クド面白い作品なんです😤
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殺意の対談 (角川文庫)評価70感想・レビュー301