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成功する里山ビジネス ダウンシフトという選択 (角川新書)

感想・レビュー
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大先生
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地方でイキイキと活躍する人々を紹介する本です。人口増加期(過去)と人口減少期(現在以降)を部員100人の野球部と部員9人の野球部に喩えて説明する箇所が秀逸ですね。前者ではポジションに特化したスキルを磨き競争しないと試合に出れない。後者では一人でも欠けると試合にならないので相互に補い合うしかないと。本書を読むとGDPにはカウントされない豊かさの存在に気づけます。田舎暮らしに憧れますが、どう生計をたてるかが難しい。憧れだけでは生きていけません。「道徳なき経済は罪であり、経済なき道徳は寝言である」by二宮尊徳
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まっちゃん
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これが最先端の生き方なのかなと思いました。来年から米作りしたいですね
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黒とかげ
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なるほど。興味深いが、どれもこれも雇用を生む産業ではないんだよなぁ。地方に住む人間が全て才能があるわけでもなし。むしろ才能のない人間は都会に住んだ方がいいに決まっている。
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イカカイガカ
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本書に繰り返し出てくる「下山の時代」という言葉。人口減少、それに伴う経済の縮小。否応なく、今の日本はそういう時代を生きている、と。そんな時代だからこその生き方、町や村の活かし方があると説いている。これまでの時代は、経済も会社も成長していく事が前提だった。そういう世界で戦い続ける事と、この本に書いてあるような道を進もうとする事、個人個人で選べる事が大事なんだと思った。個人的には、手塚貴子さんの『稲花-ineca-食べる通信from新潟』の活動、都郷なびさんの津屋崎での「紡ぎ屋」の活動が特に興味深かった。
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くま
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下山の時代を考える例として「100人の部員がいる野球部と9人の部とでは何が違うか?」を出している点が面白い。人口増加時代と人口減少時代をイメージしやすい。100人ならばポジションごとに特化し、特徴を出しながらレギュラー争いが行われる。誰かの怪我は誰かのチャンス。とにかく競争だ。一方、9人ならば一人でも欠けたら試合で勝てない。お互いに思いやり、カバーしながら練習する。協力体制が非常に大切になる。競争から協力・協働。これがキーワードだ!
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Tokoro10
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自分が地域おこし関連の活動をしており、さらに尊敬している髙坂勝氏のことも書かれているとのことで読んでみた。内容は地域おこし・地方創生の事例集ではあるのだが、ドキュメンタリー風な文章で書かれており、読み物としても面白い。ただ、単純に事例集として読みたい人にとっては少々回りくどく感じるかもしれない。私はそう感じたトコロも有り。
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けんとまん1007
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これからの時代の在り方、生き方を考える1冊。小布施は何度か訪れたことがあるので、とても身近に感じたし、少しは知っていたので、さらに納得感が高まった。他の事例もしかり。よくあるハードからの考え方ではなく、いかにして、そこにあるもの、つまりソフト面から考えるかということ。場合によっては、外部の力(移住者)であったり、違う世代であったり、違う視点を入れることが一つ。なんでもそうだが、常日ごろ接している人達の中からは、違う視点を得ることは難しい。まずは、外を見て、振り返り受け入れることからかと思う。
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虎ボルタ
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堪能させて頂きました。神山さん、ありがとう!これまでの人生で少ないながらもご縁を頂いた方々の話がよく纏まっており、とても興味深かった。第三者の目で書いてあるのも、自分との感じ方の違いが面白い。何にしても、丁寧に取材されているのが伝わってくる。多くの方に読んでもらい、次の時代に備えてほしい。
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beer
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人口減少社会での地域コミュニティー再生へむけた事例。面白かった。「コンパクトシティ」のような考え方が経済性優先だとすると、ここで書かれてるのは地域がそれぞれの魅力を取り戻すことで再生を果たすということ。タイトルが本の魅力を伝え切れてないのが残念(笑)
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