形式:コミック
出版社:金の星社
『火垂るの墓』が、1988年にアニメ映画化されるよりずっと前に、1969年の「別冊週刊現代」11月号でコミカライズ版が発表されていたことを初めて知りました。『テツぼん』の『汽車ぽっぽ』では、元々の曲の『兵隊さんの汽車』の歌詞と、戦後になって書き換えられた歌詞(童謡の『汽車ぽっぽ』)の両方が比較できるようになっているのですが、あまりにもギャップが大きすぎてショックを受けました。直接的にグロい要素がないことが、かえってグロテスクな印象を心の奥底に強く残しました。
『火垂るの墓』の原作者は野坂昭如、『ああ七島灘に眠る友よ!疎開船「対馬丸」の悲劇』の原作者は石野径一郎、『消えた国』の原作者は矢島正雄、『若竹煮』の原作者はあべ善太、『記者ぽっぽ』の原作者は高橋遠州。
剛腕伝説さん、おはようございます😊このシリーズ、凄くいいですよね✨インフルエンサーですか!ありがとうございます😊
こちらこそ、いつもいろんな情報を教えてくれてありがとうございます❗
どあらさん、図書館本や「妹に借りて本」がほとんど? ワタシは、あまりにも本が増殖し過ぎたので、もっぱら図書館本です。 しかも、コロナで地元図書館がずっと休館だったので、妹の処(葛飾区・江東区)の図書館本を 「また借り」してた~。 どあらさんと似てるわ♪
きみさん、図書館へは予約して受け取りに行ってます。私の妹は私以上に本が大好きなので、私は買わなくて済んでいます(^O^)
兵隊さん〜♫ の部分は存じていましたが、後半はほぼ軍歌ですね…初めて知りました。。。幼い頃は、レコードかけまくった童謡でしたね。
1945年に同じ作詞者がNHKラジオ「NHK紅白音楽会」(この本では「紅白歌試合」と表記、「NHK紅白歌合戦」の前身)に際して歌詞を変えたというのも驚きでした。汽車=蒸気機関車という程度しか知らなかったし(^_^;)
ベーグルさんこんちゃ。対馬丸の撃沈事件の事は沖縄に行くまで全く知らなかった。沖縄との報道の温度差を物凄く感じたよ。(´_`。)゙
コタツ猫さん、こんちゃ?私も知らなかったから、何故沈没したのか、これを読んでよく分かった感じです。戦争といえば、原爆ばかりに目を向けてしまうけれど、このシリーズで、原爆だけでなく、原爆症、疎開、中国残留孤児、満州引き揚げの事などよく分かりました。日本人として知らなかった事が恥ずかしいくらい。
「ああ七島灘に眠る友よ!疎開船『対馬丸』の悲劇」がまきれもない70年代少女マンガの絵柄ながら、内容はかなりハード。校長先生が疎開をすすめた罪悪感から精神を病んでいくのがこわい!初出がマーガレット!疎開児童の友情と悲劇を描いた「夕映えの丘にーそこも戦場だったー」は少年サンデー初出で、そういえば子どもの頃のマンガ雑誌ってたまーに戦争の話が載っていたなぁ、ということを思い出しました。
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