SF小説誌に掲載された短編小説の続編が漫画で描かれてSF漫画誌に掲載されたりしてるのが面白いですね。(どちらもこの本に収録)■表題作の塔の記述で「上から見るとまるいけど、横から見ると三角」(67P)なのは「三角錐」(60P)ではなく「円錐」では? ■お終い近くの小品で、障害かもしれない症状を、無知と間違った正義感で責め立てる場面がありました。現実世界にもこーいう人は少なくないし、物語をドラマチックにする仕掛けだったのだろうと分かるけど、そこだけはちょっといやだったなー。苦手を責めるな。[左右盲]で検索だ☆
この中の『クシュリナの季節』『左手のパズル』は、東逸子(絵)との共著として発表されたそうです。見てみたいなぁ。■萩尾望都:漫画家。1949年、福岡県生まれ。SFやファンタジー等を巧みに取り入れた壮大な作風で唯一無二の世界観を表現。『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞(1976年)、『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞(1997年)、『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞(2006年)ほか受賞多数。2012年には少女漫画家として初の紫綬褒章を受章。2017年に朝日賞を受賞
こちらも、ご覧になっていなければ、どうぞ。既読でしたら、ごめんなさい。 萩尾望都作品目録 2019.06.02 23:21 https://www.hagiomoto.net/news/ 「2019年5月24日、ノリッジにあるセインズベリー日本藝術研究所にて萩尾望都先生のワークショップが開かれました。」
萩尾望都作品目録・永井祐子さん をフェイスブック https://www.facebook.com/motohagio/ とツイッター @cafebleunet でフォローしていると、随時、も~様情報を提供してくださいますよ~。
美しの神の伝え『奇想天外』1979年3月号~1980年2月号 いたずららくがき『マンガ奇想天外 SFマンガ大全集』1980年第2号 憑かれた男『ソワレ』1991年7月号 左手のパズル『左手のパズル』新書館 1995.8.5 クリシュナの季節『月刊MOE』2003年10月号 萩尾望都『音楽の在りて』イースト・プレス 2011.4 https://bookmeter.com/reviews/11108710
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます