形式:新書
出版社:光文社
自分が大変な時期を過ぎたら、今度は「ヘルプを必要としている人に気づく力(おせっかい力)」が必要だと言う浜屋氏。私もこの先は何かしらの形で誰かの助けになれたらいいなと思う。
母性神話・三歳児神話と共に専業主婦として付きっきりで子育てをしてきた世代と、女性が仕事を続けるためにワンオペ家事育児をしながら駆け抜けてきた世代を経て、今の私達がある。まだまだ過渡期ではあるけれど共働きが当たり前の世代として、母性神話に振り回されることなく母親一人で抱え込むこともなく、外部のサポートを受けながら息切れしないように「定年レス社会」を走り続けていければと思う。
あと職場の同僚は同質性が高いという意見にもそうなんだ!?と思った。意識したことなかったけどそういうもんなのかな。職場のみんなと五十歩百歩だと考えると、少しでも役立つよう頑張らなきゃって思いから協力してやっていこうという考えへ脱却できるような気がする。
//①業務能力向上(仕事のコツやノウハウをつかみ、自分で業務を進められるようになること)◉②他部門理解促進(他部門の業務や立場を踏まえた上で仕事を進められるようになること)◉③部門間調整能力向上(部門をまたぎ他社と調整しながら仕事を進められるようになること)◉④視野拡大(自身の仕事をより大きな立場や多様な視点から見つめられるようになること)○⑤自己理解促進(自身の仕事を冷静に振り返り、理解を深められるようになること)○⑥タフネス向上(仕事上の葛藤やストレスに対処していけるようになること)◉◉
【なぜママは「助けてほしい」と言えないのか】「本人が有しているヘルプシーキング志向」だけでなく、「職場環境が子育てに支援的(ファミリーフレンドリー)であるかどうか」「配偶者から連携して育児に当たることを期待されているかどうか」も影響してくると考えられます。/【日本の働き方は、共働き世帯が変えていく】何が、長時間労働を変える、障壁なのでしょうか? 一番の障壁は上司やメンバーに染みついている慣習のアンラーニング(unlearning)なんですよ。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます