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出征と疎開そして戦後 (漫画家たちの戦争)

感想・レビュー
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Hiroki
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朝霞図書館 国家は平気で棄民をなした。そして棄民の事実もその後も全て無かったことにして歴史を編んでいる。当事者が思い出したくない・忘れてしまいたい事柄であることを逆手にとって、棄民など無かったとしらをきる。そして今も無責任に安全保障という名のもとに軍備拡張を意図し、棄民に繋がる政治をなそうとする輩がいて、その背景には金儲けに走る魑魅魍魎が蠢いている。
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更紗蝦
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『ドラえもん』より『白ゆりのような女の子』(藤子・F・不二雄)、『ゴッドファーザーの息子』(手塚治虫)、『火垂るの墓』(滝田ゆう)、『この世界の片隅に』(こうの史代)、『ああ七島灘に眠る友よ!疎開船「対馬丸」の悲劇』(木内千鶴子)、『夕映えの丘に―そこも戦場だった―』(佐藤まさあき)、『人間交差点』より『消えた国』(弘兼憲史)、『味いちもんめ』より『若竹煮』(倉田よしみ)、『テツぼん』より『汽車ぽっぽ』(松永潔)、『垣根の魔女』より『御身大事に……』(村野守美)が収録されています。
更紗蝦

『火垂るの墓』が、1988年にアニメ映画化されるよりずっと前に、1969年の「別冊週刊現代」11月号でコミカライズ版が発表されていたことを初めて知りました。『テツぼん』の『汽車ぽっぽ』では、元々の曲の『兵隊さんの汽車』の歌詞と、戦後になって書き換えられた歌詞(童謡の『汽車ぽっぽ』)の両方が比較できるようになっているのですが、あまりにもギャップが大きすぎてショックを受けました。直接的にグロい要素がないことが、かえってグロテスクな印象を心の奥底に強く残しました。

03/10 00:21
更紗蝦

『火垂るの墓』の原作者は野坂昭如、『ああ七島灘に眠る友よ!疎開船「対馬丸」の悲劇』の原作者は石野径一郎、『消えた国』の原作者は矢島正雄、『若竹煮』の原作者はあべ善太、『記者ぽっぽ』の原作者は高橋遠州。

03/10 00:24
0255文字
読特
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「銃後の守り」を描いた作品群。「ドラえもん」「火垂るの墓」「この世界の片隅に」「味いちもんめ」…ビッグタイトルが並ぶ。...●沖縄からの疎開船。危険を避けるための避難が悲劇を招く。●疎開先で育まれた友情。励まされた友の戦後の悲しい選択。●特攻隊の息子がしたためた手紙。黒塗りにされた文字が明らかになったときの母の思い。...戦場で戦うつらさ、空襲にあうつらさ、そして、愛する人の身を案じながら待つつらさ。勝っていればそのつらさは報われていただろうか?今も戦闘を繰り返す戦勝国。日本もその一員だっただろうか?
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K
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ネタバレ図書館)満州からの引き上げ編よりはずっと軽めに読めた。◆ただその中でも一番印象に残った 残酷な話が 人間交差点「消えた国」。小さな地区に住んでいた家族、連隊が自分たちを守るため時間稼ぎに、その人達に嘘の情報で敵と孤軍奮闘的に戦わせた。彼らが犠牲になるのを承知で。父は負傷したため夫を匿い、子供も隠して、妻が槍をもって構えていたが、時間が経って夫が出てみると妻は強姦され殺されていた。残された子も一緒に帰国の列車に乗ったのに、揺れで落ちてしまい、、、。夫は日本に帰ったが……。
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剛腕伝説
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漫画家たちの戦争・【出征と疎開そして戦後】。 戦争中の一般人の人たちの暮らしを描いた漫画。 手塚治虫【ゴッドファーザーの息子】、村野守美【垣根の魔女・御身大事に】が印象に残る。
yomineko@ヴィタリにゃん

剛腕伝説さん、おはようございます😊このシリーズ、凄くいいですよね✨インフルエンサーですか!ありがとうございます😊

03/11 04:16
剛腕伝説

こちらこそ、いつもいろんな情報を教えてくれてありがとうございます❗

03/11 07:38
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かおりんご
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漫画。火垂るの墓の裏話を知ってしまうと、素直に感動できないなと思ってしまう。「汽車ポッポ」の歌が、兵隊さんを乗せていく歌だと知って、ビックリ。意味が分かると、なんだか物悲しい。
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keroppi
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「漫画家たちの戦争」シリーズ。この巻には、「ドラえもん」「人間交差点」「味いちもんめ」といった連載作品から戦争の記憶が描かれたものが多くある。また、手塚治虫や佐藤まさあきのように自身の体験によって描かれたものもある。戦争の傷跡は消えることはないのだ。永松潔「テツぼん」では、「汽車ぽっぽ」の歌が、戦時中、戦場へ兵隊さんを送る歌が元歌であることを知る。元歌と今の歌の歌詞を比べてみると、まさに戦争と平和である。その他、滝田ゆうの描く「火垂るの墓」や、こうの史代「この世界の片隅に」といった秀作も収録されている。
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ふかわ
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「白ゆりのような女の子」藤子・F・不二雄、「ゴッドファーザーの息子」手塚治虫、「火垂るの墓」滝田ゆう、「ああ七島灘に眠る友よ!疎開船「対馬丸」の悲劇」木内千鶴子、「夕映えの丘にーそこも戦場だったー」佐藤まさあき、「消えた国」弘兼憲史、「貴社ぽっぽ」永松潔、「御身大事に・・・・」村野守美の八編が印象深かった。
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Comics
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弘兼憲史先生の満洲からの引き揚げがテーマの「消えた国」が興味深かった、でも電車の中でタバコ喫ってるてのは昭和だなーって感じ。
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東側ギャン
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面白かった、だけどこの手の本みて思うことは特攻隊で死んだやつ多すぎじゃね?ってこと、ざっくり計算で戦死者の0.0017パーセントの割合が多すぎる気がするのだけど
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telephone
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図書館の児童書コーナーにて。
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どあら
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図書館で借りて読了。戦争での酷いお話ばかり…読んでて胸が締め付けられます(-_-)
きみさん

どあらさん、図書館本や「妹に借りて本」がほとんど? ワタシは、あまりにも本が増殖し過ぎたので、もっぱら図書館本です。 しかも、コロナで地元図書館がずっと休館だったので、妹の処(葛飾区・江東区)の図書館本を 「また借り」してた~。 どあらさんと似てるわ♪

03/31 09:13
どあら

きみさん、図書館へは予約して受け取りに行ってます。私の妹は私以上に本が大好きなので、私は買わなくて済んでいます(^O^)

03/31 09:45
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kaharada
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全シリーズ読もうと思った。全部漫画なので読みやすい。特に驚いたのは、疎開船対馬丸の話。イカダで海を漂流する絶望感。貧相な貨物船、嘘の疎開条件。酷い人命軽視、、読んでてつらかった、、、
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アーちゃん
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図書館本。クラフト・エヴィング商會の装丁によるシリーズ第Ⅱ期、第三巻。手塚治虫さんとこうの史代さんは所蔵、村野守美さんと弘兼憲史・矢島正雄さんが再読。最終巻のこの本は戦争としての集大成となっているようで、比較的新しい作品が多かったです。原作を読み、アニメを観た「火垂るの墓」は滝田ゆうさんの絵でもやっぱり辛かった。また「汽車ぽっぽ」の元々の歌詞をしって驚きました。こちらで終わりとなるため、総括するとどれでも良いから、機会があれば一読をお薦めしたい良質なシリーズ本だったと思います。
麻呂まゆっ! @たまに麻呂兵衛3号

兵隊さん〜♫ の部分は存じていましたが、後半はほぼ軍歌ですね…初めて知りました。。。幼い頃は、レコードかけまくった童謡でしたね。

03/07 11:10
アーちゃん

1945年に同じ作詞者がNHKラジオ「NHK紅白音楽会」(この本では「紅白歌試合」と表記、「NHK紅白歌合戦」の前身)に際して歌詞を変えたというのも驚きでした。汽車=蒸気機関車という程度しか知らなかったし(^_^;)

03/07 11:42
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HIRO
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漫画家たちの戦争、全9巻あります。 藤子不二雄と手塚治虫の名があったので、たまたま手に取った図書館本です。 思わず読みいってしまう知らない漫画家に出会えました。それと、汽車ぽっぽは、元は兵隊さんを戦地見送る歌だった。題名は、『兵隊さんの汽車』で歌詞も全然違います。 他の巻も読んでみたいと思います。
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
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対馬丸の沈没、疎開先でのいじめや、中国残留孤児などについて。印象に残ったのは対馬丸の悲劇で、子供達の疎開を決断した校長先生が、悔やんで精神に異常をきたした事などは涙が滲みました。その時はそれがベストな判断だっただろう。戦争がなければ平和に暮らしていただろう人々。戦争さえなければ・・。これから同じ過ちをしてはいけないと来月終戦日を迎えるにあたり、読めて良かったです。
コタツ猫

ベーグルさんこんちゃ。対馬丸の撃沈事件の事は沖縄に行くまで全く知らなかった。沖縄との報道の温度差を物凄く感じたよ。(´_`。)゙

07/31 11:29
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

コタツ猫さん、こんちゃ?私も知らなかったから、何故沈没したのか、これを読んでよく分かった感じです。戦争といえば、原爆ばかりに目を向けてしまうけれど、このシリーズで、原爆だけでなく、原爆症、疎開、中国残留孤児、満州引き揚げの事などよく分かりました。日本人として知らなかった事が恥ずかしいくらい。

07/31 12:34
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スゲ子
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滝田ゆう版『火垂るの墓』がアニメ版とまた違った味わい。ボヤンとした(ちょっとコミカルですらある)感じの兄妹が淡々とただただ侘しく死んでいく…これはこれで辛い。そしてのび太くんのお父さんが学童疎開していたとは!のび太くんは「戦争を知らない子どもたち」だったのか(ちなみに1970年初出の話。初期のオバちゃんぽいドラえもんがキュート)疎開生活の辛さを描きつつも、ちゃんとSF(すこしふしぎ)テイストで飄々としたテンポがおかしい。「昭和二十年六月十日へ、レッツゴー。」
スゲ子

「ああ七島灘に眠る友よ!疎開船『対馬丸』の悲劇」がまきれもない70年代少女マンガの絵柄ながら、内容はかなりハード。校長先生が疎開をすすめた罪悪感から精神を病んでいくのがこわい!初出がマーガレット!疎開児童の友情と悲劇を描いた「夕映えの丘にーそこも戦場だったー」は少年サンデー初出で、そういえば子どもの頃のマンガ雑誌ってたまーに戦争の話が載っていたなぁ、ということを思い出しました。

07/17 01:41
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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これはほんとによいシリーズ。コンビニ本にでもして多くの人の目に触れて貰いたい。私が子供の頃はまだ傷痍軍人さんが珍しくなかった。祖父母はもちろん親からも戦争体験を直接聞かされる機会があった。のび太の父親が疎開体験をのび太に話しているけど、こんな設定が可能なのはいったいいつのことか。子供向け漫画でごく当たり前に戦争が語られていた時代、戦争を体験した漫画家諸氏の逝去が続いているうちに(終わらないうちに)貴重な作品群が埋もれないシステムができればいいのに。
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hitotak
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戦争を描いたマンガのアンソロジー。たまたま手に取ったので知らなかったが、全6巻のシリーズとのこと。対馬丸沈没、疎開先でのいじめなどの辛い出来事、中国残留孤児の肉親捜しのような戦後まで続く傷痕など、取り上げるテーマやマンガのタッチ、書かれた年代も様々。戦争の悲劇をくりかえしてはいけないという作者の願いが非常にストレートに伝わる作品ばかり。子供向けということだけど、全世代の人に読んでほしい。
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不易流行
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図書館本。ごく一部、既読の作品がありました。「ああ七島灘に眠る友よ! 疎開船『対馬丸』の悲劇」の内容が胸に突き刺さります。未来ある子供たちの無念の死ほど、悲しい、悔しいできごとはありません。那覇市へ行く機会があれば、ぜひとも「対馬丸記念館」を訪ねます。このシリーズに描かれているのは、繰り返してはならない歴史ばかりです。合掌。
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かずみ
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様々な漫画家の描く戦争に関する話を集めたもの。そういえば幼い頃は満州引き上げの際に離ればなれになった親子の捜索番組あったなと思い出したり、汽車ポッポの歌が元は違ったんだと驚いたり。多くの人が今こそ読んで、二度と戦争を起こしてはならないと思わなくては。
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Takao
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2017年3月発行(初版)。村野守美の作品が収録されているため、「新刊パトロール」で知り購入したのが3月、マンガとはいえ、340ページの大部のためしばらく放置していた。「漫画家たちの戦争」シリーズ全9巻の一冊で、本巻には、村野守美「御身大事に…」(『垣根の魔女』より)ほか、藤子・F・不二雄「白ゆりのような女の子」(『ドラえもん』より)、手塚治虫「ゴッドファーザーの息子」など10人の作品が収録されている。3200円+税、とやや値が張るが、学校図書館などに置き、子どもたちに読んでもらいたい一冊。
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桐島陽依
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図書館の新刊本コーナーから拝借。マンガなのに誰も借りない…と思ったら戦争のお話でした。藤子不二雄、手塚治虫目当てに借りてみた。ドラえもんを連載でリアルタイムで読んでいた読者だと、ドラえもんのお父さんは戦争体験者(あたしの祖父母くらいの年齢?)になるのか~と思った(なんのこっちゃわからんでしょうけど、そういうお話だったんです!)あとは、手塚センセイの体験談を元にした話が切ないけど可愛かった。手塚センセイの親友はクミコちゃんが初恋だったんだなあとか思うと泣けるやらちょっと笑えるやら…あー、でも戦争ヨクナイ!!
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じじちょん
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藤子不二雄、手塚治虫、滝田ゆう、他の著名人の作品や最近映画化された「この世界の片隅に」も一部抜粋されています。出征や疎開をテーマにした作品を過去の体験や現代から当時を振り返るといった内容でまとめられています。 読んだことのある作品が多いです。 各話の後に簡単な解説があるため、漫画を読み返すと更に理解が深まります。
0255文字
おさるのこっぴ
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様々な漫画家による戦争をテーマとした作品のアンソロジー。この巻は戦地に赴く兵隊を見送った側の家族や友人、空襲を避けて疎開した人々の物語。各作品の後ろに、作品の背景や関連作品を紹介する「読書の手引き」がついていて、漫画を通して戦争を語り継いでいこうという企画者の熱意を感じた。
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出征と疎開そして戦後 (漫画家たちの戦争)評価100感想・レビュー25