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雨あがりの印刷所 (メディアワークス文庫)

感想・レビュー
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isry 2@積本消化中
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ネタバレ初読みの作家さん。短編集。とある事情がきっかけで印刷会社を退職し、就活中の神田光。兄が営む喫茶店で妻が過去に自費出版した詩集を送りたいという男性客と出会い、再び印刷業に関わるが…。印刷を通じて、光自身と依頼人が前を向くという良い話なのだが、全く響かず。表紙のような優しい物語ではあった。
0255文字
アスミ
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ネタバレ3話目で泣いた。先天性の病気で夢を叶えられそうになった時に…なんてありきたりだけど、王道だからこそはずれなしなのかな。雨あがりには虹がかかる。茜の涙の雨があがった後には、みちるとの共作の『虹色の物語』が始まるのかな。
0255文字
ふぉま
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ネタバレある失敗から仕事を辞めて実家に逃げ戻って来た主人公。前職を怖れつつも未練があって就活も思うように進まず、家に居づらくて兄の喫茶店に入り浸っていたが、ふとしたことから店のお客さんの手伝いをする事に。3話からなる連作短編集だけれど、3話より2話、2話より1話が良かった。 何でかな……題材自体は好きなんだけれど今ひとつ主人公に同調し切れないというか、手伝いの間の生活どうなってるの?とか、余計なことが気になってしまって。元同僚にせよ、実家や兄や元師匠にせよ、他力本願すぎるような気がして。
0255文字
はーちゃん
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ネタバレ活版印刷三日月堂と良く似た背景や設定。どちらも好きなお話。
0255文字
ネギカレイ
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ネタバレ印刷会社を辞めた青年が、印刷物を通じて人々の心を繋いでいく。ラスト含めて展開は予想しやすいが、印刷にまつわる事柄がたくさん散りばめられていて読みごたえがあった。しかし活版印刷のくだりはさすがに文章だけではイメージすることができなかった。どんでん返しもないためさらっとしていて読みやすく、そんなにカタルシスはないが読後感もそこそこ良かった。
0255文字
さらら
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ネタバレ印刷会社で失敗をして、実家に戻ってきた主人公、光。就活するもダラダラと毎日を過ごしていたある日、光に頼みごとが舞いこんだことから始まる。色んな人たちと関わりながら印刷物を作ることを通して自分が今やりたいことを見つけていく。こういう成長物語は大好きです。最後は予想通りだけど、それこそ望むべきラストでよかった。
0255文字
葉庭
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ネタバレ仕事でミスをしていまい、それをきっかけに勤めていた印刷会社を辞めた光。求職活動しながら兄の経営する喫茶店に入り浸っていると、ある日自費出版の詩集をもう一度妻に贈りたいと希望する男性と出会い、手助けすることに。最近流行りの活版印刷が扱われていて興味深く読んだ。あまり気にしたことなかったけど、印刷物にも色々とこだわりがあるんだなあ。二郎さんはいかにもな職人気質で光に対しての態度が厳しいけれど、さりげない手助けができるのが大人だと思った。読後は表紙のように心に光が差し込んできたように感じた。
0255文字
悪者。
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ネタバレ近所の印刷所を見て印刷会社に就職した光。しかし自分のミスで担当者が辞職したと知り仕事を辞め地元岐阜へ帰る。仕事を志すきっかけの二郎に仕事を辞めた経緯を言えないまま兄の営む喫茶店に居座る。偶然知り合った金治に紛失した妻の詩集を再版したり、和菓子屋のチラシを美濃和紙の封筒に入れ配り更に手動の印刷機を店に置いて店を再興した。兄の店のバイト茜と友人の写真集を作る為奮闘するが友人が余命幾ばくもない事を知らされ二郎に頭を下げて写真集を作り彼女の遺品となる。人の為に印刷をする意味を見出だし光は二郎の会社で働く事になる。
0255文字
Sachi
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ネタバレ働いていた印刷所をやめた主人公の光。お兄さんの働くカフェで出会う人達との関わりの中で、再び印刷の魅力に惹かれていく。最近活版印刷が取り上げられることが多いが、本作でも活版印刷が出てきた。今流行りなのか。何れにせよ、こういう心温まるストーリーは好きです。
0255文字
motizuki
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ネタバレ仕事をやめて地元に逃げ帰ってきた彼が、また印刷を始める・・・と、「活版印刷三日月堂」を思わせる設定でしたが。活版以外にも色々な印刷薀蓄が出てきて、楽しめました。最後のお話は、彼女の手術が成功して、改めてきちんと写真集を作る!という大団円的な流れを想像していただけに、えー、殺すんだぁ・・・と、ちょっとお涙頂戴に持ってく感じが残念でした。
0255文字
えりこ
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ネタバレ正直、あまり期待していませんでした。 しかし、いい意味で裏切ってくれました! 活版印刷だけでなく、印刷全体に焦点を当てている物語でした。 そして、印刷業界に深く関わっていた主人公の光が知識をフル活用してちょっとした人助けをするのは、読んでいて読後感が大変良かったです。 印刷って人の想いを文字や紙やデザインで具現化したものですよね。その想いがダイレクトに伝わる様が涙腺崩壊のきっかけになりました。 活版印刷、やっぱり体験してみたいなぁと強く感じました。
0255文字
むっくん
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ネタバレ約90分で読了の連作短編集。 最後はホロりとしつつも印刷についても学びながらドキドキしながら楽しく読めそうな1冊。 光と茜がその後どうなったのかも触れてほしかったかな…?
0255文字
nobugとミミ&モモ(元保護猫・双子姉妹)
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ネタバレ作者デビュー2作品目。3話からなる連作短編集。主人公は大学卒業後印刷会社で3年働き辞めて、実家の岐阜に帰ってきた光。ぶらぶらして兄の営む喫茶店で時間をつぶす毎日。妻の誕生日に自費出版した詩集を再刊したいという男性客と知り合う。自費出版した倒産した印刷会社を訪れて、活版印刷で復刊を試みる。2話目では兄の同窓の和菓子屋の若旦那の窮状を救うために、活版印刷でのチラシ作りを思いつく。3話目では兄の喫茶店でアルバイトの大学生の茜と同じ写真部員のみちるの写真集出版を手伝うことに。徐々に印刷業に引き込まれていく光。
0255文字
佐島楓
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ネタバレ自分の持つ知識や技術が、人の助けになる。仕事の本質を改めて考えた。
0255文字
タマサブロウ
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ネタバレ表紙買い。会社パンフレットの表紙の会社名に誤字とか、ありえなくね?故意や悪意が混じってんじゃね?と思いながら読んだけれど、やさしい人たちばかりでした。
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雨あがりの印刷所 (メディアワークス文庫)評価73感想・レビュー15