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伊東静雄 (1985年) (日本の詩)

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伊東静雄のすべての詩とほとんどの散文が収録された充実した内容を持つ1冊。代表作の『わがひとに与ふる哀歌』は何度も読んでいるが、読むたびに難しいと思う。それでも作者が詩にかける意気込みと気迫がひしひしと伝わってきて、圧倒される。「わが死せむ美しき日のために連嶺の夢想よ!汝が白雪を消さずにあれ」のような鮮烈な表現の美しさに陶然とする。二作目の『夏花』以降になると表現は分かりやすくなり、詩の内容は地に足がついたものとなる。それでも内に秘めた激しい情熱は変わらない。私はこちらの作風の方が好きだ。
Fe

毎年六月になると、伊東静雄「水中花」(昭和十年代の作品)を思い出して読み返します。    堪えがたければわれ空に投げうつ水中花。…… わが水無月のなどかくは美しき。 伊東静雄 「水中花」 http://www.geocities.jp/narato/shijin/itou_shizuo.htm

09/18 07:59
0255文字
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