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時給三〇〇円の死神 (双葉文庫)

感想・レビュー
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keshikun
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ネタバレ明るく綺麗な雰囲気で進行するが、テーマとしては死んでしまった人の未練を無くす手助けをするバイトを通じた人間模様でこのバイトは死神と称される。死神という組織?がどこからの依頼でどうして300円という設定なのかが不明。最後に望みを叶えてくれるというおまけが一番のメリットではあるはずだが、この主人公たちは他人のために使うという綺麗すぎる収束がちょっとひいてしまう。あとエピローグの少女とか同級生の存在とかわかりにくかった。虐待を受けた子供のホントの気持ちは他人からはわからないが、子から親への愛情の強さが惨いなと。
0255文字
おーるどちーず
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★★★★★ 積読本が溜まっていたので古い順に読み始めることに。 高校生の時に読んでいたら、また違った気持ちになったのかな?もっと早く読みたかった。かなり切ないお話だが、最後まで読めば温かい気持ちになれる。たまたま、1つ前に読んだ本も「死」をテーマにした小説だったので、ここ数日、死んだらどうなるのかについて考えてる。アカシックレコードというものを初めて知ったがなかなか興味深い。死んでも全てが消え去るわけじゃない。死後の世界がどうなっているのか改めて気になる。
0255文字
ヘチャ
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ネタバレ悔いを残して亡くなった人がこの世に留まっている。この世に居る間は私たちの思う死者と違いロスタイムとして実在して生活する。その未練に寄り添って無事あの世に送る死神のアルバイトをすることになる佐倉。 一つ一つはジーンとくる話ではあるが、ギャーギャー騒がしすぎる場面が好みではなく、想像していた通りの展開と終わりだった。 この作家さんの本は2冊目だが、前に読んだときも騒がしさで読む気が薄れていたのて、こういう騒がしさ(若さを表す?)の展開なら私には合わないので、もう手にしないと思う。
0255文字
青林檎
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ああ、やっぱりそうなんだな。そういう展開なんだな。って予想に反した展開はなかった。死んだ後に未練も後悔も残らない様な生き方をしている人は多分楽しくないだろうし、生きている実感もそうないのだろうと思う。そういう準備はしたくないけど、未練や後悔を晴らすためのロスタイムは私は要らないかな。新しい未練と後悔が生まれそうだ。昔からの口癖だ、私は残された側にはなりたくない。自分に都合のいいように在って欲しいだけだ。
0255文字
カムラ
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ネタバレ純粋に泣けない程度にはひねくれてしまってた。いい話のはずなんだけど、読書中ずっと「こういうのどっかで見たな」「なんか綺麗事だな」「青春のポエムみたいだな」といったことを考えてしまい、、。「死」というテーマについて何か得たければ自分自身で「自分のための答え」をひねり出すしかなく、他者の「答え」を本で読んだところで自分のものにはならない、そういう難しさを感じる。誰かの答えで納得できる話ではないし。だから、「死とは?」というテーマに正面切って立ち向かう本には個人的には薄っぺらい印象を抱いちゃうんだなあ…と自覚。
0255文字
アリュール
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⭐️⭐️⭐️
0255文字
はるれんママ
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表紙の雰囲気から若い子向けの軽めのお話かと思っていたら…。想像よりも遥かにヘビーでグッとくるお話でした。未練を残して彷徨い続けている「死者」を運ぶ死神。美人のクラスメイトと一緒に死神のバイトをする事になった佐倉。乗り気じゃなかったバイトを通して、自身の足りなさや使命に気付き、大事な人の尊さに気付いていく。私達もどこかで実は「死者」と繋がっているのかもしれない。どこまでも優しい世界であったら良いのに。
0255文字
ma
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ネタバレストーリーとしては読みやすく面白かった。が、特に印象に残る部分もなく終わったかな。 小説読み始めの学生たちにオススメしたい! 自分の周りでももしかしたらロスタイムってあるのかも…と思うと残酷な話ではあるよなぁ
0255文字
ヨルシカ
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ネタバレ時給三百円で、交通費、残業代とかでないとかどんだけブラックな仕事だよ…と最初は思ったけど、三百円では高すぎるような仕事で、すごく切なかったです。
0255文字
強く優しく美しいぼく
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いまいち感情が乗り切れなかった。無理やり感動させようとしている文章に感じてしまい、冷めてしまうことがあった。キャラクターもそこまで好きになれなかった。読後感は悪くなかった。
0255文字
優
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表紙買い とっっても面白かった 儚くて美しくて文章も読みやすかったです 後半泣きっぱなしでした。
0255文字
朝陽山 伸桜
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キレイに悔いなく亡くなることは難しい。 まして事故だったり、殺されたりということならば。 そこに死神の出番がある。
0255文字
朔日季
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切ない話。自分がおとなになってしまったからか、感情移入できなかったりもしや主人公も亡くなっているんじゃ?と思ったり、面白かったと素直に言えない内容。
0255文字
ポプラ並木
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ネタバレ死んだ後、消え失せるまでの「ロスタイム」が残されている世界、あなたはどう生きるか?「それじゃあ キミを死神として採用するね」と言われた主人公・佐倉。死神の仕事は「死者」の未練を晴らしあの世へと送ること。 任期は半年で何でも願いを叶えてくれるという嬉しいオマケ付き。主人公は死者の怒りや後悔や無念を痛いほど感じる。しかし死者の中には単純ではない人生もあった。このような経験を通して主人公は成長する。自分を死神に誘った笹森の背景は早々に気付いた。この小説からこれまでの経験があり「今の自分」があると再認識できた。⑤
ポプラ並木

かさおさん、アハハ!でも300円以上の経験値を積むことができるんです。そうだね、死んだらどうなるか?誰にもわからない。。。なので怖いんだけどね。

08/23 06:27
ポプラ並木

ベーグルさん、そうそう、設定が凄かったので、この本を予約しました。自分には読んだ価値はありました!

08/23 06:28
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0255文字
昼行燈
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題名につられて読んでしまった。内容的にはまぁ読み易かったので一気読み。爺の私には「あっそうなんだ」で読了。中高校生向けかなぁ。 たまには違うジャンルを読むのも良いかも知れない。
0255文字
アッシュ姉
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横溝正史からこのような本まで幅広く読む伯父からの定期便より。感想はうーん、もっと時給アップしてあげて。以上。
0255文字
しままQ
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ネタバレ(私と正反対の)陽キャの一軍女子である14歳娘が「私に刺さったがママに刺さるか分からない」オススメ本。花森さんは、映画「君の膵臓をたべたい」の浜辺美波感強く、開始数ページで俺も北村匠海に置き換わった。そして、死者の残した未練が暗くてドロっとしたものに比して、花森さんと俺の「世界に少しでも幸せが増えますように」という祈りの暖かさ&ハッピーエンドを娘が気に入ったなら、なんだか嬉しい。
0255文字
TAKAHIRO | Vlogger
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「死神」と聞くと、学生時代に読んだ少年ジャンプ『BLEACH』を思い浮かべる。様々な死者が抱える切なすぎる未練。彼らの願いはとても重たいものだった。この作品を通して「死者」や「幸せ」とは何かについて改めて考えるきっかけとなった。自分の生き方を見つめ直す機会を得ることができる作品だと痛感した。
0255文字
りさ
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ネタバレサッカーボールを持った少年と佐倉くんが同一人物かなと予想しながら読み進めましたが、残念ながらハズレでした。花森さんが死んでいることは序盤で気づきましたが、クラスメイトなのに死んだことを知らないことに無理やり感があります…。会話のテンポが良いため、ストーリーの重さが多少軽減されスラスラ読むことができました。それぞれの人生、それぞれの価値観が書かれており、興味深かったです。しかし、死者を送り終えてからの、佐倉くんや花森さんの心情は丁寧に書かれているのに対し、残された家族の未来の書かれ方が雑に感じま(続き→)
りさ

した。残った(残された)家族の人生があっさりと良い方向に向いていることに違和感があります。勿体ないと思いました。

06/19 19:47
0255文字
チロル
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ネタバレ半年限定のバイトで、終了と同時に半年間の記憶全てなかったことになるという設定が最初は「そんな寂しいことがあっていいのか...」と思った。 しかし、佐倉の元カノ朝月と過ごす最後の夜、一緒に死神として死者を助けていた花森が死者で、成仏するまで過ごした時間など、半年しか持たない記憶だからこそ美しく感じられたのだと思う。 エピローグで物語が綺麗に終わったのも良かった。
0255文字
海人
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ネタバレ面白かった。命とは、幸福とは何なのか、そして、優しさとはなんなのか問う小説だった。最後に、少年との会話と、追憶は、圧巻だった。
0255文字
かずみ
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タイトルまんま死神のアルバイトをすることになったのだが誘ってくれた上司でもあり同級生でもある花森に振り回されつつも死者の願いをくみ取っていく佐倉。ラノベっぽくテンポのいい話運びにサクっと読めるのだけど、もし自分が死んでこんなふうにロスタイムがもらえるならどうしよう?とか未練は何だろう?とか自分が死神側だったらどうするだろう?とか色々と考えさせられた。予想以上に面白かった
0255文字
あ
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★★★★
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ちえ
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タイトルが面白そうだったので、手に取ったけれど、今一つハマりきれなかった。 ストーリーはまあ、王道でした。 花森さんの事も途中で気付くよね、と。 ただ虐待児の話は、悲しすぎでした。
0255文字
sasasa
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ネタバレ高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。「半年間務めあげれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話などを聞き、疑いながらも死神のアルバイトを始めることとなり。 朝月静香「佐倉くんと二人きりで、いっぱいわがままな時間を過ごしたい」黒崎「息子からの手紙を見つけたい」広岡「智ちゃんを産んでしまったことが未練」四宮夕「あたしとお母さんの仲を引き裂く人たちが、少しでも苦しむことを願って」花森雪希「1度でいいから笑顔でただいまと言うこと」
sasasa

てっきり「希望」は記憶を覚えておきたい、とか朝月と花森を生き返らせて、とかにするのかと。古びたサッカーボールの少年に託す、、え?と思ったけど。3年後、少年が現れて「透明の本、物語」が戻ってきて、しっくりきた。

03/02 08:02
0255文字
mihito_
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17)死者がその未練と向き合うために与えられるというロスタイム。生きている者には誰にでも未練があり、でもその未練は決して無駄ではなく、人生はやり直せないからこそ意味があるのだと思った。
0255文字
tnyak
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死神のバイトをすることになった少年の成長物語。 感動はしなかったけど、それなりに楽しめたかな。
0255文字
ぽ た く
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ネタバレ読了。特別な人間だと思い、これまで成功してきた主人公。他と違うのはただ『特別な不幸』の行く末に抗うことなく流される運命に曝されただけ。じゃあねとかバイバイは受け取り次第じゃ寂しいとか、二度とないと思えるっていう言葉を思い出した。だって死神だもの、死から生へと手を差し伸べて救えるものは無い。特別な人間───存在へとなり得たのに不幸の連鎖は止まらない。失った願いと微睡みを死神は親愛なる彼女に渡してしまった、それが後悔も過去の言葉も全て無に帰すことになることも知らずに...。時給300円の死神、君の願いは?
ぽ た く

明日ボクから著者買いやったが、開幕から既視感ある横断歩道でのやり取り、そして死神。これで1章かぁ...って重さ、横にあった手も握れず好きだったとも言えず、理想も憧れも全部砕いた人生に立たされた後にこのダメ押しは痛すぎるって。少しづつ死神として、1人の人間として今まで見えなかった在り方を知っていく中で死者が残した無償の後悔と有償の未練。時給300円の死神に選ばれるのには訳がある...第4章でもしかしたらと思ったがいやぁ伏線回収最悪だよ、普通に声出たわ

02/12 00:50
0255文字
よしのかほ
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SPECかと途中で思い始めたけど、SPECとはまたちょっと違う感動がありました 「人は過去に怯えるより明日に希望を抱く方が幸せになれるみたい」 何が幸せで何のために生きるのかって、普段気にせず生きてるようで、ふとした時とか、自分が落ちてる時とか、考えちゃうことってあると思う、幸せって思える日があることが幸せ、ちょっとした奇跡の連鎖のために生きてるんだなあって ちょっとくさいこと言っちゃった!
0255文字
鷹野郷 善後
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ライトノベル?どうしてこの本を読もうとしたのか謎。読みながら、主人公二人の秘密が何かを探ろうとすることが主題になった。結果的には、あぁそっちのほうかと思っただけで特に感慨もなかった。時給300円で死神のアルバイトを引き受けた主人公は、未練を残した死者を送り届ける手伝いをしながら、自分の生き方を見つめ直す。
0255文字
やどかり
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ネタバレ読み友さんのレビューにひかれて。時給300円の「死神」のアルバイトは、この世に未練があって成仏できない死者をあの世へ導くというもの。そして、死者がその未練と向き合うために与えられるというロスタイム。独特の世界観に困惑し、最初は少しずつしか読みすすめることができなかったが、いつのまにか一気読み。主人公が、世界の残酷さややるせなさに打ちのめされながらも、大切なものを見つけていく姿にうるうる。最後に、あの少年に会えた瞬間はとても感動した。 幸せの花は、咲いていたんだなぁ。ラノベとは思えない重い内容の1冊。
chiru

やどちゃん、おはようございます。 『時給300円の「死神」のアルバイト』 に惹かれました。ラノベとは思えない重い 内容の物語なんですね! ぜひ、読みたいです!

01/22 08:47
やどかり

ちるちゃん、興味ひかれるアルバイトでしょ?でもね、決して心温まるとは言えない「死者」との交流のお話なのです。だけど、最後は、生きる喜びを感じさせられるものだったよ。ぜひぜひ読んでみてください。

01/22 10:00
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0255文字
つんつくつん
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SNSの口コミを見てたまには感動系もいいかもなってなって。ストーリーは不思議な設定。あの娘がそうであることは割と早い段階で気づく。言葉の紡ぎはやや若さとか青さを感じる。思春期男子の心性をやや甘めに捉えている気もした。終盤はもうちょっと展開が欲しかった。なんとなくスーンとした締め方だったかな。ただこれ映像化したらかなり世間ウケはすると思う。むしろそっちの方が面白いかも。もしかしてもうある?▼『だからいつか辿り着いてくれ。死者の分も強く生きるという、キミ自身の幸せに』
0255文字
あんず💛
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感動しました😭 泣きたい時におすすめです! 誰にでもいつかはやってくる〝死〟という恐怖を優しく受け止めるような温かい作品でした☺️
0255文字
ダーク
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★★★★★★★★☆☆
0255文字
蕭白
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悪くなかったです。
0255文字
melooon
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ネタバレ友達に借りた。 死神をしながら自分の生き方も考えていく物語、いろいろな人生観を読んで考えさせられた
0255文字
ジムノペディ
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ネタバレホントは『ロスタイム』という題名が正解でしょう。でも『時給300円』で職種『死神』の方がはるかにキャッチーですよね。そんな時給で何をしろというのか。▼このバイトは期限付きで、任期満了ボーナスがあるんです。それを知ると引き受けざるを得なくなります。▼主人公はお金に困っているという設定の割に呑気。ヒロインの秘密には見当がつきます。満了ボーナスの使い方が意外でした。物語は悲劇で終わりますが、エピローグで希望が持てるようになっています。最後の一文が絵になっていて美しい。【読んだ理由】知人からの推薦。
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Ayakankoku
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最初は世界観が分からずなかなか進まなかったが途中から一気読み。小さな優しさが連鎖していったら、世界にもっと笑顔があふれると思わせてくれた1冊。
0255文字
まぁみ
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佐倉くん、なかなか思考力があるのに、花森さんに気付かないところが面白かった。高校生の日常や様々な描写がとてもリアル。前述の二人の会話もコミカルでニヤニヤしながら読んだ。死神…その仕組みや正体ははっきりしない。だからこんなパラレルワールドも本当にあるのでは無いか、と思えてしまう。悲しい出来事や死を受け入れる辛さ、心残りは多いけれど、皆が皆、前向きにしてくれる物語だった。エピローグからプロローグへ繋がるラストもいい。藤まるさん、他の作品も読んでみたい。
0255文字
彩
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ラビちゃんの読んだ本より♪「時給300円の死神」題名からして不思議で面白そうなお話でした。実際に読んでみると、命の大切さや亡くなった人の思い、未練などがとても伝わってくる言葉で描かれている物語でした。途中のどんでん返しにはとても驚かされました。普通だった僕が死神のアルバイトを通して、命の儚さを知るストーリー。死神のアルバイトは時給も安いし、大変で、辛いことも多い。でも、未練を残し、苦しい思いをしている人を救うことができた時はとても嬉しい気持ちで溢れると感じました。
彩

これいいよね〜!え、死神のバイトするかってことだよね?え、めっちゃ難しい笑 んーする、かな。やっぱり人間であるかぎり絶対寿命ってあるじゃん?だから誰かが死んでしまうのをさけるのは私たちの力ではどうしようもないことだと思うんだよね。でも、亡くなった人ができるだけ後悔とか未練のないようにしてあげることができるなら、したいって思うかな。海人は?

05/22 19:45
海人

僕はねぇ、自分の救える範囲で出来る限り助けてあげたいなって思ってるからさ、するかな。300円は普通に中学生にとってはありがたいし笑

05/23 07:09
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