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おいしいものと恋のはなし (文春文庫 た 3-56)

感想・レビュー
79

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ちゅこりんたん
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婚約 が面白かった。というか1番可愛い女の子だった。 他の話も、あぁばかだなぁ、でもそうしちゃうことあるよなぁ っていう頷きたくないけど頷いちゃうみたいな話だった。
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どすこい世紀末
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"婚約"に出てきた主人公陽子が自分そっくりで鬱になった。 絶妙に空気読めなくて変な空気になってから気づく感じとか自分で恥ずかしくなるのとか辛い。 とにかくこの本辛い、美味しいものとかいう以前に好きな人に絶対隠したい女の部分が見えすぎてて辛い。
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E
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ネタバレエッセイかと思いきや短編集。田辺聖子、読むとそんなに面白いとは思わないのに、なぜかたまーに読みたくなってしまう。思いっきり時代を感じる内容で、この時代に生まれんくてよかったと思う。恋愛および結婚至上主義やし、あかんたれの男ばかり出てくるし(そしてそれをなんだかんだ許す女たち)、そんな男ありえへんと思う奴ばっかり、でもたまに読みたくなる不思議。ごはんが出てくる短編を集めているので毎回ごはんが出てくるけど、おせいさんの書くごはんってあくまで小道具のひとつって感じで、すごい食べたい!と悶々となるような感じでは
E

ない(これは別に誉めても貶してもいない)。あくまで人や会話が主役の話と思う。こてこての大阪弁に、亡き祖母を思い出す。でも祖母でもここまでではなかったかなあ。現代に生きる私とは正反対の価値観の登場人物たち。だからこそ読むのかも。「卵に目鼻」の、秘密の書き方が好き。「秘密は自分だけがこっそりと瓶に蓋をして、貯えておけばよい。そして、ときどきそっと蓋をあけ、柄の長い銀のスプーンをおろして、静かに内容(なかみ)をかきまわし、一さじすくいあげる。舌にうけた甘い秘密の蜜の味を、

01/13 15:57
E

音なく嘗めてたのしんでいればいい。」P14。うっとり。イラスト:イオクサツキ、デザイン:大久保明子。表紙かわいい。

01/13 15:57
0255文字
ぱん
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関西弁なので、痛快で、軽やか。 『婚約』と『わかれ』の短編がすきかな。 ここぞで決めきれないダメな男に、 しゃーないな♡と付き合ってあげる女性の方が多く描かれるので、それが関西女性の気概ということで描きたかったんだろか。 私はイライラしちゃうけど。。 読み終わってみて、タイトル見て、 あれ?美味しいもの出てきたっけ?って思って、 とまた見返した。。 注意散漫に読書してます。笑
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こゆういきか
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ネタバレちゃんと田辺先生の本を読むのは初めてか、、、?短編集で読みやすいけれど、これぞ昭和の大阪の世界観と、()の使い方にイマイチ入り込めず。登場する食べ物は美味しそうで、去年行った大阪を懐かしく思う。「トシのせいやない、それは金属疲労とでもいうのんか、人生にちとヒビが入っとんのやな」「金属疲労は若うても出てくる。人間は金属疲労が出てからがホンモノやな」
0255文字
ゆうだい
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好きな人と食べる味は後から思い出せないけど、 その時食べていたものを食べるとその人の事を思い出すのはなぜだろう
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もりの
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夫に冷たくしちゃう妻の話が良かった。
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怠ケモノ
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強い表現が多く、時代を感じる短編集だった。大阪弁の会話によって何となくさっぱりした印象を受けるが、女性同士の嫉妬心や年上女性への薄い軽蔑した感情は、少し気になった。「婚約」と「百合と腹巻」が特に面白いと感じた。おいしいものの前では皆、心がほぐれて無防備になるから、恋が生まれるのかもしれないと思った。
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おはぎ
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昭和の大阪、男女の物語9つ。喧嘩や告白のシーンも関西弁だとなんとも愛嬌があって良いなぁ。当時の価値観も見えて面白い。
0255文字
こけこ
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甘くてせつない、昔の恋を思い出した。出てくる女の子たちは、みんな強がって頑張ってる。健気で可愛い。恋をして、美味しいものを食べて。それが幸せなのかもしれない。
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aof
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田辺聖子がおいしいものと、恋の話をするなら、読まないと!という感じの本。 昭和の価値観にヤバみを感じつつ、人間関係のふわんとした機微は毎回、田辺聖子にしか出せないよなぁと思う。 自分の恋愛とかに当てはめて、心があったかくなった。バレンタインに友情を語るおじさん、めちゃ良かったな。
0255文字
Kanam
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途中で投げた。読んでられない。
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yukiko1113
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田辺聖子節短編集
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読書熊
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大阪の男と女。ウェットでユーモラスな空気
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鍵ちゃん
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別れた恋人と食べるアツアツの葱焼き、結婚する気のない男との一泊旅行で買った駅弁、恋の悩みを打ち明ける女友だちとつつく焼肉、浮気夫のために作るビフテキ。男女の仲に欠かせない「美味しい料理亅と「恋亅は表裏一体。すれ違いつつも寄り添おうとする男と女たちの9篇からなる恋の短編集。前半は大阪弁炸裂していたが、何故か後半は標準語だったのが不思議でした。しかし一つ一つ話が面白く一気読みでした。女30過ぎたらオバさんかよ!と言いたいことが多かった。
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hirorin
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全編、大阪弁で書かれているので会話文がするすると頭に入る。短編集なんだけど、かなり以前に書かれたものが多いので、普通に「ハイミス」「いき遅れ」「ブス」など出てて、今だったら大NGだろう。おいしいもの、高級料理じゃなく、どこにでもありそうな、でも行き届いていて関西の味だから薄味で季節感もあって~そんなものと恋愛話が絡められている。私は、聖子さんの本は短編が好き。昔は、ほとんど読んでいたなあとなつかしくなって手に取った。読んだものも収録されていたけれど、年を取って読むと又感じ方が違う。笑いながら読んだものも。
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ちろ
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★★★★★
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キヨ
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現在、再放送中の田辺聖子さんの自伝的小説をドラマ化したNHK朝ドラ「芋たこなんきん」が面白くて、小説も読んでみたくなり、手にした一冊。美味しい料理と恋愛をテーマにした9つの短編集。ジャスト私の「青春時代_昭和」感が満載。ドはまりの小説でした。
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ろここ
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一筋縄ではいかない恋の話たち。関西弁でぽんぽん会話が進むのがいいなぁ。なんか愛嬌みたいなのが字面から伝わってきて、よい。25歳過ぎたら年増扱い、行き遅れ懸念みたいな展開になるのが昭和〜と思う。自分の好きな格好をすることで内面も豊かになる「卵に目鼻」、夫に文句ばっかり言ってる妻が浮気されたあとの顛末とステーキを味わう姿が面白い「どこがわるい」が好き。
0255文字
ymda
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おいしいものと恋がテーマになっている作品を集めた短編集。年代もバラバラで1978年のものから2010年のものまで。やはり古いものは「当時はこれがテーマになったんだろうな」という感想を抱いた。そういう意図で選ばれた訳ではないと思うが、時代の移り変わりを感じられるラインナップだった。
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おいしゃん
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関西を舞台に、恋模様と食べ物をからめた短編集。 30年ほど前の文章なので好き嫌い分かれそうだが、まるで獅子文六のようなユーモアあふれる文体はストライクだった。 どの短編の男女もどこか抜けたところがあり憎めず、つい応援してしまう。大阪滞在中に読めたのもよかった。
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読書家さん#初代gKP5Xz
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おいしい料理と男女の恋の短編集。自分が関西弁が好きなおかげか、会話のキャッチボールがすんなり入ってきた。どの話もちょっとお節介を焼いてしまうほど相手のことが大好きで、でもそれをストレートに言えないツンデレなところがすごく良かった。『婚約』は特に良い話だった。
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橘
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呑み歩きしてるの良いな。下戸には羨ましい。田辺聖子さんの描く男女関係、「しょうがないなぁ」でだいたい出来てる気がする。「卵に目鼻」「金属疲労」が好きです。卵に目鼻は良かった…ありのままを良いね!って言われるのも素敵だけれど、今の感じよりやりたいようにやるのが良いと思う!って言われてやってみる!ってガラリとイメージ変えられる美智子さんが素敵。変化するのって怖いけどやってみたら楽しいし、お多福からベティちゃんはかなり格好良いです。幸あれ。わたしはどうなろうかな〜
橘

前に読んだおせいさんアフォリズム集で目に留まった文言がある、「ちさという女」をがっつり読みました。ちょっと寂しかったです、ちささん。

04/20 22:22
0255文字
徳力白梅
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別れた恋人と食べるアツアツの葱やき、結婚する気のない男との一泊旅行で買った駅弁、恋の悩みを打ち明ける女友だちとつつく焼肉、浮気夫のために作るビフテキ…男女の仲に欠かせない「おいしい料理」と「恋」は表裏一体。すれ違いつつも寄り添おうとする男と女たちの、せつなくてかわいくて、ちょっとビターな9つの恋の物語。/お前は五年前から来た奴か!恋愛知識No. 1リア王より。勿忘草山森
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ジムノペディ
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ネタバレ『卵に目鼻』『婚約』はとても良かった。特に『卵…』は、周囲の目を気にせず着たいものを着た方が幸せにつながるという話。確かに!▼『ずぼら』と『わかれ』の結末はダメ。その男はやめときなはれ。▼『百合と腹巻』のデート場所・ポートピアランドは今はもう無い。隔世の感あり。【読んだ理由】食べ物の話が好きだから。
hirorin

同じくです。その二作の男性は、私も止めた方がいいと思いました。ポートピアランドが、なくなってる。これまた、同じく隔世の感ありありです。

09/08 22:58
ジムノペディ

ですよね~。田辺聖子さんがお好きだった宝塚歌劇の本拠地の宝塚ファミリーランドすら、もうありませんものね。

09/09 09:20
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kounaien2
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ネタバレ30歳前後の女性の気持ち、寿退社がなんとなく終わりつつある時代の女性の気持ちが読んでて楽しい。 よそから見れば大抵のカップルは付き合うことで困ったり揺れ動いたり大変なことの方が多い気がするし、スペック的にはこっちの人と付き合った方がいいんじゃない?と思うこともある。でも二人の関係をよく見るとそれでうまく釣り合ってたりする。そう思えるのは田辺聖子さんが男女両方の気持ちを書いているのと、関係を書いているからだと思う。あと割にハッピーエンドが多い。
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nemuro
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今般、田辺聖子の本を読み始めたキッカケは林真理子。というか『最高のオバハン ~中島ハルコの恋愛相談室~』を読んでいたらなぜか、これも面白いがこうなると田辺聖子も読まねばなるまいと勝手に思いついてしまった。とりわけ東京一極集中(北海道にあっては札幌一極集中)に拍車がかかる中、大阪とか神戸とか、東京以外のマチが舞台の話は妙に新鮮。収録の9編。作品の当初発表がいつなのか定かではないが、巻末に「現在では差別的表現と受け取られかねない表現が含まれていますが」ともある。田辺聖子の「恋のはなし」はカラッとしていていい。
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かすみ
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どれも可愛らしい短編で、読み終わると、なんかいい話聞いちゃったな、という気になる。あんまりわかりきったハッピーエンドが好きじゃないわたしも、これはそういうわかりやすさはなくて、どっちに転ぶかわからない男女の駆け引きだから、とても楽しい。まあそんなに焦って思い悩んで深刻な顔する必要ないなって思わされる。
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カッパ
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『あかんたれ』という言葉が妙に頭に残った。綺麗な恋ばかりが描かれてはいない。酒気帯び運転にむかったときたり。腹巻せいや!とばかり言う男とかね。おいしいものも決してきどったものばかりではないんだよな。
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AkiTakahashi32
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『おいしいものと恋のはなし』というタイトルに惹かれて手に取った、この本。 様々な男女の9つの恋の物語なんだが、『〜しくさってからに』とか、『〜何さらしとんじゃ』とか、強烈な大阪弁にびっくりし、ちょっと引いてしまった。 物語の内容は、それぞれそれなりに面白かったのだけど、あまり物語に、気持ちが入り込めなかったというか…。 自分がそんな言われ方したら…と想像してしまって。 少し前の時代が舞台やと思うけど、今どき、あんな喋り方なんかなぁ。大阪弁。
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大和桜289
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本書は1975年から1998年にかけて別途書かれた九作品を収録して2015年7月に発行されたもの。前半はお聖さんらしい関西弁と関西テイスト満載の妄想炸裂で笑い転げる。が、後半あたりからは徐々に苦みも強まりちょっと深刻というか、かなんなぁという感じも添えられる。でも、男女の気持ちや交情はいつの世も変わらぬものだし、しかも昭和の香りも濃厚な関西圏の情況を眺めるお聖さんの視線は哀しくも優しい。愛しいお方と一緒に口にするものは何でも特別の味だろうし、惚れてしまえばあばたもえくぼ。そうでんなお聖さん。良い気散じ。
0255文字
バーベナ
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『ちさというおんな』は怖かった。昔職場に全く同じようなおばちゃんが居た。財布の開け方をわすれてしまった人。『どこがわるい』もコワい。。
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はいはっとちゃん
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日曜日の夜に最適な短編集。100点じゃなくても、愛して前に進んでいこうと思えるし、立ち止まってもよいのだとも思える。読んだら関西に行きたくなるな、大阪でおでん食べたりしたい。
0255文字
ぱぽ
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0255文字
umico
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常に酔っ払ってるわがままで女性蔑視の40代のおっさん…。時代…?結婚する女性を片付けるっていうのも。結婚したら退社する不文律を、わりに古い体質とかでさらっと流す気持ちも。「メシは」は?知らんやん。なんで女が男を怖がってるのが普通なん。はじめから最後までむかむかする。イライラポイント数えるためだけに読み切った。田辺さん…時代は確実に良くなるほうに向かっていると信じたい。こんな時代もあったんやな。馬鹿みたい。って笑えればよい。
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pp
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「夢とぼとぼ」と「百合と腹巻」の男性、愛おしいな
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理子
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田辺さんが書く男女は、彼らがどういう関係であれなんだか羨ましい。付き合ってんのか何なのかわからない頃から結婚ウン年の夫婦に別れた二人に…どれを取ってもこんな関係でいられたらなんとなし楽しい人生なんじゃないかなぁと思う。たまにこんなこと言われたら辛くてやりきれん、というのもあるけれど。茹で卵の白身と黄身の例えなんて誰が思いつくのか。秀逸すぎて天を仰ぎたくなった。237
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カブ
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美味しいものにはめがない。 登場するおいしいものは、それ程特別じゃないけど、著者田辺聖子が文字にするとたちまち特別なものに…。大阪弁と恋の話のエッセンスが混ざるともっとおいしそうだ。
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ym__15
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時代が古いせいか関西弁のせいかイマイチ話に入っていけず、、 けっこう時代を感じる作品ですね。
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あずさ
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「婚約」の主人公のそそっかしさがおもしろかわいい。葱焼きおいしそう。
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おいしいものと恋のはなし (文春文庫 た 3-56)評価70感想・レビュー79