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あなたは、誰かの大切な人 (講談社文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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門哉 彗遙
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原田マハさんが監督をすると知ったので読んでみた。映画化するなら「無用の人」よりも「最後の伝言」のほうが良いのではないかと思った。しかし全体的の原田マハさんの他の作品より質が落ちているような気がする。短編に無理にまとめようとして説明的な部分が多いように感じる作品もあった。って偉そうに(笑)。
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nob
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ネタバレタイトル通りの短編集。各話の主人公は誰かの大切な人または、大切に思われている人。優しい気持ちになる話ばかりでした。原田マハさんって美術系のハードな方と思っていたけど、こういう小説も書くんですね。いい本でした。
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トマス
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人生半ばを過ぎ、きらきらした恋愛とは違うからこそかけがえのない絆をえがく短編6編。表紙のロスコが登場する「無用の人」はK記念美術館が舞台で、ロスコ・ルームの美しい描写に納得。 娘の進む道を見守る父の寡黙な愛が温かい。
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kamata.t2006
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ネタバレ5編からなる短編集である。一人の女性を主人公に、孤軍奮闘している中で、色々な出来事があり、辛い事、楽しい事等が早馬のように流れていく。「月夜のマナ」と、「皿の上の孤独」が印象に残る。「月夜のマナ」では、異国の地で食べる梅干しから、母との思い出が語られている。「皿の上の孤独」は、メキシコのルイス・バラガの建築を見ながら孤独について語るとともに、それまでの共同経営者との関係についても語る。互いに意識しつつもそれ以上の関係にはならないが、友情のようなもので二人が結ばれているように感じられる。
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どぅ
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ネタバレ2023-056 <KindleUnlimited> 久しぶりにハグとナガラに会えてうれしい。メキシコ料理食べたい。 誰かを大切に思う自分がいるように、自分を大切に思ってくれる誰かがいる。普段、目には見えなくてもそう思ってくれる、理解してくれる人がいるってとても強くなれる。 今回もバラガン邸などを画像検索。いいなぁメキシコ。遠いなぁメキシコ。
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本読みましょ!
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ネタバレ誰かが自分を思っていてくれる。自分も人を大切にしたい。そんなことを思わせてくれるストーリーが詰まっています●いちばんの幸福は、家族でも恋人でも友だちでも、自分が好きな人と一緒に過ごすってこと。大好きな人と、食卓で向かい合っておいしい食事をともにする。笑ってしまうほど単純でかけがえのないささやかなこと。それこそがほんとうは、何にも勝る幸福●帰ってこないなんて言わんといて。お母さん、ひとりっきりでさびしい●人生はいつまで続くかわからないもの。行けるときに行っておくのは-行くべきときに行くのは、大事なこと
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ところてん
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6つの短編の主人公、6人とも女性、他の登場人物も含め、生き方はそれぞれだが、皆、誰かに大切に思われている。人間関係のあり方はいろいろあるんだなと改めて思ったが、人生のどこかで他人とつながる縁を大事にしたい。
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おしるこ
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原田マハさんの小説を初めて読みました。物語の中の風景や主人公の女性たちの心情が、とても丁寧でキレイに表現されていて、キュレーターの経歴をもつ作者ならではの作品と感じた。
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アッサム
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読みやすく面白かったです。『あなたは、誰かの大切な人』について6編に渡って綴られています。家族の愛情であったり、友情であったり、恋愛についてだったり。誰かを大切に思う気持ち、思い合う気持ちは、いいですね。声高に言わないけれど、人の愛情に触れたときの、嬉しさも忘れないようにしたいです。アートの描写も素敵で著者ならではの文章は魅力的でした。
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ゆー。
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誰かのでもあるけど『自分は自分の大切な人』なのかもしれない。 『いくつになってもときめきは大事よ。』という言葉が頭から離れない。
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makimaki
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どれも生きるのにちょっと不器用な女性が主人公で、余韻の残る素敵な作品でした。最後の作品に出てくるルイス・バラガン邸は知らなかったので検索して調べてみましたが。生きているうちに行っておきたい場所っていうのはこういうのだよなぁって納得。
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Ash.jp
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必ず来る別れに後悔しないよう生きていこう!メメントモリ。
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雨巫女。
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《私-蔵書》私は,「月夜のアボカド」が一番好きです。
Ash.jp

エスターとアンディーの関係は本当に素敵ですよね!「もしそのひとが運命の人だったら、何があっても最後は必ず結ばれるはずだもの。」

05/24 22:53
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ひめみこ
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6人の女性を主人公とする短編集。それぞれの女性にマハさん自身が投影されてるような気がして、なかなか味のある作品。
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Hitomi:)
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ネタバレ 「波打ち際のふたり」はもう原田さんじゃなかったら誰ってくらい原田さん。だって「自称・牡蠣の生まれ変わり」p. 162とか『フーテンのマハ』で読んだし、なんというかあーってなった。そして牡蠣が食べたい。「だけど、いままでずっとひとりで過ごしてきたお母はんに、ふたりで過ごす時間を返してあげることは、きっとどんなことより大切なんとちゃうかなあ。」p. 169は私が言われているような感覚になった。
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ゆきお
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いい感じだけど、短編なので物足りなさあった。
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ショコラ
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6章からなる短編集。全員女性が主人公で様々な生き方の中で死別しても離婚した人からも生きてる人からあなたは誰かの大切な人のどうり繋がりがあるんだなと思った
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ohana
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ネタバレ短編集。人の別れ、愛する人への思いなどが繊細に描かれている。「月夜のアボガド」で描かれていたが、人の一番の幸福って、家族でも恋人でも友達でも、自分が好きな人と一緒に過ごすってことなのかもしれない。大好きな人と食卓で向かい合って美味しい食事をともにする。笑ってしまうほど単純で、かけがえのないささやかなこと。それこそが本当は何にも勝る幸福なのかもしれない。
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mitsumame
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読了。読んでみてちょっとさみしいような、でもこういう風に生きてみたいって思うような、なんとも言えない気持ちになりました。みんなそれぞれ大切な人を想って生きてるし、自分も想われているうちの一人。表紙の絵がある美術館、家の近くなので、まだ今度行ってみよう。
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ちょん
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マハさんの絵画シリーズ以外の作品久しぶり。女性が強くてかっこよくて、ちょっと弱々しくて好き。読み終わって、自分もこういう生き方したいなって思えるところがチラホラ。行ける時に行っておく、行くべき時に行く、大事だなぁ。いつまでも希望のままにしてちゃいかんな、勿体ないなぁ。
ブルちゃん

ちょんちおはよー😆✨しっくりくるあだ名見つけた🤣マハさんの絵画シリーズって素敵よね✨これは違う方か😌行ける時に、行くべき時にかあ。後回しにしていてはだめなんだね😌💦

01/04 08:51
ちょん

ブルちゃん かわいいあだ名ありがとう❤絵画シリーズ私も大好きです✨なんか小説と画集をセットにして辞典にしてほしい(笑)やれる時にやれ、と一緒なのかな?と思ったけど、やっぱり物事にはタイミングがありますなぁ(。-`ω´-)

01/07 21:13
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そぐう
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短編って物語に入り込むことができず集中力が切れてしまうので苦手なんですが、これは割とスッと入れました。 それぞれ若いとは言えなくなった世代の女性たちが出来事を通して親や友人の愛に気づく、そんな話。私も誰かの大切な人だし、私も誰かを大切にしようと思った。
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pinetree
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6編の短編集。それぞれの主人公が「誰か」に愛されていた。気づくのが遅かったり、思い描けなかったり。でも、絶対、誰かの大切な人として、人は生きているのかな。
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路地裏のオヤジ
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図書館で借りて読むと再読だとすぐに気づいたが面白くて最後まで読んだ。
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jedi-papa
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老いに介護に死、辛い事が多いけど大切に思ってくれる人がいる。短編集だけど心に刺さった。
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たかちん
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ネタバレ短編6作品が収録されている。 各作品に共通する点は主人公が独身女性であること。 また、それぞれの主人公は時に孤独や困難を抱えながらも自己の価値観で自由に生きているといった点や独りで生きていても必ず誰かの大切な人であることが明確な点も共通しているように感じた。このため、全短編を読み終えた時に「なるほど、このタイトルは中々素晴らしい」と思った。
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柚
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良いタイトル。タイトルを見るたび、少し泣きそうになる。
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kuro_kuroyon
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湿度が低くからりとした短編集。大人の女性が主人公であることが共通しているが、なにがしかの問題を抱えている。あるいは介護の問題だったり自身の健康のことだったりとあるが、「人生をもっと足掻こう」精神でこなしてゆきます。「孤独」を大切に扱っている作品。
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フリル
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心にじんわりと沁みる短編集。印象に残ったのは「月夜のアボカド」こんな美味しそうなメキシコ料理食べてみたい。「無用の人」こんな父親はいなくてもいいと思ってた父親の深い愛。桜の季節が来るときっとこの本を思い出す。
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田中寛一
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6短編の中で最初の「最後の伝言」が、最高の感動。「髪結い亭主」さながらの父親が母から受け取った遺言!お母さんの胆力と夫を信じる力に感服。「無用の人」の父親が残してくれたものから、思いとは違って自分の進む道のヒントになったものをきっちりわかってくれていた。身近にいたり離れていたり、様々だが、誰かが、誰かの言葉や生き方が、自分の生き方に影響を与えている。また逆に、自分も誰かの生き方に何らかの力を与える存在になりたいものだ。もちろん迷惑や心配を与えることは最小限にして。
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ぶるこ
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友人から勧められた本、原田マハさんの作品は前に読もうとしてあまりすんなり読めなかったので大丈夫かなと思いましたが杞憂でした!優しい気持ちになれる短編集です
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Tadashi Tanohata
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原田マハは「孤独」をユーモアに変えて表現する天才だ。大切な人の「死」や「別れ」「介護」などをさらりと書いてさらりと収める。「孤独」は悪いことではないのだと。 私の読書脳の中での「孤独」に関する感覚は「遥か遠い先の一点に吸い込まれる」感じだが、マハさんはその一点の先に「絵画」を筆頭に美しいものが見えているようだ。
Masato Ⅱ世

ユーモアは世界を平和にできますね。

09/26 18:46
Tadashi Tanohata

そうだねー! そして欠乏気味だね、世の中。

09/27 18:42
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ミー
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人の数だけいろいろな人生がある。 どれもドラマティックなストーリーではないけど、じんわり心に沁みた。 自分も、「誰かの大切な人」になれたらいいな…。
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水城
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短編で構成されている物語。おいしいメキシコ料理ってどんなのだろう、周りから何と言われても、静かに自分の美徳を貫き人生を終えるとはどういう感覚だろう、とか色々考えた。読み終わって、毎回「私は、誰かの大切な人なんだろうか」とすこしむなしい気持ちになって毎回泣いてしまう。 そういう人生が歩めたらいいな、と少しだけ心を優しくしてくれる本。誰かから送られた手紙と一緒に読みたい。
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くーちゃん
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⁡ "自分が好きな人と一緒に過ごす。おいしい食事を共にする。笑ってしまうほど単純でささやかなこと。それこそが本当は何にも勝る幸福なんだって思わない?"という会話にじんわり。 大切な人と過ごした時間を思い返して、またあったかい気持ちに。 今では大好きな人と"一緒に"過ごすことが難しくなってしまって、ほんとうに淋しいけれど、会わない選択をする、ということはあなたを大切にするということだから、悲しいことじゃない。会えなくても変わらないものが確かに在るもの。 ふと、大切な人が頭に浮かぶ。そんな本です
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Arisa
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独身女性たちのそれぞれの人生が描かれている。 話ごとに扱うテーマは少しずつ異なるけれど、一人でも生きていけるからこそ、誰かと生きることが尊いと感じるということもある。そして、縁や巡り合わせってあるよなとしみじみと感じさせられました。
0255文字
moka59
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70点
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陽子
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そこそこ歳を重ねてきた独身ワーキングガールらの短編集。人生のほろ苦い色々な経験を重ねつつ、周りの人との繋がりの中で、ふと足をとめた時に初めて気づいたり見えたりするものがある。若い人が主人公ではないからこそ、描かれる世界。原田マハ氏の小説は、色彩豊かな情景が所々に描かれていて絵画的。そして、ちょっぴり旅気分も味わえる。私たちみんなが「誰かの大切な人」である。そんなテーマを1話ごとに考えさせられた。
0255文字
ハナコ
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登場人物はみな孤独。それでもみんながそれぞれ誰かの大切な人。そして孤独をはね飛ばす強さを持っていた。
0255文字
優希
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心がほっこりする短編集でした。歳を重ねて感じる想いがあるからこそ、かけがえのない人の存在に気がつくのだと思います。大切な人に出会えたときのあたたかい気持ちが伝わります。
0255文字
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