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回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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鹿野苑
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 これは面白かった!村上春樹が小説にしきれなかった、他者から聞いたことまるごとそのままお届け!みたな小品。  世の中って、説明できることばかりじゃない。だから他人の話も全部が理解できて納得できることばかりじゃない。納得できない話を他人にするのは勇気が要る。小説家の村上氏だからといいたくてたまらないけど誰にも言えないことをつたえたのだろうな。  スッキリする話じゃないけど、人間の液体的な生々しさみたいなものを最後まで感じさせる短編集。
0255文字
銅鑼湾
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著者曰く、小説ではないらしい。でも、この本のほうが個人的にはしっくりくる。不思議なストーリーに惑わされることなく、スムースに読み進めたのがよかったな。
0255文字
しいたけ、
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事実がもとになっているらしいですが、フワフワとした不思議な、それでいて不穏な空気に包まれた短編集。やはり短編集もおもしろい。
0255文字
ササ
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丁寧に描けば、本人がつまらない話だと思っていても、どんな人の物語も希有で有り得る。
0255文字
ao
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本当にそれは、山火事みたいに無料だったのだ。
0255文字
梶
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リアリスティックな感情のうねり、「そういうことってあるでしょう」、という淡白な語りから繰り出されるありそうもない現実。人は人生の一瞬間にこういうことがあってもいいなと思えるような掌編たち。宙吊りにされた断片たちの、そのままの姿から声を紡ぎ出す村上春樹の神髄。
0255文字
メルキド出版
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「プールサイド」
0255文字
いっつぴょん
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まるで小説の様な人々の話。「嘔吐1979」が面白かった。
0255文字
hisami
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再読。
0255文字
シルク
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再読。ほとんどの話を覚えていなかったが、「レーダーホーゼン」だけが記憶にかすかにあった。この話が一番好き。
0255文字
蛮神ロク
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ネタバレ海外でカニ食べれなくなりました。
0255文字
tokko
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これも何度も読んでいるのに、結構忘れている。「タクシーに乗った男」「今は亡き王女のための」は読み始めたら「あぁ〜」となるのだけど、『回転木馬のデッド・ヒート』の中に入っていたことは完全に覚えていなかった。「野球場」の中の送られた小説原稿「蟹」は、後に別の短編となっていたのでよく覚えている。
0255文字
そうげん(sougen)
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再読です。さきに加藤さんの『村上春樹の世界』を読んだので、そこから「レーダーホーゼン」がそのように読めるのかと関心を持って読みだしたら、流れで日をおいて数編ずつ読み進めることになり、本日ラストまでたどり着きました。「嘔吐1979」で誰からの電話かわからないというところ。『ねじまき~』が好きなので冒頭に掛かってきた電話の意味みたいなところとつながりがあるのかなとか、考えました。どこからどこまでが創作であり、架空であるのか。気になるけれど謎のままでいいと思える小説でした。
0255文字
ふみ
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鮮やかな切り取り
0255文字
みどり
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ネタバレ再読本。嘔吐の話が気になった。悪気なしに、友人の奥さんや恋人と寝る主人公と、止むことのない嘔吐は無意識化の罪悪感からの気持ちだったのか?眠い時でも読めるのが村上春樹だなと思う。そういう意味では昔の本のほうが好み。
0255文字
Nekotch
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『プールサイド』を読んだ人の言葉がちらほら聞こえてくるようになったので、読むタイミングということだろうと図書館で借りてみた。35歳問題。わかりみはある。けれども人生100年時代と言いながら一方で何を言っておるか、という気持ちもある。自動車と同じで、この身体を何年乗り回しているかということだけにすぎぬ。
0255文字
ロータス
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再読。ものすごく面白かった。どの話も良いが「今は亡き王女のための」が一番好き。あと、どうでもよいが、序文を額面通りに受け取ってこの短編集を読むような人は小説の読み方をわかってないというか、もう少し本を読む訓練をしたほうがいいと思う。
0255文字
てっちゃん
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村上春樹は、長編よりも短編の方が好きです。それぞれが不思議な話だが、妙に心に残る。好きです。
0255文字
はかり
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村上春樹は何冊も読んだ。相性が悪いのかいつもしっくりしない。本冊は小説ではないとご本人は言うが、8編からなる随想か。他人から聞いた話がメインになっているが、どれもピンとこない。印象が薄いのだ。これが村上春樹だと言われればそれまでだが。
0255文字
まひはる
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「それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。それは定まった 場所を定まった速度で巡回しているだけのことなのだ。どこにも行かないし、降りることも乗りかえることもできない。誰をも抜かないし、誰にも抜かれない」人生という回転木馬の上で、人は仮想の敵に向けて熾烈なデッド・ヒートをくりひろげる。事実と小説とのあわいを絶妙にすくいとった、村上春樹の8つのスケッチ。
0255文字
露謝無
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これが現実の話だと思うと、現実世界ってなんて不思議で面白いことで溢れているんだろうと関心してしまう。村上さんの見える世界が不思議で溢れているのかもしれない。目をこらせば日常にも不思議はいっぱいなのかもしれない。
0255文字
バーベナ
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聴き語り形式で、一つ一つの話が心に残る。『野球場』に登場する男の話は、もう20年以上前に、森瑤子の短編でも読んだことがある。この男、本当に実在したのならいろいろな人に原稿を送っていたのかしら。地味に怖い。
0255文字
なんかちょっと358⚡︎tyle✨
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ネタバレ春樹… 本人曰く小説でもノンフィクションでもないとまず説明されてから並べられた奇譚が8つ… 語り手が「村上さん」と呼ばれることからも確かに春樹式フィクション作法からは随分と異質な印象を受ける。しかし自分は恐らく創作だろうと思う。昔読んだときもそう思ったし、今回もそう思った。なにしろ春樹はああ見えて巧妙な嘘つきだから…(デレク・ハートフィールドという前科もあるし)。まったく真顔で嘘ばっかりついて春樹ってやつは… ネタあかしも当然するつもりなどないのだろう。全く…
なんかちょっと358⚡︎tyle✨

「僕はしょっちゅう引き上げどきを見はからって生活しているような気がする。たぶん性格的なものだろう。」(ハンティング・ナイフ)わかるなぁ…

01/27 04:28
0255文字
んじょ
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村上春樹氏の本で一番好きだと思う。描写によって脳裏に生まれたイメージが心地よすぎ
0255文字
ゴリゾウ
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「それはメリー・ゴーラウンドによく似ている。それは定まった場所を定まった速度で巡回しているだけのことなのだ。どこにも行かないし、降りることも乗りかえることもできない。誰をも抜かないし、誰にも抜かれない」人生という回転木馬の上で、人は仮想の敵に向けて熾烈なデッド・ヒートをくりひろげる。事実と小説とのあわいを絶妙にすくいとった、村上春樹の8つのスケッチ。(Amazon.co.jp) #2013
0255文字
若隠居
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0255文字
富山 繁樹
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出たときにハードカバーで読んだ。20歳くらいだったハズ。
0255文字
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回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)評価54感想・レビュー27