読書メーター KADOKAWA Group

瑕疵借り

感想・レビュー
217

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
カラヤ3
新着
4つの訳あり物件の背後にある物語4話。それそれの主人公が癖の強い人物ばかりだが結末はなんともいえないハートウォーミングでホロっときてしまった。
0255文字
johngaraman
新着
短編4本入り。新しいほうの奇妙の一軒家を読んでいたが入れ替わりの影響なく人間ドラマを満喫。一本目二本目は終盤うるうるしてしまったな。 心理的な瑕疵は気にするけれど最後のやつなんか特段の事件性もないのに本人の愚かさで瑕疵物件になる雰囲気だから余程注意してタヒらないといけないよね。 根底にお勉強はちゃんとやろう。というメッセージがあるようにも思う一冊。
0255文字
headbanger
新着
2作目を先に読んでしまい、それならばとこの1作目を手に取った。1作目は短編集。とても良かった。正当な順だったら逆に残念だったかも。
0255文字
miaka
新着
ネタバレどの話も面白いんだけど、印象深かったのが『保証人のスネップ』。 牧島は最初はどうしようもない男。いい年して他責志向、自分が安易に手を出した名義貸しで作った借金を高齢の親に払わせる。その名義貸しがきっかけで巻き込まれた事件で知った鳴海遥香が哀しい。彼女が作っていた動画は大家さんを信じさせる事が目的だったんだろうけど、何度も作っているうちに、心の支えにもなっていたんだろうなぁ。
0255文字
takao
新着
ふむ
0255文字
mentanpin
新着
#96 最終話のHIGHOPのこと書いてるのが笑えた。
0255文字
ちなぺ
新着
(内容紹介より)原発関連死、賃借人失踪、謎の自殺、家族の突然死…。訳あり物件に住み込む藤崎は、類い稀なる嗅覚で賃借人の人生をあぶり出し、瑕疵(かし)の原因を突き止める。連作4編を収録した“賃貸ミステリ”。
0255文字
たっくん
新着
ネタバレ賃借人が死んだり事件事故が起きたりして瑕疵が生じた物件に住む「瑕疵借り」、藤崎達也。どうすれば瑕疵が洗い流せるか、原因を追究していく・・コンビニ店員に妹の影を見ていた、白血病で亡くなった福島第一原発除染作業員(土曜日のアパート)他人を義兄と偽り保証人にしていた、失踪した就活中の女性(保証人のステップ)退職をほのめかす手紙を残し室内で首つり自殺したブラック企業社員、哀しい抑速と生命保険免責期間(百尺竿頭あり)母の突然死に呆然の短大生、遺品を巡る父の奇怪な態度(転機のテンキー)涙の賃貸ミステリ。面白い。
0255文字
まり
新着
図書館本。この話の先の話から読んでしまって後から前に出ていたこちらを読んだ。順番が逆になってしまったけど。藤崎が淡々としているけど…暖かく感じた。それに観察力と言うか何故そこまでわかるの?と感心する。そしてみんな藤崎が出した事柄に納得すると言うか納得出来る。藤崎のおかげて何か最後は安心できるけど…でも結局そこに行き着くまでの話は辛いことが多すぎる。
0255文字
しっぽちゃん
新着
【MOK図書館】★★★☆☆
0255文字
niko-08
新着
続編が出たようなので、こちらから順番に読んでみようかと…。いつもの松岡作品とはちょっと違う感じだったけど、藤崎の鋭さはやはり松岡作品だなと。どの話も最後はホッとできた。続編では藤崎本人も話もあるのかな?
0255文字
黒猫のにゃん♪
新着
松岡圭祐さんのちょっと違うタイプの小説。短編集だったけど、どれも味がある感動作で、本当に今1番好きな作家だなー。まだまだ未読の作品が多くあるので楽しみだわ。瑕疵借りという不動産界の隠語、そういえば賃貸物件には特別募集住戸といって、半額の家賃で1年間だけ住める、とか、あるよなーとか思い出した。(読後感はじめっとする…笑)
0255文字
おしょも
新着
ネタバレなるほどー。確かにこういう話しは聞いた事あるけど、なかなか切ない内容。次巻では藤崎さんがどうしてこの仕事をするようになったのか…が明かされるのかな。楽しみです。
0255文字
二分五厘
新着
貸借人が死んだり事件事故が起きたりして、瑕疵について説明義務が生じた物件に、あえて住んで、瑕疵の度合いを軽減させる人=瑕疵借り。前にアパート物件を検索した時に、何軒か『心理的瑕疵あり』の文字を目にすることはあったから、どうしてもその瑕疵を帳消しにしてしまいかねないこの職業?には釈然としないものがあった。知らないで入居することになったら…なんて。瑕疵借りの藤崎が入居することにより、動き出す故人の思惑や願い、それは関係する人に様々な後押しを促していくものでもあり…。タイトルだけ見てホラー系かと思ってしまった。
0255文字
きあら
新着
瑕疵の度合いを下げる為にあえて瑕疵物件に住む、瑕疵借り。藤崎は瑕疵物件に住み、瑕疵を洗い流す4つの短編。住んでいる人が死ぬ事で瑕疵物件になるけど、残された者は割り切れない思いが残る。その思いを藤崎が汲み取るのだけど、亡くなった人の思いがとてつもなく切なくて心が痛くなる。
0255文字
毎日が日曜日
新着
★★★
0255文字
aquamarine
新着
様々な事情で賃借人が亡くなったり失踪すると、その物件は訳あり物件と呼ばれる。物語はそんな物件の瑕疵を洗い流すために頼まれて住み込む藤崎による連作。どの物語も賃借人の関係者視点で進むので、残されたものの気持ちを思うと本当に痛々しい。最初が原発関連死だったこともあり(読み始めがちょうどその時期と重なった)辛かったが読むべき本だったと思う。瑕疵物件から想像される怨念や無念が渦巻くのではなく、実際は何があったのかを紐解く社会派ミステリだと感じた。見えなかったものが見えた時、賃借人たちの鎮魂を願わずにはいられない。
aquamarine

のぶのぶさん♪ありがとうございます。空き家の問題は年々大きくなっていますね。この本は少し重い部分がありますが優しいお話です。ぜひ出会ったら手に取ってみてください^^

03/16 10:23
aquamarine

ゆかちゃん♪一編目が原発関連だったから余計に社会派だと感じたのかもしれないけど、シリアスというか深いお話でどれも良かったよ。逆に2作目がエンタメよりだと聞いて私もちょっとびっくりしちゃった。藤崎さんはこちらでも謎の人物よ(*´艸`*)2冊とも読めば何かがわかるのかな?偶然の同時読み嬉しかった♡

03/16 10:25
4件のコメントを全て見る
0255文字
はつばあば
新着
はぁ重かった・・人ってそれぞれに重荷を背負っているんですね。私の祖父の時代・・明治の人は特に土地や家に一言が多かった。あそこの家は土地がよくないからとか、あの家は昔から問題のある家だったとか。そして借家人が家を建てて出るとこの家は縁起のいい家だからとか。この本に限り大家さん泣かせではありますが今の時代誰にでもありうること。幸せであるといわれた我が家の土地や家も私が孤独死でもしてしまえば、傷モノ物件として娘達に売られるのでしょうか😅。この歳まで貧しいながらもなんとか幸せにくらせたのは・・やっぱり土地?
0255文字
ドットジェピー
新着
面白かったです
0255文字
akipon
新着
瑕疵借りの新刊が出るということで、前巻を読もうと思った。ちょっとだけ、心温まる感じ。
0255文字
あずとも
新着
様々な理由で瑕疵物件になってしまった部屋に住む「瑕疵借り」を生業とする藤崎がその部屋に隠された真実を解き明かしていく4つの短編。瑕疵物件事件に関わる人物の視点で物語が進んでいく。事故物件に当座住むことで、賃借人への告知義務を軽減させる狙いの瑕疵借り、初めて知った。
0255文字
yuzu
新着
★★★★☆
0255文字
真理そら
新着
瑕疵物件になってしまうと借り手が居なくなったり退去者が増えたりして大家さんは困ってしまう。そこに瑕疵(心理的)を浄化するために一時的に住む瑕疵借りという職業?の藤崎の需要がある。薬剤師になるためにクリスマスケーキや恵方巻のノルマに苦しみながらもコンビニのバイトを続ける琴音、40歳過ぎても無職の牧島、還暦手前で失職しそうな昭夫、母を突然死で失った結菜がそれぞれ事故物件に関わったために藤崎と知り合いドラマが展開される。4編からなる連作短編集。切なく温かくなぜか前向きな気持ちになれる読後感。
はつばあば

頂きました(^。^)

03/06 10:24
0255文字
Masanori  Makino
新着
瑕疵物件に住むことで瑕疵となった原因を取り除く。 いずれのケースもサクサク読める。 ミステリーかと思われたが、瑕疵物件に関わった人々のヒューマンドラマ。
0255文字
ann
新着
想像していた内容とは違っていた。2話目で連作短編だと気付いた。連作短編はあまり好みではないので、リタイアしようか迷いながら読了。自分的には可もなく不可もなく特別な感動もなく。明日には内容も忘れてしまいそうだが、そんな作品も実は結構ある。すみません。
0255文字
0329 g
新着
原発、ロンダリング
0255文字
りー☆   低浮上気味
新着
ネタバレ訳あり物件に住む「瑕疵借り」を生業とする藤崎がその部屋に隠された真実を解き明かしていく4つのお話。犯罪が絡んだミステリーかと思いきや、その物件に住んだ人々が懸命に生きた証を見つけ出す切ないヒューマンドラマでした。 藤崎が瑕疵と向き合い部屋を浄化していく様はお見事。そしてその部屋に係わった人々や家族も一緒に救われていくのがとてもよかったです。
やも

りーさん、面白そうですね!!読んでみたい、読みたい登録ぽちっ😆

03/09 09:18
りー☆   低浮上気味

やもさん、ぜひぜひ😆✨

03/09 12:45
0255文字
理恵子
新着
ネタバレ図書館のスタッフさんのおすすめの本。面白かった。このように物件をきれいにしてくれる人がいたら不動産屋はどんなに助かるだろう。でもこんなに優秀な人はなかなかいないだろうな。
0255文字
ナリラウギス
新着
ただの小洒落たタイトルと、賃貸関連の事件を誰かが解決するのかなーと思ってた。全然違った。瑕疵物件の真実を、残された人々にわからせる話。毎話の終わりはホッとする。藤崎さんすごい謎だらけだけどね。
0255文字
うちぞう
新着
松岡さんのこの手の話しは好き
0255文字
ぷっぷくぴー
新着
あらすじに賃貸ミステリーと書かれていたが、ミステリーと言うよりは物件を巡るヒューマンドラマという印象。短編集ゆえか、どれもあっさり解決で個人的には少し物足りなかった。
0255文字
rockwave1873
新着
万能鑑定士シリーズを書いた松岡圭祐の作品。主人公の経歴、卓越した推理・捜査能力の由来は明かされないが、相手方の家族の話として読むと面白かった。「不動産の事故物件に残った想いを解放する」と言う事をテーマにした着眼点も良いと思う。1話、原子力発電所の作業員と学費の為にコンビニで働いている女子学生の話。2話、引きこもりの男性が保証人になる話。3話、出来の悪い次男が家族の為に自殺し生命保険を残す話。4話、パティシエになりたい娘と親の気持ちのすれ違いの話。あっと言う間に読み終わった!
0255文字
ゆき
新着
ホラーかと思ったら違いました。 読みやすくてさらりと読み終えました。
0255文字
あきほ
新着
44/30 ミステリー感もあり結末を予想しながら楽しみつつ最後まで読めた。 1話ずつドラマにしても面白そう
0255文字
くらげ
新着
ネタバレタイトルで手に取った。図書館本。 予想以上に好みのテーマだった。 客とバイト、保証関係にある赤の他人、家族、名前がどうであれ結局は人と人。 章ごとの主人公の視点で描かれていて、共通する最重要人物についての説明が他者から見た主観的な情報しか書かれていないのがこの作品においてはプラスに感じた。その反面、もっと知りたい、一体何者?という興味も大きい。 たまたま出身県が舞台になっている章があり、そのテーマも覚えがあるものだったので、手に取ったことに運命を感じた。
0255文字
トニー
新着
亡くなった人も巻き込まれる人も皆いい人だった 意外な感じ もうちょっと悪い人だったら短編ではまとまらなかった?
0255文字
フィット
新着
1.土曜日のアパート、薬剤師を目指すコンビニバイトの大学生吉田琴美、ノルマ分を買い取ってくれる下心無い中年の客(峰岡修一、原発作業員)白血病で死亡2.保証人のスネップ、34歳以下ニート、59歳以下スネップ、牧島譲ニ40歳が鳴海遥香(他人)の保証人になってしまう3.百尺竿頭にあり、梅田昭夫、息子睦紀(縊死)自殺するために働き保険加入4.転機のテンキー、小さい頃からパティスリーを夢みていた西山結菜、父に反対され反抗期、母が突然死か?瞬間死で変死扱い、転居せざるを得なくなる。母は元パティスリー。瑕疵借り藤崎達也
0255文字
燈
新着
ネタバレ訳あり物件の瑕疵告知義務を失効させる為にあえて入居する『 瑕疵借り』に居住する人物が住む事になった部屋を舞台に起こる短編賃貸ミステリーで…どの話も瑕疵物件にあたるんですが…読み進めるうちにじわじわと心に迫って来るような話ばかりでしたヽ(;▽;)ノ 個人的には3話目の『 百尺竿頭にあり』の自殺してしまった男性の動機とご家族を思う気持ち…ご家族が真相にあたる過程がボロボロ泣ける一冊でした
0255文字
きりん
新着
様々な理由で瑕疵物件になってしまった部屋をめぐるエピソードと、その瑕疵物件に入居する謎の青年。青年のホームズ並みの洞察力すごい。"瑕疵"と聞いてもっとホラーチックな話かと思いきやまさかのイイハナシダナー(´;ω;`)でした。もうちょっと読んでたいしドラマ化しても面白そう。☆5/10
0255文字
しろりん
新着
ネタバレ重たい話題にも関わらず、どの短編もさくさくと読めてしまう。それだけ興味深い展開だった。どの話にも瑕疵物件を借りる藤崎達也が現れる。藤崎自信は自らが真実を探して動き回るわけではないが、前の住人らから話を聞くと、彼らの疑問を見事に解決してくれる。清々しい。どの話題も人が亡くなっているので、その人生を考えるととても重たい。保証人のスネップが特に印象的だった。誰かに必要とされ、そしてその思いに応えて生きていけたら、より輝いた人生になるだろうと思った。
0255文字
全217件中 1-40 件を表示
瑕疵借り評価64感想・レビュー217