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育児は仕事の役に立つ 「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ (光文社新書)

感想・レビュー
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猫柳
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ネタバレ育児と仕事のキャリアは相反するものとして捉えられがちだが、育児は仕事のマネジメントスキルを向上させることがよく分かる。見方を変えると、仕事のマネジメントスキルが育児を助けるとも取れる。助けを求めることで相互に貢献し合う存在として認め合うことも可能だろう。子育て世代が往々にして感じる会社に対しての後ろめたさ。それらから開放されることを強く望む著者。読みやすく一気に読める。
0255文字
Masaki Sato
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Kindle Unlimited。チーム育児の考え方。体制づくりであったり使えるリソースの把握、優先順位の確認、タスクの振り分け、納期管理などプロジェクトの考えに近く、マネジメント能力やリーダーシップを養う意味で仕事にもいいフィードバックがあるのではないかという面白い考え方。タスクの可視化であったりスキルの共有のためにコミュニケーションをとると考えると自分のやり方の改善すべき点も見えてくる。
0255文字
しげみつ
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育児でマネージメントスキルがあがる
0255文字
なーちゃま
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読みやすく、サクッと読み終えられた。なるほど、発想の転換だな。「育児はキャリアの妨げになる」という従来の考え方に対して「育児はキャリアの中断には繋がるが、個人的なマネジメントスキルの獲得機会になる」という、マインドセットの転換を促している。これが単なる意見に終わるのではなく、情報学環ならではのデータによる裏付けがあり、説得力が高かった。私も周りを巻き込んだ育児、します。
0255文字
Tommy
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会社の通勤がてらに読もうと思っていたのに何だかんだ引き延ばしてしまっていた、、やっと読了! これから、育児をしていく上でチームでやる意識と言語化することの大事さ、抱え込まないことがどれだけ重要なのか。 「見てれば分かるでしょ、なんで出来ないの」に関しては陥る気しかしないので気をつけないと、、、
0255文字
かい
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対談本。冒頭でも宣言されているように、言いたいことはタイトルの通りで、共働き家庭への示唆に富んでいると思うし、我が身を顧みるなど。何度も「自戒を込めて」って書きたくなっちゃう気持ちもわかりすぎる。
0255文字
さ
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共働き世帯が今後増えるにあたり、ワンオペ→チーム育児への転換が必要であること。育児は育児の実行のほか、体制づくりなどの仕事との共通点が多く、統計上もそれらを通じて仕事に関する能力向上も見られることを紹介。また、女性が「管理職」への魅力度はそれほど高くないが、「マネジメント」への興味関心はあることが意外。読みやすかった。ヘルプシーキングや体制づくりに留意したい。
0255文字
まさひろ
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この本は育児する人へのエールである。 一人で抱え込まない、ヘルプシーキング、情報共有…仕事のマネジメントと共通項はたくさんある。時短勤務で肩身が狭い思いをしている人も、これから育児しながら働けるか心配な人にも一読をおすすめしたい。 育児から得られるメリットもあるのだと肩を押してもらえるような内容だった。 個人的には、チーム育児をすることによって配偶者との共通項が増える、達成感を得られることもメリットに加えたいところ。 髪の毛をふりみだし、ママチャリで疾走している一人としてこの本から勇気をもらった。
0255文字
鯉江 真奈
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育児の捉え方が変わる本。「こども産みたいけど、育てる自信がない」っていってたら勧めてもらったのだが、ビンゴでした。役に立つ、って言葉に集約されてしまっているけど、個人を人格的に成長させるのが育児で、その結果仕事にもプラス要因をもたらすよ、という内容でした。人格者になりたい。
0255文字
ケンサン
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育児から学ぶビジネススキルとの類似点→①業務能力向上②他部門理解促進③部門調整能力④視野拡大⑤自己理解促進⑥タフネス向上/女性が管理職から遠ざかる要因①成長する機会の少なさ②女性を巡る人的支援の少なさ③女性を巡る社会的規範の強さ/ヘルプシーキングの大切さ:仕事も家事も抱え込まない/テーム育児の3ステップモデル:ふりかえる→見直す→やってみる。協働の計画と実践、育児情報共有、家庭外との連携を含む/長時間労働の是正、少子高齢化、労働力人口の減少、定年レス、人事管理の個別化、等ベースとなる課題は重く尽きない!
0255文字
♡kana*
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情報共有は、大切だよね。
0255文字
あまぬん
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共働きで子育てに奮闘している世代へのエールが込められてる一冊。自分のその一人のして、育児をしながら時短勤務をして仕事をしていることへの後ろめたさっていうものをそこまで感じなくてもいいのかも?と思えた。チーム育児は親だけじゃなくて、地域やその他サービスも巻き込むこと。第二子が生まれたからきっとまたカオスな日々になるだろうから検討したいなあ。
0255文字
taco
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チーム育児の重要性を説いた本。序章が面白くて期待しただけに、論調は平凡で気づきは少なかった。夫婦で育児が当然の社会になるといいね。
0255文字
尾崎茉莉耶
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ネタバレヘルプシーキングで以下に周りを味方にするかだなと思った。
0255文字
おすぎ
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子育てのやり方を論理的に分析、説明した上で仕事とのつながりが描かれており、勉強になると共に元気が出ました。
0255文字
kum
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葛藤を抱えつつもこのタイトルを「そうであるはずだ」と無理矢理にでも信じてやってきた時期はもう過ぎ去ったものの、当時こんな本を書いてくれる人がいたら自分も励まされたに違いないという思いで手に取ってみた。子育て世代へのエールの前提としてあるのは「仕事人生の長期化」という時代の変化。働く期間が長くなったからこそ、がむしゃらに走り続けることは難しい。「ずっと働き続けなければいけない」とか「一度辞めたら終わり」なのではなく、給水しながら何度でもリセットのきく社会であるべきだという言葉にとても共感した。
kum

自分が大変な時期を過ぎたら、今度は「ヘルプを必要としている人に気づく力(おせっかい力)」が必要だと言う浜屋氏。私もこの先は何かしらの形で誰かの助けになれたらいいなと思う。

02/19 14:00
0255文字
ちさと
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共働き世帯のチーム育児が対象。そのハードルは長時間労働。チーム育児はプロジェクトそのもの、体制づくり、組織運営、コミュニケーション。ビジネス論が活かせる・翻弄されることを楽しむしかない。子どもを通して「経験しなかった人生」を生き直してる。家庭でも朝礼する。・ワーママは周りに感謝必至、情報開示、助けを求める任せる・チーム育児に必要なステップは振り返る、見直す、やってみる・社会の変化期、実験マインドで
0255文字
kou
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仕事をしながら育児をしている人の背中を押してくれる本。 自分自身、子供が生まれてから大きく生活が変わり、必然的に仕事のやり方も効率重視に変えていった。 しかし、頭の片隅ではどうしても時間的に余裕のある(つまり残業していた)以前の働き方のほうが高いパフォーマンスを発揮していて、会社から見たら好ましかったのではないか、という後ろめたい気持ちを抱いてしまう。 そんな気持ちを本書は否定せずに、しかし育児でも仕事で必要な能力を培うことはできるのだと、データの裏付けをもとにポジティブな気持ちにさせてくれる。
0255文字
みつぽん
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ネタバレ○積極的に協働で育児をすれば、仕事の上でのリーダーシップ能力が向上する。 ○ワーママは安易に辞めるという選択をする前に、まず他の人を巻き込んで、セーフティネットを張りまくる方に舵を切るべき。 ○単なるワーママランチ会ではなく、毎回聞いてみたいテーマを設定する。例:家事代行、習い事 ○共働きを含めて労働人口を増やしていかないと、日本経済もやっていけない。長時間労働から長期間労働へ、Pay for performance、人事管理の個別化 働きながら子育てすることに前向きになる1冊。 友達にも勧められる!
0255文字
きむ
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ネタバレ・仕事と育児は関係性が薄いという考えだったが読了後、そのイメージは一変した。 ・夫婦での育児と仕事は確かに共通点が多く、特に印象的だったのは「共働き家庭の育児とは夫婦二人が成し遂げるプロジェクト」という言葉。日頃の仕事の進め方を育児にも活かせそうだし、逆に育児から学んで得たものを仕事に活かすという視点を得られた事は大きな収穫。 ・本書の内容は妻とも共有して、育児・家事分担の計画を立てて、後はトライ&エラーで試行錯誤してみたいなと。 ・共働きでの育児に対して、とてもポジティブな気持ちを持つ事が出来た。
0255文字
ろぶくん
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似たような話がつづくが対談形式なので読みやすい。育児を「赤ちゃんのお世話」と「育児の体制づくり」に分けて考えるのは面白いと思った。ただ、人を育てるのはそりゃ大変だし、この経験から何も得られないはずはなく、それを仕事と結びつけた視点の新しさかな。
0255文字
にわ
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自分が小学生の頃は、母親が働きに出ていた友達は少数派であった気がしたが、今では共働きの方が多数派で、自分もその一人。確かに仕事と育児は天秤の両極のように、どちらか立てればどちらかが立たない関係に思いがちだが、育児を頑張る副産物として、スキルの取得にもつながるという主張には勇気づけられる。だが、そのような有益性があってもそれを受け入れられる社会の仕組みがないことには何も変わらない訳で、まさに最終章の先生の主張に尽きるのだと甚だ同感。
0255文字
satoshi
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人のための(しかも間違えられない、命に直結するかもしれない)決断をたくさんする機会が多く発生する育児。通常業務より、大変に過酷なことだと思う。そして、このタスクは目に見えず、大変さが理解されにくい。「チーム育児」にすることで、このタスクも精神的な分担が可能になる気がした。仕事よりなまじシビアなプロジェクトマネジメント、リスクコントロール的な側面(アウトソースを含めた育児の体制作り等)を持つのだなと再認識。育児経験が無い、積極的に関わってこなかった人にこそ、ぜひ読んでいただきたい…。
0255文字
katoyann
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育児を仕事における「マネジメント能力」の向上に役立つものと捉え直し、仕事と育児の両立を図る上での課題を検討し合った対談本である。 雑駁にまとめると、長時間労働と性別役割分業意識のために、男性が育児に携わらず、女性に育児の負担がかかる状況に変化がない。そのために女性は就労継続や昇進を諦めるという状況が続く。状況を改善するには、長時間労働の規制、例えば時間外労働の割増賃金の引き上げ。25%は世界的にみても低い。50%まで引き上げれば、企業も時間を守るようになるという。企業側の意識改善が必要だと思った。
0255文字
seabeat
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*共働き家庭が目指すべきチーム育児 *チーム形成時の混乱期をいかに収束させるか *リーダーシップ能力の向上に効果有 *親の人間的な成長も期待できる *家事の総量に対する自身の貢献度 *育児に正解は無いので、振り返る→見直す→やってみる、が大事
0255文字
柏葉
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正社員共働き未就学児の子育て中な私が肌で感じていた感覚とかなり近いものがあり、自身の考えの補強材料となった。専業主婦の母親とサラリーマンの父親に育てられ、明確な根拠はないと分かっていても三歳児神話が無意識に強く染み着いており、保育園に子供を預けて働くこともその方が子供のためにも良いと自分に言い聞かせている部分もあった。共働きをしている上の世代は女性が家事育児を担っており、仕事上は男女平等でもトータルで結局女性の負担が大きいように見えた。
柏葉

母性神話・三歳児神話と共に専業主婦として付きっきりで子育てをしてきた世代と、女性が仕事を続けるためにワンオペ家事育児をしながら駆け抜けてきた世代を経て、今の私達がある。まだまだ過渡期ではあるけれど共働きが当たり前の世代として、母性神話に振り回されることなく母親一人で抱え込むこともなく、外部のサポートを受けながら息切れしないように「定年レス社会」を走り続けていければと思う。

11/01 21:43
柏葉

あと職場の同僚は同質性が高いという意見にもそうなんだ!?と思った。意識したことなかったけどそういうもんなのかな。職場のみんなと五十歩百歩だと考えると、少しでも役立つよう頑張らなきゃって思いから協力してやっていこうという考えへ脱却できるような気がする。

11/01 21:44
4件のコメントを全て見る
0255文字
sk
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チームで育児をすることでリーダーシップなどが高まり仕事へフィードバックされるとのこと。面白かった。
0255文字
ホワイトさん
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育児を通してマネジメントを学び管理職になる女性が増えればいいというのは新しい
0255文字
ゆうせい
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今は男性も育児に参加する時代。けれど中々進まない理由には、男性側の意識と女性側の意識の問題もあるのだと知った。男性側としては苦手意識や妻が進んでやってくれてるから積極的になれない。女性としては当たり前にやってきたことだから男性側がもたもたしていると任せたくなくなる。こういった意識のみぞは双方に埋め合わせていきたいもの。 育児は『仕事のスキル』にもつながることは想像できる。マネジメント同様にチームでこなし、誰に何を任せるのか?マネジメント同様の能力が求められる。私も育児休暇をとるが、この本の内容を体現したい
0255文字
苦虫
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逃げ恥再放送終わってしまいましたねぇ…。さて、キャッチーなタイトルの新書でしたがなかなか面白かったです。修士卒と中原先生の対談形式スタイル。育児を一人で、夫婦で抱え込まず、使えるリソースは全て使ってチームでやっていきましょう、という話です。/二点穿った見方をすると「そこそこ整った制度の会社にいる人しかもはや産めない」「妻に『言語化してね、言わないとわかんないよ』、というメッセージは『夫はそれまで昏睡でもしてたんか?という気になる」…なんかこれじゃ指示もらえないと動けないダメ新入社員だよね。わかるんだけど。
苦虫

//①業務能力向上(仕事のコツやノウハウをつかみ、自分で業務を進められるようになること)◉②他部門理解促進(他部門の業務や立場を踏まえた上で仕事を進められるようになること)◉③部門間調整能力向上(部門をまたぎ他社と調整しながら仕事を進められるようになること)◉④視野拡大(自身の仕事をより大きな立場や多様な視点から見つめられるようになること)○⑤自己理解促進(自身の仕事を冷静に振り返り、理解を深められるようになること)○⑥タフネス向上(仕事上の葛藤やストレスに対処していけるようになること)◉◉

07/02 19:41
苦虫

【なぜママは「助けてほしい」と言えないのか】「本人が有しているヘルプシーキング志向」だけでなく、「職場環境が子育てに支援的(ファミリーフレンドリー)であるかどうか」「配偶者から連携して育児に当たることを期待されているかどうか」も影響してくると考えられます。/【日本の働き方は、共働き世帯が変えていく】何が、長時間労働を変える、障壁なのでしょうか? 一番の障壁は上司やメンバーに染みついている慣習のアンラーニング(unlearning)なんですよ。

07/02 19:41
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0255文字
Naokosh
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買うべし。励みになります。
0255文字
呼吸器内科医K
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育児vs仕事という構図を根本から覆した本。再読せねば!
0255文字
yuki
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体系的な分類、分析が凄く理解がしやすい。まだ見ぬ育児に恐れ慄いてるけどいつか自分達が共働きで育児をする時にあんなこと書いてたなと思い出していきたい。
0255文字
ykoji
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大変参考になりました。
0255文字
ビビ
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ネタバレ『まさに、子育てとは長期戦、途中で「やーめた」、と投げだすこともできない、壮大なプロジェクトですからね。』『子育て期の社員が直面する大きな課題のひとつに「仕事の挑戦機会を見送るモヤモヤ」というものがあります』『ワーキングマザーは安易に「辞める」という選択をする前に、まず他の人を巻き込んで、セーフティネットを張りまくるほうに舵を切るべき』『「チルドレンファースト」ではなく「ファミリーファースト」』
0255文字
kamomenotamako
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とにかく読めという気持ちがでかい
0255文字
P.N.平日友
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タイトルの通り、育児をすることで仕事にどんな影響があるかを対話形式で伝えている。 気づきは多い。でもノウハウ面は思ったより少ない印象である。 時短で働いている人にいいイメージがなかった。理由は仕事をおしつけられて帰っていく姿をなんども見ているためである。 この本を読んでもあまりイメージは変わらなかった。 ただ、今まで持ったことがない着眼点で論じられているので視野は広がったと感じる。 特に仕事能力にいろんな定義付けがされている点は感心した。 内容と外れるけど、育児プチMBAという組織にすごく興味がある。
0255文字
かおりん
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中原先生が好きで読んでみた。分かりやすい対話方式で進められる本。まさに、自分の気持ちがのべられていた。チーム育児という言葉を聞く機会が増えてきたが、そうでもしないと破綻する。いかに関係するチームメンバーが気持ちよく子育てをやり遂げるか、タフネス向上は確かに仕事に通じる。育休中に復帰を見据えてチームを作るメンバーを色々と試してみようと改めて思った
0255文字
とっぴぃ
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「育児経験したらマネジメント能力向上するのでは。育児経験者を企業の採用時にも評価したら良いのに」と思っていたところ、そこにズバリ応えている研究内容でした。長時間労働から長期間労働社会へシフトする中、社会・企業・個人がどのように仕事と家事への向き合い方をシフトすれば良いのか示唆に富んでいます。育児をプロジェクトに見立てた「チーム育児」というコンセプトも素敵です。夫に高い水準を要求しがち且つ何でも抱え込みがちな自分のあり方を反省しました。
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eve
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チーム育児は特にマネジメント業務能力向上に効く。これまではマネジメントも育児も大変だという話だけが入ってきており、ネガティブな印象しかなかったが、本書を読んでどちらにも興味が湧き、どちらも少しやってみたくなった。会社に入ってその評価軸の中でずっと働いていると忘れがちになってしまうが、個人は仕事の経験や仕事のためのスキルだけで出来ているわけではなく、生きている中での全ての経験により志向が醸成されていくことに改めて気づかされた。育児中の人も、躊躇っている人も、少しでもポジティブになれるように。
0255文字
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