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文庫 データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫) (草思社文庫 や 4-1)

感想・レビュー
44

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TOK
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著者自身がウエアラブルデバイスを使った実験。オフィスでは歩き回ろう。会話で活発に動く人は積極的に問題解決する人。休憩中の会話が活発でも生産性は向上する。たとえコールセンターのような職種でも。身体運動が停滞するとハピネスも停滞する。行動が成功したかより、行動を積極的に起こせたかがハピネスを決める。自ら積極的に行動を起こせるかが重要。
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k
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すごい本です。ビッグデータを活用して新しいことを発見しただけでなく、活用まで見事に行っている。 得られた知見も素晴らしい。
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Hiroshi  Fukuhara
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ネタバレ名著を文庫本にて再読。統計学や物理学にとどまらないリベラルアーツを含んだ著者の該博な知識と視座に圧倒される。そしてそのビジネスプランを実現させる日立という会社の懐の深さ。シカゴの空港で購入した「The How of Happiness(幸せがずっと続く12の行動習慣)https://amzn.asia/d/ccOxWfc 」を機内で読んで早速リュボミルスキ教授と共同研究を開始した逸話、更にはあの「フロー体験」のチクセントミハイ教授との協業(羨ましすぎる)。残りの40%「自分か
Hiroshi  Fukuhara

二者択一の言葉の呪縛「リーダーか現場か(リーダーの運が良くなるとメンバーの運も良くなる。逆も真)」「トップダウンかボトムアップか」「政治主導か官僚主導か」「営利か非営利(公益)か」「仕事かプライベートか(仕事がプライベートを豊かにし、プライベートが仕事の成果を高めるという相乗効果の可能性が忘れられている。「ワークライフバランス」という両者の綱引きを前提とした言葉に、この言葉の呪縛が象徴的に表れている)」

01/21 08:48
Hiroshi  Fukuhara

サミュエル・スマイルズ「自助論」https://amzn.asia/d/ji8fTS9 渋沢栄一「論語と算盤」https://amzn.asia/d/0K14zrP 「運も実力のうち」から「運こそ実力そのものへ」。ルール志向からアウトカム志向へ(打席に立たなければ向上はできない)。

01/21 08:48
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tenkawa
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(2.5)センサを使ったビッグデータの取得とそのデータの考察が本書の内容で、考察には一部納得しづらいところもあるが、視点が面白かった。物理法則と人間の行動は別物という頭でいたが、繋げて考えるのはなるほど。昨今は睡眠も歩数も計測して見える化されるからそれが一歩進んだ姿と言える。自発的行動が幸福感に繋がる。受け身では幸福感は下がる。休憩中の会話が活発だと生産性は向上する。組織の強さと到達度(交友関係の網の繋がり)は関係する。これらは自分の直感と離れていないので納得。運という言葉の使い方に少し違和感あり。
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夕暮
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読書会課題本。 こういう本を読む力がないことを再確認。課題じゃなかったら一生読まなかったと思う。一章なんてマジでちんぷんかんぷん。 運動会のくだりも、ああ、高度成長期のエリート目線の話だなぁと思ってしまった。きっとすごいことしたんだと思うけど、そんな大層な機械で何年間ものデータを使ってわかったこと、ここに書かれていることって、そこまでしないとわからないこと⁉️ビッグデータもAIも、結局使い方しだいだよなー。使うのが進化しなくなった人間であれば、何にもならない。一企業の利益の追求よりも、どうせ頭のいい人
夕暮

たぶん誤読なんだろうけど。

11/18 00:37
夕暮

あんなに、苦痛だった課題本ですが、読書会はめちゃくちゃ楽しかった❗️

11/18 22:57
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ATS
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再読。身体は物理法則に支配されそこから抜け出せることはできない、つまり活動できる予算が決まっており予算以上の活動はできない。活動量が多い人ほど幸福でありトップに立つのではなく中心に立ちことで助けを得られやすくなり運を上げられる。人は寿命を大まかに予測できることが論文で報告されていて身体的健康(筋力や体力)→活動量アップ(人脈による運勢アップ)→幸福感といった因果関係なのだろうか。やはり一にも二にも常日ごろからの鍛錬を積んで身体的健康を高めておくことが大切なのではないかと思う。不調だと動けないし笑
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いっしー
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確かに人間の仮説や判断にはどうしても主観が入り込むが、AIではデータに基づくためかえって柔軟な発想が出来るかも。積極的に動く事は成果や運や幸せに繋がるとは、これもまた主観を外した興味ある知見である。やり取りをするほど偏りかでるとか、間隔を空けるほど会わなくなるとか、続けているとやめられなくなるとか、いろいろ面白かった。
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具志堅
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環境要因より行動を起こせるかがハピネスに4倍効果がある、とはなかなかインパクトのある主張だった。内発的動機付けを起こしやすくするための環境構築に注目しがちだが、まず行動ということか。思考は現実化するを思い出した。 また、活動量が多いほど生産性が増すということで、その行動はハピネスだけでなく、生産性にも寄与するという。よって、社員の幸せは、辞めるときの影響というネガティブ要素でなくて、普段からの会社の生産性にポジィティブに影響することになると。その際、単純に会話を増やすのではなく、運=到達度の三角形を増やす
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ftoku
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ウェアラブルセンサー技術により得られたデータから定量化可能なように新たに定義した幸福や運を測って、調査する試み。腕の活動頻度がボルツマン分布のような物理法則に従っているなどの興味深い指摘もある。労働場面でのアウトカム志向による導入については、数値目標を掲げた成果主義的導入による上澄みすくいが起こらないか等の懸念が少しある。ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(みすず書房)2019も併読すると面白いと思う。
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あ、です。
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ウェアラブルセンサで24時間生体データを取ることで見えてくるものというテーマは大変興味深かったがもう1歩突っ込んだ内容だとなお良かったかな。
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naotan
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ビッグデータやAIなど、言葉は知っていてもピンと来なかった用語が、具体例を持って身近に感じられた。本書が2010年代に書かれていたことに驚き。
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あっくん
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ネタバレ人の言動はどう決まるのか?人間のハピネスとは何か?という命題に心理学・社会学・脳科学ではない全く別のアプローチから解明を試みた書籍です。ウェアラブルセンサから収集した人の身体の動きをビッグデータ解析し、導き出した結論は「1日の動ける量(活動予算)には制限がある」「ハピネスな時ほど動きが増える」ということ。私の解釈は「幸せだから動くのではなく、動くとハピネスを感じる」のであり「ハピネスは伝染し周囲の動きを促す」ことで組織活性化に繋がる。しかし活動予算は限界があるので投資箇所と時期を誤ってはいけない。深い。
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kurikuri
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一言で感想を書くのが難しい。ウェアラブルデバイスによる人体のセンシングデータをもとに、人間の行動特性、幸福度、組織の活性化を論じていく。適宜外部の研究機関ともコラボしながら、組織の中で活性度や生産性のような、計測しづらい指標を定量化しようと試みている。何度か中でも論じているが、今まで使っていなかった項目を変数と捉えて論じているので、まだまだ一般的になっておらず、より多くのデータとアウトカムをベースに一般的な変数として確立を期待したい。
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かんやん
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リストバンド型のウェアラブルセンサを被験者の左手につけてもらって、膨大なデータを得る。グラフ化(横軸が運動の強度、縦軸が頻度)すると右肩下がりになる。それがどうしたと思うが、ボルツマン分布に似ているという。分子の熱エネルギーの分布のことである。この類似に著者は注目し、こう主張する、一日に使えるエネルギー総量とその配分の仕方は決まっており、法則により制限されており、意思のままに時間を使うことができない、と。そりゃ24時間全力で戦えないでしょうよ。集中力の持続も限界がある。ビッグデータから、当たり前か!
Ayumi Katayama

ややっ、これはすまんこってm(__)m。最近はレビューもまとめ読み状態です。忘れませんて。楽しみは後にとっておく方やから(笑)。アプリだと、ナイス一括消去ボタンがあるんやけどな。このままこのレビューが埋もれていくとはおしい。ベストレビューって選べたらええのになぁ。

11/23 11:31
かんやん

ゆくレビューの流れは絶えずして……かつ消えかつ結びて、しかも元のレビューにあらず……所業無常でございます。

11/23 20:22
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カタリスト
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著者が唱える理論はニワカに信じがたいが、しかしデータがそれを証明している。やはり人がデータ分析を行うと先入観が入ってしまう。なので著者が主張するデータ分析を人ではなく機械でやるべきという意見は賛成だ
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伊藤
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非常に面白く、大きく影響された。 ①人間・組織・社会は科学的な法則に支配されている ②ハピネスと生産性の相関 ③質の高いコミュニケーションとは ④コンピュータは演繹から帰納へ 以上4つの内容に特に引き込まれた。 タイトルは、アダム・スミスの「見えざる手」をなぞらえていて、「データを使って自己利益を追求すれば、見えないところで社会が豊かで幸せになっていく」という著者の想いの元につけられている。
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おおにし けいすけ
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仕事中に存在を知り、興味があったので読了。5年以上前の本であるが、ちょうど現在仕事で課題に感じていた点が上手く整理されており、非常に参考になった。私自身もデータ分析を仕事で実施しているが、双方向のコミュニケーション、2ステップ以内の知り合いを増やすことの重要性などは、実感していた。この本で紹介されているのは、5~10年前の取り組みであるため、現在どのように進化しているのかという点に興味をもった。また、どのような取り組みであれば、今後他社と差別化できそうか、という点についても考えていきたい。
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句点読点
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★★☆
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らび
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⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️
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みつを
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すごく面白かった、、、。ウエラブルデバイスとそのデータ解析によって人間科学のフロンティアを築いている。このように美しくまとまった研究をするのは研究者の目標だろうなぁ。
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じめじめ
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驚いた。物体の自由な状態は正規分布ではなくボルツマン分布であり、ウェアラブルセンサによるデータ収集の結果、人間活動もこの分布に従っていた。自由意思は人間のものではなく物理法則の支配下であることを痛感した。対物:理系、対人:文系の固定観念を覆した良著だ。科学、技術、サービスの未来の考察も眼から鱗だ。AIがもたら科学とサービスの垣根の超越は、個々人が如何に人間的活動(不確実な未来に対する判断、課題設定)に取り組むかにかかっていると思う。仮説思考やプロセスに関わらず人類の理解を超越した解を認める時代が来たのだ。
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たけはる
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体に装着して、腕や体の動きや加速度などを可視化するウェアラブル端末を用いることで、人の「幸せ」や「集中」を測定することが可能になってきた、という近年話題の本。 主観的概念を客観的な数値に置き換えることで見えてきた、会話や日常の「身体活動の活発さ」がハピネスや集中状態に結びついている、という筆者の論理は、客観的であるがゆえに説得力があり、面白い。 意識的に身体運動をに2Hzのものを取り入れることで、その集中状態や幸福を自ら作り出せるかもしれない、と筆者は言う。 斬新な着眼点。すこし人生が変わりそう。
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donut
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身に付けた加速度、赤外線センサによって収集された膨大なデータから、組織の中における人間の行動を定量的に評価しようとする試みについての本。「人」を「原子」に対応させ、「社会現象」を「自然現象」に対応させるという発想が面白い。人間の身体運動に関するグラフがボルツマン分布のような形になったり…。AIとビックデータを活用することで人間にはなかなか気づくことのできない様々な要因間の複雑な依存関係が明らかになり、「データの見えざる手」によって人間らしい生き方と経済性の追求が自然と結びつく。次の著書が出たら必ず読む。
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十一
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着眼は鋭いが、懐古に走る考察が雑
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野々村 聡
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ツイッターでこの一冊で人生が変わったってのがあったんで購入。
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まさまっくす
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ネタバレコンピュータと人間との役割分担として、3つの原則を提示している。 ①学習するマシンは問題を設定することはできない。 ②学習するマシンは事前に大量にデータがあることを前提にしている。 ③学習するマシンは結果に責任を取ることができない。 我々はイシュー設定を行い、AIの力を借りて最善の打ち手を編み出し、不透明な中でも果敢に決断をして結果を出し、その結果に責任を持つ。この当たり前の価値創造がAI時代には必要不可欠であることを本書は示している。
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Miyako Hongo
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一時期ビジネス関連のネットやTV番組で取り上げられてたネタの情報総括本として購入。“ソーシャル物理学”の実践フェーズの話。ウェアラブルセンサ情報により人間関係を円滑にしたり、売り上げを伸ばしたりができそうだよーとのこと。□きちんと自己管理できない人も、効率的に動けるようアドバイスができるシステムができました、ってセールストーク半分。とはいえ、これまで取れなかったデータが取れるようになり、円滑な社会運営に有用であると言うなら評価しない選択はない。□個人的にウェアラブルセンサー使用中。でも上手く使えてない。
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KURI
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ウエラブルセンサーでハピネスは測れる。ビックデータとAIの正しい活用が書かれてる。AIの本質は不確実性に向き合う人間の方法論。
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ゆうすけ
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【18冊目】
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ATS
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★★★非常に面白く読めた。ウエアラブルセンサによって人間の行動を物理学のように法則化したり、ハピネス(幸福)を分析したり。理系チックな内容もありすべてを理解できているわけではないので、筆者によってうまく乗せられている部分もあるかもしれないが。人の限られた能力で予測を立てるよりデータを集めることで機械が予測してくれるというのはなかなかインパクトがあった。データサイエンティストといった職種が重宝される時代になりつつあるが、人口知能が発達していくと無用のものになるかもしれないぁと素人的には思えた。
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dexter4620
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タイトルからは運の話になると思わなかったが、データを用いた研究で納得感も高い。著者の次作が楽しみ。
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yuzyuz_k
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何年も前から読まないとと思い、何年も経ってしまった一冊です。 面白く読めました。 2018年に読んでもA Iの理解が深まってない現実を感じます。 難しいですね。 見えざる手を感じる事は、 "努力したものが報われる社会" とか言う政治家の気持ち悪さはなんだろうと思っていた事にたいして、個人的にスッキリした感じがします。
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Junc
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前半の正規分布とU分布のくだりと1/Tの法則の箇所は瞬時と累積をまぜこぜにしているように思う.興味はあったが,前半のこれらの部分で少し胡散臭く感じてしまい,なかなか読み進めることができなかった.データからという観点で述べられているが,何故なのかというところが結構強引な箇所もある.AIでデータ分析ということはどんどん進歩することはわかっているが,本書の中には哲学的というか予測的な事柄も多いので,これから時間が経って,振り返ったときに著者の予測が正しかったかどうかがわかることになる.
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ジュンケイ
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人間の行動をデータ化して分析しただけなんだけど、ちょっと驚きの結果だった。コミュニケーションをとることや身体を動かすことで、生産性が高くなり、幸福になる。ビジネス本として読んだけど、理数的な本だった。どちらかというとコミュ症気味なんだけど、もう少し積極的にコミュニケーションをとろうかと考えた。なるほど、仕事できそうなポジティブな感じのする人は、ジムに通うわけだ。そんな人は苦手だけど。
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koji
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ちょっと衝撃的な内容。多様性を奪う競争から脱却し、より良い社会の実現のためにAIの力を借りる。センサーから計測された大量のデータから人間には知覚できない法則を導き出す。いままで辿り着けなかった場所にあっさりと行け、さらにその先にある見えないものを可視化することができるならそれはすごいことだ。
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なかむ
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データが明かす人間のしあわせとは?長年腕に加速度センサーを付けた著者が、データから人間の行動の原則やハピネスに迫る。人間だけは自然原理に当てはまらないといった思い込みを客観的なデータをもとに解いていく、非常に構造主義的なアプローチが気持ちよい。最新の研究ではビッグデータとAIへの向き合いかたも業界の常識を覆しており目から鱗だった。仮説なんて立てるな、アウトカムだけにこだわろう。
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めりこ
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ウェアラブルセンサーからのデータ取得が人の幸せに関する知見につながるとは、読み始める前は想定してなかった。店舗の売上改善の事例などは本当に不思議て驚く。センサーとAIにより、これまでと全く違う「改善」があり得るのだという可能性を知ることができた。良書。
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mocyuto
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ウェアラブル端末を使って7年間貯めたデータを用いて分析し、論文化した話。 読み始めは、大したことはやってないだろうと高を括っていたが、実際に読み進めると人間の活動を方程式化する話や組織内での人間の活動と満足度の相関関係を発見したり、今流行りのAIとしてではなく、統計に基づいた結果を出していて、読んでいて面白かった。 人間の活動量が方程式として成り立つというのはびっくり。 こういう研究がしっかりできる大企業がまだ日本にもいることを知れてよかった。
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hisato
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幸福感が上がると生産性も向上する。活気ある職場にすることが経営の重要項目になる。
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T.Matsumoto
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近年バズワードとなった、ビッグデータやAI関連の本の中では、1番の名著だと思います。初期の研究成果のディテールをもう少し知りたいですが、テーマが未来志向で壮大で、痛快です。読み始めは、自然科学と社会科学を無理やり結びつけているように感じましたが、本当にスーパーでの買い物の位置情報からAIで導き出した売上向上策が、「特異点に店員を立たせる」になり、売上が15%増えたなら、因果関係はわからないけど凄い成果です。あー、見てみたい、そんなプロジェクト。
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