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怪盗ニック全仕事5 (創元推理文庫)

感想・レビュー
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ダリア
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クリスマス・ストッキング/マネキン人形のウィッグ/ビンゴ・カード/レオポルト警部のバッジ/幸運の葉巻/吠える牧羊犬/サンタの付けひげ/禿げた男の櫛/消印を押した切手/二十九分の時間/蛇使いの籠/細工された選挙ポスター/錆た金属栞/偽の怪盗ニック
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颯
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相変わらず細かい盗みと謎解きが続きますが、世界中を飛び回って大活躍でした。
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左近
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サンドラ・パリスに加えてレオポルド警部とも三つ巴の共演を果たしたり、ミステリ界の有名人&有名書店が登場したり、ニックの父親を知っているという人物が現れたり、あのウェストン警部補だけでなく、ニックの偽物登場に業を煮やしたグロリアまでが、まさかの依頼人になったりと、"お楽しみ性”満載の第5巻。ワクワクしながら読み続けてきた全集も、残すところあと1冊。『サム・ホーソーンの事件簿Ⅰ~Ⅵ』に続いて、大好きなシリーズを読み終わってしまうのが、今から悲しくなってくる。レオポルド警部も全集を出してほしいなあ…
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qoop
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45歳から年を取っていないという年齢設定だそうだが、長期シリーズだからかもっと上を想像してしまう。あまりにも犯行現場を押さえられ過ぎな展開続きなのもその一因だろう。一編ごとの印象はそうでもないが、続けて読むと老けたな…と感じた。本巻ではニックの年齢を感じさせられる〈クリスマスストッキングを盗め〉、本シリーズでは珍しく思いっきりヒルビリーな悪漢が登場する〈禿げた男の櫛を盗め〉、状況と展開に落差が感じられて面白い〈消印を押した切手を盗め〉、構成が見事な〈錆びた金属栞を盗め〉が印象的。
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蒼生
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ネタバレ残り1冊になってしまった。名残惜しい。グロリアの活躍が多くて嬉しかった。サンドラの窮地に、助けてあげてとニックの背中を押すところも好き。なかなか荒事が多かったのではらはらしたけど、相変わらずのおもしろさ。最終巻が楽しみ。
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ホームズ
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ネタバレずっと積みっぱなしにしていたのをおようやく読んだ。ニックも歳をとった感じで肉体的な衰えを感じていたり、時間的にも割りと現代に近かったり時間が流れているんだな~って感じた。サンドラだけあまり時間の流れを感じない。今回はサンドラが登場する回が多かった感じ。相変わらずニックに依頼する人間たちの裏の事情が面白いな~。後1巻しか無いのが寂しいな。
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COLD SWEAT
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安定のおもしろさ。シンプルな文体の妙味がひきたっている。
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いちはじめ
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この巻は初めて詠む作品が多くて嬉しい。中でも「錆びた金属栞を盗め」は、異色作。オットー・ペンズラーの経営するミステリ専門書店からローレンス・ブロックのサイン会の日に盗みを働き、しかもオチがあれというのが、海外ミステリ好きとしてはニヤリとしてしまうし、盗みの手際も普段よりいい感じ。ニックは怪盗といいつつ、盗みよりも何故そんなものを欲しがるのかなどのもう一つの謎がメインとなる事が多いので、その都合上、最初失敗する構成が多いんだよね。
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二葉
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ますます怪盗ってよりも、探偵ぽくなったニック物。いよいよ次で最終巻。
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たち
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怪盗ニックも5冊めになりました。なぜか、前より殴られたり、撃たれたり、が多いような気がします。今回は、ちょっと、ほろっとする『クリスマス・ストッキングを盗め』と白の女王こと、サンドラ・パリスの窮地を救った(この話だけじゃないけど)『レオポルド警部のバッジを盗め』、グロリア大活躍の『二十九分間の時間を盗め』がお気に入りです。
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999
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面白かった。怪盗小説は探偵小説よりも少ないと思う。だけど、この怪盗ニックは探偵に似てると思った。それはこのニックが盗む品物をどうして盗む必要があるのかを考えるからだろう。依頼されて大半の依頼人は必要な理由を明かさない。けれど、調査し、盗む頃には理由が分かっている。探偵のように動機や方法を考えていくからこそ似ていると思ったんだろう。スマートで簡潔に終わっていくこの本も次巻で最後らしい。寂しいけれど待つことにする。
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harukawani
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さすがに5巻まで来ると飽きちゃいますね、毎回毎回「大好き!」というレビューを書かないといけないことに。物語自体は飽きとは無縁。自分でも引くぐらい大好きです。今作はクリスマスストーリーとサンドラ登場作が多め。つまりは何を盗めと?というhowじゃなくwhatな謎が楽しい「二十九分の時間を盗め」、錯綜した事件、ニックが事件に首を突っ込む理由など読み応え抜群でシリーズ全体でも白眉の「レオポルド警部のバッジを盗め」etc.好きな作品は多いが、マイベストはタイトルと読後感のギャップが最高な「禿げた男の櫛を盗め」。
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sekt
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怪盗ニックも年齢を重ねたのねぇ次の6巻でラストなんだって。内縁の妻とグローリアを紹介しているし、そんな彼女も白髪混じりなのねぇなんていうことが楽しめるのも年と共に年齢を重ねるシリーズだからこそよね。価値のないものを盗むという矜持だけでなく、その先が楽しめるのがこの作品の好きなところです
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stobe1904
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【怪盗ニックシリーズ5作目】価値のないものしか盗まない怪盗ニックシリーズの短編集。マネキンのカツラや客船の乗客の時間を盗むなど、突拍子もないものや不可能なものを盗む依頼を受けるニックだが、相変わらずのお手並みで仕事をやりとげ、おまけに付随的に発生する事件の謎解きまでやってみせる、とても楽しめるミステリである。未訳作品が少なくなりつつあるのが残念だが、次作を早く読みたい。★★★★☆
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てんつく
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ちょっと年は取ったけどニック健在。今回も色んな物を、ビックリする方法で盗んで楽しませてくれました。サンドラが登場する話が好きです。
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ptyx
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★★★☆
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Naoko Takemoto
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『無類の怪盗、凶暴になる』この一文に、水戸へ向かう常磐線の中で抱腹絶倒。水戸といえば『水戸黄門』。偽者ニックが登場した時には、ニセ水戸光圀が登場した回が面白かったなあと、そこからニックと東野英治郎の顔がダブって(誤読の極み)さすが に5巻目とのなると水戸黄門みたいな勧善懲悪が心をすくような読後感だった。ニックと白の女王もいよいよ年齢に勝てなくなって失敗しても、その苦境を乗り越えるのも結局人間関係なんだな。泥棒に学べるのもあと1巻となってしまった。
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みき☆
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ニックは殺人事件に遭遇したり、サンドラに呼ばれたり、グロリアに依頼されたり、危ない目にあってるけど、解決できるニックは探偵or刑事みたい。今回も面白かった。
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ぷくらむくら
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世に盗むものの種はつきまじ。ニックの冴えぶりが鮮やかな一冊でした。
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中原れい
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安定の5冊目。連続して高級宝飾品を強盗し人を平気で傷つける男がニック・ヴェルベットを名乗った!でキレたグロリアが依頼人になっちゃう話がドキドキしました。サンドラの出番も多くて、作者楽しんでるなーって感じがいい。あと1冊なのが寂しいくらいです。
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葛井 基
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ハラハラする展開が多いし謎解きも面白い。歳をとってからのニックのが面白い⁈
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kanamori
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☆☆☆
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J・P・フリーマン
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怪盗ニック第五弾。今回はクリスマスシーズンの事件が多いです。ニックは時代と共に年を取る主人公なので、作中でも彼の年齢をからかうような台詞が見られます。このままでは加齢で探偵活動が危ぶまれるかも。と、思っていましたが、あとがきによると、ニックは四十五歳から歳をとらないようになっているようです。最後まではつらつとした活躍が期待できそうです。
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tamusyu
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圧倒的な客観視とピンチにおける強メンタルが持ち味のマイラブ三大怪盗が一人、ニック・ヴェルヴェットシリーズ第五弾。徐々にサービストラックが増えており、女盗賊サンドラのみならずシリーズ探偵と対峙する「レオポルド警部のバッジ」、マイラブ三大怪盗が一人バーニイ・ローデンバー作者のローレンス・ブロックが登場する「錆びた栞」、怪盗ものといえばコピーキャット「偽のニック」など。盗みの現場を見つかるのはもはや様式美と化しているが、目の付け所が秀逸な「ビンゴカード」、盗みの成功を明かされる場面が驚きの「消印切手」が良い。
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SEI
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ネタバレ短編ミステリの名手ホックが創造した怪盗ニック。このシリーズの肝は彼がいかにして盗みを働き、かつ無価値のものを欲しがる動機を暴く二重の楽しみにある。 が、前者の要素は正直平凡。勿論時々ハッっとするような手口もあるが大概は誰でも思いつくそれどころか不備丸出しの手を用いたりもする。……そもそも泥棒としての腕前に疑問である。 そして後者にしてもここまでシリーズが進むとさすがにマンネリ。 ホック全篇に言えることだが、確かに面白いけど一篇一篇の印象は薄い。楽な気持ちで読むが吉か。 それでも選ぶなら第13篇目がベスト。
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りきやん
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『クリスマスストッキングを盗め』『禿げた男の櫛を盗め』『消印を押した切手を盗め』…高額な依頼料が無ければ子供のいたずらとも思ってしまう、価値のないものだけを盗む怪盗ニックもいよいよ五作目。この巻だけでも14編、よくも思いつくもんだなぁと関心しますが、どれも展開も趣向も変えて伏線もバッチリ、読みやすくも楽しい短編に仕上がっています。ちょっと穴があるけど『二十九分の時間を盗め』が一番好みかな。プロとして人間としてとにかく誠実な怪盗(もはや快盗?)の短編集、寂しいけど最終巻が待ち遠しいです。
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さえぽん
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ネタバレ価値のないものしか盗まない怪盗ニックの短編集最新刊。 朝飯前泥棒のサンドラも度々登場したり、ニックの父親について語られる場面がチラッとあって「えっ?」となったり、更にはローレンス・ブロックのサイン会まであったりと細かいところでも楽しめました。 いちいち全てチェックしてる訳ではないですが、短編なのに謎がとける前に諸々のヒントがさりげなく読者の前に開示されてるのがまたいいです。 そんな作品が一冊にたくさん詰まっているのだから、短編集って本当贅沢ですよね。 次の六巻で最終巻なのだそうで、それがちょっと残念です。
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Inzaghico (Etsuko Oshita)
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今回も変ちくりんな依頼ばかり。いちばん驚いたのが「二十九分の時間を盗め」だ。時間をどうやって盗むのか。それも30分というきりのいい時間ではなく、きっかり29分。話を追っていくと「ほほう」と思うのだけれど、最初はタイトルだけでもってかれました。(相変わらず素直なわたくし) 「錆びた金属栞を盗め」は、切ないお話。ときには真相を知らないほうがいいこともある。
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