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永遠のおでかけ

感想・レビュー
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あじ
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“父のおでかけ”を覚悟させられた前後の日々を、ゆっくりと辿った。ミリさんの足跡に私を重ね、父と手をつないで。追憶のエンドロールは私に引き継がれている。生を全うし会いに行くまで今しばらく待っていて。
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紅茶
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★★★★☆
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py3_pe
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自分にも遠くない未来に訪れるであろう両親との別れ。 考えたくないから生活していると忘れがちになるけれど、必ずやってくるんだよなって寂しくなった。いろんな思い出を大切に増やしていけたらな。
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0084
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ミリさんのお父さんとのお別れ。私とお父さんとのお別れ。それぞれの物語がある。それぞれの物語の大切さに気づく。大切な人とのお別れはひとくくりには語れない。自分だけの物語。私もお父さんとの思い出を書き留めてはいないけれど、忘れないだろう、と思った。
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花束
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ちょっぴり悲しい気持ちになる話。いつか自分にも訪れる親との別れ、受け止め切れるかなと不安になる。仕方ないんだけども。
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MIHOLO
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近い将来、私も親や家族を見送る事になるだろうと思いつつ、私が先かもと思う年齢になってきたし。「なにかを処分しても思い出は消えない」が身に沁みる。最近断捨離してたので、いい意味で納得できた。職場の集合写真をイラナーイと言ったら、同僚に冷たいわねーと言われたが、だって捨てる時困るんだもん。
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funkypunkyempty
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★★★★☆
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けろん
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いつか来るであろう親の死を考え、胸が苦しく切なくなる。ミリさんはそれを経験してこうして文章にして私たちに伝えてくれている。もっと父と会話をしたり、食事したり、楽しい思い出を作りたいと思った。どうして人は生まれてくるのか、生きるのか、でもせっかく生きているなら、できるだけ楽しんで幸せな経験をしたい。
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Akiko  Nakano
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題名から、内容は予想されたのですが、ミリさんが亡きお父様を想って書いたエッセイ集。奇しくも、本日大好きなエッセー漫画家の「さくらももこ」展に行ってきました。さくら先生も、旅だってしまいました。何気ない日常がとても愛おしく思えた一日でした。
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まままま
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読んでいてポロポロ涙が出ました。 ミリさんの文章⇉家族への気持ちと同時に、冷静で客観的な視線も常にあり、ものすごい読書時間を過ごした気分です。
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みぃころ
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ネタバレ本事前情報なく何気なく本屋で購入した1冊。タイトルから見て最初は、「悲しいエッセイかな」って思ったけど、読んでみると大違い。なんて温かいエッセイなんだ…身近な人の死は悲しいけれど、時間が悲しみを乗り越えてくれる。そして乗り越えた先では懐かしさが込み上げる。そんな大切なことを教えてくれた1冊でした。あと、ご飯が沢山出てくるのでお腹が減ります(笑)益田ミリ先生の他のエッセイも読んでみたくなりました。
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けい
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旅行記かと思ったら全然違った。父親の死にまつわるあれこれが書かれている。父親をついつい邪険にしてしまったりするけれど、これが最後の言葉になるかもとか考えなきゃいけない年になったなと自分のことを考えた。『大切な人がこの世界から失われてしまったとしても、「いた」ことをわたしは知っている。知っているんだからいいのだ。』(P98)
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スズメ
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電車の中で読んでいて涙が出てきたところを前の人に見られて恥ずかしかった。益田ミリさんのお父さんの話なのに、どうしても亡くなった父のことを重ねてしまう。亡くなったときの悲しさ、通夜や葬儀のバタバタと意外なカラッとした感じ、そうだったなー、同じだなーと思いながら読んだ。 益田さんのお父さんへの後悔とその気持ちの収め方がすごくよかった。あー、こういう風に考えれば楽になるかもというヒントをもらえた。
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モルク
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ミリさんのお父さんとの永遠の別れの前後を描いたエッセイ。病の発覚から余命宣告、そして迎えたその日、送った後の日々…あっという間に時は過ぎる。ミリさんのお父さんも典型的な昭和の親父。口下手で、家の中では動かない。テレビのチャンネル権を持ち食事は家族の中での特別がある。いないとホッとすることもあったけど死はまた別物。じわじわ来る寂しさ、湧いてくる想いで。私の父は50歳前に亡くなったが夏休みに帰省すると近所の焼き鳥屋に出かけ「お嬢さんですか?」と聞かれ嬉しそうにしていた。ずいぶん前の事なのに、いかん、涙が…
ダミアン4号

旅立ちじゃなくて“おでかけ”か…そうかも知れませんね。お出かけ…帰って来てくれるのかなぁ…目で見える姿じゃなくてもきっと…なんて思います

08/28 12:57
モルク

ダミさん、こんにちは。いなくなったと言うよりお出かけしてると思うといつかは…なんて考えてしまいますよね。

08/28 13:37
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よう
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ミリさんのエッセイでは異色な感じ。...それも当然で、ミリさんの亡くなったお父さんの話を中心にしているので全体的にしんみりしている。父親とのエピソードがいくつも書かれていますが、ふと自分は父親とのエピソードをこんなにも思い出せるだろうか?と自問自答してしまった。そして、鮮明に思い出せると言えるものはとても少ない事に気づきました。今や1年に1度、年末年始に顔を見せに行くだけですが、もっと会いに行ってもいいかもなぁと思った
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あまぐりこ
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良いエッセイだった。私もつらい後悔を、教訓をもらったと受け止め直して、温かな日々の思い出とともに生きたい。気持ちがラクになる言葉がいくつか。「この世に存在しているうちに聞いておきたいことがあるだろうか。考えてみたがこれと言ってなかった」「覚えていられるのだ。こんなに長い年月が経過しても」「一緒に行ってあげればよかったな、死後そう思うこともなかった。あの時一緒に行きたくなかった私が父の娘なのである」など。(続く↓)
あまぐりこ

(続き→)「私のお父さんだけでなく誰のお父さんも死んでしまうのだ」「踏み込んで考え始めると鼻の奥のつんが始まるのでそういうモードに入る前に急いでシャッターを下ろす」みんな同じだねと共感できた。静かな気持ちで読み終えた。

08/11 19:51
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助作
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著者のお父さんのお話。体調を崩されお亡くなりになりそれからしばらくしてのところまでが描かれている。自然体で率直に思ったことが綴られている感じ。読みすすむとふと自分の時はなんてのが思い出される。こういう読んでいくうちに自分の奥底にあるものが滲み出てくる感じがいいなぁと思いながら読了。
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クマチャン
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毎日辛い、毎日なんで生きてるのかわかんなくなる。でも、たぶんだけど、私の人生のなかで、今が一番幸福なときなんだと思う。両親が健在で実家ぐらし、それなりに大きなゆるい企業で好きな仕事をしてる。みんな優しい。ただ将来への恐怖が今の私をも不安定にしていたの。でもこの本を読んで、なにか大切なものを失った先に残るあたたかさについても考えられるようになった。
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ch1h0
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ネタバレ益田ミリさんのお父さんにまつわるお話。軽快な言葉でありながら、新たなモノの見方を教えてくれるような本。 白黒つけず、川の流れのようなつきあいがあってもよい。 こんなに違う心臓音であるのに、誰もが自分の人生を生きているという点では同じなのである。 自分の自転車に油を注し、ギコギコ漕ぎ続けるしか前には進めないのだ。
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book 好き母さん☺︎
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ネタバレ私にとって、絶妙なタイミングで手に取り、読み終えられた本。身近な人との日々の大切さや、亡くなった人への思いが綴られていた。そうそう!そんな風に思ったことある!と共感することがたくさん書いてあって、胸の内の深いところから込み上げてくるものがいくつもありました。乗り越えていくことも大事だし、全身で感じられるくらい自然と覚えている亡き人との想い出に浸る時間も大事なこと、貴重なことだと私は思っています。向き合う時間を生み出してもらえた本でした😌
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AliNorah
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ミリさんは少しだけ年上。まだ両親は元気だけど、後期高齢者。いつ、どうなってもおかしくない。先日お墓の話をしたところ。読みながらいろいろ重ねてしまう。そういう本とは知らず、最初のおじさんの話から、電車の中で読んでいることを後悔した。。。もっと頻繁に連絡をとって、ちゃんと伝えたいことは伝えておかないと。大切にしよう。
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吾亦紅
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身近な誰かを失い、弔う慌しさのあとでやっといろんな思いが追いかけてくる。死はいろんな思いを綺麗に洗い流してくれる、こともある。そういえば晩年の父に謝られたことがあって、それは反抗期の娘に幾度か手をあげたことに対してだった。殴られたことはいい思い出ではないけれど、謝られたことはなんとも言えない気持ちで思い出される。益田さんの文章には、漫画と同じように余白の多い表現や間がある。
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なおち
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いつかくる両親の永遠のおでかけの時、私は何を想うんだろう。まだそんな日は来ないでほしいと思ってしまって、想像もつかないけれど、いつかはやってくるんだよなあ… 大事な人が亡くなっても自分が生きているかぎり自分の人生は進んでいくし、ずっとは悲しんでいられない。切ないけれど、そういうものだよね。
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Take@磨穿鉄靴
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益田氏のエッセイ。益田氏らしいやさしいほんわかとしたそれでいてせつないタイトル。内容もタイトルに通りで穏やかであたたかな時間を味わう。たまにはフッと肩の力を抜くのもいい。ケンタッキーのチキンが食べたくなってきた。★★★☆☆
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ayaxx
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益田ミリさんは大好きな作家さんで漫画家さん。いつもゆるくてホッとするエッセイが多いけど、この本はお父さんとの永遠のお別れ前後を書いたエッセイ。 私は遠くない将来、父とお別れする時にこんなふうに感情が揺れ動くだろうか。
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スローリーダー
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自分が子供の頃は母とよく話をした。自分が成長するにつれ会話は片言に。離れて暮らすようになるとそれもなくなっていた。帰郷した折は両親とよく話をするようになった。もう既にその時父母は老いていた。父母の思い出話をもっとたくさん聴いておくべきだった。悔やまれてならない。と同時に、僕の子供たちには僕の思い出話を聴いてほしい。お父さんから昔の話を引き出してほしい。世のお父さんの多くがそれを待っていると思う。
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さちこ
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作者とその父親との死別が軸となっている一冊。読み終わるとタイトル「永遠のおでかけ」という言葉が沁みます。 10年前を懐かしみ歳を取るのを嫌だ嫌だなと言いつつ、歳取ったなと思いつつ、本当はわかっていないのかもと思いました。 体力がシワがシミが…そういうことではなく時間が経過しているということを。お互いが共に生きている時間を10年分消費したということを本当にわかっているのか。見落としていることがたくさんあるんじゃないか。そんなことをぐるぐる考えます。
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あみ
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ネタバレ読み終えてから、あぁ、だから永遠のおでかけなんだと。 いい意味で裏切られた。いつものクスッと笑えるエッセイではなく、お父さんが亡くなる前から亡くなった後のことが綴られている。 昭和のお父さんって、似たところがある。 私の父と重ねてしまい、まだ先であってほしいがいつかくる永遠のおでかけを想い涙した。
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irokeyori_kuike
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肉親の死を扱ったものなので所感は残さないでおくけど、いいエッセイだった。いつもの益田ミリ作品とは少し違う感じ。
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◯
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あぁ、いいなぁ、益田ミリさん。いいエッセイだった。短気で、同じ話ばかりして、自分の食べたいものや行きたい所をストレートに言えず遠回しに言う…自分の父と重なるなぁ…。昔のお父さんはこんな人が多いんでしょうね。大げんかして仲直りに2年間かかったというのは、結構ハードな親子関係だと思うけど、ちゃんと仲直りして良い関係で最期を迎えられてよかった。子ども時代のインタビューをする時に、きちんとシャツを着て用意するお父さんのエピソードがじんわりした。
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なつめ
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ここ数年、相次いで肉親を亡くした自分にとって、すごく刺さる作品でした。 どの話も読んでるうちにポロッと涙がこぼれてしまう。 後悔と感謝と親愛がさらさらと心地良い。
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bookmari55
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肉親との死別、家族との向き合い方、いろいろ考えさせられる内容だった。私もそういう時期に差し掛かっているので後悔ないように接しておきたい。ひとつ印象に残ったのが子供が自分の親についてどんな風に思うのか、ということ。雨の日に家族が集まったからピザでも取ろうと話したところ、お母さんが危ないとピザの若い配達員を思いやった発言をしたというエピソード。私はどんなふうに子供たちに語られるのかなぁとしばし考え、結果しっかり生きようと思った。
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さつまいも
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家族を大切にしようと思った。今の時間は今しかないから貴重な時を大切な人と後悔しないように生きようと思う。
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エル
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読み終わってからタイトルに気づく。ああ、永遠のおでかけってそういう意味か…と。親の死など考えたくない。でもどちらが先かは分からないが確実にきてしまうもの。その時にあれこれ後悔しないように過ごしていきたいものだ。それでも泣いて笑って思い出して生きていく。優しいエッセイ。
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orange
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今年何人もの人が、永遠のおでかけに行ってしまった。飄々とした語り口に切なさが潜む。しみじみとよんだ
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せっかちーぬ
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ミリさんのお父様が亡くなる前後をまとめたエッセイ。ミリさんとお父様は、しっかりと準備をして、その時を迎えたように感じるが、きっと亡くなった後にすればよかったと思うことだらけなのだろう。そこに折り合いをつけ、「出来ることはした」と思えるようになるまでが、残された人の仕事なのかも。はあ。できるかなあ。自分に置き換えたら、全く自信ない。生きている間も時間的心理的折り合いを付けてばかりの私。後悔の嵐で動けなくなりそう。
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るむ
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ミリさんの死生観。お父様が亡くなった日のお話が特に印象的でした。「悲しみには強弱があった」「なにかを処分したところで、思い出は失われないのだと思った」「『ご両親はお元気?』『まぁ、そこそこ』」「いつか来る母との別れは、母の料理が失われる日」が沁みました。いろいろな気持ちがありますが、元気なうちに、両親と後悔しない時間を過ごそうかと思いました。
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よた与太郎
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ミリさんのお父様が逝去される前後の日常を綴ったエッセイ。漫画同様、ミリさんの筆致にはシンプルでありながら確かな情感を感じるところがあります。この本の感想を一言で言えば「きちんとお父様をお別れする時間があってうらやましい」です。私も急逝してしまった母とこんな風にお別れしたかった……。急に逝かれてしまうと、残された方は大変です。
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ユニラン
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ミリさんの亡くなった父親の想い出が書かれたエッセイ。ミリさんらしくとても自然に死を受け入れている様にみえるが、喪失感や悲しみも大きく感じる。永遠のおでかけに出たお父さん、4年が過ぎて思い出して涙することもなくなり、懐かしさが大きくなっているそう。自分の感情に素直なミリさんが好きだな。
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