2017年(底本2013年。訳出前原本「TURING’S CATHEDRAL The Origins of the Digital Universe」12年)刊行。著者は米国人科学史家。◇図。上下巻中の上巻。◆WWⅡの頃から進んできたアラン・チューリング型コンピューターの開発・製造に尽力した数学者・電子計算工学者達(特にジョン・フォン・ノイマン)の群像模様を、書簡やインタビューなどの結果をふんだんに用いて追跡したもの。あるいはコンピューターの具体的な成果(上巻では気象予報に触れる)も言及されている。