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青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開

感想・レビュー
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Akio  Kudo
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★★★★★ 袴田事件であれだけの醜態を晒した後だけに心に響く
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かんのん
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私的な感想は 市長選の時 だれも手を挙げないから仕方なく という感じで 自分から手を挙げた青年市長が気の毒で。 当時地元民は 「俺らは、もう市民じゃないから  どうする事も出来ないけれど  なんで俺ら世代の誰かが  出馬しんかったんだ。情けない」 という事が語られていました。 ほんと情けない話でしたわ… そして、市は町名までもが変わってしまいました。 (眺めの感想はブログに書いてあります)
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chinayo
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警察と検察の結託を覆すことが、このような冤罪事件を通して難しい事をよく示されている。詐欺師の中森を利用して前市長をそこまで追い詰めていく理由は何なのか。今月再控訴したので、今後のいく末を見守りたい。
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Masayuki Shimura
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【「警察」と「検察」という権力機関が、市民によって選ばれ、市政を担う市長を、その職から引きずりおろそうとしたのが今回の事件であった。そのような権力に、美濃加茂市民は屈することなく、一貫して市長の潔白・無実を信じ、支持・支援を続けた】(文中より引用) 本書で描かれるのは現実の出来事なんですが、どこかカフカのシュールな小説を思い起こさせるものがありました。 弁護人による手記ということを踏まえても☆5つ
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takao
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出版後、最高裁で棄却された
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あや
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当選当時、全国最年少だった藤井浩人岐阜県美濃加茂市長は、市議会議員時代に、業者から賄賂を受け取った容疑で逮捕されました。このニュースを見たとき、「市長が賄賂を受け取るなんて!」と、「私と同い年(生まれが一日違い)の若い市長がいるなんて!」という二重の驚きを受けたので、よく覚えています。先日、この本が目に留まり、「そういえば、この事件はどんなふうに決着したんだろう」と気になったので、手に取りました。学生時代、裁判を傍聴してみたいと思ったこともあり(結局実現しませんでしたが)、
あや

もともと興味もあったので、のめり込んで読みました。テレビで判決を見るだけではわからない様々なことが、司法の場ではおこなわれるのだと知りました。しかし、警察や検察は、「罪がおこなわれたか否か」ではなく、一旦逮捕した者については「罪がおこなわれたもの」として調書を取っていくと知り、とても恐ろしくなりました。日本の司法がこんな現場だったとは…言葉もありません。この状況は、なんとかして変えなければなりません。今後、マスコミ(有罪視報道しがち)の扱う事件報道に触れる際は、疑ってかかることになりそうです。

06/22 09:10
あや

警察官や検察官は、いかなる志を持ってその職業についたのか。姑息で恫喝的な策でもって人を虚偽自白に追い込んで、職業倫理、何より人としての良心は痛まないのかな?この著書に対する警察や検察の反論があるならば、ぜひとも聞きたい。 そして、贈賄を主張した側の人間に情が移っていく検察官。果たして適格なのか?控訴審裁判所も、毎回出廷している藤井市長に一言も発言の機会を与えず、逆転有罪判決を下すなんて…。 本書を、法曹界を目指す学生さんたちにも読んでいただき、日本の司法について色々考えていただけたらと思う。

06/22 09:16
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hk
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さる6月1日に日本でも「司法取引制度」が施行された。いみじくも本書の問いかけの一つは「表向きは禁じられている司法取引と、被告人が検察側や裁判所の心証をよくする行為、両者の垣根はいったいどこにあるのだろうか?」というもの。 これまでも水面下で司法取引があったのでは、と疑われている案件は枚挙に暇がない。だがこれからは「司法取引」が法律の担保を得て堂々と行われる。 それが果たして司法による裁きを公明正大なものとするのか?それともさらなる冤罪の苗床となるのか? 本書を読みながらそうした問いが脳裏をよぎっていた。
hk

【感想】著者の言い分を真に受けるならば当事件の争点などは次の通り。 「別途融資詐欺事件の被告人Aによる供述=「市長にワイロを渡しましたわ」」 vs 「市長とその場に居合わせたBの供述=「袖の下なんてありませんよ」」 贈賄供述と収賄容疑否定が真っ向から対立して2つの事件の整合性が取れなくなっている訳だ。 そしてここで肝心なのは検察側のもっている有力な証拠はAによる供述のみだということ。 推理小説を読みすぎた私にいわせれば…「こんなもん公判が維持できるかい」となる。実際、第一審ではAの供述だけを切り崩されて、

06/16 13:29
hk

あえなく検察側が敗退。あまりに予定調和だ。最年少市長逮捕そして起訴という大案件に望んでいるにしては、警察・検察側が軽挙妄動にすぎる。そしてAと留置所で隣り合わせだった人物Cから市長への藪から棒な接近。このCの手紙が駄目押しとなりAの供述証言の信頼性が崩壊する。あげくにA弁護士とA担当検事が昵懇の間柄だということも表ざたに。すべてが市長サイドに上手くまわりすぎている。まるで第一審では検察側が意図的に負けようとしたのではと思料してしまうほどだ。司法の闇よりも本書の闇のほうが気になるのはワタシだけだろうか。

06/16 13:30
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Takuya Ikeda
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昨年末に収賄による有罪が確定した美濃加茂市長の裁判の記録。 被告人弁護士によりまとめられたものだということを差し引いても、まさに司法の闇。事実は小説のよりも奇なり。 江副浩正リクルート元会長の裁判とも共通すると思うが、人を裁くのもまた、結局は人なわけで。 個人の誤解(浅はかさかもしれないが)が欲と絡んで、組織の面子にまで発展すると、とんでもなく巨大な力になる。 まったくの他人事でないというのが、また恐ろしい。
0255文字
トト
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美濃加茂市長収賄容疑の裁判に関する一部始終を、担当弁護士が纏めたもの。最高裁の結論前の出版であり、結論を知った上で読むとやり切れない気持ちになります。 警察、検察、司法についての問題は他の事件でも指摘されていますが、この内容が事実ならば、国家の品位に関わる問題に思えます。 有罪率99.9%と言われますが、冤罪率は何%なのだろうかと考えてしまいます。
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Sugar
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無実の人が罪になったり、又悪い事をしても世に出る事なくすむことは、よくある。こんな事件に巻き込まれる事なく、市長をやらせてあげたかったと同時に騙される隙の様なものがあったと思った。彼を騙した相手との関わりを知りたかったのに書かれていなかった。この事件で冤罪をはらすには大切なのに。彼が関わった中学はその以来プールが、使えていないときく。
るうみ

読みたい

05/04 22:38
Sugar

美濃加茂の人から、選挙前など毎日藤井さんと中森さんは、一緒にあるいていたと聞いたがこの本を、読む限りその様な事が書かれていないのが気になる。初めから騙すつもりだったような気がするが、藤井さんの人柄で中森さんの気持ちを変える事が出来なかったのだろうか?色んな人がいるなかで政治をしていくのは、とてつもなく大変だろうと思った。

07/16 22:00
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ネコ
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国家権力が、面子や組織を守るために、人権や市民の思いを踏みにじる、日本は何て絶望的な国なのか。
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ふぇるけん
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岐阜県美濃加茂市の青年市長に降りかかった30万円の収賄疑惑。身の潔白を主張して闘い一審無罪を勝ち取ったものの控訴審で有罪となり、さらに本書の出版直後に上告棄却により有罪確定、辞職に追い込まれた。弁護人当事者による著書という偏りを考慮しても、明らかに冤罪としか思えない。そして一番の被害者は有能なリーダーを失った美濃加茂市民だろう。日本の司法の未来が暗く感じた一冊。
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おかむら
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ニュースでちょこちょこ見てた収賄疑惑事件の経緯が知れます。国家権力恐ろしいわ。現役市長の収賄を立件という手柄に飛びついた検察。でも金額が30万ぽっちなのね…。あと賄賂を贈った人物のまあ怪しげなことと言ったら! でもこの本残念なとこは、ルポライターじゃなくて主任弁護士が書いてるのでなんというか一方的ではあるよね。そして文章が固い。法律の専門用語が多すぎて読むのに難儀。
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toyoshi ryuichiro
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こんな理不尽なことが身近にある恐怖。本人もわかっているだろうに人の人生を狂わせる仕事をしている人がいるということに驚愕する。その人は自宅に帰ってどんな顔で子どもを抱っこするのだろう。自らの身に起きた現実と戦いながらも政治の未来を見据える藤井元市長を応援していきたい。
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sansirou
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検察が起訴したからには、メンツにかけて有罪にする。裁判所も判例も証拠もなりふり構わず有罪にする。日本の司法も警察もマスコミも人権保障の意識がない。それを許す国民も未来がないな。
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ハッピーフィールド
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岐阜県の地方都市・美濃加茂市の青年市長(当時全国最年少)に突如降りかかった収賄疑惑、これを晴らすために奮闘する市長、弁護士、市民の記録。本書は、一審無罪、控訴審逆転有罪、最高裁上告までの顛末を描く。迫真の記述により、読者を離さない。一読の価値あり。本書出版間もなく、最高裁上告棄却が決まり、市長は辞職に追い込まれた。検察、司法の闇の深さを思わずにはいられない。今後の展開を見守りたい。
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koganei_hyogo
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なんとも間の悪い出版タイミングであったなあ。
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青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開評価81感想・レビュー18