形式:文庫
出版社:東京創元社
形式:Kindle版
レビューを見ていると、コールとパイクを知らない読者にとっては、せっかくの主役を横取りされたような気持ちになられた方もいるようだが、ぜひこれを機に、コール&パイクシリーズにも出会ってほしい。格好良い男たちの筋道の通し方に、ますますこの本の良さが増すはず!…と思うんだけどな~。
ところでこの頃のコールには、あんなにメロメロだった例の彼女の影も形もないようだが…。きっと邦訳されていないところで、色々な事が起こったんだろうな。何とかC&Pシリーズの続編も、出ないものか。全部で16冊もあるなんて。私が読んだのはその内何冊??羨ましすぎる!
相棒のパイクは反対にほとんどしゃべらない。こわもてオーラが漏れていて存在感が抜群で、ヤバそうなことも無表情でやりそうです。犬好きは皆イチコロにするマギー嬢が海兵隊仲間と知った時など、ほんの僅かに口の端を持ち上げる(彼にとって満面の笑みなんでしょうね)。そのギャップに隠れた人間味を強く感じます。ジョン・ストーンはこの頃よく出くわす「アルファオス」の匂いをぷんぷんさせて、ヒッチハイク旅行のフランス娘二人をベットに横たえて登場する気障ったらしさ(爆破しよう)。真面目モードになった時のギャップがいいですね。
玄人の探偵組3人とまだ粗削りなグリーンボーイの気質が残るスコット&マギーが絡む場面がまた見れたらいいのになと思います。主要人物の多くが「戦場帰り」の傷を負った者たちで行方不明になっている女性の哀しい決意をより痛切に感じ取れる、だからこそ捜査に懸命になる……っていう流れもよかったです。ジョン・ストーンの豹変ぶりがとくに顕著で、それまで単に有能な分だけ傲慢で鼻につくだけの男だったのが一転、彼の手紙は物語によい余韻をもたらしてくれます。
きゃり様 ありがとうございます。マギーの出番は少なかったですが、マギーを取り巻く人々の想いが熱かったです。読んでいるこちらも熱い涙を流しました・・・。
わかります( ^^)人(^^ )
リブロさん、おはようございます。 自分は、コール&パイクのシリーズ未読の状態で読んだので、アレですが、ご存知の向きには、ワクワクな感じでしょうね。 マギーの熱烈ファンとしては・・・もっと出番が欲しかったところです。
蜻蛉切さん、こんばんは。 今回は、あの3人が目立ちすぎましたね💦 お暇な時にでも、コール&パイクのシリーズ読んでみて下さい。 マギーのような可愛げは、ありませんけれど・・面白いですよ(^^♪
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