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からくりサーカス (13) (小学館文庫 ふD 35)

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びー汰
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ネタバレ出産のために黒賀村へと向かったアンジェリーナ。横浜に残った正二の元へ真夜中のサーカス団長のフランシーヌ人形が現れ、自らの破壊を依頼してくる。一方、黒賀村にはしろがね本部からの指令を受けたギイが向かっていて…。「おまえが、『笑える』時は、おまえがなんの見返りも求めない時だということさ」(´・ω・`)からくりサーカスの中でも屈指の名シーンである「べろべろばあ」でボロ泣きしてしまった。正二の過去編を通していろいろ明らかになり、歯車がはまったように物語全体が大きく動き出した予感。貞義の真意が何なのか不気味すぎる。
0255文字
k. h
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アンジェリーナとフランシーヌ人形のところはほんとに泣けるなぁ。 一巻へと続く謎が明かされるのもあってこの巻はかなり重要な巻。
0255文字
サテヒデオ@ダイナミックひとり
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その夜、ひとつの家庭が生まれた。機能不全を起こした集団を宿す生家から遠く離れて、彼らは己に欠けたるところのあるのを自覚しつつ、緩やかながらも着実に日々を積み重ねて、そして劇的な改心の時を迎える。ついに慶ばしくも切なく哀しい夜が来る。やっぱりイイなあ。
0255文字
 skye
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ネタバレ第三十二幕「微笑(後編)」。サンデー連載時、たまたま目にしたこの回のラストシーンは「これってひょっとして神回ってやつ?」と思って記憶に焼き付いている。順を追って読んでとうとうその回まで来たわけだけども、やはり神回でしたね。/「笑い」とは、他者の行いによってもたらされる現象ではなく、他者との交流により自らの心の動きにより生じるもの、自然と沸きだしてくるもの。こうしてフランシーヌ人形の真実は明かされ、そして新しい疑問が生まれる。自動人形と「しろがね」の闘いとは何であったのか、と。その鍵となるのが「貞義」か。
0255文字
NBかえる同盟
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ネタバレ相変わらずの高いテンション。なんだ、フランシーヌ人形の物語はとっくの昔に完結してたんだ。じゃあ、物語全体を無理に引っ張るこの展開は…、と久々にあれこれ既刊の伏線らしきものを思い出しつつ妄想に耽るほどにこの作品に夢中。
0255文字
うさみP
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絶望的な状況下で希望を託す藤田さんの持ち味が輝く本巻。もしも一人ぼっちで理屈と理屈の狭間で迷ったときこそ、ニカッと笑ってやれ。何かの見返りの為ではなく自分の為に、自分の為の笑顔が他人を幸せにする。復讐の舞台を降り人としての細やかな幸せを生きるアンジェリーナ、笑顔を求める放浪の旅に疲れ自らの破壊を望むフランシーヌ人形・柔らかい石を追う若く冷徹な追跡者ギィ。憎しみ合うしかなかった者達を繋げるアカチャン(エレオノール)は偉大だなぁ。アンジェリーナ達の祈りを歪ます「貞義」とは一体ナニモノなのだ。
0255文字
Souichirou Takenaka
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幸福な日々。
0255文字
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