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岳飛伝 14 撃撞の章 (集英社文庫)

感想・レビュー
96

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ひら
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ネタバレ李俊の兄貴の最期、長く梁山泊を支えた最古老の1人にしてはひっそりとし過ぎてて寂しい。
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クレイン
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ネタバレえ…李俊…まさかの退場なん?悲しすぎる…最後は静かながら素晴らしかった。遂にここまで減ってきたか。吸毛剣とか重大な話があったけど、それ以上に李俊の話が重かった。子供たちの旅の話しなども新しい風とは思うが、インパクト強すぎる。あと三巻か…
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Mzo
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李俊はお疲れ様でした…。永らく水軍を率いていた漢に、相応しい最期なのではないでしょうか。これで本当に、初期メンバーで残っているのは、史進だけになってしまった…。その史進、胡土児とのシーンの貫禄は流石ですね。圧巻。そして、吹毛剣も遂に持つべき漢の元へ。シリーズを貫く存在感でした。ところで、余談ですが、ちょっと調べたら、吹毛剣という名の日本酒もあるのですね。名前が気になるお酒としては、赤兎馬と双璧かも(笑)。
0255文字
りー
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ネタバレ岳飛と秦容が南宋国内を進軍中。心配なのは、南に残してきたコロニーを許定率いる南宋軍が襲うこと。長く西遼を支えてきた顧大嫂の命が尽きかけ、李峻は十三湊で命を落とした。第三世代である王貴・宣凱・張朔に続く、第四世代=韓成の息子と蕭炫材の息子が梁山泊まで楽しそうに無邪気な旅をして訪ねてきた。訪ねられた方も嬉しそうで、繋がっていくのだなぁと思う。海の交易路では炳成世という日本人が大きく出てきているが、「赤い旗」って言ってるし、平氏の誰かなんだろうなぁ。第一世代ではなんと!史進が現役バリバリで生き残ってる!!
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takogon
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最初こそテンポよく読んでいたがだんだん時間がかかるようになってしまって、人名も地名もあやふやになってきた。巻末解説で「ああそうだった」と思い出す始末。 で、最後のほうの、流される子供を助けた李俊はどうなった? 王清の笛を聞きながら。。。
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まこっちゃん
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史進が胡土児に吹毛剣を渡す。李俊が逝く。残り3巻、なんとなく物語の終わりが見えてきたかな。
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鯖
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史進によって楊令の息子胡土児の手に遂に渡った吹毛剣。「吹毛剣を持つ者は梁山泊の人間を斬ってはならない」と胡土児を北にやる養父兀朮。いいお父さんをもったなあ。胡土児、あんましゃべらんくせに言葉遣いが妙に楊令で笑っちゃう。荀浩と岳飛が一緒に朝ご飯食べるシーン、荀浩のふてぶてしさの100分の1でも北方さんごくしの荀彧にあれば…くう。しかしへいせいせいもいい味だしてるので、胡土児からチンギス伝にいくルートではなく、へいせいせいからの源平ルートだったらなあとだいのじにはなっちゃうやつだった。残り三巻大切に読みたい。
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やまおじさん
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ネタバレいよいよ、南宋と岳飛・秦容連合軍の戦闘が少しずつ進む。これまでの正面切っての戦いと大きく違い、じわじわと。全面的な決戦はこの先か。中華の外では、李俊が十三湊で命の灯をひっそりと消す。梁山泊の古参が、またひとり舞台を去り、さびしい。いっぽう、王清が若妻とともに十三湊に落ち着きそうな気配で、ほっとした。史進、呼延凌も、いい年齢になり、そろそろ退場なのか。秦容、宣凱、王貴、張朔、候真ら第二世代の活躍が頼もしい。さらに彼らの次の世代も生まれ始めている。ついに残り三巻。どんな結末が用意されているのだろうか。
0255文字
雪乃
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【図書館本】シリーズ14作目。面白かった。
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sin
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戦争を遂行するために必要な後方支援が兵站であるが、北方水滸伝では戦争資金として塩を運用しその販路を築き上げ、それに連なる物流が国を超える大きな力として描かれている。この12世紀と云う遥か昔に果たして経済は国家を超えるのだろうか?いや、次来る元王朝は商取引を推進し、商品経済を繁栄させ商品交換に適応するために世界最古の完全な紙幣流通システムを確立したとあるので、この物語の流通も夢物語とはいえない。さて金国は梁山泊掃討に全軍を備え、岳飛が、小梁山の秦容が南宋に侵攻する。全面戦争が始まる。
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フク
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#読了 南から戦端がひらかれる。戦の進め方はかつて湖寨時代に目指した姿を思い起こしてグッとくるものがある。 〈誰が、俺を遮るのだ。〉何ものにも遮ることができなかったやつの、燃えるような眼を思い出した。 また会いたくなってしまう。 kindle再読
0255文字
taku
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兄貴ィーーーーッ。水軍の魂であり次代へ繋いだ、渾名のとおり梁山泊の水竜だよあんたは。あと三巻で終わってしまう。でも懐かしい名前が並ぶとまた水滸伝を読んでみたくなる。腐敗した王朝との武力闘争から国づくり、そして岳飛伝では家庭をもつこと、家族にもスポットを当てている。着実に時代は進み変化してきた。このシリーズは替天行道という志が何を成し、何を残したのかという物語かな。水滸伝から個々の水滴が集まり、いまや大きな河になった梁山泊。そして岳家軍。南宋、金国との決戦が始まる。
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大統領
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ネタバレ「吹毛剣を持つ者は梁山泊の人間を斬ってはならない」と胡土児を北にやる兀朮の心遣いが粋。荒くれ者だった李俊が最期は子供を助けて力尽きるのが感慨深かった。やはり心の底にはいつも穆弘がいたんだな。岳飛たちはいよいよ南宋侵攻へ。湖塞時代に出兵するかしないかで激しく言い争っていた晁蓋や宋江が今の岳飛たちを見てどう思うか気になる。
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たつや
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冒頭の米が出回ると中国人は粥を作り、牛や豚もすぐ食べずに飼い人々は安心するというくだりが、面白く読めた、史進から胡土児へ吹毛剣が委ねられるシーンはドラマティックでした。
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みやこ
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そこから遠く離れた場所に在っても。そこがもはや失われてしまった場所でも。魂が戻る場所は梁山湖の湖塞。生き切った。間違いなくそう言える彼の魂を、仲間たちは笑って迎え入れてくれるだろう。明るみに出た胡士児の出自。生みの親より育ての親だと思えるように、胡士児と兀朮は間違いなく親子の結びつきを築いてきたのに。陽令の存在があまりにも大きくて重い。託された剣。史進の立ち回り方がかっこよすぎて痺れる一方で、彼に付きまとう孤独の影が哀しい。そして秦檜!甘蔗園に手を出したら承知しない、と。彼には割と本気の殺意。→
みやこ

そこにいるだけで安心することのできた存在の喪失。やっぱり寂しい。とても寂しい。

06/16 19:46
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はかせ
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いよいよ最後の物語か。このころから南北に舞台がひろがりチンギス紀の構想がうまれていたのだろうか。
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haseostar
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ネタバレ辛晃の最期。どんな死に方がいいかリクエストを募る岳飛の優しさ/小梁山だって甘くないという噂をあえて流す石英、ただ南へ来たら楽できると思ってる輩を排除する素晴らしい作戦。そうやって自分が治める集落の質を高める、デキる政治家/崔如・于姜・公礼の女傑三人の酒席に絡まれる姚平。水滸伝16巻の顧大嫂&孫二娘コンビに絡まれる阮小七と李立のシーンを思い出す/その絡み酒の席からいち早く逃げ出した李俊が、あの李俊がついに…! 自分でも言ってたけど本当に長かったね。お疲れ様でした。最期までらしい逝き方だった
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ポチ
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吹毛剣がついに胡土児の手に。李俊…やっぱり海の漢だな。
アルピニア

ポチさん、海の漢「李俊」、まさに海のような懐の深さを感じる英雄でした。兄貴という言葉が似合うなぁ・・といつも思っていました。若い命を救って・・李俊らしい最期でしたね(T人T)水毛剣がついに・・宣凱達が史進に頼みに行く様子を読んでみたかったです( *´艸`)

05/17 08:25
ポチ

アルピニアさん、うん、李俊らしいですね。史進はどんな気持ちで受けたのだろう。色々と思いが去来したでしょうね。

05/17 14:09
0255文字
アルピニア
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ついに南の軍が北進を始める。岳飛は巴蜀へ飛び込んで動き回り、秦容は大理国境で南宋軍を引き付ける。兀朮と海陵王は、金国は戦によって立つ国と思い定め、丞相析律も軍を支えるものとして国政をまとめていく。金国は、梁山泊に狙いを定め、ひそかに南宋の秦檜と不戦条約を結ぶ。「吹毛剣」が胡土児に届けられる。宣凱、王貴、呼延凌が吹毛剣を届ける役目を史進にお願いに行く場面を読みたかったなぁ。混江竜は十三湊で静かに王清の笛に包まれて逝く。古株が去っていく中、初々しい韓順と簫周材が未来を感じさせる。状況がどんどん動く。あと3巻。
ポチ

アルピニアさん、王清の笛に抱かれた李俊、目頭が熱くなりました。

05/16 23:57
アルピニア

ポチさん、静かに波の中に沈んでいくようないつまでも余韻の残る最期でしたね(´;ω;`)王清の笛の音が聞こえてくるようです・・。

05/17 08:32
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0255文字
baba
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ネタバレ胡土児の出生が明らかになり、史進から吸毛剣が手渡されることに。宣凱や王貴は及び腰で史進に頼んでのいきさつだが、登場の仕方といい、その場のセリフといい、全ていい所を持っていてしました。何と史進の素敵な事。老いている事を忘れてしまう。戦ではなく、溺れた子どもを助けて亡くなった李俊も心に残る最後です。
0255文字
W-G
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胸熱シーン多め。吹毛剣、いつからかこのシリーズを象徴するものになり、受け継いだからには、ラストの方で、一度だけでも覚醒Verの胡土児の雄姿が見てみたい。日本での展開も面白く、この流れの平清盛伝も読んでみたい。王清が日本に行ったことで、梁紅玉との再会も当然あるはず。それも楽しみ。しかし梁紅玉はすでに堕ちるところまで堕ちてしまった感があり、感動的なものにはならなさそう。多くのファンにとっては李俊の最期がハイライトとなっているだろうが、とても静かな幕切れで読了後にじわじわと寂しさがくるタイプのものだった。
0255文字
taa
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ネタバレ吹毛剣がとうとう胡土児の手に。届けたのが史進というのが、またたまらない。笑 あと、忘れていけないのは水軍の心の柱である、李俊の最期…最後まで海が似合う男だったな…
0255文字
南新宿 WineBarW(ワインバー)
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ネタバレ南宋に目をつけられた王清は孫家村を出て日本へ。梁山泊は決戦を前に、史進を使者にして胡土児の元へ吹毛剣を届ける。張朔は航海の途中、炳成世と出会い再開を約束する。岳飛は3500人の軍を率いて南宋の砦城を次々と落としていく。十三湊で余生を送っていた李俊は溺れそうになった子を救い命を落とす。程雲は軍を民間の工事に紛れ込ませて虎視眈々と岳飛を狙う。 ついに李俊が逝去しました。やり切った感があって良い最期でした。あの世で穆弘と再会しているのかな。 石積みの仕事に不満たらたらの陸甚が好きです(笑)
0255文字
スナイデル
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4.5
0255文字
しんごろ
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これは、最終決戦の序章なのか。岳家軍と小梁山連合軍が南宋に侵攻。金軍は梁山泊との対決へ。その対決の前に、あの男の剣が佩くべき者に史進により届けられる。兀朮の胡土児と梁山泊に対する想いはいかほどか。不気味なのが南宋軍の程雲。まだ引き出しがありそうだ。そして、湖塞にあった梁山泊のメンバーがまた一人、二人と…。一人はひっそり、一人は遠い地で、王清に見守られる。自分も面白かったと言える人生を送ってみたい。次作はついに最終決戦の幕開けか。次作がひじょうに楽しみだ。
ポチ

しんごろさん、李俊のことが印象に残り過ぎてます。漢ですね。

05/17 00:02
しんごろ

ポチさん、また湖塞のメンバーがこの世から去りましたね。李俊らしい死に方でしたね。

05/17 06:05
4件のコメントを全て見る
0255文字
きのぴ
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張朔と王清が打ち解け、王清が十三湊へ行くことに。王清に梁山泊の友達ができたのが嬉しい。吹毛剣が史進によってコトジの手へ。「英傑の血を受けた者に、返すだけだ」には痺れた。李俊の最期、「面白かった」という言葉に救われた。良かった。向こうにいる梁山泊の仲間とゆっくりして下さい。
0255文字
てんつく
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ネタバレ吹毛剣が動いた。宣凱と王貴が史進に頼みにいく場面が好き。胡土児に史進が渡す場面もいい。兀朮と胡土児の会話もいい。でもそれ以上に、李俊どのが〜っ!!でも安らかな死でちょっとホッとした。
0255文字
なると
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ネタバレ吹毛剣の受け渡しのシーンやウジュと胡土児の親子の会話も良いけどやはり李俊の最後よね。左手をグーにして鼻先付けてウッと堪えました。何気にあっさり死を伝えられた曹正の死の詳細も判明していたし。よりによって曹志だって。2人のお爺様共にこれからの世代の為に…ウッ これ北方先生泣かせる気でやってますね/女子3人の酒盛りシーンはコダイソウと孫ニ娘の時ほど強烈ではなかった。
0255文字
ひつじ
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目的もなく、だらだら続くのが苦痛。読むのが辛い。 ここ最近は感想も残せず
0255文字
今日は決算前
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◯ 秦容と岳飛の北進が始まった。また、王清は日本の十三湊に行き、交易を統括すると共に李俊を見守っている。そして、王清の笛の調の中で李俊は亡くなった。水滸伝の漢達の孫の世代も育ってきた。秦容と岳飛は南宋の奥深く迄進んでいる。そして、金と梁山泊が、いやウジュと呼延凌がぶつかる機運が高まりつつある。胡土児のこの先も気になる。歴史的には南宋は岳飛に倒されないはずだが、この先どのような展開が待っているのであろうか。梁山泊という形は消えて無くなりそうな感じもする。大水滸伝も後3巻である。楽しみたい。【図書館本】
0255文字
17
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ネタバレいよいよ岳飛と秦容の北進が始まった。そして、吹毛剣が楊家に戻る(『岳飛伝』を読了していれば『チンギス紀』の玄王の正体は一目瞭然でしたね)。他にも名場面がてんこ盛り。終盤に向けて読み進めるのが、更に楽しくなってきました。[2020-124]
水の都

そろそろ「チンギス紀」に手を伸ばさなければ…

09/22 18:30
17

水の都さん。ぜひ。大水滸伝シリーズ読了済みなら更に楽しいと思います。

09/22 18:57
0255文字
ヨケシ
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20036
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やっほっほ
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akira
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ネタバレ岳飛伝第14弾。 久しぶりの岳飛伝。今度こそこのシリーズを見届けようと決意する。ついに吹毛剣もあらたな主へ託される。楊令の血を引く者としての運命も動き出す。 おぼれた子どもを助けた李俊。どうしてこう梁山泊の漢は…。水軍の総帥にふさわしき場か。最後の二人のうちの一人がまた逝ってしまった。 「笛の音が、鉄笛のものに変った。馬麟か。そして張平」
0255文字
湧太郎
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李俊。。。 いよいよ、最終決戦が始まる。
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きのぴ
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ネタバレ李俊―(涙)そんな最期―(涙)でも、そうだよね、もう生き抜いた、闘い抜いた。穏やかな最期で良かったんだよね。最後に梁山泊の同志を思い出すのはずる過ぎる。でもようやくみんなに会えるね。長かった、ほんとにお疲れ様でした。そしてコトジ。吹毛剣で梁山泊の人間を斬っては駄目だというウジュの言葉には痺れた。北にやられてしまったコトジはこれからどうなるんだろう?
0255文字
眠る山猫屋
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遂に岳飛と秦容が北進の狼煙を揚げた14巻。吹毛剣の譲渡が語られるが、やっぱり少しモヤモヤが残る。胡土児には梁山泊に在って欲しいというか…。仕方ないよね、登場人物みんなが仕方ないと思っているわけだし。そして日本ではあの老兵が、静かに息を引き取った。梁山泊の水軍を牽引してきた男を看取ったのは王清、一番の流離屋さんだったのも感慨無量。終幕辺りで誕生した岳飛たちを討つ任務を任された程雲と薛崇のコンビ、飄々とした程雲にストレス性過食症の薛崇に好感。ここにきて面白い奴らが顔を出してきたなぁ。
0255文字
ナンさん
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梁山泊は、そろそろ南宋か金国に吸収されるのかしら? 古土児に吹毛剣が届けられた事を考えると矢張り梁山泊は金軍に合併吸収されるのかしら?
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維緒
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ついに李俊が。
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かずお
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★★★★★ 李俊の最期が悲しい…
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