読書メーター KADOKAWA Group

本のエンドロール

感想・レビュー
1054

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
makko
新着
印刷会社が舞台のお仕事小説。本造りの裏側が細かく描かれていておもしろかった。最後に「本のエンドロール」がきちんと入っていて粋でした。作中、電子書籍の台頭で印刷された本の行末を心配しているのに、Kindle Unlimitedで読んでしまって申し訳ない気持ちに…。著者の他の作品も読んでみたいです。
0255文字
kei
新着
本が出来上がるまでの物語を読んだのが初めてだけれど、出版社や印刷会社の協力も得ているということで、実際の本が完成するまでの過程とかなり近いものがあるのだろうなと。そしてその本が完成するまでの過程に登場人物の物語も乗せていて、本が完成するまでの過程に重きを置きすぎているわけでもなく、登場人物の物語に重きを置きすぎているわけでもなく、けれど、どちらの状況もこのあとどうなるのかというワクワク感があり、そして楽しく働いたほうが人生は豊かだし、仕事を楽しくしたいと前向きな気持ちももらえた。
0255文字
えりんぎ
新着
本の印刷会社とはこういう仕事をしていたのかと初めて知った。本当にたくさんの人々が携わって本が出来る。そばにあった紙の本を見ながら、この本もそういった過程を経て自分の元に来ているのかと思い、なんだか胸がジーンとした。肝心のこの作品は電子書籍で読んだんだけど。なんかすいません。本に対するありがたみが増した。
0255文字
mayuko
新着
面白かった!どうやって本が作られるのかわかりました。営業さん失敗ばかりで大丈夫かとハラハラしました。スタッフ名が書いてあるのもいいですね!
0255文字
yoei H
新着
本を作りたいという想いから勢いのある印刷会社を辞め、老舗印刷所へと転職をした浦本氏。 彼の想いは徐々に周りの人たちを巻き込み、組織全体へと伝わっていく。 彼らのようの人たちの仕事を経て、今自分は本を読めているのだと実感し、ありがたさを感じる。 本を作ることは、迷うことなくものづくりである。
0255文字
たけ
新着
いかにプラスにしていくかを努力する浦本とマイナスにはさせない努力をする仲井戸が対照的に描かれていた。仲井戸の「沈ませないために沈みかけた船に乗る」考えにいい言語化をもらった。本は中の情報が大切なのであり、どんな媒体でも安ければいいと思っていた自分を反省した。本を装丁含めての作品と見れるよう努力したい。
0255文字
Emi
新着
本好きならきっと楽しめる本。印刷会社の営業マンや工場の印刷機を担当する人達のお仕事小説でもあって読み応えがあった。斜陽とされる本の業界だけど本を好きな人はなくならないし(なくなって欲しくないし)紙の本が無くなることもないはず。私もKindleも読むけど圧倒的に紙の本が好きだ。読み返すのも簡単だし拾い読みもできるし。マンガも見開きとか絶対紙の方がいいしなぁ。物理的なモノであることで訴える力は絶対変わる気がする。本ってやっぱり良いですよね。
mike

私もエンドロールまで(⁠^⁠^⁠)この頃エンドロールの後に本編の続きが隠されているパターンも多いしね。

03/06 06:36
Emi

そうそう!でも以前、なにかの映画でエンドロール始まる時に「エンドロール終了後に映像があります」みたいな注釈が流れて、それは興ざめでした。何でもかんでも教えてくれなくていいのに😑

03/06 08:28
4件のコメントを全て見る
0255文字
えり
新着
子供の頃から本は紙という固定概念がありましたが今は電子書籍や読み聞かせアプリと多様的になっていますよね。その中でも私は紙の本は1番心に響く気がするのでやっぱり紙の本がいいとこの作品を読んで改めて思いました。 私が読んできた本は作家さんは勿論のこと編集される方、印刷される方、売る方等色んな方々が関わって自分の手元に来たのだと思うとこれからも本を大事に読んで出来ればその本の良さを人に伝えたいと思います。
0255文字
ぬぬ
新着
まず、この本を電子書籍で読んだことについて、深く考えさせられた。私も本好きのつもりだけど、本がどうやって作られるかなんて考えたことがなかった。本好きの人なら興味深く楽しめると思う。営業浦本と、製造野末の成長物語でもあり、企業でモノづくりをしている人間の問題解決本でもあると思った。本編を読み終えた時に感じた「本」に対する想いが、文庫版特別掌編で綺麗に言語化されていた気がした。
0255文字
Manami
新着
ネタバレ本を造る、という仕事への情熱がとても熱い一冊だった!こんなに志が同じ人たちが集う職場は実際そうないだろうなあと思うと、この登場人物たちがとってもうらやましくなったり…。 紙の本は、装丁だったり、紙の質感だったり、内容以外にも選ぶ楽しみがあってわくわくするので、彼らの思いと同じく、ずっと残っていてほしいと思う。
0255文字
peche maronY
新着
奥付をマジマジと見たことなかった。表紙の印刷へのこだわりとかすごい!って思いつつ…  Kindleで読了したことに少し居心地悪くなる。
0255文字
もちもち
新着
☆3
0255文字
ま
新着
本というものの良さを改めて実感できるとてもいいお話だった。 最近すっかり電子書籍ばかりになってしまってたけど、紙の本を久しぶりに手に取ってみたくなった。エンドロールとても素敵な発想だと思う。
0255文字
ちろるちょこ
新着
★★ 説明や登場人物が多くてあんまり頭に入って来なかった。文字から全く知らない業界をイメージするのが難しかった。
0255文字
あるもん
新着
印刷会社、出版社などを舞台に一冊の本が出来あがるまでの過程が詳細に描かれている作品。どの登場人物もそれぞれの立場は違えど、本に対する愛情と情熱に溢れており、読んでいるこちらも胸が熱くなりました。営業担当として奮闘する主人公の成長ぶりも読んでいて楽しかった。こだわりが詰まった本たち、改めて大切に読んでいきたいと思いました。
0255文字
チサエ
新着
図書館本。本を書くのはもちろん作家さんだけれど、印刷所が無ければ紙の本は出来上がらない。他にもさまざまな人の手によって造り上げられている。みんなのチカラ。職人さんたちがかっこよかった。作中より→「そうです。目には見えません。見えないところで、みんなの力が集まって、本は造られているからです」「見えないもののひとつひとつを繋いでいるのが、ここにいる営業です。分かりにくいかもしれませんが、彼ら無くして本は完成しません」
0255文字
のらくろ
新着
本にまつわる物語と言えば作家や出版社の話が多い中、まさかの印刷会社がメインのお話。印刷会社でDTPオペとして働いていた身としては、目頭が熱くなる台詞ばかりだった。登場人物達が理想と現実の差に苦しみ葛藤しながらも、本造りという仕事にそれぞれの信念を持って向き合っており、本を世に出すという仕事の素晴らしさをしみじみと感じた。私が務めていた会社は劣悪な職場環境で、結局潰れたが、仕事自体は本当に面白かった。時代の流れで淘汰されていく厳しい業界ではあるが、人類が存続する限り、紙の本という文化も在り続けてほしい。
0255文字
もえこ
新着
1冊の本がつくられる過程で、こんなに沢山の作業があるとは。 そういえばちゃんと考えたことがなかった。 映画はエンドロールで多くの人の名前が流れるけれど(それでも全員ではないのだろうが)、本は社名ぐらい? 一つ一つの工程にこだわりのある人たちが関わって、私たちがようやく読むことができるんだなぁと、社会科見学した気分。 いいお話だった。
0255文字
まん
新着
4
0255文字
ちゅんちゅん
新着
ネタバレ星4つ。 タイトルに込められた思い、本に関わる全ての人に贈る時間をかけて丁寧に紡がれた物語だった。本がどのような過程を経て読者の手元に届くのか初めて知った。素晴らしいお仕事小説だった。私は電子書籍は好まない。紙の本が読みたいと思う。私と同じ思いの本好きの読者にとってはラストの謝辞、特にSTAFFのページを開いた時はグッとくると思う。泣きそうになった。
0255文字
あいかわ
新着
紙の本の印刷会社に勤める人々を軸としたお仕事小説。営業・浦本の起こすアクシデントや周囲との軋轢にハラハラしましたが、自分の持ち味を残したまま成長していく姿が素敵でした。たびたびしこりの残るシーンもありましたが、読了後はすっきりとした気持ちになりました。本書は電子で買っていたのですが、紙の本で読めばよかったと少し後悔しました。ただ、電子書籍と向き合う場面もあり、「選び方は人それぞれでいいのかもな」と肯定してもらった気持ちになりました。最後の演出にグッときたので、紙の本で読む機会も大事にしたいです。
0255文字
fuku
新着
この本のエンドロールがなかなか胸熱である。いろいろな人たちのおかげで読書生活が楽しめていることに感謝。
0255文字
tsubaki
新着
1冊の本を作り上げる物語。ノンフィクションに限りなく近いのだと思う 主人公は老舗出版社の関連印刷会社で働く営業、浦本君。 作家さん、出版社、デザイン担当、工場の間を取り持つ。 締切は間近、予算もある、誰の主張も曲がらない、ミスは許されない。あぁ、もうヒリヒリしちゃう。 揉めて胃が痛くなる場面を経ても本が出来上がった時には胸が熱くなる。 素晴らしい仕事、ありがたいな、と心から思う。 製本の様子を追っていくと、完成した本がこの世に生み出された瞬間を見たようで胸がいっぱいだった。 エンドロールは涙が出ちゃう
0255文字
0sanada0
新着
使用した用紙の種類が記載してあるところ、タイトルにちなんで奥付の前のページにエンドロール風にオペレーターたちの名前が記載してあるところが良かった。印刷会社の描写はかなりリアルと思わせる面も(装丁家のこだわりに振り回される場面とか)……なんだけど、主人公の青臭いところが鼻についた。うぅ。あと、台詞がかなり多くて情景描写が少ないのも合わなかった一因かも。ドラマ好きな人ならハマりそう。
0255文字
ako
新着
ネタバレ本好きならばぜひとリアル読み友におすすめされた。印刷会社の若手営業マンが主人公。理想論に燃える彼が現実派の上司、俺様体質の担当編集者、わがまま勝手言い放題の作家やデザイナー、に翻弄されながらもものづくりの大切さを体感していく。ともに1冊の本を作っているかのような臨場感。伝書バトと揶揄されながらも信念をもって(ときおりいらっとさせられたけど)仕事に取り組む彼の成長物語としてもおもしろい。本に限らず日本のものづくりをいま一度見直すときが来ているのではと考えさせられた。
0255文字
巻き寿司
新着
とても面白かった。本当のエンドロールのようになっているページで少し鳥肌がたった。今回は紙の本で読んだが、電子書籍で読むのも良いかもと思ってしまった。皮肉なもんだ。個人的には、紙の本で読むことにより、全体のうちのどこら辺まで読み進められたのか目で確認できるところ、読み進めていくと達成感が湧いてくるところが私にとっての紙の本の良いところだ。これからは、紙の本と電子書籍の両方で読書を続けていきたい。 ゆるキャラ山田が出てきて胸熱だった。
0255文字
siomin
新着
印刷会社を舞台にした小説は珍しいなと思って読みました。仕事柄印刷会社とのやり取りはありますが、そこでどのような仕事をして社員はどのような葛藤があるのかは知らなかったので、興味深く読めました。確かに斜陽なのは否めませんが、それでも紙の本は必要なものだし、縮小はするけど無くなりはしないと信じています。本ができるまでにはほんとにたくさんの人の力で完成しているわけで、本の力をまだ信じたいです。小説内で福原笑美が推薦していた「シーサーラリアット」は読んでみたくて仕方ありません。
siomin

紙か電子書籍かと問われたならば、私は紙です。電子書籍は供給元が配信を停止したらモノが無くなってしまうのは怖いですね。書籍の生殺与奪をアマゾン等に握られるのは嫌で仕方ありません。紙ならば現物がある限り読むことができるというのは大きいです。それから、本質から外れますが、本書内で出てくる由香利が、花見のシーンでは「浦本の妻」でずっと書かれていて、なんか引っ掛かりました。女性の登場人物はところどころフルネームになっていたのも、何か意味があるんでしょうか?

08/16 22:15
0255文字
boichi40
新着
「機械は仕事仲間」なんという素敵な言葉だろう。「天職」というのは偶然出会えるものではなく、自分が作り上げていくものなんですね。最後のエンドロールにはちょっと感動しました。もちろん知ってる名前はありませんが。
0255文字
KEIJI
新着
うーん、題材はいいのに、キャラクターが薄いのか…主人公の営業マンはなんかイラッとしたし、工場のやつは本破いたり壁殴ったりで、病気っぽい。職人のじいさんも寒い描写が目立つ…Kindleunlimitedをディスってるシーンがあるが、この本を読んだのはKindleunlimitedだ。Kindleunlimitedのラインナップに入ってなければ、出会うことのなかった本書。皮肉なもんだ笑
0255文字
ruchi
新着
印刷会社の営業を主人公とした、文章が出来上がった後に本が本の形になるまでの 本に関わる人々を描いた小説。 様々なトラブルが起きるが悪意を持った人は誰もいなくて、みんな「良い本を作りたい」という同じ目標に向かっている。それが故に衝突が起きるところに心を打たれた。 印刷営業の仕事が過去の自分の仕事内容と被り、過去の葛藤とも重なって何度も目頭が熱くなった。 紙と電子書籍については一度本好きと語ってみたい議題である。
0255文字
TOMTOM
新着
印刷会社を舞台に、営業、生産管理、製作、印刷までを請け負う会社で、さまざまな人と人が織りなす物語。出版社と印刷工程のはざまともいえる中間管理職的な立ち位置の中で理想を求める営業担当の主人公。どこか斜に構えた印刷担当者。紙の本と電子書籍は対立ではなく両立という話は今どきでなるほどと感じました。奥付に記載されている会社名のエンドロールのその奥に思いを馳せてほしいというラストは泣いてしまいました。
0255文字
ばたかっぷ☆
新着
現役の印刷会社の営業だからこそ、がっかり感。 印刷の上っ面って感じ。 あと、一条さんの「でも、この本は私が作りました」の一言、こんなことを言う人とは絶対に一緒に仕事をしたくない。 どの職種であれ、自分一人で全てを作れる人ってごく僅かで、私が手がけたけど、私が考えたけど、私の作品だけど、いろんな人の手を経て作れました。って言える人のものをつくりたい。
0255文字
tuamica
新着
★★★★★ 私にしては非常に珍しく一気に読んだ。 リアリティのある人物描写と工程描写。 面白いで終わらず、読んでよかったと思える一冊。 同じく斜陽産業に身を置く一員として考えさせられた。「この仕事が天職」だと言っていた時代が私にもあったのにね。「どう仕事するかはどう生きるかに等しい」この言葉を心に刻んでおきたい。
0255文字
sanemo
新着
ネタバレネタバレ注意! 凄い良い作品です。序盤は単なるゴタゴタ仕事精神論小説か?と思いながら読み進んだものの、途中からどんどん引き込まれていきました。本好きに刺さる本の作品でもあります。 中古本での購入ですが、偶然に単行本を購入していたので、エンディングまで楽しむことができました。(笑) GJ!
0255文字
文香
新着
「紙は呼吸している。その時々の天気や湿度などにより、状態が微妙に変化する。紙の変化に、インキの量や印刷機の設定を合わせなければならない。」(本文より) イメージどおりの本を印刷するのに、これほど神経を使うとは思っていなかった。 そして、一冊の本が完成するまでにとても多くの人々が関わっていることを知った。 “奥付は本のエンドロール“ まさにそのとおりだとしみじみ思った。
0255文字
Takumi/shabobkey
新着
本を造る人たちのお仕事小説 印刷会社の営業を中心に、工場の職人・作家・編集・デザイナーなど それぞれにスポットがしっかり当たっていて良いです 知らなかった事もたくさんあり、本への愛着がとても増す一冊 ただ、業界は違えど同じメーカー営業をやっている自分から見ると 主人公の浦本にはなかなかイライラさせられました(笑) ラストはこれしかないっしょ!にしっかり応えてくれていて嬉しかったです
0255文字
あきは
新着
本が好きだからこそ、本ができるまでどんな人がどんな苦労をしているのかの過程を知れて嬉しかった。読んでて胸が熱くなりました。半沢直樹のような過激さはないけど静かにみんな熱い想いを持っている。大好きな一冊でした。
0255文字
meg
新着
全ての本好きに捧げたい、印刷会社の営業・浦本を中心に繰り広げられる静かでアツい…!お仕事小説。営業のエース・仲井戸のセリフ「夢は目の前の仕事を毎日、手違いなく終わらせることです」に痺れる。どんな仕事でもそれが一番難しくて、でも大事なことなんじゃなかろうか。野末さん、義弟の治療費出すのは当たり前ではないと思うよ…?それまでの関係性にもよるけど。(でも子どもと妻に当たるのはあかんで。それはDV。アウト。)奥さんもなー、アラサー弟は家族ではないでしょう。少なくとも夫からしたら他人。とか思っちゃう私は冷たいのか?
0255文字
灯火
新着
ネタバレ「こだわりは、本を手に取る人達の心に届くだろうか」浦本を中心に5冊の本を造る過程を追っていく。面白かった。とてもよかった。登場する本たちもまた興味をそそる。作者や装丁に携わった人々の名前をチラ見することはあれど、印刷会社さん達の個人名を意識することはない。そんな人達の話。無論本書にはエンドロールがあります!感動。なくてもきっと印刷会社や出版社の文字の奥に人々の気配を感じることだろう。野末さん地味に推しだからホッとしたよ…。リアルに辛い部分もあるし無茶振りもあるけど本が好きな気持ちがとても伝わる熱量ある作品
灯火

「お守りを信じる心こそが、お守りになると知ったわけよ。つまりそれがご利益ってわけだ」「こだわりも同じようなもんだ。役に立つと信じることだ。信じるその心が職人を強くする」 「この仕事はまさに、タンポポの綿毛を吹いて、風に乗せて運ぶような仕事だ。風に乗って飛んだ種はきっと誰かの心に舞い降りて、小さな花を咲かせるだろう。」

05/01 00:50
0255文字
たかひー
新着
★★★★ こうして本読むことができるのも、著者だけでなく出版社、印刷所、裁断、製本など数多くの工程があることを改めて思い起こさせ、感謝の気持ちが湧いた。本への愛情が感じられた。
0255文字
全1054件中 1-40 件を表示
本のエンドロール評価78感想・レビュー1054