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新装版 池袋・母子 餓死日記 覚え書き (全文)

感想・レビュー
8

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三田郎
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「平凡な一生を送らせていただけなかったのは、何か私どもに、原因が、有りましたのでせう、最後に、不足ばかり、述べまして、申しわけございません、」
0255文字
4fdo4
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物凄く後を引いた。日記は他人に見せるために書いていないが為に、思いの丈がそのまま書かれている。中には「読んでもいいのか」と思うプライバシーも無論ある。しかも21世紀の東京で餓死した方の日記であるので、徐々にその日に近づいていく。結末を知っている読み手と。未来への不安を書き続ける書き手。切なくて読みながら動揺した。安全地帯から行政を批判をする気は無いし、亡くなった方をどうこう言う気も無い。では私は何のために買って読んだのだろう。ここには書ききれない。
0255文字
sasha
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1996年に東京都豊島区・池袋のアパートの1室で、病気の息子と共に餓死した77歳の母親が書き綴った日記の全文掲載。行政に頼ろうとしなかった理由が知りたい。まぁ、頼ったとて行政が応じたかは不明だ。北海道だったが、病気の妹の面倒を見ながら生活していた姉が、自身も病に倒れて相談したのに生活保護を受けさせなかった例もあるからな。怒。
0255文字
碧雲-  lukeminen
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池袋の母子餓死事件。今の支援制度は、門を叩かないと開かれない。支援を求めない人達の事情は色々あるけど、この本は掘り下げが少し不足している。--死の直前の母の日記には「あと28円」と綴られているけれど、定期預金が200万ほどのこっていた。・・認知障害があったのかも。
0255文字
kim
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家計簿とともに書かれた日記。子供が知的かつ身体的な障害者で、母親が介護をしていることが伺える。母親もお金がない中で、食べ物を買うことよりも、新聞ををとることに固執していたりと、正常な思考ができてないことを読み取れる。食事として甘食を購入している。スーパーのレジの近くにある、甘食を見るたびにこの本を思い出すことになってしまった。
0255文字
くろにゃんこ
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なんともやるせない思いと疑問、不安などなど鬱々とした気持ちが残ります。とても几帳面であり、何か信仰があるのか常に感謝とお陰様で・・・と綴られている日記。生活が苦しくても新聞代や家賃、公共料金を払うことに神経を尖らせ、痛くて苦しくても医者には行かない。寝たきりの長男のことも含め行政に助けを求めることもできたのではないのかな・・・
0255文字
あ
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パンス
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yum
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餓死する3年前からの日記の全文。前生(前世のことかな?)の因縁により、人生に邪魔が入るようになっていると。謎の信仰が怖かった。食べるものを切り詰めてまで、律儀に公共料金、新聞代を払い続ける。役所には頼っても無駄だという姿勢。病院にかかるお金がないのに国保を払ってること。息子の謎の病気(わかもとって薬でなんとかしようとしてること)。日記を読んだだけでは疑問に思うことが多かったけど、最後のほうは「死なせてください」が繰り返し出て来て悲しかった。そしてこれが現実に起きたことなのだから怖い。
0255文字
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