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人生に消しゴムを使わない生き方: フランスの教育・子育てから学ぶ

感想・レビュー
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まさきち
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フランスでは子供のテストやノートも、ボールペン、万年筆で書き、書いたものの美しさが評価点になる。その消さないやり方をフランスのフランスたらしめている考え方としてる点は斬新で興味深かった。たまに手垢のついた言説もあり、それは勿体なかった。著者の語彙の豊かさも舌を巻く。
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アキ
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フランスの教育システム・子育てについて、パリ在住20年の皮膚科医が書き綴っている。その特徴は高校までの教育の無償化であり、各種交付金の財源の6割は企業からの拠出金だという。最も力を入れているのが国語教育であり、授業時間の半分を割く。文豪や詩人の韻文を徹底的に暗記させる。そしてバカロレアは3つのテーマから一つを選択し論述形式。試験時間は4時間。筆記用具は消えないペンを使用する。答案にも芸術性が重視される。システムが根本的に違うので一概に言えないが、出生率の違いに教育費が関与している可能性があるのではないか。
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カモミール
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フランスと日本の子育て、教育の比較。著者が医者である立場からの、出産制度の違い、そこから見えるフランスと日本の価値観の差。 読んでいて興味がある項目はとても面白く、目新しい内容もありました。国ごとの違いを知って、良いところは沢山取り入れていきたいし、制度上も柔軟に変わっていったら良いのにと思います。
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Em
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サルトル「いかなる芸術家も、いかなる作家も、そしていかなる人も生きている間に神聖化されるだけの価値のある人はいない」 自分を表現するとき「完璧主義」などと自分では言っていたけど、おこがましいにもほどがあった。 私は算数が苦手で、何度も消しゴム使ってノートがボコボコだったなー イギリスで育った兄のノートはいつも青いペンで間違いも記録されてて、それでも思考が残されてて、わかりやすかった 高校の途中で、消さない方が頭に入るぞと気づいた気がする 私もカテキョの子にはそうしてる
Em

フランス人の友人と話すとき、LINEしてるとき、その会話の節々から見て取れる人生観や生活、キャリアに対する考え方とかすごく興味深いのはそういう事なのかーと思った

01/19 15:35
Em

「美しい言葉は人生を豊かにする」

01/19 15:43
3件のコメントを全て見る
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アジサイ
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この手の本は、出る杭になっている人が、横並び意識が強い日本に居ては窮屈で、自己主張を是とする欧米を礼賛する本になりがちであるが、著者はフランスと日本の教育と躾について、歴史からよく研究し検証しており、文章も格式が高く、説得力があり、読みごたえがあるものになっている。
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etclair
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正解のない人生に立ち向かう、美は表象でなく意志なのである、という言葉が良かった。私の大好きなフランス、好きな理由はいろいろあるけど、年齢を重ねた女性が自信を持っていて、周りもそれをリスペクトしているところが好きなんだと改めて。好きなもの理由を確認したお誕生日の読書。
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Takeya
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夫婦別室ならぬ赤ちゃん別室はフランスのみならず欧米社会の主流である。泣くのは赤ちゃんの専売特許であるが、何をどうしても両親がやってきてくれない事態となれば、どこかで泣き止むしかない。
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Reiko
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ネタバレプロローグを読みながら「?ちょっと予測と内容が違うかも?」と思ったが… 読んでみると「なるほど」な本だった。 ちょいと難しい感もあったが、どうにか読了。 「子どもには親の弱点を見せるべきではないし、一度決めたことや約束したことは譲ってはいけない。子どもの機嫌はとる必要はなく、理解ある親であるフリをすることもない。嫌われてもいい、一本筋を通す強い意思が必要」ブラボー
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KJ
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日仏の子育て比較論から始まり、フランス人の本質にある、アムール恋愛至上主義、センシュアリズム官能主義を謳歌する生き方を論ずる本。私には新鮮で、フランスの小学生からのテストの仕方、消しゴムを使わず美しい記述でも⚪を与えるところなど感心。まあ、フランス人の生き方ができない所詮日本であることを、痛感。
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ののまる
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題名は素敵だな、と思ったけど、中身は若干書き散らかした感が。
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Masayuki
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万年筆を使い、美しいノートを書けるようになりたい。
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takao
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☆ノート:小学生から万年筆。数学も論述式で論理思考をみる。小学生は国語が受業の半分で、文豪の文章を徹底して暗唱。クリティカル・リーディング。哲学する。 哲学教育の結果、マスコミを鵜呑みにしない。
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さくらこ
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ネタバレ日本人にとって、フランスは食と芸術の国。だけど、フランスについて、何も分かっていなかったようだ。フランスは「成熟したオトナ文化」の社会。大人は子どもが憧れる存在であって、甘やかしてくれる存在ではない。大人と子供はしっかりと区別されている。大人と子供の峻別、日本にも数十年前まではあったのに、いつの間にかうやむやになってしまっている。どちらが幸せなのだろう。
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ユカ
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視野を広げてくれた本。小学校から筆記用具は万年筆でテスト問題は論述式、自身の思考や論述の軌跡を、たとえ間違っていたとしても消さずに残しておくというのが、カルチャーショックでした。大学入学資格試験問題が「労働の減少で、よりよく生きられるか」なんてちょっとゾクゾクけれど、ハイティーンがこれを考える力をもつって、すごい。一生恋愛をすることに個人も社会も寛容で、個人主義でありつつも他者への尊重を欠かさないのは、この国の人々と社会が成熟しているから。この本は、いろいろなところで私の背中を押してくれました。
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trazom
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ネタバレフランスの事情を紹介しながら、教育や社会に関する大切なことをに気付かせてくれる本である。死せる教育と生きた文化の二元論、学校は知育、道徳や躾は家庭や教会という峻別、ライシテ、民主主義よりエリート主義、センシュアリティなど、大切なキーワードが心に残る。日本では「追放」というお仕置きがあるが、フランスでそんなことをやったら喜んで駆け出してゆくという話が印象的。フランスのお仕置きは自室への閉じ込めだという。日本は共同体への帰属が大切だが、フランスでは、それほどまでに「自由」が重要なのだと思い知らされる。
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まゆまゆ
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フランスでは幼少期から「正解のない問題に対応できる力」を鍛えている。美しさと論理を重視し、日本のように間違ったところは消さずに残しておく。恋愛至上も個人主義のなせる技で、国家システムがこれを支える。教育に関するエッセイ部分は参考になる。
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ひでぞうママ
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「フランスの教育」特に小学校からペンを使っていることについて、ちょっと気になったので手にしました。 日本とフランス、文化や考え方の比較が面白かったです。
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春紫。
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(フランスでの具体例を比較の材料として)内容で論じられることは必ずしも目新しいものではないが、硬軟のバランスが良く読みやすかった。
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