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農協月へ行く (角川文庫)

感想・レビュー
73

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kikukiku1234
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ネタバレ久しぶりに筒井康隆を摂取。江戸時代に健康保険制度やこの本に載っている話ではないけど秀吉が新幹線で中国大返し、井伊直弼の首でラグビーみたいなのが大好き。
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kinkin
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初版は昭和54年。この頃筒井康隆にハマって読んでいたのを思い出した。冒頭の「農協月へ行く」昭和の45年すぎ日本の農協はパリやローマ、各地を団体で旅行するのが流行っていたな、円もまだ300円を超える時代だっので今考えるといかにお金があったかということ。その農協の団体さんが月旅行へ行く話。「日本以外全部沈没」はタイトル通り。好きなのは「村井長庵」とある江戸から小さな島へやってきた話。もし映画化しようとしても絶対無理のなんでもありの話。どれも皮肉やユーモア、そして怖さに溢れている。
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Zawa Zawa
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★★★★★
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瞬夜
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昭和に高校生だった頃、当たり前に身近にあった本。令和になって読み返すと、不適切なことだらけだ。だけど目茶苦茶面白い。
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ぺんぎん
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ナンセンスなものが多い。自殺志願と村井長庵が好き。課長の話は正直よくわからん。有名な日本以外全部沈没も読めた。 想像だけど書かれた当時のことを知ったほうがよさそう。農協のイメージとか。ストライキや保険料水増し請求も当時話題だったのかもしれない。
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yumiDON
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なんとも気になるタイトル、そして中身は今まで読んだ筒井さん作品の中でもぶっ飛んでいる(褒め言葉です)。お下劣でエロ、おやじギャグ満載(褒めてます笑)。表題作や「自殺悲願」の皮肉が効いたオチは好きだし、「日本以外全部沈没」の混沌とした世界も思わず笑ってしまう。短編はそもそも物語の長さによってはあらすじを書くのが難しいけれど、これは別の意味で難しい。起承転結がない話もあるし、あらすじ読んだとしても、「どういうこと?」ってなりそうだ(笑)。
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とりぞう
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「農協」については「あの」(笑)立花隆も本を書いたほどで、一昔前は誰にとっても「注目しないわけにはいかない」存在だった。そんな存在に筒井康隆が「仕掛ける」のは当然のこと。筒井康隆は「仕掛けることができるもの」には基本的に「ぜんぶ仕掛ける」時代を経た人。「ありきたりなエロ」とか「くだらないおやぢギャグ」を積極的にアピールすることで、そこにうまれる「何らかの意味」を楽しもうとした人だ。小松左京や山下洋介、タモリなどとふざけまくっていた筒井康隆の再発見につながって欲しいな。
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ろこぽん
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なんかすごい話ばっかりで。。。昭和の農協ってこんな感じだったのかしら?筒井康隆が書く人間の下劣な部分をブラックユーモアに仕立てたんだろうけど。世の中にこんなこと考えてる人もいるのだね。という学びにしておこう。それよりなにより解説が一番ひどかった。解説者、何言ってんの?
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つきの
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筒井さんの短編集ということで期待して読んだが、まさか揃いも揃って全部駄作だとは思わなかった。シーンやセリフ単位ではそれなりのところもあったが、全体的に面白くない。何がキツかったかって、作中で濫用される適当な下ネタや浅いグロ描写はまだ良いにしても、解説の筒井オタクともども「こういう作品をあえて書く(好む)自分!!」感がにじみ出ているところである。完全に偏見だがゴシップ系週刊誌を読んでる層が好んでそう。低俗な昭和の大衆小説。同じ作者が『旅のラゴス』や『薬菜飯店』を書いたとはにわかには信じられない。
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不見木 叫
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「信仰性遅感症」と「村井長庵」はほぼエロ同人じゃねえかとツッコんでしまった。「自殺志願」が私的ベストです。
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カオルーン
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ネタバレ今まで三回は読んでる本だが先日ブックオフで見つけ再読。「信仰性遅感症」「自殺悲願」「村井長庵」が面白い。中でも自分の欲のために鬼畜所業を続ける「村井長庵」は最高。歌舞伎や講談の村井長庵というのがあって、それが元になっていることを知った。表現がグロテスクな部分があるので読み手は選ぶと思う。もう30年以上前だが高校の図書館の司書のおばさんが、何故かこの本と「筒井順慶」を勧めてたのが懐かしい。
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ふかわ
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面白かったのは、「農協月へ行く」「日本以外全部沈没」「経理課長の放送」「自殺志願」「村井長庵」の計五編で、特に「日本以外全部沈没」と「村井長庵」は爆笑。「村井長庵」は爆笑したけど、今の時代に新作として発表したら、あらゆる方向から叩かれまくるだろうなぁ。
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浮遊感
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昭和なSF、だがそれがいい。
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kthk arm
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2023年84冊目。久しぶりの再読。思えば初筒井康隆がこれだった。面白すぎるんだが、改めて「長庵先生」の話はひどすぎるw
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たけ
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ネタバレ毒毒毒、狂、怖いもの見たさに近いけど、怖くない、ギリギリの線で、好奇心というのか汚さというのかを、自分の中に見た、見る。『旅のラゴス』をついこの間読んたけれど、別物、別次元。ブラックユーモアなんてよく聞いていたけど、こういうことか。筒井康隆すきです。なんて、安易に言えないくらいの“毒”。でも、本は凄い。筒井康隆は超大御所で、筒井康隆好きです、ってたくさんの人が言ってる。本って凄い。映画だとアレハンドロホドロフスキーが好きですって言っても、伝わらないか、引かれるかってことが多いのに。本は凄いなあ。
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クドウヒロオ
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さすがに時代を感じるなぁ〜、農協に恨みでもあるんかw
pochiro1001

学童疎開の時に疎開先(農村)の子供にいじめられた恨みを40年くらい経過した昭和の末期ごろでも語ってた人ですからねぇ(´・ω・`)

06/10 18:35
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cyuyo
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7編の短編を収録。最初の2編「農協月へ行く」「日本以外全部沈没」を読むと、高度成長期の日本の姿の一端が見て取れる。今の日本とはずいぶん違う感じだ、「進行性遅感症」はエロ描写あり。「村井長庵」は残酷描写あり。自分としては、筒井作品の中では今一つの内容。
cyuyo

20230115~20230116

01/17 21:38
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西之助
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「良い子は読んじゃダメ!」と思わず言いたくなる程の毒気。刊行された昭和50年代と常識・良識の範囲はかなり変わっていると思うが、当時としても許容されるボーダーラインは超えていたと思う。現在の常識からするとK点超え、もはやラインからの飛距離を楽しむ次元ではない作品もある。”ドタバタSF”と言うと、滑稽さの要素が主になるような気がして違和感を感じるのは自分だけかな?ま、何やかんや言っても相当面白いので、お嫌いでない方は読んでみては。
0255文字
みく
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ネタバレとても下品。最後の作品が特に最悪。SFだと思ってこの作品を手に取ったけど、大間違いだった。
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空音
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頑張って全部読んだけど、読後感は最悪だ……無駄に下ネタ入れなくてもいいじゃんと思うものもあるし、露骨に気持ち悪いのもあるし、文学とかいう次元じゃなくない?って解説に対しては言いたい。まぁ現実の方にもっとひどい歴史とかはあるのだろうけども。
0255文字
sugi
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エログロ度高めのブラックユーモア集。好き嫌いがはっきり分かれそうな作品群。「日本以外全部沈没」有名人の実名を上げてパロディをやるってすごいな。ラストがあっけなさすぎる「自殺悲願」がお気に入り。
0255文字
織沢
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所収の「日本以外全部沈没」は星雲賞短篇部門受賞作。シナトラが東海林太郎を歌い出した、という衝撃的な始まりから勢いをそのままに終わる、傑作。日本人の抱く欧米へのコンプレックスを描くと同時にアフリカや東南アジア、南米の人々が殆ど描かれないことで、日本人が差別を自己の問題として全く捉えられていないことを暴いているようにも思える。表題作も面白かった。いしかわじゅんの『約束の地』にも「農夫病」というのが出てきたけれど、SF界には百姓ネタがポピュラーなものとしてあったのだろう? 犯された規子のその後も知りたかった…
織沢

アラヴ系の人は出てたからアフリカ人に触れてない訳ではないか。

05/21 16:57
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riiry
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長庵がえげつなさすぎるよ。ここまで鬼畜な主人公は書いていて嫌になるだろうに。凄いわ、筒井康隆。
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小説大好き
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本作に限らず、筒井康隆の(特に初期)作品は社会学的なアプローチで物語を膨らませていることが多いです。個人的に、SF史上の彼の功績は日本SFの社会学化を促進したことだと思っています(逆に彼以降日本SFは理系学問に弱くなったとも取れますが)。本作も多様な読み方を受容するものだと思いますので、その中の「女性蔑視」という一点のみに注目して眉をひそめるのはちょっと勿体ないのではという気がします。また、彼はフェミニズムの暴走を的確にとらえており、マスキュリズム的嫌悪感から女性描写が過剰になっている節もあると思います。
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よっしー
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社会風刺は構わないけど、女性蔑視な感じがして合わなかった。
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mutenka
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さいねりあ
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読まなければよかったと後悔しています。書評を読んでそういう解釈もあるのねと思いましたが、長々と賛否の言葉を書き連ねた言葉に最終的にはうんざりして本を閉じました。あまりにもおれ、おれ、おれ中心の世界で、別にそんな話を読みたいわけじゃなかったのに。
NADIA

さいねりあさん、初めまして。私もこの作品、挫折しました。

01/24 05:39
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ちぃ
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なかなかショッキング…女性蔑視といろんな差別が詰まりすぎていて、ちょっと嫌になってしまった。筒井さんの本は好きで色々読んできたけどこういうのは初めてだ。こういう時代があったとおもうべきか、あまりにひどいと怒るべきか、なんのために女性があんな書かれ方しないといけなかったのかと思ってなんとも後味が悪い読書になってしまった。
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あぴこ
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親父の馬鹿話に花が咲いて...その一部始終を物語にした様な最高の馬鹿馬鹿しさにスッキリ。『農協月に行く』『日本以外全部沈没』がまさしくその感じで好み。...農協組合員やけど文句は言わんよ~(´∀`)
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芽
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ネタバレまさに欲望がふんだに詰まったブラックユーモア溢れる一冊。比較的にエロネタが多かったけれど、嫌悪よりもザ・欲望に人間の隠れた本能を感じさせられた。 特に「村井長庵」は、欲望にとち狂った男が見境も無く、悪と欲の沼にはまっていく姿がエログロで圧巻だった。 表紙は可愛いのにね。
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tri
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わたしにとってはこれがはじめての筒井康隆なのだが、おそらく最も彼が表れているのではないか。ともすれば下品で粗野にも見える作品群が、解説によってとき解されていた。あれのおかげで多少なりとも彼をとらえられたように思う。
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ささやか@ケチャップマン
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初・筒井康隆。非常に露悪的で、なるほど筒井康隆は好みがわかれるのもわかる。
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johansson1296
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痛烈なアイロニーとブラックな笑い?は?ただ女性を陵辱しているだけ。これが著者の色なのかもしれないけれど,自分には合わないかなー。いろんな本があるんだなー。
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わった
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短編集。だいたいは面白いのですが、ゲスな男の描写が素晴らしすぎて大変不愉快、読後感が最悪でした。筆力がすごい。 ●経理課長の放送 ストライキが起こったラジオ局で、放送を止めないようにと経理課長がアナウンサーを務める。 約12時間の放送はずっと放送事故だったが、一番視聴者に聞かせたくないであろう一番最後のストライキの結末を語るところが一番うまく、面白かった。 感電の下りで、感電していたらどうするか、の答えとして、死んでるか死んでいないかを確かめ、死んでいたら坊主を呼ぶ、という下りが最高に面白かった。
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えも
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たまたま職場で「日本以外全部沈没」の話題が出たら、すかさず同僚が買って貸してくれました▼初期の筒井康隆、久し振りに読むとエログロの過激さもピュアだねえ
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蹴球有閑人
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ネタバレ再読。何十年ぶりだろう。単文が多く主語がはっきりしているので、読みやすい。
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みなみ
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こういうのをたまに読まないと心が優しくなってしまうので読みます。全部メチャクチャ。どうあがいても最悪な「村井長庵」で〆てて最悪なんですが、ラストちょっとだけかわいい風でズルい。
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NORA
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毒、露悪、不謹慎is最高。スラップスティックで邪悪な笑いが散りばめられたパワー系短編集。コンビニに寄る感覚で犯したり犯されたりする筒井ワールドが肌に合う人間であれば間違いなく楽しめるだろう。特に『経理課長の放送』は電車の中で読むのは危ない。
0255文字
conegi
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表題作の「農協月に行く」と「日本以外全部沈没」は凄く楽しめた。筒井康隆の味なんだろうけど、「村井長庵」は胸糞悪いままだったなー
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晴れ女のMoeco
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短編集。やっぱり表題作がたまらない。温泉旅行のノリで農民たちが月に行く。当時、成金が海外旅行にいって嫌われていたんだろうなぁー……。セクハラの嵐、手洟をかむ(それも無重力でwww),としょうもない。最後の一文が素晴らしい。
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