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人生で大切なことは月光荘おじさんから学んだ

感想・レビュー
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Y
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明治生まれの月光荘おじさん。職人気質で愛があった。
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あこぶ~
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『月光荘』でヒットした、川越とは関係ない本書ですが、名前が同じだけでも読むよね(笑)。有名な画材屋さんみたいだし、歌人でもあるほしおさなえは、将来の守人に、月光荘おじさんを重ねたのかなぁ、なんて想像してみたり。とーぜん月光荘のサイトも見るよね。欲しいものだらけで困ります。百花(こっちは『紙屋ふじさき』)たちが作ったような1枚モノのカタログもあるし♪ もう1冊、関連本があるようなので、さっそく予約しました。それにしても『人生で大切なこと〜〜』で始まるタイトルの多いことに驚きました。そんなに読みたいかなぁ。
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Valkyrie
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田舎から出てきた小卒の若者が勇気を出して与謝野夫妻の家のベルを押せたのが月光荘の始まりだったんですね。画家は太陽、絵具屋は画家を照らす月の光、屋号の由来となった与謝野晶子さんの詠んだ歌も素敵。油絵の具の開発に魂の全てを注ぎ込んだ職人で本当にこの仕事が好きだったことが伝わってくる内容。最晩年95歳のときに起きた「月光荘事件」で全てを失いエレベーターも無い雑居ビル4Fの一室で「床に絵具を並べて」の再出発の話は胸が痛む。私が月光荘に初めて行ったのは20年くらい前で月光荘おじさんに会ったことが無いのが本当に残念。
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Mari.
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月光荘を愛したおじさんと、そんなおじさんを愛した周囲の物語。お店を通じての温かい交流が描かれています。 最後の娘さんを大事に育てたよ、というのをお花に例える表現が良い。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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不勉強ながら月光荘なるものを知らず。まだ絵筆を握っていた頃に月光荘を知っていたなら絵をやめなかったかもな。美に魅せられた男性が絵を志すのではなく絵を描く人をサポートしよう、それを天職としようというのは何をしたいかわからない病の人からしたら羨ましすぎることだろう。普通でいい、何かひとつ人のためになることをすればいい、というのは月光荘創立者の言葉だけど、それができれば苦労しない。月光荘おじさんは描く人・書く人のためになることをしたのだろうけど、それは美に魅せられた人が美を生み出す手段の一つだったってことだよね
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ヒロミ
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月光荘の水彩絵の具を今月買おうと思っているので読んでみた。予想以上に良かった!内容は月光荘新聞からのよりぬきやベスト盤的なものだったが、水野スウさんのエッセイも素敵だし、何より月光荘おじさんの絵の具にかける熱い熱い職人魂を感じて胸がざわめいた。あと、月光荘に便箋が売っているのは「絵描きさんの恋人は絵を描かんでも手紙は書くじゃろ」という理由が最高に洒落ています。こんなにエスプリを感じさせてくれる画材屋さんて、無い。世界堂も好きだが、月光荘の通販も利用したいな。
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きなこ丸
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職人の話は実に面白い
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きくち
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かっこいい仕事人の話。激動の時代を生きてきた月光荘おじさんの言葉はやさしくて、歴史に名を残す人たちの物語を書き残してくれたおかげで、彼らに思いを馳せられるような気がした。こんなに温度のある本だとは思わなくて、勇気をもらった。「作品は技術と良心の合作です」。
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郁
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ライブなどで東京に行くときには大体寄る画材店。 コロナの影響で気軽に行けなくなってしまったけれど、状況が落ち着いたら必ず行く!と、この本を読んで改めて決心した。
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Kiro
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素敵な本でした。世にあるビジネス系の書籍を何十冊も読んできたように思うけど、どれも成果重視でそこにいかに最短で辿り着くかについてのお話が主でした。そしてそれをいかにして継続させていくかのお話や、行動の主体者である人についてのお話は、記憶の範囲では、言及されていませんでした。対してこの本は、プロセスや商売に通底する心、人としてのあり方、おじさんの人生についてのお話が主で、読んでいて学ぶところが多く、共感・感銘を受けました。お金がたくさんあっても、人でなければ、虚しいですね。
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ganesha
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1917年創業の画材店月光荘と、「私の一生をかけて、芸術というこの大きなものに心血を注いでいる先生方の、少しでもお役に立つようになろうと固い決心をしたんだよ」という創業者月光荘おじさんの100年について。与謝野晶子や猪熊弦一郎、藤田嗣治などが登場し、往時の洋画界の雰囲気を味わいながら読了。
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らて
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100年の歴史を持つ銀座の画材屋 『月光荘』のオーナー月光荘おじさん。富山から出てきた青年が 縁あって与謝野鉄幹、晶子夫妻と親しくなり、多くのアーティストと知り合い触発され、そんな作家の助けになりたいと画材屋の道を歩む。マッカーサーにこの大戦中に絵具をつくりつづけたのは、世界中にお前一人だけだ。と言われた根っからの職人。いいものにはつくられるまでの歴史があり、使われてからの歴史がある。二つのわだちが良さを保証する。人への思いやり、人としての在り方を再認識させてくれる1冊です📚
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土屋智一
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さるまま
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ほんわかな読後感 他人の意見を素直に聞き 信念を曲げずに愚直に働く そして他人に優しく感謝を忘れない 書き残して置きたい名言多数
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いく
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18才で東京に出てきて、今も銀座で100年続く画材屋さんを作ったおじさんの話。 この人すごい。 与謝野家に集まる芸術家先生たちのお役に立ちたいと、努力の末コバルトブルーの製法を発見し、純国産第一号の絵の具をつくった。 戦争中も絵の具を作り続け、戦争絵画の支えとなり、マッカーサーに呼び出されたときは戦犯として処分されるかと覚悟をきめたそうだが、アメリカには絵の具が無い、とまさかの注文。戦後も世界中から月光荘の絵の具を求める人が訪れたという。 上手く言えないけれど、生きることに対する考えが素晴らしい。
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おきゅ
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絵は描かないけれど、観るのはとても好き。どこかでおじさんの作った絵の具を観てるのかも。 こんな誇りのある生き方はちょっと出きんなあ・・・。
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さくは
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創業100年の画材店・月光荘の創業者・橋本兵蔵(通称・月光荘おじさん)の一生と店の歴史について。与謝野夫妻との出会い、月光荘開店、店で出会った人たちとの手紙のやりとり、画家とのエピソード、純国産絵の具コバルトブルーの誕生、戦時中でも続けた絵の具作り、新色コバルト・バイオレット・ピンクの発明などなど。
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Kuliyama
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マークの入ったバッグや文房具を手にしたことはありますが、月光荘のお店に行ったことがなく、興味津々で拝読しました。こんな素敵なお店だとは・・今度お伺いします。
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kuragemaru
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与謝野晶子が開業のはなむけに詠んだ歌「大空の 月の中より君来しや ひるも光りぬ 夜も光りぬ」が素敵で、現代語訳がまた良いのです。p29より引用すると「あなたは大空にある、月からの使者。昼のあいだも夜と同じように優しく光っています。」 かなり意訳かと思うのですが、こんな言葉をいただいたら勇気凛々ですよね。
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