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お母さんの生まれた国

感想・レビュー
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ブックラバー
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ネタバレ表紙からは想像できないカンボジアでの悲しい大虐殺の話。 他の本も読んで勉強してみたい。
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マツユキ
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小学5年生の未来(みく)は、夏休みに、お母さんの故郷であるカンボジアを訪れた。お母さんは、戦争で兄以外の家族を失っていた 。兄の案内で、未来ともう一組の家族はカンボジアを旅する…。 子供たちにとっては、初めての海外旅行。初めて見る国の風景、文化。長い歴史の、ちょっと前にあった戦争での残酷な体験。今なお苦しい生活をする人々への未来たちの眼差し。ストーリーは軽めですが、知るきっかけになり、良い本でした。参考文献で名前があがっている久郷ポンナレットさんの本も読みたい。
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なにょう
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図書館の子どものコーナーをぶらぶらしてみつける。装丁がいいね。インドシナ難民、ポルポト政権、政権下の日本人。★未来(みく)の母親はインドシナ難民。小学5年生、母親、伯父、兄ともう一家族とカンボジアへ。母親たちの苦難の告白。現在のカンボジア。トンレサップ湖、アンコール遺跡群、トゥクトゥク、プノンペンの発展。★今は鎖国状態であるが、パンデミックが収束すれば国際化はいよいよ進展するであろう。というわけで知見を得るために読んだ。
なにょう

ポルポト政権時、カンボジアに日本人がいたそう。7人ほどおられたが無事生き延びられたのは2人だけだという。ほんとうにどうしてこんなことが起こってしまうのか。そして私たちはこれを忘れてはいけない。

01/17 20:46
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プル
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ポルポト政権のカンボジア難民に触れるお話です。銃でモノを言わさぬ国はどうあっても滅びるのね。健全に発展できない国は、国にあらず。残酷で過酷な時代は想像以上だろう。今もまだ、人の物を取ったり奪ったりしない…ということではなくなっているかと。今のカンボジアとどうなのか?まだまだ爪痕があるのだろうか?数値で見る限り、今、GDPは着々と回復してきていたはず。これをきっかけに、色んな国に想いを馳せると同時に、自身の国をも勉強してもらうきっかけになればいい。
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みーさん
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未来と和平の兄妹は、トーンおじさんとお母さんの生まれた国カンボジアに行き、初めてお母さんの口から難民になったいきさつを聞く。
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おーちゃんママ
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カンボジアの大量虐殺についての児童書というのは初めて読みました。2人のお母さんたちが子どもたちに話せずにいた自身の生い立ちを初めて語る気持ちはどんなものだったのでしょう…。はかり知れないものがありました。文章は簡単に書かれているので、歴史的事実を知る足掛かりとして良い本だと思います。まずはここから知り、そして色々調べてもらいたいですね。夕日の挿絵、カラーだったら素敵だろうな…と惜しまれます。
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どくしょん
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私も昔、「キリング・フィールド」というポルポト政権が行った大虐殺をテーマにした映画を見るまで、カンボジアの実情を知らずにいた。 この本を読んで、他国の歴史や文化、平和について学ぶ子どもが一人でも増えたらいいと思う。 どんなことも、「知る」ことから始まると思う。
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ガーコ
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☆☆☆☆☆
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鳩羽
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お母さんがカンボジアからの難民だった未来は、家族と同じ境遇の家族達とカンボジアに旅行に来る。初めての海外旅行の緊張だけでなく、母達の内戦の体験談を聞いて、カンボジアが辿ってきた恐ろしいジェノサイドの記憶は、未来達に鮮烈な印象を残す。…物語が教育的というか、おはなしの豊かさを楽しむようなものではなかったのが残念。その分、甘やかしとは無縁で、未来達日本で育った子供たちの精彩はなく、カンボジアのことが生き生きと率直に描かれている。
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ふわりんご
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図書館の新刊コーナーから。 児童文学だけあって、とても読みやすかった。カンボジアの歴史は全く知らなかったので、ふと手に取って読めてよかった。 戦争、内戦の残虐さも衝撃的だったが、観光地で財布を無くして「盗まれたかも」と思うその発想こそが差別であり、難民や移民の人達を傷つけるのか。忘れてはいけないと思った。 カエンジュ、いつか見に行ってみたい。
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ムーミンママ
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カンボジア人の母と日本人の父を持つ未来。母は、プノンペンに生まれ、ポルポト政権の下、家族を失い、兄と二人で難民になり、日本へとやってきた。しかし、娘の未来に、カンボジアの話をすることはほとんどない。未来が5年生の夏休み、母の兄と同じようにカンボジアと日本の両親を持つ家族と、カンボジアに旅行に行くことに決めた。そこで、母親の幼い頃の話を聞いたり、カンボジアの暮らしを見る。わかりやすい文章で、4年生くらいから読める本だと思った。
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