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失敗の研究: 巨大組織が崩れるとき

感想・レビュー
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はたやん
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著者が週刊誌「東洋経済」で連載している「ヤバい会社烈伝」がなかなか面白いので、少々古いが著書の方も。事例紹介(理研、マクド、代ゼミ、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産、化血研)と、失敗要因のパターン解説、の前後半構成だが、後半の方も、そごう、雪印乳業、道路公団などの事例も紹介しつつ、幅広い業界の企業等における組織的な問題の背景を掘り下げ、内部の人間でも知らない、解らないような部分をよく解剖していることに感心した。自分の勤め先も取り上げてくれれば参考になりそうに思ったけど、不祥事起こしたらアカンか。
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ショーン
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巨大企業がなぜ崩壊するのか?組織が大きくなると様々な弊害が生まれてくる。戦いに破れてというより自ら崩壊してゆく。
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japan
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☆☆☆
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luckyair
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理研、マクドナルド、代ゼミ、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産など、不祥事の記憶があるものもあれば5年を経てすっかり記憶から薄れたものもある。各企業の失敗についての考察が並び、ノンフィクションとして面白い。2022年の今でも三菱電機や日産など、大企業の不正が明るみに出るケースは後を絶たない。失敗の要因として六つが挙げられており、肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化がある。不祥事が明るみに出る度有り得ないと思えるようなことも、大きな組織の中では判断をスルーされた常識に変わっている。★★★
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はとむぎ
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人には認知限界があって、特に組織に埋め込まれていると、見えなくなる事が多数ある。見えなくなっている人たちには、言葉が届かない。やはり何故を問い本質に立ち戻る事が非常に大事。
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スプリント
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大組織になるほど経営陣の独立性が求められれるのだが、どうしても付和雷同しがちになる。誰かが不正に対して声をあげれば浄化の作用が働き始めるのだが・・・。経営者はこの手の本を読まないのだろうな。
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さゆう
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一学生として改めて肝に銘じたのは、当事者意識をもつことや、それを支えるためにデータをあとから確認しても分かるようにつくることでしょうか。大企業に属するということは、行動が制限されるということですが、改善をするという当たり前を忘れぬようにしたいです。
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totssan
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 最近の大企業の不祥事をもとに、原因を調査結果から分析する。当時騒ぎになった事例を大枠理解できた。中々に情けない理由が多いと判明する。対岸の火事ではないという意識が強く要求される。一方、自分も含め、結構リスク管理、アセスメントに関して「緩い」のもよくわかるようになった。現在コロナ禍ですごいことになっているが、周囲の取り組み方の温度差に驚く。数年後、またこの本みたいな感じで多くの分析本が溢れる。その時また同じ文句、分析結果になってしまうのが怖かったりして。そしてまた個人レベルで何もできなかったりして・・。
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5 よういち
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大企業の不祥事による崩壊の研究。8つの事例を紐解きながら、その原因の本質に迫る内容◆面白かった。なんかNHKスペシャルを観てるみたいな感じ。目指せ筋肉質企業。◆大企業時代の幻想と終焉。超低金利時代の設備投資は収奪システムの崩壊を招く→株主からの収益拡大要求→無理な利益拡大計画→現場の不信感→疲弊→ノルマ達成のための不正に手を染め◆事例:理研、マクドナルド、代々木ゼミナール、ベネッセ、東洋ゴム、ロッテ、三井不動産、化血研◆失敗の系譜、6つの病➀肥満化、②迷宮化、③官僚化、➃ムラ化、➄独善化、➅恐竜化
5 よういち

さきほど読んだ本を間違ってレビューを上げてしまいました。先ほどのレビューは後ほど、削除します。 ナイスを頂いていたのに申し訳ありません。

04/03 00:02
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kota
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巨大組織の失敗の原因を、日経記者の観点で分析する。誰もが知っているであろう大企業の事例が挙げられており、突き詰めて突き詰めていくと、そこには共通する要因が見えてくる。それを著者は肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化の6つにカテゴライズする。組織のトップたるもの当然知っておくべき組織学ではないだろうか。
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JP
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企業や団体の衰退の様子を生々しく浮き彫りにした本。結局は利権と保身にまとまっているように思えることが、なんともやるせなく、寂しい。この衰退の下に、毎日汗をかき、まじめに働いた人の犠牲がどれだけあるのかと思うと、怒りすら覚える。身の回りは大丈夫かと、点検しなければという気持ちにさせられる。最後は、賢さではなく、人としての徳だ。
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ishicoro
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理研ってこんな税金の無駄な使い先だったとは。企業の肥大化はよくある例だが、迷宮化というのもしばらく問題が表面に出てこないタチの悪い例。企業買収を繰り返していたり目的が明確でない組織が増えてくると誰も責任を取らない事態が起きそうですね。経営者の独裁というケースももう一つのダメな例がいくつか。楽天とか結構当てはまりそうな気がしなくもないけど大丈夫なのかな...
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KJ
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大きな組織の不祥事から、大規模組織の難しさを研究している本。なんだけど、全体的にケーススタディにより過ぎていて、一般化への論証が足りてない気がする。具体論からの抽象化が一足飛び過ぎてあまり説得力がないと思ってしまった。まあ、大企業が陥りがちな失敗事例という意味では悪くないと思うけどね。
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syam
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ニュースになった分はまあわかる部分はあるけど、代ゼミがこんなに惨憺たる有様とは知らなんだ。大きい会社ほど失敗に高をくくるし、失敗が見えなくなり、大きい分躓きの代償もでかくなる。という読み方をしました。
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Tatsuya Michibata
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失敗から学ぶのは大切なことで、この類の本は、何冊か読みました。問題は、「あとだしじゃんけん」と批判されること。でも、いろんな企業の状況がわかって面白かった。
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どいんどいん
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企業が崩壊する際の要因をわかりやすく書かれた本です。いろんな企業のケースを紹介しているので掘り下げ方は浅めかもしれません。ただし要因を肥満化、官僚化などに分けて崩壊のプロセスについてさらなる理解を促している。自分の会社に照らし合わせた時、当てはまるケースがいくつかあり、初心に帰るべき点などを再認識できた。
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トッポ64
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巨大組織が次々と行き詰まっている理由について、多くの事例から、そのメカニズムを明らかにする本書。巨大組織が陥る「6つの病」として、肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化の6つが挙げられているが、その根底にあるのは、過去の成功体験から逃れられないことによる「組織の硬直化」ではないか。刻一刻と変化する社会情勢についていけない組織は崩壊するということだろう。近年、大企業や官庁の不正・不祥事が相次いでいるが、現状維持で満足し、変化を求めてこなかったツケが一気に回っているのではないかと感じた。
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笹目ゆー
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巨大な会社の失敗について色々と書いてある。ただ、個人的には巨大組織だからこそ露呈しているのであって、末端企業でも同じようなことが起きてないとは言えないんじゃないかと思わなくもない。あとは、そういう下請け会社が起こした不祥事は巨大組織が悪のように捉えることもできるわけだし(例えばマクドナルドの肉の問題とか
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Mark X Japan
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大組織の不祥事や破綻は,表面的にしか報じられませんでした。そこまでの過程や,いくつかのパターンが重なりあっている構造は,目から鱗です。「ビジョーナリー・カンパニー』の日本版のような読後感です。巨大組織ではなくても,十分に注意しなくていけないことです。☆:4.5
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K.C.
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内容としてはいいのだが、今二つくらい物足りない。 雑誌等に連載したときは、事象のライブ感をもって(多少の説明を端折っても)理解できたのだろうが、そのあたりの情報が欠落したまま、2016年6月に単行本化してしまった関係で、重要な前提情報が分からない。文庫化はさらにその1年半後。加筆をしたとあるが、絶対的に加筆不足。結果、単に日経ビジネスの編集委員が、「ドヤ顔」で講釈しているだけの本に堕ちてしまった。 素材やアプローチが悪くないだけに、非常に残念。
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*takahiro✩
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新年1冊目にふさわしい本。が、内容はいまひとつ。9つの事例とその分析、今後の展望なのだが、知ってることばかりで物足りない。外部からの状況証拠のみではこれが限界か。私の勤務先もまさにこの事例の典型。焼け太りした脂肪の塊の組織がさらに巨大化のみを目指して、意思決定はムラ化、独善化し、一般社員からは迷宮化した自社の全体像など見えず、恐竜化し倒れつつあるその姿すら気づかない状況になっています。サービスやメーカーだけでなく金融も潰れる時代が再びすぐそこに来ている気がします。
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ソラキオ
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大企業の病を分かりやすく解説。単なる批判糾弾を綴るだけでなく、何がそうさせたのかが理解できる。失敗の末に解体消滅した大企業であっても日本経済をリードし支えた企業であったことに畏敬を払う筆者に誠実さを感じました。
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