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彼女はもどらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
394

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なな
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このお二人の作る作品結構好きです
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flower0824_
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ネタバレ仕事のミスやプライベートのもやもやを抱えていた雑誌編集者の楓。そんなときシングルファーザーのブログに批判的なコメントをしてしまう。ところが相手からの思わぬ反撃にあい、自分の過去を暴かれて次第に追い込まれていく。面と向かって言えないようなこともSNSなら書き込めてしまう。年齢も性別も偽れてしまうから、味方だと思っていた人が実際はそうじゃなかったり、罠にはめられることもあるんだなと思うと怖い。構成が見事でした。
ぱるむ

面白そうですねー。私はSNSには近づかないようにしてるのですが。

03/15 19:34
flower0824_

ぱるむさん、おもしろかったので気が向いたらぜひ。SNS、私も読メくらい。うっかり者なのでXとインスタは見る専門ですね。

03/15 21:50
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ダイスケ
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ネタバレ法廷に響く棚島悟の声、「私は綾野楓さんを殺しました」児童雑誌編集者の楓とシングルファーザーの棚島の2つの視点で物語は進んでいきます。ブログへの批判的なコメント、やり返すためのなりすまし、ストーカー行為、嫌がらせ、実際に会ってもいない人にどうして執着するのか分からない気持ちが嫌で堪りませんでした。特に第二部崩壊の終盤に向かう場面では、“嫌だなと感じる人たちへの理解が正しかったのか?”、“お前は何を分かったつもりだったんだ?”と作者から突きつけられました。何度か読んでより理解したいと思うおもしろさです。
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たかひろ
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前作の「彼女はかえらない」がそこそこ面白かったので、続編かなと思って購入。タイトルからラストはなんとなく想像できたが伏線の張り方が絶妙で、前作の小学生と違って普通に大人のミステリとして楽しく読了。
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cocoa
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ネタバレ楓の母親はピアノ講師に酒飲ませすぎ。
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neco
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匿名名義のブログなのにそれが誰か追跡できてしまう怖さや、執拗にそれをやろうとする人がいること。嫉妬や恨みから軽い気持ちで犯罪まではいかなくともそれに近いことに手を染めてしまう、ごく自然にやってしまう怖さ。自分の欠陥を補うために人を陥れようとする、その結果相手の心を狂わせてしまったりと、現実にありそうなことばかり。犯人だと思ってた人はやはり色んな意味で超多忙だからそんなことはできないと薄っすらは思ってたけど‥、とにかくまさかの最後でした。
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pi_o_pchan
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「女王はかえらない」に続いて読了 二日連続二冊読了は若い時分以来なぐらい読みやすい文章  単に平易という意味ではなく、悪い意味で気になるところがなく美しくすっと頭と心に入ってくる ミステリとしてのトリック、構成は色々身構えて違和感をいちいち振り返る習慣が付いてしまっているのでそこまで驚くことは無かったが、降田氏の作品の素晴らしさはトリックや意外などんでん返しなどではなく人物の心情描写にあると感じているので全く問題なし。弱い人間の弱さゆえに引き起こされる悲劇、そこから身勝手なまでに這いあがろうとする姿に共感
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海月
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ブログに批判的なコメントをしたことから始まる、負の連鎖に恐ろしさを感じます。 心の奥に潜む悪意や嫉妬、妬みなどの感情を複雑に交錯させながら展開する物語は、いかにもイヤミスと言えそうな、重苦しさに満ちていました。 仕事や私生活でのストレスや、SNSの怖さという現代的な題材と、フィクションならではの要素を巧みに融合した一冊です。
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くにさん
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綿密なストーリーに圧巻。主人公を悩ませるネットの誹謗中傷をした相手も、ストーカーも、友達限定ブログへのメッセージ相手、も全てが驚きの人物で驚愕した。その隠し方や伏線も見事!登場人物それぞれの行動原理もしっかり説明されててスッキリ。ミステリとして納得の1冊。オススメ!
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ヨルン
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ネタバレお気に入りの方の感想を見て買いました(^^) 単なるストーカーの話だと思ってたらまんまと騙されてしまいました〜全く気づかず。そして最後にはもうひと展開ありましたね🐤文章は読みやすくてスラスラ読めました。「実は近しい人物が、、、」という展開は読んだことある感はあるけど、それでも楽しめました。著者は2人組なんですね〜他の作品も読んでみたいですー!
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湖桃
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ネタバレ「悟」が「棚島」と言うのはすぐわかりましたが、面白くてサクサク読めました。みんなの心の内が怖かったです。嫌な登場人物ばかりでした。
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Tomegoro Matsumoto
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楓と暮らす男性悟の職業に関する描写があいまいで、なんとなく違和感を感じていた。後半、その謎も含め想像もしていなかった事実が明らかになる。内容紹介には驚天動地のどんでん返しと書かれているが、確かにこの点に関しては驚ろかされた。ただ、それ以外の展開がやや冗長に感じられ、トリックの鋭さを鈍らせている感があり少し残念だ。
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yoshiki_hori
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元タイトルは「匿名交叉」。「すみれ屋敷の罪人」「女王はかえらない」に続く私には3冊目の降田天作品。SNSのいざこざを発端とするミステリーということで、この手のはもう名前性別年齢、何から何まで疑って読むわけですが――恐らくは敢えてなのでしょう。小出しされ続ける情報。そうしてメインの仕掛けが気付かされた時の衝撃。「そういうこと!?」と思わず瞬間、あっちこっち読み返してしまいました。古くは岡嶋二人さん同様、2人コンビのペンネームの作家さんの強みでしょうか。今作も練り込まれたプロット。存分に堪能させてもらいました
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へいぞう
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📕📕📕📗
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しい太
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ネタバレプロローグで被告とも明記されていない人物が言う必要もないのに「殺しました」と表明する時点でそれは読者へのまやかしなのだが、物語としてもミステリとしても肝はそこではない。主要人物二名がひたすら心情的に追い詰められていく、コンパクトな割に底の深い毒沼的作品。この作者の苗字と名前を弄んで実は同一人物でした……みたいな描き方が毎度好きではないんだけど、今回はそこまで気にならなかったし正直騙された。
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くっきぃ
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ネタバレ映像化できないどんでん返し系の作品。後半は2度読みしないと「?」に陥りがち。終盤に登場人物があれよあれよと繋がっていく。結局は悪人だらけだったのか… 「楓7」の章の空白部分には何か意味があるのか、未だ謎が解けず悶々としてますが。わかる方教えてほしい…
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ヨシマル
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彼女はどっち?
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✡奈々✡
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何を記してもネタバレになりそう……(笑) からくりはこことここが……と想像していた部分は合っていたものの、意外と複雑めな真相にビックリしました。 一筋縄ではいかないというのは正にこのことですね。 最初のページから最後のページまで気が抜けないし、怪しい空気しか漂っていない。 棚島の性格の悪さが滅茶苦茶不快← そして男のクズさも学べます← 余韻に浸りまくれるし、面白い作品でした。
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えみ
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冒頭が真相であり、全ての結末であり、最大のクライマックスである。もしこれ以上の事実を望むのならば、期待はできないと忠告しておく。…それくらい有無を言わさず冒頭の一言、ここで決している。結末は覆されない。それでも読む価値ありとお薦めしたい作品である。驚きは恐怖の中に。罪は裏切りの中に。衝動は人格の中に。文章のトリックを存分に味わうことができる「小説って凄い!」と体感した、嘘つきで意地が悪いが抗うことなく巻き込まれることに喜びさえ感じてしまう1冊。身の内にある愚かで醜く、残酷な感情。それを隠す狡さに騙される。
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hideko
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ネタバレ作家さん買い。『匿名交叉』改題、加筆修正し文庫化。雑誌編集者の楓、官僚で一児の父親の棚島の視点で語られる。楓は児童雑誌の編集として私生活では優しい夫・悟と充実した生活を送っていた。一方の棚島は事故で妻が寝たきりとなり母や妹の力を借りながら幼い娘を育てる。実世界では常識ある社会生活を過ごしている人が匿名性が高いネットの世界では少しでも他人の意見が気に食わないと悪意丸出しで攻撃をしてくる。 最後の最後まで「え!?そうだったの?」と驚かされる。 棚島って、誰一人幸せに出来てないんじゃないか?この男が法的に→
hideko

→裁かれないのは納得がいかない。 すごく体全体が重く後を引くストーリーだった。

04/01 19:13
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キキベル
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ネタバレ沢山散りばめられた伏線からからくりは分かったけど、その裏にうごめく思いには、気づきませんでした。SNSの恐ろしさ、楓の追い詰められていく様、読んでいる私も気味が悪かったです。冒頭の法廷での場面からは想像できなかった結末、あっという間に読み終われたけど、単純に面白かったとはいえない重さを感じました。
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けえこ
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SNSを駆使したミステリ。 キャラクターを作り込み、1人で何役もこなし、実生活でも同じことやっていたら気がおかしくなりそうだ。 かなりのイヤミスだった。
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めぐる
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★★★ 偶然がすぎるけど、おもいもよらない後半 面白かった 知って読んでも面白そう 2度読み予定
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極月 華子
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ネタバレ悟と棚島が同一人物だったとは!性格が全然違うように書かれてあったので騙された。その他の人たちによる犯罪によって、より騙され要素が濃くなったようだ。どんでん返し系にありがちの、ちょっとご都合主義は否めないかな。降田天は二人組の作家だと解説に書いてあった。
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zippo
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どんでん返し前提で読むと素直に話に入り込めなくて困ったもんだ。終盤のネタバラシ頁を読む頃には、驚かされる楽しみと、話をグチャグチャにされてしまう残念な気持ちが混在してしまう。(それがどんでん返しだろw) ただ、いくら伏線回収とは言えアレコレ繋がり過ぎ感あり〼/ 著作の「女王はかえらない」超えとはいかなかった。(個人の感想)
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サラタージュ
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ネタバレやっぱこの人の作品好きだな〜!どんでん返し系大好きなのでたまらない、、 他の作品読んでて思い込みが覆されるイメージ持ってたから、ポムは実はインコじゃなくて人間なんだ!って推理してたけどぜんぜん違った。笑
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hirknis
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コレは終盤までわかんなかったなー。 気持ちいいどんでん返し!
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トモ
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ところどころ安っぽい表現がミステリーの内容に水を差して、このミス大賞とは思えない。このミス大賞の選考がこのレベルなら、今後はこのミスに期待できないと純粋に思ってしまった。
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Nao Ko
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インコがこの先どうなるか、簡単に予想出来てしまい嫌だな~と思いつつ…やっぱ止めればよかった。さほど面白いとも思えなかったし。ソラパパと悟が同一人物というのも、楓の最初のソラパパに対するネットへの書き込みとかも…あまりに大人げないし軽率だし…有能な編集者というキャラとあまりにかけ離れてて…違和感しか残らなかった。次に期待して「すみれ屋敷の罪人」いきます(`・ω・´)ゞ
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Tom  Num
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ネタバレ匿名でも成り立つネット社会の問題点を突く、あるあるな物語だと思っていたら大間違いでした。作者が冒頭から仕掛けていた巧みな罠に嵌り、鮮やかに騙された。人は誰しも多面性を持っているものだと思いますが、ここまで本質と外面的な印象が違う人ばかり登場されると、本を閉じた後に人と深く関わるのがなんだか怖くなってきます(笑)特に楓と暮らしているのほほん悟と棚橋のギャップには打ちのめされた。テンポも良く文章も読み易いのに、めちゃめちゃキチンとミステリーしてます。普段本をあまり読まない人にもオススメしたい本。
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さと♪
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ネタバレ一気読み!前提知識無しで素直に読み進めて、2転3転4転5転と作者の思うがままに転がされまくってみた。読みやすくって、でも胸糞悪くって、でも面白かった!
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ぷりけ
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「このミス大賞」作品。 この方の本は、3冊目です。 他2冊も面白かったが、これが面白かった。 最後は驚くばかり。 楽しめた一冊でした
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 あんドーナツ
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再び出会いたい衝撃のラスト。他の降田天さんの作品も読まねば。
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ふうた
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ネタバレ途中からもしや?と思ったけれど、名字と名前だけで別な人だと思ってしまうという単純なところがカラクリで、まんまと騙されてました。 SNSが出てくるところが今時。
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かげ
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 エゴと欺瞞に満ち満ちた作品。全員が全員自分のことだけを考えている。相手のことを思って、という見せかけの慮りが寒々しい。でも、これが人間なんだよなぁとも思う。リアリティがあっておもしろい❤️‍🔥  ただ、伏線回収は好きだけど、わかりやすく張られるとむしろ冷めてしまうので少し微妙な気持ちになってしまった。それからラストの畳み掛けが少し粗雑かも(´・ᴗ・`;) ❔短文で細切れの状況描写を用いて精神的に不安定な様子を表現したのだと思うけれど、繋がりが甘くて読み飛ばしを疑ってしまった(; ◜ ᵕ◝)
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fuku
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思ってた展開と違って面白かった。もう一度読み返したくなる。2022/89
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たま
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ネタバレサスペンス、ミステリー。雑誌編集者の楓、国家公務員の棚島が、ネット上での些細な書き込みから、互いを攻撃し合うところから物語が始まる。顔が見えないからこそか、相手への想像力や思い遣りを欠き、やがてそのやり取りには敵意や悪意が込められる過程にはリアリティがある。コンプレックスやトラウマ、心の深層を描くグロテスクさは強烈。そして、結局は誰しも他者には関心がない、という示唆も辛辣だった。終盤、倒叙を駆使した叙述トリックが発動し、一気に置いてきぼりを食らう。技巧、構成、展開、結末、真相まで、秀逸なミステリーだった。
0255文字
kiki
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途中まで騙されて、あれ?と最初に戻って、あれあれ?って感じで、一気読みでした。イヤミスです。なんか登場人物のそれぞれの気持ちと行動が理解できたりできなかったりで、ここまでいろいろ絡み合って、楓はこうなっちゃったんだと思ったら、いたたまれない気持ちになりました。でも、構成としてはまんまと騙されて、面白かったです。
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