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朝日のあたる家〈3〉 (角川ルビー文庫)

感想・レビュー
3

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くたくた
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風間が自傷で入院しなかなか退院できない間に、透は良のナイト役を引き受ける。良は透への思いを語り、透はそれに驚きつつ幸福を感じ、自分のこともまた良に語り。ついにやって来た相思相愛の時ですがな。しかし透ちゃんも破滅型なので、これが滅びの前のつかのまの幸せに思えて仕方ない。そして事実、風間は絶望と嫉妬と怒りに苦しみ、雪子は家出して透にまとわりつき、アリサは恨みを含み、良の体は弱り、正体不明の無言電話は来るようになるし、不安と緊張は高まり・・・そして透は思うのだ。自分には島津さんという後衛がいる。(!)イヤ待て?
くたくた

節操なしといえば、島津にはあれほど懇願されても雪子とは別れない、と言いフランスには行かないと言い張って頬を張られたのに、良に「なんかいやだな」って言われただけで「雪子とは別れるよ」ってなあ。あんまり島津さんに申し訳なくて。

06/04 12:39
くたくた

そうはいっても、良をこれから起こりうる出来事から守るために、と自分の過去の封印した記憶を敢えて掘り起こす透ちゃんに涙。ソロデビューするためにプロダクションに喰いものにされ、麻薬で逮捕されて屈辱的な取り調べを受け、男娼に身を落とし。それでも死ななかった透ちゃんを抱きしめてあげたくもあるのだよ。これが。

06/05 00:47
3件のコメントを全て見る
0255文字
honoka
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ネタバレ全巻あるのに一気読み出来ず。1冊ごとに疲弊するから。透の何頁にも渡る独白。いかに良を愛していたか、愛しているか、彼との運命的な出会いと狂おしさを繰り返し繰り返し。その狭間に雪子からの「家出しちゃった」や亜美の「帰国したら抱いて」や、風間の「良を返してくれ」が差し込まれどうにかなりそう。しかし間を空けても読み始めるとどっぷりとその世界に入っちゃうのは流石としか言いようがない。透と良が一線を越えようとした(未遂)絶妙なタイミングで風間からの電話。「あいつとやったんだろう。あいつを殺していいか?」で続く
青龍

ルビー文庫になっているの、知りませんでした。学生時代に読んだきりです。読み返してみようかな?

08/07 01:46
honoka

青龍さん、おはようございます(*^^*) 私は「ムーン・リヴァー」を偶然購入し、読友さんから「翼あるもの」とこの作品を先に読んでと勧められ、ネット買いした初読みなんです(>_<)栗本さんは勿論存じてましたがさすが骨太で大変好みな作品です。

08/07 05:28
0255文字
fried_bogy
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 高校時代に。
0255文字
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