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カナダ 歴史街道をゆく

感想・レビュー
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ちゃいみー
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「赤毛のアン」の舞台プリンス・エドワード島への憧れがあったのに、カナダのこと何も知らないな…と思い手に取った。長いスパンの歴史的な出来事を時系列で読むよりも、旅程を辿りながらエピソードが語られる形で、私には読みやすかった。カナダの歴史や文化、暮らし、社会についてのエピソードが豊富。しかしすごい距離を可能な限り自転車で、陸路で旅していて、資料なども持ちながらさぞ大変だったと思う。
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みこ
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著者がカナダを東から西へ旅した記録であり、随所でカナダの成立に関わるイベントを垣間見ることができるため、大変読み応えがあった 本書でも何度も触れられているが、タラを求めてやってきたヨーロッパ人たちが、やがてビーバーを求めて内陸に侵入していき、フランスからイギリスに統治者が変わり、そして大陸横断国家を成立させるために多くの移民を受け入れながら鉄道を完成させた 大陸全土を統一する以前から独立戦争や南北戦争を行っていたアメリカとは異なり、比較的平和にその統治が推移していったことが、今のカナダを作っているのだろう
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takao
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ふむ
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Takeya
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建国150周年。テロや政治状況などで暗雲たれこめる欧州や米国と比べ癒される国として注目。米トランプ政権誕生時、移民希望の米人がカナダ移民登録に殺到。建国以来世界中から移民を受け入れたカナダ。その国土をプリンス・エドワード島からウィニペグまで、二年目はニューファンドランド、トロント、バンクーバー、タクトヤクタックまで。カナダ全土を走るトランスカナダトレイル(TCT)、古街道、廃線路跡などを自転車で巡ったり建国の礎となった大陸横断鉄道で西海岸に達し先住民とユーコンで狩りをしたり歴史を辿り今のカナダを体感。
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めぐみこ
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カナダを自転車とレンタカーで横断・縦断したルポ。建国150年になるカナダの歴史や食べ物、見所が紹介されている。先住民がいて、あちこちからの移民もいて、英語圏があって仏語圏もある。まさに多様性の国だ。
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Billy
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カナダという国には興味は無かったが、上原氏がどういうふうにカナダを描くのかが気になって読んだ。興味がないから、とばしとばし読み進めたが、歴史的なうん蓄を語るところは興味深かった。また、自分はカナダについては本当に知らないことを改めて自覚できた。 カナダが移民の比率が高い割には、テロの標的にもされず、国が成り立っているという。他民族国家であるゆえ、他者を尊重しながら国民の多くが暮らしている。他者を思いやる国民意識ゆえか、懐が深い。暮らすには理想的な国なのかもしれないと、読んでいて感じた。
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ちゅうこ
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カナダってホント知らなかったなあと感じた本。なぜ、アメリカと比べて銃犯罪が少ないかという素朴な疑問からはじまり、赤毛のアンの歴史的な意味を現地の人は知らないけど、直観で訪ねる著者の勘の良さとか、カナダにおけるフランス系のアイデンティティの問題とか、自転車で横断し、体全体で体験する彼の潔さよ。いろんなヒントが詰まった本
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ねむねむ
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もっと知りたくなる。いい意味で“物足りない”内容です。
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めーてる
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カナダの歴史を辿ったルポルタージュ。プリンス・エドワード島から始まり、北極圏のイヌイットの村で終わる。とにかく陸路、出来れば自転車でまわっているところがすごいのと、先住民問題などもキチンと取り扱っているところが良い。こんな旅、してみたかった!
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つかぬ間の休息
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高校二年の時に二週間、留学先の国を一人旅する機会があった。のちにその様子を各人文集にまとめるのだが、今でも後輩のエッセイを見返すたび、その瑞々しさが眩しい。 無論当時は通訳を頼むことも、酒も車もタバコもダメだった。著者の旅はそのどれもが許された大人のそれだが、生み出される文体の瑞々しさは高校生のそれと変わらない。 読んでいて懐かしさを感じた。そこを訪れたことはないのに。
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ぶんこ
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この本は見た目の印象と良い意味で違って、とても面白く楽しめました。憧れるだけで一度も行ったことのないカナダ。先住民やヨーロッパからの開拓者、ロシアや中国からの移民、先住民族、第二次大戦時の日系人強制収容所の話や、収容所のメモリアルセンターや収容されていた小さな町も訪れていて、歴史的な事が教科書ではなく物語のように分かり易く書かれています。半年に及ぶ自転車とレンタカー大陸横断鉄道を使ってのカナダ横断。とても充実した内容でした。トルドー首相の政策に感嘆。カナダに移住したくなります。
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えい きときと
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カナダ?と問われて位置と首都以外は知識がないのですが、そんな私でも巻頭の地図を見ながら面白く読めました。名所だけでなく、過去の色々な歴史も織り交ぜながら紹介していて、著者の○十年ぶりの訪問の答え合わせ的な部分もあり、現地の方との交流もあって、それがあるので単なる紀行文にならないのでしょうね。多くの移民を受け入れて、(完璧ではないとは思いますが)多様性を受け入れる国になろうとしている姿を、あの上原さんが書いた事がポイントかも。ジャスティン・トルドー首相があまりにトランプ大統領と対照的でした。
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アーク
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僕がカナダに行ったのは一度だけだし、時間があまりなかっt奈央でトロントとナイアガラフォールズしか行けなかったけれど、広大な自然と文化を育む土壌だと感じた。そのカナダを横断した筆者の綴った本書は、比較的歴史の浅い国の中でも人種や様々な街、アメリカ人とカナダ人の思想の違い、そして先人たちの軌跡など、読者もカナダを旅行しているような気分になる。カナダもご無沙汰してるけど、久々に行ってみようかな。
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相馬
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上原さんの新刊は、何と紀行文。カナダの風景、自然、街の様子もいいけど、題名にあるように、自転車!や車、鉄道でカナダ全土を移動しながら、開拓や移民の歴史を通してカナダのリベラル、多様性を考える切っ掛けになっている。詳しく知らない部分もあったので、面白く読んだ。しかし、20年前、北米を歩いて縦断したとは、上原さんの意外な面にびっくり関心した。
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スプリント
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カナダを旅行した気分に浸れます。土地それぞれの特徴と文化、歴史がほどよく取り上げられていて読みやすいし飽きがきませんでした。
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