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名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫 の 7-13)

感想・レビュー
104

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まき
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ネタバレ探偵・法月綸太郎の短編選集。 アンソロジーで読んだことがある程度だったので楽しめました。 父親の法月警視から話を聞きつつ推理する安楽椅子探偵な感じも好きですが、図書館司書・穂波さんと事件に遭遇した「背信の交点」も良かった。しなのとあづさ。 「縊心伝心」 落合聡美の不倫相手・諏訪祥一の名前を説明する警視の「不祥事の祥、一身上の都合の一」になんとなくニヤリとしてしまった。
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ハル
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法月綸太郎の短編集は初めて。たまたまなのか作者の好みか、男女関係の縺れが犯行動機なのが多く、後味も苦め。過ぎにし薔薇は…は珍しく日常の謎系だがそこに至る犯人の動機と背景は重い。背信の交点は2時間ドラマでありそうな時刻表ミステリかと思ってたら最後の捻りが良かった。リターン・ザ・ギフトはなんでこんな回りくどい方法を…という疑問が、二人の犯人の関係性と目指したものを紐解くことで腑に落ちる。好きなのは都市伝説パズルと縊心伝心。どちらも法月警視と綸太郎の会話劇で文字通りパズルのように謎が解かれてゆくのが楽しかった。
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tamy
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6つの短編。警視の父とミステリ作家の息子、法月父子の活躍譚。エラリイの後継として、謎の背後にある人間の業を描く。あらすじ略。父子が深夜に交わす推理談義は、すごく自然で私にとって魅力的だ。可能性が悉く否定され解決の道を照らす筈の灯火が殆ど消えかかった時、暗くなったが故に見えてくる穴から漏れる別の光。
0255文字
bow
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図書館
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音子
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ネタバレ「背信の交点」心中した二人に腹が立って仕方なかったのに、真相が分かると残された人も含めて全員気の毒だった。これも性差別なんだろうか。「縊心伝心」は母親に同情した描かれ方だけど娘が可哀想すぎた。子供は親の道具ではありません。
0255文字
悪者みきこ
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多分初めて読んだけど誰がこれらを選んだのかなあ??穂波久しぶりだったなあ。図書館あれこれ系って結構クレーム来た話じゃなかったっけ?なんでまたって思った。私なら「死刑囚パズル」と「カニバリズム小論」と「現場から生中継」は外せないな。
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DSCH
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作家であり探偵の法月綸太郎とその父法月警視の対話が冴え渡るベスト版の短編集。収録作はいずれも高品質で論理的な推理と当初提示された構図が反転する真相は見事。構成がしっかりしていてバラエティ豊か。「都市伝説パズル」はシンプルな話が説得力ある鮮やかな推理で解決する気持ちよさがある。たびたび登場する図書館事務員の穂波はウザさが目立ち、ヒロインとしての魅力に欠ける点がやや残念。法月綸太郎シリーズの最初の一冊としても好適。
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こすかな
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Kindle Unlimitedで読了。 良質な謎解き短編集で法月綸太郎入門に最適と思われる。 作者特有の理知的な雰囲気が好き。 傑作短編集と言うだけあって良作揃いだが、ベストは『リターン・ザ・ギフト』に一票。 付属の解説も良かった。
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ゾロりん
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ブックオフで見かけて衝動買い。この辺は全部読んだ気がするけど全く覚えていない。一番新しい話でも17年前だもんなー。今後、昔読んだ本を読み返すフェーズになってくるのかも。次は有栖川有栖版と島田荘司版も読みたい。
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敷島シットパイカー
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読んでて疲れる
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冬樹
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法月綸太郎シリーズから短編6本を収録。特に「背信の交点」「都市伝説パズル」「縊心伝心」が面白かった。「背信の交点」のラストのように、冒頭のちょっとした描写が最終的に推理に組み込まれるパターンが好き。「都市伝説パズル」「縊心伝心」は、法月綸太郎と法月警視の会話で構成され、一手一手真相に近づいていく過程が読者にも見える。しかし、総じて机上での論理には終始せず、事件に関わる人間模様がきちんと描かれているのが好印象。
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しま
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7
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わさお
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ネタバレ久しぶりの法月。どれもこれも苦味ある読後感とロジックの楽しみを両立した素晴らしい作品群。一つのヒントから事件の見方がガラリと変わるのは非常に気持ちいい。気に入ったのは『背信の交点』。『世界の神秘を解く男』もそうだけど探偵にも完全に見えなかった部分が劇的に明かされるのは恐怖感というかなんというか。
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Jakushi chan
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都市伝説の電気つけなくて命拾いしたなみたいなやつ怖!
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岸田解
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収録作は凡て再読でしたが、巽昌章氏の解説含め堪能しました。
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SAWA
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名探偵傑作短編集 法月綸太郎篇。「過ぎにし薔薇は‥」「背信の交点」「世界の神秘を解く男」「リターン・ザ・ギフト」「都市伝説パズル」「縊心伝心」の6作品。
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つみれ
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法月綸太郎がスカイエマによってビジュアル化される日がくるとはね…みたいな気持ちで買ったまま3年以上の月日が経ち。半分くらいは別の短編集で既に読んでる。▼初っ端二篇、あまりにネタがファンタジーすぎというか一読して笑っちゃうところあるんですけど、いやはやモチーフと謎解きの道筋の立て方の絡み合いが良く出来てる。後半ほど純パズル。
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やらわか
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良作揃いの短編集。ただトリックがあるだけではなく、その先にひとひねり加える展開が素晴らしい。とくに「背信の交点」は会心の出来。あの真相は見抜けなかった。あと、なんとなく結末に苦みを覚える話が多い印象。
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有無(ari-nashi)
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様々な証言や鑑識結果などから、さくさくパズルの様にきれいに謎が解かれているけれど、最後の引っ掛かりなどは犯人の心理にまつわるものが多い印象。事件もキャラクターも派手さはないけれど、癖がなく推理に集中して読みやすいタイプの作品だった。
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時雨
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推理作家法月綸太郎の短編集。初めて読んだ作品ですが、二転三転する話が面白かったです。短編ながら最後に綺麗にオチが付くのもまた良し。現場に赴くタイプの探偵ではなく、父親の法月警視の話から犯人を当てるケースが多いのかな。他の作品も読みたくなりました。
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Mie
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法月綸太郎の小説を読むのはまだ2回目、しかも1回目はアンソロジーだったのでほぼ初見。法月、綾辻、有栖川と比べたときにひとつ大きな違いといえば事件を持ち込んでくる、または助手のような役割をする者が血縁関係にあるもの(父親)または女性であることだろう。それがどれだけ影響を与えているのかは分からないが… 探偵としての法月綸太郎はどちらかといえば安楽椅子探偵に近いのだろうか。話から全てを組み立ててしまう、実はそのロジックの組み立てが1番難しいのかもしれない。
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くさ
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法月シリーズは読んだことがなかったので短編から手を出してみた。読み応えがあって楽しいパズラー小説。『都市伝説パズル』はまんまとやられた感じ。最後の文章も後味悪いけど好き。『リターン・ザ・ギフト』はあの回りくどさの理由付けまでしてあって感嘆。満腹。
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涼
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一唯
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初の法月親子シリーズでした。気軽に楽しめる話が6つ。他の作品も読んでみたいです。
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あしも
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全て既読だが忘れている部分もあり面白かった。解説を読んで他の作品も再読したくなった。
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清水
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短編ながらしっかりロジックとトリックを駆使した作品群。背信の交点の動機や都市伝説パズルのラストなど、それぞれの作品を作るピースがしっかり嵌っている印象。やっぱり法月綸太郎は面白いなぁ!
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hakumai
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気軽に読める、普通に楽しめるミステリーでした。
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孤読 乃仲
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#のベルズ @yonda4 9784062937375 読了。23日間。作家法月綸太郎が探偵となって父・法月警視と共に謎を解いていく。今回は選りすぐりの短編集。概要:「過ぎにし薔薇は…」日常の謎、「背信の交点」鉄道ミステリー、「世界の神秘を解く男」オカルト騒動の謎、「リターン・ザ・ギフト」交換殺人、「都市伝説パズル」都市伝説、「縊心伝心」首吊り死体の謎。バラエティーに富んで楽しく読めた。解説でもあるように純粋かつ冷徹な推理の物語でありながら、その果てに推理では届かない何ものかの姿を浮かび上がらせています。
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yai
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ホントすっごい好きなんだよなァ綸太郎青年――あ、唐突に熱烈失礼!国内で好きな探偵を聞かれたら「法月綸太…………メルカトル鮎っすね」と答えるクズな私なのですが、当然のように選択肢として確実に浮かぶ探偵くん。事件があって、探偵がいて、トリックがあって推理して。定義がうやむやなミステリー界隈で、この王道を古臭くも実に真っ直ぐ行くのが良き、良き、良きなのです。法月先生の長篇は好み別れると思いますが、短篇はフツーに推し。質の高いロジカル物はハズレなく「あぁ推理小説読んだわ」となれる純度の高い正統派。ウム、幸せ。
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miso
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ネタバレ法月綸太郎シリーズ初めて読みました。作者と主人公の名前が一緒って有栖川有栖のような感じ。父である法月警部との会話のやり取りで事件解決するのが、新鮮だった。後、様々な推理小説のストーリーの紹介が多い。「パズル」は、A子に責任転嫁しなくても...と思った。
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ケットシー
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ほとんど読んでいるにも関わらず何故買った?とも思いますが、それでも楽しく読みました。個人的にはやはり「都市伝説パズル」が1番好き。
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ホームズ
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ネタバレ内容を忘れてる作品もあったけど、基本的には全部読んだことがあるはずの物ばかり。ここに収録されてるのはお気に入りの作品ではなく久々に読む作品だったけど、やっぱり穂波さんとコンビで動く図書館のシリーズが好きだな~。9月には新刊が出るみたいだし楽しみだ。
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ありがとう
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父が警視で息子が作家?おや、どこかでお目にかかった設定ですね。人物描写や動機云々よりもトリック解明が面白いのも本家譲りで面白い。好き(^_^)【411】
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awasaka_mystery
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B
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志村真幸
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 これまで発表してきた法月綸太郎ものの短篇から、傑作を選りすぐったものである。  「過ぎにして薔薇は……」「背信の交点」「世界の神秘を解く男」「リターン・ザ・ギフト」「都市伝説パズル」「縊心伝心」の6篇が収められている。  『法月綸太郎の冒険』から1篇、『法月綸太郎の新冒険』から3篇、『法月綸太郎の功績』から2篇。  ファンにはおなじみの作品ばかりだが、改めて読むと、やはりそのすごさに圧倒される。  新しい読者にも、久しぶりという読者にもオススメ。
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さな
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日本の名探偵では、法月さんが一番好き。どの話も安定して面白く、それでいて人間の醜い感情や悲しみを浮き彫りにするような最後が心にガツンと来る。ちょっと残念なのは「死刑囚パズル」収録してほしかった。とはいえ、法月シリーズの始めに読むのにぴったりの短編集。ベストはやはり、「都市伝説パズル」。有名な都市伝説をテーマにした殺人事件。ラストの文章にゾッとした。こういう後味の悪い締め方、悲しいけど好き。
0255文字
テンリュウ
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どの作品も論理がしっかりしていてレベルが高い短編集だ。
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紅愛
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久々に法月さんの小説を読んだ。この独特の言い回しが堪らない…。好きな話は「都市伝説パズル」この都市伝説は知っていたので、結末はどこに行き着くのかと思いきやまさかの終着点。逆に考えることって大切。そんな意味では「背信の交点」もいい。殺人現場を見ずに父の話を聞き、父と辻褄を合わせながら真相に辿り着く過程が大好きです。 動機ではなく誰がどうやって行動していたのかに重きを置いているので、動機については法月探偵の感情も影響しているのも人間的で好き。
0255文字
TANGO
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久しぶりの法月輪太郎シリーズ。既読もあるはず、だけど、記憶からはすっかり抜け落ちていて、初読のように楽しんだ新本格ミステリの短篇6篇。親子コンビで事件解決、輪太郎の理屈っぽくてめんどくさいところも、嫌いじゃない。
TANGO

やっぱり親父さん=法月警視が好きだなぁ。

08/14 23:06
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名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫 の 7-13)評価65感想・レビュー104