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生命の星の条件を探る (文春文庫 あ 76-1)

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Shoichi Kambe
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生命が生まれる星の条件 16-恒星∶中心で核融合反応を起こし、自ら光っている。…生き物がいる可能性のある星は、自ら光らない惑星。 119-「地球の特徴は、①海、②プレートテクトニクス、③大陸、④生命、の4つが存在することに集約される」…この4つはいずれも、太陽系の他の惑星には存在しません。…①~③はそれぞれ、①液体の水という媒体、②二酸化炭素循環による適温の維持、③材料の供給、という形で④生命に関わり、生命は酸素の発生によって環境を変え、結果として知的生命体が存在できる環境を作ったと言えるかもしれない。
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kaneKlenz
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via https://twitter.com/yubais/status/1524391460216270848 /知識の大枠がカール・セーガンの本でドレイク方程式を読んだあたりで止まってたので、新しい知見がてんこ盛りで目からウロコが落ちまくり。惑星の持つ水の量そのものがここまで効いてくるとか、実にエキサイティングで面白い。
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yes5&3
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再読。水はありふれた元素でできた液体状態の範囲が広い極性物質というのを冒頭で改めて認識した後、海惑星より陸惑星という著者の研究成果(解説参照)が印象強く、最も他人に語りたいところ。酸素は生物には毒だが高等生物には必要、月と木星がなかったら、など大きなスケールの話が素人にもわかりやすく書かれている。著者はALSで3年間掛けて魂の執筆(残念ながら2018年逝去)。この後に中国のSF「神様の介護係」(折りたたみ北京)を、この本に思いを寄せながら読んだ。
0255文字
mitei
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生命の星が出来る条件とはという面白そうなタイトルで手に取った。 逆にどの星でも生命が誕生していたらそれはそれで先に進化した生命が他の星に乗り込んで争ったりするからそれくらいの割合が宇宙全体でも最適だったのかな?と思う。 どちらにしても居てもいなくても簡単には交流できないだろうし、生命が他の星にいても人類に万が一のことがあったら移住出来るかも?という期待くらいしかないとドライな事も思うが、人類が出来たのも凄い条件が整わないと成り立たないのは理解できた。単に水があればいいという問題でもないのは意外だった。
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hukkey (ゆっけ)
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生命が存在できる条件は何か、未だ全て解明されていないからこそ探ろうとワクワクする一冊。満足な読後感。学生時代から欠落してきた知識でも、少し頑張って背伸びすれば解釈できる程良い難易度。筆者は地球を奇跡の星という表現をしたくないとし、もし水の量が1/10だったら、もし大陸がなければ、もし月や木星がなければ、そんなifを次々に突破すると奇跡的に見える。でも地球人は移転できなくとも、ハビタブルゾーンで恒星の寿命や潮汐力までの条件が整えば、環境に適した独自の生命はいるような気がしてくる。プレート運動の重要さが意外。
0255文字
Mits
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真剣に考えると、案外条件はいろいろとあるようだ。でも、コンタクトできるかといわれると、相当難しそうだ。こういうことを研究してる人がいるってのが大事だよね。
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tnyak
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あの星のどこかに、我々と同じ生き物がいるのか?最新の知見を交えながら、この問いの現時点での答えとして、生命が存在できる惑星の条件を記した良書。様々なifを想定した上で、理論や数値実験の緻密な分析から科学的なエビデンスに基づく解説(理解が難しい箇所もあったけれど)をわくわくしながら読み進めました。
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マーム
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ネタバレ多くの生物を宿す地球は、奇跡の星と呼ばれますが、著者はそういう言い方を否定し、「いくつかの条件が整えば、地球と同じような環境が生じ、生命は進化しうる」と考え、その信念に基づき、生命が存在できる条件について論じます。でも、生物誕生の条件が一つ一つ整ってきたプロセスの中で何か一つでも欠ければこの星にこんなにも生命にあふれることにはならなかったと思うと、やはり「奇跡的」という表現を使いたくなります。著者が研究の道半ばでALSにより他界したのは残念ですが、生命発生の条件が解明される日を楽しみにしたいと思います。
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jolly
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これはすごく勉強になった。でも内容が濃すぎてほぼ身には付いてないと思われる…
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陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
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那覇空港にて購入。飛行機の中で。海底噴出孔を知り宇宙には生命があるのを確信してる私に、ハビタブルゾーンは知ってるけれど、生命の定義、条件、そして陸惑星と海惑星の種類で水や大気循環、地球システムについての再考。知的生命活動には酸素が必要で陸地に上がる必要がある。ドレークの式は観測機器の進化により次々と発見される系外惑星や銀河に寄って更なる可能性が高まる。地球型惑星が沢山あるという事。木星や土星の衛星への期待。ワクワクが止まらない一冊です。2018年1月に亡くなられたそう、、もっと早く読んでおけばよかったな
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

夏休みの自由研究を天文にした子にアドバイスをしたのだけれど、その子が中学になり科学部に入ったのでプレゼントしてきました!

06/18 01:07
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

友達の子の成長を見るのは楽しい。

03/01 22:54
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uD
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奇跡の星=人間をはじめとした生物が生きていくのに最適な環境である(特に液体として「水」が存在している) 著者は地球を”奇跡の星”だとはあまり考えていないようです。 生物が環境に適応して進化してきたのだから、むしろ地球の生物は地球で生きることができて至極当然である、そして地球外に生物を探すのなら地球という環境=生物が生きることのできる環境と、決めつけずに行なうべきだといったところでしょうか。 いずれにせよ、突拍子もない想像や仮説からすべては始まりますよね。未知の分野は特に。 宇宙ってワクワクします
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