面白かったのは「行ってきます」を「See you later(また後で会いましょう)」と訳していたこと。行ってきますは行くよりも「戻ってくるからね」の意味なのだ。だから、その根底は「I will be back(戻ってきます)」である。そのため、「いってらっしゃい」は「Come back safely(無事に戻ってきてね)」になる。なるほど、と思った。(続)
あと、好きだったのが「しょうがない」。「It can`t be helped(避けることができない、助けられない、手段がない)」と直訳するのは少し違って、ネイティブだと「That`s life(それが人生だ)」、「That`s the way it goes(そうなるようになっているんだ)」となる。確かに、この諦めさせる感がある方が「しょうがない」のニュアンスるがある。そして、私もよく使うのだが、微妙は「Yes and no」でちょっと笑ってしまった。
微妙は他にも「That`s a bitiffy(ややこしい)」「It`s touchy(敏感、気難しい)もあったが、とにかく訳しづらそう。「失礼します」ってよくよく考えると、「他人のもとを去る時の言い方」と「軽く謝ること」があって、よくよく考えると、この二つが一緒なのって結構変だよね。そして、「すいません」も「謝罪」「感謝」「依頼」がある。
僧侶で留学経験あり、住職の傍ら通訳・翻訳の仕事もしている。なんと貴重な人物だろう。 内容に関しては主観的な印象が主流になっている感も否めないが「著者がその日本語をどう捉えているか」というのが分って面白い。 命を奪っておいて「ごめん」もないもんだと私は思っているので、私の「いただきます」は 'Thank you for giving me your lives to let me live.' と訳すだろう。 読んだ人それぞれが訳してみて、自分がその言葉をどう捉えているのかを発見するのも面白いと思う。
いただきます、は、I am so sorry for taking your life and greatly appreciate receiving your life.(16頁) こつこつ、は、steadily, untiringly, laboriously, a little by little, step by step(132頁)。
あと、好きだったのが「しょうがない」。「It can`t be helped(避けることができない、助けられない、手段がない)」と直訳するのは少し違って、ネイティブだと「That`s life(それが人生だ)」、「That`s the way it goes(そうなるようになっているんだ)」となる。確かに、この諦めさせる感がある方が「しょうがない」のニュアンスるがある。そして、私もよく使うのだが、微妙は「Yes and no」でちょっと笑ってしまった。
微妙は他にも「That`s a bitiffy(ややこしい)」「It`s touchy(敏感、気難しい)もあったが、とにかく訳しづらそう。「失礼します」ってよくよく考えると、「他人のもとを去る時の言い方」と「軽く謝ること」があって、よくよく考えると、この二つが一緒なのって結構変だよね。そして、「すいません」も「謝罪」「感謝」「依頼」がある。