形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
ヘイトがたまる作品だけど大きなざまぁがないのに絶妙なバランスが保ててるのが凄いよね。逆境にも関わらずポジティブな西野、ぶんころり神様のdisりワードでのクスリ、ちょっとでも報われる瞬間を作る、極一部でも好意を抱いてくれる人がいるなど。笑いとヘイトのバランスがギリギリでいってる感じだわw どこまでも不憫だけどポジティブな西野が好き。今後も西野を応援していきたい。3巻のあらすじ見たけどなんでこいつらいんだよw 頑張れ西野!(8/10)
今回好きだったぶんころり神様のdisりワード→「他者から認められる機会など皆無の人生万年ソロ野郎である」
この作品のテーマはタイトルにもあるように学内カーストだと思われ、主人公がそこまで悪いやつでもないのに気づくと最底辺に位置してしまっている。読者の視点から見れば余程竹内くんや清水さんの方がクズなのに、そう考えると学校という閉鎖空間においてのヒエラルキーの在り方云々という深そうな問題に関わりそうなところを、最低レベルの下ネタと鋼メンタルの主人公の不屈さによって謎の軽妙さを生み出している、まっこと不思議な作品。
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