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新装版 ウランバーナの森 (講談社文庫 お 84-10)

感想・レビュー
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ことり
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伊良部シリーズ3作目まで読んだところでデビュー作を読んでみたら、なるほど実在の人物をフィクションで描く手法は最初からだったのか!とひとり納得。*ジョンとケイコとジュニア、軽井沢での休暇中の不思議な出来事。お盆のころに読むのにもってこいだった。しかし便秘はつらいなあ~読んでいておなかが苦しいような気がしてきた。心療内科の医者は伊良部っぽいのかとちょっと期待したけど、わりと真面目だった。*新装版ならではの二十年後のあとがき。デビューするまでのエピソードにちょっとじーんした。
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鈴純
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ネタバレジョンレノンと思しきポップスターのお盆in軽井沢。彼が思い悩む度に便秘の日数が増えていく。。。実名こそ出していないがクレーム来ないのだろうか。と思いながら読んだ。死者の霊とか出てきてだんだんカオスになるが、最後お盆でまとめた。うーん。。。
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あん
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デビュー作品とは知らず読む。一瞬、えって本当の話?!じゃないよねと(笑)ちょっと不思議な話でもあるし、間延びしてるといえばそうだけど、楽しめました
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yumimiy
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デビュー作を新装版で読めたのはラッキー。但し、我にとっては身につまされる内容で動悸がバクバク、腸は高速蠕動でグルグルピー😓10代の傲慢さは若気の至りか。親切は迷惑、思いやりはお節介、托卵親には罵詈雑言。しかし、ツケは回ってくる因果応報のパニックディスオーダー!IBSのおまけ付。我は、アネモネ心療内科へ、そこには伊良部や注射💉を持ったマユミちゃんも居ない。呪術師Drと清楚なNsだけ。アネモネはウランバーナの森の中にある。ここには傷つけた人々が恨めしそうに漂っている。ウランバーナ→盂蘭盆会、ごめんなさい。
Vakira

「罵詈雑言」てな単語しらなかった。レビュー アザ~ス また一つお利口になりました。森には🍁いっぱいありそう。よかったね。

04/12 08:33
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みう
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ウランバーナ(お盆)の風習はいいものだなと改めて思った。フィクションだそうですが、ジョンレノンの実際のエピソードが織り込まれており、奥田さんのビートルズ愛を感じます。著者の自叙伝的小説『東京物語』にもジョンレノンのエピソードが出てきたので、本当に好きなんでしょうね。にしても…大スター ジョンレノンが便秘に悩まされる話とは(笑)さすが奥田先生。ユーモア溢れ、最後は心温まり、最高でした。「あとがき」「20年後のあとがき」もよかった。奥田さんのデビュー秘話、感慨深いです。
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K
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(1997)単行本で読んだ。中山義秀記念文学館併設の図書館で、見つける。奥田さんのデビュー作品ということで、掘り出し物と思う(B型陳情団」1990ってのはエッセイかな。)著者紹介が「雑誌編集者を経て広告代理店、コピーライター。現在はフリーランスで広告から雑誌、プランニングなど文字に関するあらゆる仕事をこなしている」だって。新鮮すぎる!ジョン・レノンを別の色で見ると・・・こうなるとは!伊良部先生の原型や、トラウマや毒親、ヒーリング法など今に連なるいろんなものが詰まってたな~。いや~すごかった~
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ko-sight
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軽井沢とジョンといえばあの人だ。前半は過去と便秘にこだわるジョンにクスッとした。後半はあの世が出て来て混乱気味。しかし、過去があるから明日がある。明るく生きるのが一番と思った。
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スキヤキ
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ネタバレ軽井沢でお盆を過ごすポップスターのお話。主人公は単なる架空の人と思って読んでいたが、あとがきで「ジョン・レノン」をイメージしている事が分かって驚いた。
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suzuki
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著者のデビュー作。 デビュー作にして、主人公を世界的ポップスターに据えているのがなんだか凄い。 のちの伊良部シリーズにつながったと思われる心療内科ネタであったり、軽妙な語り口などはデビュー当初からの持ち味だったのだなあと思うなど、楽しい読書体験であった。
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グランくん
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奥田さんの、デビュー作の文庫新装版。 ジョン・レノンをモチーフにし、奥田さんが罹患した過敏性大腸症候群による便秘を組み合わせた物。 活動を停止し主夫となった4年後を描いております。 ジョンの作品が、特に解散後ラジカルであった物が活動再開したあのアルバムが何故家族愛に溢れた物に変わったがテーマです。 新装版には二十年後のあとがきとして、本書の出版に至る経緯が記載されております。
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キリン
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ネタバレ奥田英朗の処女作。面白い。うーん好き▼ 身勝手気ままに20代までを過ごしたジョン。30代に落ち着き日本人女性と結婚するも、過去にしでかした数々の悪行に後悔▼ 便秘を直そうと紹介された医院に通う途中の森でこれまで謝りたかった人々と靄の中で再開する▼ 中でも一番会いたくなかった母親が最後に登場。彼女の真実を彼は知る▼ 読み進まなくても絶対「ジョンレノンの事だ!」とわかる内容であるが、奥田デビュー作という事で少し肩に力の入った感じが伝わってくる▼ あとがきの編集担当への感謝もとても良い★4.8
Norikazu  Ando

遂に読んでしまいましたね、笑っちゃいますよね。私はたぶん奥田先生の作品を全部読みましたが、ほとんど外れはありません、エッセイ本なんて電車の中で笑いを噛み堪えるのに必死でした。

11/02 09:01
キリン

Norikazuさん、ホントそう。「延長線に入りました」なんか、電車の中で吹き出しましたよ。あのときはマスクしててよかった。

11/02 18:47
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Minamo
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奥田英朗のデビュー作 ただの便秘の話かと思ったらかの有名な世界的ポップスターの空白の4年間のフィクションだった。
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しょうこ
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奥田英朗のデビュー作が読めてよかった。ただの便秘の話かと思ったらすごい展開になった。そして主人公ジョンのモデルがとっても大物でさらにびっくり。
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やしま
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ビートルズのことはよく知らないが関心を持つきっかけになった。奥田秀郎のデビュー作らしいが、心に傷を抱えた人が傷の原因と向き合い再生する話は、ドクター伊良部シリーズと通じるところがある。作者が書きたいテーマなのかもしれない。 私もここ数年、人を傷つけたことを思い出しては罪悪感に苦しむことが増え、同時に趣味だった創作もできなくなった。自分の救いも求めるような気持ちで読んでいたので、もっと普遍的な救われ方をしてほしかった、というのが勝手な感想。それでも、読みやすく気取らない文章と温かい読後感はやはり奥田作品。
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たらみんと
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ネタバレ奥田さんの処女作なんですね、知らずに読みました。便秘に悩まされ、やっと解放されるかも!という場面の躍動感。なのに不発で読んでてイライラしました(笑) P296「誰かに愛を分け与えるだけの蓄えがなかったのだ。」心に残りました。愛されて育たないと愛せない理由が分かったような気がします。
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Mikey
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ジョンが軽井沢に4年居て、その間に過去の出来事に後悔して、なぜか亡霊が過去から出てきて遺恨を晴らすという設定が面白くてあっという間に読んでしまった。便秘には苦笑い。本当にあったかのような話で楽しかった。
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sig05010426
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ネタバレ奥田英朗さんのデビュー作。 ウランバーナはサンスクリット語で「苦しみ」 何の話かさっぱり分からずに読み進めていって、ようやく主人公のジョンはジョンレノンのことかと気づく。 実際に数年間軽井沢に来ていたらしい。 この作者にしては冗長な展開で面白さはない。 誰かも書いているが、最後の「20年後のあとがき」が一番面白かった。
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ビタミン
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読まなくてもよかった。真夜中のマーチくらい
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ろりこ
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ジョンが便秘!だけでも、笑えるのに、なんだこの世界観(笑)でも、これ20年以上前のしかもデビュー作なんですね。ちっとも知らなかったよ。ただ、私にとってこの世界観と時間軸はたぶん20年前では理解しがたかったかも。それだけ私も大人になったのかな…。
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うめ
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ネタバレ個人的にイジメられてた過去よりもイジメてた過去を告白するほうがハードル高いと思ってるからジョンは人を傷つけた過去を『なかったこと』とせずちゃんと苦しんでててある意味偉いなぁと思った。そしてこの話基本お昼ごはん食べながら読んでたからうんこ出そうと必死なシーンはなんとも言えない気持ちで読んだ。あとがき含めて面白かった
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かっち
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✩✩✩
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トドロキ
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テンポが少し悪く感じた。特に前半は。 奥田節も鳴りを潜めており、作者のファンには物足りないかも。★★☆☆☆
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AICHAN
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奥田英朗のデビュー作。ビートルズ解散後、ジョン・レノンはオノ・ヨーコと結婚し、それから4年間、日本の軽井沢で隠遁生活を送った。この小説は、ジョンの大ファンの奥田さんが空白に近いその4年間に焦点を当てて書いたフィクション。期待したのだが、読み進めさせる力を感じず、だらだらと話が続く、何ともおもしろくない物語だった。図書館に寄贈。
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arika
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最初は盛り上がりに欠けた担々とした便秘話だったが後半はガラリと変わり幽霊が次から次に出てきてどこに落ち着くのかとハラハラさせられた。デビュー作だったんですねぇ。あとがきと新装版のために加えられたあとがきが一番面白かったかも
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おじさん
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わたくしおじさん、便秘になったことがない。ほぼ便秘と異界の話だったけど、なかなか面白かった。ジョンレノンが野グソてw 奥田英朗さんのデビュー作。その後の奥田英朗さんの礎のような作品だね。20年後のあとがきが面白い。なんか裏口入学的な作家デビューだけど、それも実力のうちだよな。
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あやっぴ
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ここ最近、コミカルな奥田さんの作品を読んでたので、序盤の様相からこちらもかなと思ったが、それだけではなかった。白人であるジョンに度々起こる不思議体験。尖ってた若い頃を猛省するジョンの一喜一憂する姿が微笑ましかった。また、お盆の一連の所作と相まって、幻想的なシーンでもあった。ラストも素敵と思ったら最後の最後に笑ってしまった。やはり奥田さん!この作品、某世界的大スターがモデルということだけど、とてもよかった。
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りしん
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「便秘の話がほとんど」みたいなレビューを見て、オシャレな本のタイトルと結びつかないなと思い、手に取りました。まあ本当にほとんどが便秘との戦いでしたね。気張る時のオノマトペが面白かったです。体調がちょっと悪い時って、健康だった時には考えられないくらい気分が落ち込み、大袈裟ですがこの世の終わりだって気分になりますよね笑 たまたま帰省中に読んだ本ですが、お盆も絡む話でタイムリーでした。
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ヨノスケ
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ネタバレ奥田英朗さんのデビュー作である。ジョンの便秘とそれに伴う腹の痛みは本人にとって深刻なものである。が笑える。とがっていた若き日のジョンと心配性で家族思いの中年のジョン、そんな二面を本書で味わえた。お盆の軽井沢で亡き人に対する後悔を払拭していくシーンは幻想的で美しささえ感じられた。その後のジョンの運命を考えると、とても寂しいが、その分彼が残してくれた名曲が愛おしく感じられる。
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mihya
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再読。かなり昔に読んだので詳しい内容は覚えてなかった。奥田さんのデビュー作ということも今回読んで初めて知った。忘れていたおかげで随分と楽しんだ。トラウマと向き合うという重くなりそうな内容なのにユーモアがあるファンタジーで、やっぱり面白かった。
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Akiko  Nakano
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奥田氏のデビュー作。いいですねー。一般受けしないかもしれないこの作風を、当時の編集者が評価してくれなかったら、その後の奥田ワールドを堪能することがなかったのですね。
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毎日パン
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前半までは読むのを中断するか迷いつつ読み進めましたが、後半からは胸が熱くなる内容でした。今丁度自分で深く悩んでいる事と本の内容がリンクして心に響くものがありました。奥田英朗さん、こういった話も書かれるのですね!
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expensivewell
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ネタバレジョンのトラウマが一つ一つ解消され、穏やかに安らかになっていく様子が癒やしを与えてくれる。精神科医伊良部シリーズに通ずる精神治療や認知行動療法への造詣をデビュー作の本作で垣間見ることができるが、作者自身の経験談であることは知らなかった。二十年後のあとがきにより明らかとなる。
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Uz あなぐま
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著者のデビュー作。世界的なポップスターへの感慨を持たない者としては戸惑いが先に立つところもあり、もう一つ乗り切れないまま後半へ。タオさんやアネモネ医院のドクターとのユーモアを交えた会話が楽しくて、みんなで食事したり川辺で精霊流しをする頃にはいい気持ちで読んでいた。モチーフとなった原因不明の便秘は著者の病気体験が反映されたそうだ。「どこかに行く必要などない…」「してはいけないことがいくつか存在するだけで、しなければならないことは何もない…」「なすがままに(let it be)」
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Hula
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★★★★★
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氷柱
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718作目。5月29日から。大分攻めた内容となっている。当作者の鋭さや計算高さはデビュー作にして既に光を放っているが、人物設定や展開が随分ドタバタとしていて、間違いなく読む人を選ぶ作風となっている。何作か通った上で行き着くのはありだと思うが、初回がこの作品だと面食らうことになるだろう。それでも前述の通りの作品としての計算がしっかりなされているので、決して読んで損をしたということにはない。
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小松 辰雄
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星2つ。 好きな作者だったがイメージが違った。 よっぽどジョンレノンが好きなんだろうが、ビートルズにあまり興味がないからか着いていけなかった。
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まるまり亀
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読んでるうちに、主人公ジョンが・・なるほど。 現実的な小説と思いきや。便秘を題材にしてお笑い方向に進むかとも思いましたが。迷走的内容に温かさを感じました。
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ますん
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こないだ読んだ奥田さんの「コロナと潜水服」で勝手に、奥田さんらしくないなぁ、などと思っていましたが、そもそもこういうファンタジーが出発点だったんですね。亡霊的なもので感動させるってなんかズルいと思うんですよね。でも不覚にも癒されてしまいました。お盆っていいな。現実でもジョンが日本で少しでも癒されていますように。
0255文字
雲國斎
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奥田氏のデビュー小説。「ウランバーナ」とは、サンスクリット語の「苦しみ」という意味だという。本作は、1976年から79年まで毎夏を軽井沢で過ごしていたという、英国発史上最高の世界的ロックバンドのメンバー「ジョン」の伝記の空白部分を埋めてみたいとう作者の思いから生まれた。あのジョンにこんな生い立ちがあったなんて知らなかったわ。5人めのビート○ズと呼ばれたマネージャーも登場。筆者によるあとがきもすごく良かった。
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